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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第16話ハクタイジム、ナタネ戦」

アイコ現在の手持ち
モウカザル、ムクバード、ヨルノズク、イシツブテ
 
 ハクタイシティの南側にあるジム。そこへアイコは入っていった。ジムは草タイプらしく木や草が生えていて中央には花を模した円が描かれている。その中央にナタネがいた。
「お、やっと来たね」
「ナタネさん、勝負に来ました!」
「自信満々じゃん。何かあったの、うーん、ますますあなたに興味が湧いてきたよ。じゃ、バトルしよっか」
 アイコとナタネはそれぞれのボールを持った。
「ムクちゃん!」
「スボミー!」
二人はボールを投げて、ムクバードとスボミーを繰り出した。
「スボミー、しびれごな!」
 先に動いたのはナタネだった。ナタネの指示でスボミーはしびれごなを飛ばしてきた。
「ムクちゃん、かぜおこし!」
「ムク!」
 アイコの指示でムクバードはかぜおこしを起こしてしびれごなをスボミーのほうへと飛ばした。スボミーは慌ててつぼみを開いてしびれごなをしまった。
「ムクちゃん、追撃!」
 アイコの指示でムクバードはスボミーに接近した。
「スボミー、もう一度しびれごなよ!」
 ナタネは待っていたとばかりに指示を出した。スボミーはつぼみを開いて先ほどしまっておいたしびれごなをムクバードに浴びせた。
「ムクバー?!」
 しびれごなを直撃してしまったムクバードはまひ状態になってしまった。さらにスボミーはやどりぎのたねをまいてムクバードを絡め取った。
「スボミー、いあいぎりよ!」
 ナタネの指示でスボミーは接近して、いあいぎりでムクバードを攻撃した。さらに連続的にいあいぎりで切りつけていく。まひ状態のムクバードは思うように動けない。さらにタネの力で体力を吸われていく。
「さあ、アイコちゃん、どう出る?」
「ムクちゃん、がむしゃらよ!」
「ムクバード!」
 アイコの指示でムクバードは力を振り絞って、がむしゃら攻撃をした。攻撃を受けたスボミーはムクバードと同じ体力まで下がってしまった。よろめくスボミーにムクバードは、からげんきをしてスボミーを攻撃した。
「ス、スボ」
 今の攻撃が決め手となってスボミーは力尽きた。
「やったわ、でも、ムクちゃんはこれ以上戦えないみたい・・・」
 スボミーに勝ったムクバードだったが、状態異常であるため戦いを続けるのは出来ない。
「ムクちゃん、よくやったわ。戻って」
 アイコはムクバードを褒めてボールに戻した。
「やるじゃない、でも勝負はこれからよ、ナエトル!」
 ナタネはスボミーを戻すと、わかばポケモンのナエトルを繰り出した。
「私は、この子で!」
 ナタネのナエトルに、アイコは、イシツブテを繰り出した。
「草タイプにいわタイプで挑むの?何かあるのかな、ナエトル、はっぱカッター!」
 ナタネの指示でナエトルは、はっぱカッターを飛ばしてきた。
「イシちゃん、ロックカット!」
「イシ!」
 アイコはイシツブテにロックカットをさせた。素早さを上げたイシツブテはころがるをして、ナエトルのはっぱカッターを飛ばした。
「あなをほる!」
 アイコの指示であなをほるをしたイシツブテは、ナエトルの背後に回った。
「ふいうちね、でもどうかしら。ナエトル、メガドレイン!」
 ナタネの指示を受けたナエトルは振り向き様にメガドレインでイシツブテを攻撃した。イシツブテは防御は高いが特殊防御は低い。かなりの大ダメージになったのかイシツブテはドテッと倒れた。勝負あったか、と思われた。が、何とイシツブテはゆっくりと起き上がった。
「え、やられていなかったの!は?!」
 ナタネはあるものに目を向けた。イシツブテの手にはあるきのみが握られていたのだ。それはソウスケからもらったリンドのみである。リンドのみは草タイプの技の威力を弱める効果がある。反撃開始だ。
「イシちゃん、ころがるよ!」
 アイコの指示でイシツブテはころがってナエトルを攻撃した。直撃を受けたナエトルは力尽きて倒れたのだった・・・。

パート2に続く・・・。

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