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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第17話VSジュピター」

アイコ現在の手持ち
モウカザル、ムクバード、イシツブテ、ヨルノズク

「ナタネさーん!」
 アイコがジムリーダーのナタネに勝利したのも束の間、ジムのトレーナーが大急ぎでやってきた。
「あら?」
「ナタネさん、この人は?」
「うちのジムの子よ。何かあったの?」
「大変なの、じてんしゃのおじさんが・・!」
「何か事件でも起きたのかしら、アイコさん、来てくれる?」
「はい!」
 ハクタイシティの外で何か騒動が起きたようである。ナタネとアイコはジムの外へ出た。
「あれは!」
 街の自転車屋まで来ると、そこでじてんしゃのおじさんがボロボロの姿で倒れていた。
「自転車屋のおじさん!」
「大丈夫ですか?!」
 アイコはじてんしゃのおじさんの肩を持って何とか体を起こした。
「ああ、すまない。ありがとう」
 じてんしゃのおじさんは礼を言うと事件のいきさつを話した。それによると、街にギンガ団がいて子供たちからポケモンを奪っていた。そして今度はピッピが奪われてしまい取り返しに行こうとしたが幹部であるジュピターと言うトレーナーに返り討ちにされてしまい、ここに倒れていたというのだ。
「ピッピは宇宙から来たポケモンだからよこせなど、意味がわからなすぎる。どうか、情けない私に代わって、ポケモンたちを取り返してくれないか・・」
「任せてください。困ってる人を何とかするのもジムリーダーだから。アイコさんも、いいかな」
「はい、でもポケモンたちを回復させてあげないと」
 取り敢えず、ポケモンセンターへ行ってポケモンたちを回復させたあと、アイコとナタネはギンガ団のアジトであるビルに到着した。
「アイコさん、準備は出来てる?」
「もちろん」
「じゃあ、行くよ!」
 アイコとナタネは意を決してアジトへと入っていった。中では文字通り、下っ端たちがポケモンたちを出してアイコたちの行く手を阻もうとしていた。
「モウカちゃん、ムクちゃん、イシちゃん!」
「スボミー、ナエトル、ロズレイド!」
 アイコとナタネは手持ちの三匹を繰り出してこれに立ち向かった。モウカザルはかえんぐるまで、ムクバードはかぜおこしで、イシツブテはロックブラストをして、下っ端たちのポケモンを返り討ちにしていった。そしてアイコとナタネは頂上の2階にたどり着いたのであった。そこで待っていたのは・・・。

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