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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第21話ヨスガジム、VSメリッサ」パート2

アイコ現在の手持ち
モウカザル(スタミナ切れ)、ムクバード、ゴルバット、スカタンク、フワライド、トゲピー

 第2ラウンドは始まっていた。メリッサのサマヨールに、アイコはムクバードで挑んだ。
「ムクちゃん、かぜおこし!」
「ムクーっ!」
 アイコの指示でムクバードはかぜおこしをした。サマヨールは飛ばされそうな体を踏ん張ってこれを制した。
「れいとうビームデース!」
 メリッサの指示でサマヨールはれいとうビームを放った。ムクバードは羽ばたいてこれをかわし、サマヨールに接近した。
「サマヨール、おにびデス!」
 サマヨールは手からおにびを放った。真正面から食らったムクバードはやけど状態になってしまった。更にのろいをかけられ体力を削られていった。
「ムクちゃん、戻って!」
 アイコはムクバードをボールに戻した。そしてスカタンクを繰り出した。
「スカーン!」
 スカタンクは登場してすぐかえんほうしゃをサマヨールに放った。だがサマヨールは体を煙のように消して、スカタンクの前に現れ、シャドーパンチを見舞った。スカタンクはどくガスを放って状態異常にしようとしたが、サマヨールはこれを吸収して無力化させてしまう。
「いいかしラ、サマヨール、じしん!」
 メリッサの指示でサマヨールはじしんを使った。弱点を突かれたスカタンクは大ダメージを受けて倒れてしまった。
「スカタンちゃん!」
 アイコはスカタンクにある合図を出した。それを見たスカタンクは最後の力を振り絞って、ある玉をサマヨールに放った。玉は破裂して煙が出て、サマヨールの体についた。
「スカタンちゃん、戻って!」
 アイコはスカタンクを戻して、ゴルバットを出した。
「何でショ、なんかヤナ予感が、気のせいデスね。サマヨール、シャドーボール!」
 メリッサはスカタンクの最後の技に不安を覚えながらも、サマヨールに攻撃の指示を出した。サマヨールはシャドーボールを放ってゴルバットを攻撃させた。
「!」
 しかし、メリッサは驚いた。ゴルバットは攻撃を受けながら、なんともない顔をしていたのである。
「まさかあれハ!」
 メリッサは気づいた。スカタンクの技を。あれはおきみやげと言う技であることを。おきみやげは倒された時に、相手の能力を下げる効果があるのだ。
「ゴルちゃん、行くわよ。かみつく!」
 アイコの指示でゴルバットは動いた。素早く羽ばたいてサマヨールにかみつくで攻撃した。弱点を突かれたサマヨールは戦闘不能になった。
「あら、最後の一匹ダワ」
 メリッサの手持ちは残り一匹となった。メリッサは最後の切り札であるゲンガーを繰り出した・・・。

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