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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第22話VSソウスケ、セカンドバトル」パート2

アイコ現在の手持ち
モウカザル、ムクバード(ひんし)、イシツブテ、スカタンク、ゴルバット、トゲピー

「行け、ポニータ!」
「ヒヒーン!」
 ソウスケはポニータを繰り出してきた。
「イシちゃん!」
 アイコはほのお対策をしてイシツブテを登場させた。イシツブテはロックブラストをポニータに放った。ポニータはうしろげりをしてイシツブテが飛ばした岩を打ち返した。
「イシちゃん、キャッチよ!」
 アイコの指示でイシツブテは自分に帰ってきた岩を見事にキャッチした。そして再びそれをポニータに向けて放った。
「何度やっても同じだーっ、ポニータ!」
「ヒヒーン!」
 ポニータは再びうしろげりをして岩を打ち返した。岩は最初の時よりも剛速球で来ていた。イシツブテはキャッチを諦めてパンチをして岩を砕いた。
「ポニータ、とびはねろ!」
 ソウスケの指示でポニータは空高くとびはねた。
「イシちゃん、ころがるよ!」
 アイコの指示でイシツブテはころがるをしてポニータのとびはねるを見事にかわした。
「ジャンプ!」
 そしてころがりながらジャンプしてポニータにのしかかった。ドシンと音を立ててポニータは地に腹ばいになった。起き上がろうにもイシツブテが重くて起き上がれない。ポニータは力尽きた。
「あ〜、一本取られたか〜」
「よし!」
 イシツブテはポニータからヒョイと飛び降りた。するとイシツブテを光が包み、
「ゴローン!」
 イシツブテをゴローンに進化させた。
「進化したーっ!」
 アイコは跳ねて喜んだ。ゴローンも勝った嬉しさで一回転した。
「先に勝ちを取られたけど、俺もこっから本気だぜ!」
 ソウスケは次のポケモンを出した。相手は水タイプのブイゼル。
「俺のブイゼルはそんじょそこらのブイゼルとはちょっと違うぜ」
 ソウスケは自信たっぷりに言った。ソウスケのブイゼルは何が違うのか、アイコは首をかしげながらもスカタンクを繰り出した。
「ブイゼル、アクアジェットだ!」
 ソウスケの指示でブイゼルはアクアジェットで先制に出た。スカタンクはお尻を突き出してかえんほうしゃを放った。しかしブイゼルはこれをギリギリでかわしてジャンプしてスピードスターで攻撃した。星の連射攻撃を受けたスカタンクはつじぎりに出たが、ブイゼルはでんこうせっかをして急襲した。
「強い・・。スカちゃん、かえんほうしゃ!」
 アイコはスカタンクに再びかえんほうしゃをさせた。だが、
「ブイゼル、みがわりだ!」
「ブイ!」
 ソウスケはブイゼルにみがわりを指示、代わりの人形がでてかえんほうしゃを防いだ。
「さーて、本気を出すぜ。ブイゼル、みずでっぽう!」
 ソウスケの指示でブイゼルはみずでっぽうを二発上空に向けて放った。そしてこごえるかぜを飛ばした。みずでっぽうは凍りついて、二本の氷柱になった。ブイゼルはそれを掴んだ。二本の鋭利な針を掴んだブイゼルは接近戦に出た。手に持った氷の針を刺すように振るってスカタンクを攻撃しようとした。
「ブイゼル!」
 ソウスケの合図にブイゼルは氷の針を蹴りで放った。スカタンクはかえんほうしゃを放って二本の氷柱を溶かした。
「スカちゃん、つじぎりよ!」
 アイコの指示でスカタンクは反撃に出ようとした。ブイゼルは何もせずスカタンクが接近するのを待っていた。スカタンクが不安に感じた時
「かかったな、行け!」
 ソウスケが指示を出した。ブイゼルはスカタンクを拳で突き上げて空高く舞い上がらせた。宙に浮いたところでブイゼルもジャンプしてスカタンクをれんぞくぎりで攻撃した。連続的な切りを喰らい、スカタンクはドーンと落ちて力尽きた。
「よっし!」
 ソウスケはガッツポーズを取った。アイコはスカタンクをボールに戻した・・・。

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