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「第22話VSソウスケ、セカンドバトル」パート3
アイコ現在の手持ち
モウカザル、ムクバード(ひんし)、ゴローン、スカタンク(ひんし)、ゴルバット、トゲピー
アイコとソウスケのバトルも後半に入った。ロゼリアを繰り出したソウスケにアイコはゴルバットを繰り出した。
「ロゼリア、マジカルリーフだ!」
「ゴルバット、エアカッターよ!」
二人の指示が飛んだ。ゴルバットとロゼリアはエアカッターとマジカルリーフを飛ばした。技はすべて相殺され、ゴルバットはどくどくのキバで接近戦に出た。
「ロゼ!」
ロゼリアはなやみのタネを持つとそれをけむり玉代わりに爆発させて目くらましをさせた。怯ませたところでロゼリアは、にほんばれをした。バトル場を太陽の光が覆った。
「ロゼリア、ソーラービームだーっ!」
ソウスケの指示でロゼリアはソーラービームを放った。ソーラービームは発動するのに2ターンかかる技だがにほんばれをする事で晴れている間だけ1ターンで繰り出せるのである。
ゴルバットはロゼリアのソーラービームをかわしたが、次々と光の光線が放たれていった。
「ゴルちゃん、くろいきりよ!」
アイコの指示が飛んだ。ゴルバットはくろいきりを空に向けて放って空は黒い霧で覆われて太陽が閉ざされた。
「つばさでうつ!」
ゴルバットは反撃に出た。ソーラービームを出す前につばさでうつをしてこれを倒した。
「まだまだ、ポッタイシ!」
ソウスケはポッタイシを繰り出した。
「モウカちゃん!」
アイコはモウカザルを出した。ポッタイシがバブル光線を飛ばしてきた。モウカザルはバブル光線をかわすとマッハパンチで攻撃に出た。ポッタイシはメタルクローで翼を固くしてこれをガードした。
「モカ!」
驚くモウカザルは、今度はほのおのパンチで攻撃に出たが、ポッタイシはこれをひらりとかわすとメタルクローから衝撃波を放ってモウカザルを攻撃した。
「モウカちゃん、戻って!」
モウカザルが倒されるとアイコはボールに戻した。
「アイコ、残るは一匹だな」
「うん」
「泣いても笑ってもこれが最後だ、行くぜ!」
ソウスケは最後の一匹であるフカマルを繰り出してきた。
「見慣れないポケモン?」
「シロナって人からもらったタマゴから出てきたんだ」
「それなら私も、トゲピーちゃん!」
アイコはトゲピーを繰り出す。
「お、珍しい奴を連れてるんだな、行くぜ!」
ソウスケの指示でフカマルはりゅうのいかりを放った。
「トゲピーちゃん、ころがる!」
アイコの指示でトゲピーは転がってこれをかわした。フカマルが接近戦に出た。
「トゲトゲ〜」
トゲピーはフカマルにメロメロを使った。フカマルはトゲピーにすっかりメロメロになってしまった。
「どうしたフカマル、早く攻撃するんだ!」
ソウスケは攻撃の指示をするがフカマルはためらって攻撃しようとしない。ソウスケはため息を吐いてフカマルをボールに戻した。
「最後のはなしな。てなわけで今回は引き分けだな」
「そうなの?まあ、勝ったわけでもないからいいか」
「アイコ、最初はお前に負けたけど、俺も少しは強くなっただろ。ま、これからももっと強くなるけどな」
ソウスケはアイコにアドバイスを送った。これから先の209番道路を越えた所にズイタウンと言う町があり、そこには遺跡があると話してヨスガシティを後にした。アイコはソウスケを見送ると、彼の後について行った・・・。