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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第27話トバリジム、vsスモモ」パート2

アイコ現在の手持ち
モウカザル、ストライク、トゲピー、フワライド、ベトベター、ムクバード

「ストライクちゃん!」
 アイコはゴーリキー相手にストライクを繰り出した。
「ストライク!」
「ゴーっ!」
 2体のポケモンは前進してぶつかった。ストライクの切りとゴーリキーのパンチの応酬が続いた。ストライクがゴーリキーに突きをした。
「ゴーリキー、かわすのです!」
「ゴーっ!」
 スモモの指示でゴーリキーは体を反ってストライクの攻撃をかわした。
「ほのおのパンチです!」
 ゴーリキーは体を返すと握りこぶしを熱く燃やしてほのおのパンチをストライクにぶつけた。
「ストライク!!」
 ほのおのパンチを受けてストライクは効果抜群のダメージを受けた。更にゴーリキーはストライクの腕を掴んだ。
「投げるのよ!」
 アイコの指示でストライクはゴーリキーに背負い投げをしたが、ゴーリキーは倒れずに着地してストライクを投げ返した。そして倒れたところをで踏みつけの蹴りを食らわせた。
「ス、スト・・・」
 ストライクは起き上がったが、よろよろとしていた。
「ストライクちゃん、エアカッター!」
 アイコの指示にハッとしたストライクはエアカッターをゴーリキーに向けて放った。
「ゴーリキー、こころのめです!」
 ゴーリキーはこころのめをしてエアカッターをすべてかわした。アイコは最後の一撃ですべてを決めようとストライクに指示を出した。
「ストライクちゃん、つるぎのまい!」
「ストラーイク!」
 ストライクはつるぎのまいをして攻撃を最大限まで高めた。
「ゴーリキー、ビルドアップです!」
「ゴーっ!」
 スモモの指示でゴーリキーはビルドアップで攻撃と防御を高めた。攻撃がマックスになったストライクとゴーリキーは最後の一撃で決着をつけるべく片手を上げて進んだ。すれ違いになった瞬間、鎌とチョップを振るって攻撃した。どちらの攻撃が当たったのか、アイコとスモモが固唾を飲んで見守る中、静寂な空気が流れた。そして、
「スト・・・」
 ストライクが苦し紛れに膝を着いた。勝ったのはゴーリキーか。そう思った瞬間、
「ゴ、ゴー・・・!」
 ゴーリキーがうめき声を上げて倒れた。ストライクの切り裂きが命中したのだ。ストライクが勝ったのだ。
「やった・・」
 アイコは冷や汗をかくもひとまず安心した。だが、そうしてはいられない。
「お見事です。では、最後の手持ちでお相手しましょう!」
 スモモはゴーリキーをボールに戻すと、最後の切り札であるルカリオを繰り出した。
「ストライクちゃん、戻って!」
 アイコはダメージを負ったストライクをボールに戻した。そして自分のエース、モウカザルを繰り出した。
「モカ!」
「ガウウ!」
 登場早々、ファイティングポーズを取り、鳴き声を上げてモウカザルとルカリオは対峙した。そして動きを止めて、辺りが静かになった。どちらが動くか、先に動いたのはルカリオだった。ボーンスラッシュを二発飛ばした。
「モカ!」
「ガウ?!」
 モウカザルはこれを見事にキャッチして、それをルカリオに飛ばした。ルカリオはこれをすべて叩き払った。しばしにらみ合う両者。モウカザルが攻撃に動いた・・・。

パート3に続く・・・。

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