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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第33話ミオジム、VSトウガン」パート1

アイコ現在の手持ち
ゴウカザル、ムクホーク、フワライド、トゲキッス、スカタンク、リオル


 アイコが足を運んだこうてつじま。そこではギンガ団がある装置を作ってポケモンたちを凶暴化させていた。アイコはゲンとジムリーダーのトウガンと協力してこれを倒し、ゲンからリオルを託されて島を後にした。
「さて」
 アイコは腕を伸ばしてジムへと入った。ジムには上の階へと上がるパネルが置かれていた。アイコがそれに乗るとパネルは上昇してジムリーダーのトウガンが待ち構える最上階に到着した。
「ほう、ようやく来たか。さて、ソウスケくんの時もそうだが、君がどれほどのトレーナーか見せてもらうぞ。さあ行け!」
 トウガンはボールを二つ投げてドーミラーとレアコイルを繰り出した。
「まずはダブルバトルで行くとしよう。君も二匹ポケモンを出したまえ」
「はい、ムクちゃん、フワちゃん、行くよ!」
 アイコはボールを投げてムクホークとフワライドを繰り出した。ムクホークとフワライド、ドーミラーとレアコイル、いずれも空を舞っているポケモン達である。
「レアコイル、10まんボルトだ!」
 トウガンのレアコイルが先手にでた。トウガンの指示で10まんボルトをムクホークたちに放った。
「フワちゃん!」
「フワ!」
 アイコの指示でフワライドが前に出てレアコイルの10まんボルトを吸収してシャドーボールを連射した。
「ドーミラー、ひかりのかべだ!」
「ミラー!」
 トウガンの指示でドーミラーはひかりのかべをしてシャドーボールを防いだ。四体のポケモンは空を飛んで空中戦に出た。ムクホークは旋回してレアコイルの10まんボルトをかわした。
「ホーク!」
 ムクホークは接近してレアコイルを鷲掴みにして投げ飛ばしてブレイブバードに出ようとした。
「ジジジ・・・!」
 レアコイルはロックオンをしてムクホークに狙いを定めた。そしてでんじほうを飛ばして来た。
「ホ、ホーク?!」
 ムクホークは仰天したが既の所でこれを避けた。一方、フワライドはかげぶんしんをしてドーミラーを囲んでいた。
「ミラー!!」
 ドーミラーは回転してシャドーボールを連射し、フワライドにダメージを与えた。追い詰められたムクホークとフワライドは背中合わせになった。ムクホークにはレアコイルが、フワライドからはドーミラーが接近してきて挟み撃ちの構図になってしまった。
「ムクちゃん、フワちゃん、私の合図で飛んで!」
 アイコの指示が二匹に飛んだ。ムクホークとフワライドはアイコの考えに気づくとレアコイルとドーミラーの出方を待った。
「レアコイル、ドーミラー、チャージビームとシャドーボールだ!」
 トウガンの指示でドーミラーとレアコイルの技が放たれた。
「今よ!」
「ホーク!」
「フワ!」
 アイコの合図で二匹が上に飛んだ。するとレアコイルたちが放った技がレアコイルとドーミラーにそれぞれにぶつかってダメージを受けた。
「何い?!」
 指示した技が自分のポケモンに当たったことにトウガンは動揺した。ムクホークとフワライドはやったな、と顔を合わせた。
「ムクちゃん、インファイト!フワちゃん、かえんほうしゃよ!」
 アイコの指示でムクホークとフワライドが反撃に出た。インファイトでレアコイルを倒し、かえんほうしゃでドーミラーを倒した。
「うーぬぬ、やりおるわ。だが、まだまだ終わりではないぞ!次は私の一番の切り札で相手をしようぞ!」
 トウガンは最後の切り札であるトリデプスを繰り出した。ズシーンと着地音が響いたトリデプスは顔が硬い盾のように大きく広がっていて重装感があふれたそのポケモンは地面を蹴ってアイコの出方を待った。
「私はこの子で、ゴウカちゃん!」
 アイコはゴウカザルを登場させた。ゴウカザルは腕を回すとトリデプスに向かっていった・・・。

パート2に続く・・・。

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