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「第38話キッサキ神殿、レジギガスの暴走」パート2
アイコ現在の手持ち
ゴウカザル(戦闘開始)、ムクホーク、トゲキッス、フワライド、スカタンク、リオル
ギンガ団はレジギガスを奪おうとしていた。アイコ達はそれを阻止するべくプルートが放ってきたプロテクター軍団と戦っていた。
「ブーっ!」
「エレベーッ!」
ブーバーとエレブーはほのおのパンチとかみなりパンチを振るってチャーレムを攻撃しようとした。
「チャム!」
チャーレムはブーバーのほのおのパンチを片手で防ぎ、更にもう片方の手でエレブーのかみなりパンチを防いだ。そして両足を開いてのキックでエレブーとブーバーを攻撃して一回転した。
「ブーバー!」
ブーバーがフレアドライブで突進してきた。チャーレムはブーバーを跳び箱にして飛び越えると、とびひざげりをしてエレブーを攻撃した。
「よし!」
スズナはガッツポーズを取って喜んだ。
「ルカリオ!」
「クワーオ!」
ルカリオはスモモの指示で前進して、波導を込めた回し蹴りでエレキブルを攻撃した。
「ヨノワール・・・」
ヨノワールが背後から襲いかかってきた。ルカリオは振り向き様にりゅうのはどうを放ったが、ヨノワールは腹部の口を開けてこれを飲み込んでシャドーボールを飛ばして来た。ルカリオは宙返りをしてかわした。シャドーボールはエレキブルを攻撃した。ヨノワールはしまったーっと頭を抱えた。ルカリオは着地すると足払いでエレキブルを転ばせて波導のスラッシュをヨノワールに放って攻撃した。
「ユキノオー!」
ユキノオーは咆哮を上げてニドキングとニドクインに向かった。ニドキングがチョップをするとこれを防いでれいとうパンチで攻撃した。ニドクインが背後に来ると背負い投げをして投げ飛ばした。ニドキングと取っ組み合いになるとブレーンバスターをして地面に叩きつけて攻撃して、ニドクインにこおりのつぶてを連射して攻撃した。
「リキーっ!」
カイリキーはゴローニャにれんぞくパンチを叩き込んだ。ゴローニャが短い腕ではたきに出たがカイリキーは微動だにせず、再び連続パンチで攻撃していわくだきを叩き込んだ。そしてゴローニャを掴んでジャイアントスイングをして投げ飛ばした。
「バクーっ!」
バクーダがはじけるほのおで火炎弾を飛ばして来た。カイリキーはダッシュしてかわしていき、岩を投げてバクーダを攻撃した。
「ゴウカちゃん、行くよ!」
「ゴキャーっ!」
アイコの指示でゴウカザルは俄然やる気になってダッシュした。きりさくに出たエルレイドの攻撃をかわすと、腕を掴んでほのおのパンチを懐に叩き込んで、スカイアッパーを叩き込んだ。
「ハッサム!」
ハッサムがつじぎりにでた。ゴウカザルはこれをかわすと、ほのおのパンチに出た。しかしハッサムはハサミを使ってこれを掴んでしまう。
「ゴキャ?!」
ゴウカザルはもう片方の手でパンチに出たがこれもハサミで塞がれてしまった。ハサミに挟まれて取っ組み合いになると、エルレイドが背後からジワジワと迫ってきた。
「ゴキャーっ!!」
ゴウカザルはやられてたまるかと炎を込めた頭突きをハッサムにぶつけてホイップをしてハッサムを投げ飛ばした。ハッサムはエルレイドにぶつかりもみくちゃになってもがきまくった。だが、すぐに体勢を整えてゴウカザルに襲いかかった。
「ゴキ、ゴキャ!」
ゴウカザルはつばめがえしに出たエルレイドをよけて後ろ蹴りをして転ばせて、バレットパンチに出たハッサムの腕を掴んで足払いをした。
〜神殿奥内〜
その頃、プルート達は神殿の奥部に来ていた。
「ほう、これがか・・・」
そこでプルートが見たもの、それは並のポケモンよりは一回りも大きい伝説のポケモン、レジギガスが氷の中で眠る姿だった。
「ふっふっふ、さあてどうしようかねえ・・・」
プルートは薄笑いを浮かべて舌舐めずりをした。
一方、アイコ達とゴウカザル達は未だにプロテクター軍団と戦っていた。
「大分時間が立ちますね。これ以上時間をかけては・・・!」
「急がないと!」
スモモとスズナはルカリオとユキノオー等に指示を飛ばしたが、プロテクター軍団のタフさに手を焼いていた。その時、下の方で爆発音が響いた。
「これは、まさかギンガ団が・・・!」
アイコは嫌な予感がしてきた。
「このままではレジギガスが!」
「ギンガ団の奴等に!」
アイコ達は何とか突破しようと急いだ。その時、
「ロズレイド、マジカルリーフ!」
「ゲンガー、シャドーボールでーす!」
「フローゼル、しおみずだーっ!」
突如、ロズレイド、ゲンガー、フローゼルが現れてマジカルリーフとシャドーボールとしおみずを連射してプロテクター軍団を攻撃した。突然の襲撃にプロテクターのポケモン軍団は後退りをした。
「何とか間に合ったようだね」
「お前達、怪我はなかったかーっ!」
「お待たせしまーした!」
アイコ達が振り向くと、ヒョウタ、ナタネ、メリッサ、マキシ、トウガンが駆けつけた。
「ヒョウタさん、ナタネさん!」
「来てくれたのですね!」
「おう、君達から湖のポケモンのことを聞かされてな」
「まずはこいつらを何とかしないとね」
スモモとアイコが言うと、トウガンとヒョウタの親子は敵のプロテクター軍団の方を見た。
「よーし、こっからは俺たちも加勢する!」
「神殿が危ないんでしょ。力になるわ!」
アイコとヒョウタを始めとしたジムリーダー達。そしてゴウカザル等10体のポケモン。数は互角になった。10匹のポケモン達はプロテクター軍団に向けて再び戦いに向かった・・・。
パート3に続く・・・。