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＊紹介文／目次＊

どうも皆様こんにちは。ポケモンストーリーブラック編を書いた
たくと七星です。ブラック編はいかがだったでしょうか？今回も前作同様、ポケモンのストーリーを書いていこうと思います。ストーリーは
ダイヤモンド・パールの世界の物語です。


「ストーリー解説」
　ストーリーは、物語のヒロインがひょんなことから、博士からポケモン図鑑の完成を頼まれ冒険に出るというシンプルなもの。そこへジムリーダーとのバトルや悪の組織との戦いをからめて行こうと思います。
ちなみに本作では、ポケモンの世界ではあまり描かれない恋愛の要素や模写も含まれていますが、そこは温かい目で見ていただければ幸いに思います。


「主な主要登場人物」

・アイコ
　本作の主人公。デザインはアニメ、本編のヒカリと同じく白いニットにピンクのミニスカートからのやわらかそうな太ももが眩しい女の子。
性格は明るく手持ちのポケモンに優しく愛情を持って接する優しさと可憐さを併せ持っている。ひょんなことから幼馴染のソウスケと一緒にシンジ湖へ来たことが彼女を冒険の世界へと踏み出すことになる。ソウスケとは相思相愛の恋人同士で普段は別行動だが、再会したり一緒に戦うこともある。
　手持ちはヒコザル、ムックル、イシツブテ、ヨルノゾク、カラナクシ


・ソウスケ
　本作のライバルキャラでアイコの恋人。性格は良くいえば単純明快。悪く言えばせっかちな、はっちゃけた少年。デザインは本編のライバルと同じ。普段は明るくアイコとは相思相愛の恋人同士で彼女に不意打ちのキスをすることもある大胆不敵な一面も。
　手持ちはポッタイシ、ムクバード、フカマル

・ナナカマド
　本作の博士。アイコの旅のきっかけを作った人物。厳格さを漂わせているが、根は心優しい子供好き。ポケモンの進化についてを研究しており、それが原因で謎の組織に狙われる。


・コウキ
　ナナカマド博士の助手をしている少年でポケモントレーナー。アイコたちの先輩にあたる存在でアイコに冒険の知識をサポートする
　手持ちはナエトル、ユンゲラー、ピッピ

・シロナ
　遺跡などをめぐって旅をしている謎の女性。ガブリアスを手持ちにしており、アイコに気前よくタマゴをくれるが・・・。

・？？？
　アイコがテンガン山で出会うことになる謎の男。世界の始まりについてを語り姿を消すがその正体は・・・。


「クロガネからノモセまでのジムリーダー」

・ヒョウタ
　クロガネシティのジムリーダー。乱入してきた謎の組織を返り討ちにするほど実力は高い。ハクタイのナタネとは恋人関係で彼女の草ポケモン探しに付き合わされている。
　　手持ちはイシツブテ、イワーク、ズガイドス

・ナタネ
　ハクタイシティのジムリーダー。草ポケモンをこよなく愛する性格でよくヒョウタを連れては草ポケモンを探している。ヒョウタとは恋人関係。
　手持ちはスボミー、ロズレイド

・スモモ
　トバリシティのジムリーダー。幼い容姿に素足だが実力は高い。
　手持ちはリオル、ゴーリキー、ルカリオ

・マキシ
　ノモセシティのジムリーダー。通称はマキシマム仮面。水ポケモンをこよなく愛しており、よく歌を口ずさんでいる。怪力自慢で正義感が強い。
　手持ちはゴルダック、ヌオー、フローゼル

　登場人物は序盤なのでざっとこんな感じです。今後はこのストーリーを書いていくのでよろしくお願い致します。コメントを書いてもいいですよ。それではポケモンストーリー、ダイヤモンド編を楽しみにしてください。

10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～ 100～ 110～ 120～

＊78＊

「第３８話キッサキ神殿、レジギガスの暴走」パート４

アイコ、現在の手持ち
ゴウカザル、ムクホーク、フワライド、トゲキッス、スカタンク、リオル


　プロテクター軍団を蹴散らしたアイコとジムリーダー達は遂にキッサキ神殿の奥深くにたどり着いた。
「プルート・・！」
　トウガンが言うと、プルートはアイコ達の方を振り向いた。
「何じゃ、もうここまで来たのか。プロテクターのポケモン達は何をやっておったのだ。やはり量産型ではパワーは落ちてしまうのか、失敗だったな。だが、時間は充分に稼いだ」
「何のこと？！」
　スズナが言うと、プルートは薄く笑って説明した。
「先ほどレジギガスの周囲にギンガ爆弾を設置した。そろそろ」
　プルートが後ろを向くと爆発音が響いた。そして巨大な何かが動く音が響いていた。やがてそれは姿を現した。きょだいポケモンのレジギガスである。
「レジギガスが・・・」
「間に合わなかったの・・・」
　スモモとスズナはレジギガスを見上げて愕然とした。
「ハッハッ、これでレジギガスは頂いたぞ。さあさレジギガスや、こいつらを・・・」
　プルートがレジギガスを向かわせようとした刹那、レジギガスはプルートを掴み上げた。
「ひいい、レジギガス何をするんじゃ！」
　その驚異的な握力に下っ端達は怯えきっていた。
「やめろレジギガス、わしはお前を・・・！」
　レジギガスは腕をブンブンと回してプルートを上へと放り投げた。天井の壁が割れてプルートは屋根を突き抜けて空高く飛ばされた。それを見た下っ端達も一目散に逃げていった。レジギガスは唸り声を上げて暴れだした。
「大変、レジギガスが！」
「俺たちで止めるぞーっ！」
　スズナ、マキシ、アイコ達はレジギガスを止めるべく動いた。
「ゴウカちゃん、ほのおのパンチ！」
　アイコの指示でゴウカザルはジャンプしてほのおのパンチに出た。しかしレジギガスの振り下ろしではたき落されてしまった。
「チャーレム、れいとうパンチ！」
　今度はスズナの指示でチャーレムがれいとうパンチを連打した。しかしレジギガスにはさしたるダメージにもならず、逆にレジギガスのメガトンパンチで吹っ飛ばされてしまった。
「カイリキー、ルカリオ、クロスチョップとドレインパンチです！」
「フローゼル、こおりのキバだーっ！」
　スモモとマキシの指示でカイリキーとルカリオ、フローゼルは接近して指示された技を使おうとした。しかしレジギガスのじしんで怯まされて、地面を叩いての衝撃波で吹っ飛ばされてしまった。
「うわあ、強い！」
「こんなに強いの、見たことないデース！」
　レジギガスの圧倒的強さに、ナタネとメリッサは驚愕した。
「ヒョウタ、親子の力で行くぞ！」
「はい、父さん。ラムパルド、行くよ！」
　ヒョウタが言うと、ラムパルドは強く頷いた。そしてトリデプスもラムパルドに頷いて、レジギガスを見た。
「ラムパルド、しねんのずつき！」
「トリデプス、アイアンヘッドだ！」
「ラムパーっ！」
「トリデープス！」
　ラムパルドとトリデプスはしねんのずつきとアイアンヘッドをしてレジギガスを押さえ込んだ。
「ラムーっ！」
「デプスーっ！」
　レジギガスが押し込もうとすると、二大化石ポケモンは頭を前に出して抑えようとした。つばぜり合いの状態が続いたがレジギガスが両手でメガトンパンチをしてラムパルドとトリデプスを後退させた。
「ラムパルド、かえんほうしゃ！」
「トリデプス、ラスターカノンだ！」
　トウガン、ヒョウタ親子の指示でラムパルドとトリデプスはかえんほうしゃとラスターカノンを放ったが、レジギガスは腕をクロスしてこれをガードした。そこへトリデプスがとっしんしてレジギガスを抑えてラムパルドがジャンプしてレジギガスを倒してマウントを取った。
「ラムガーっ！」
　ラムパルドは爪を振るって攻撃した。レジギガスは両手でパンチしてラムパルドを転ばせた。
「トリデプス、じしんだ！」
　トリデプスはじしんをしてレジギガスを怯ませた。
「ラムパルド、いわなだれ！」
　ラムパルドがいわなだれをして、レジギガスを沈めた。
「やったか・・・」
　トウガンが言って、これで落ち着いたと誰もが思った。しかし、
ドゴーン！！
　レジギガスは岩を吹き飛ばして暴れだした。
「うおわ、まだ倒れないのか？！」
「しぶといデスねー」
「こうなったら玉砕で・・！」
「待て、私に考えがある・・」
　マキシ、メリッサ、ナタネ達を前にトウガンは自分の作戦を話した。
「と、いうわけだ。頼めるだろうか？」
「なるほどなー、そういうことなら任せておけ！」
「わかりました、ゴウカちゃん、行くよ！」
　マキシ、アイコ、そしてスモモ、ナタネ、メリッサはゴウカザル、ロズレイド、フローゼル、ゲンガー、ルカリオ、カイリキーをレジギガスに向かわせた。作戦開始である・・・。

パート５に続く・・・。