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ポケモンストーリー ダイヤモンド編
作者: たくと七星  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: ポケモン ダイヤモンド バトル 冒険 恋愛要素 
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「第40話ギンガ団アジト、アカギとの死闘」パート1

アイコ現在の手持ち
ゴウカザル、ルカリオ、ゴローン、スカタンク、ストライク、クロバット(手持ちチェンジ)

 キッサキジムでの勝利のあと、アイコ達はトバリシティに到着していた。トバリにあるGのマークが着いたビル郡。ギンガ団のアジトだ。
「遂にここに・・・」
 アイコはアジトを見上げて戦う決意を固めた。ヒョウタを始めとしたジムリーダー達も集結していた。アイコ達は覚悟を決めてアジトに入った。内部ではギンガ団の下っ端達がポケモン達を出して待ち構えていた。
「ほう、我々がここへ来ることは想定していたか・・・」
「さすがはギンガ団、といったところでしょうか・・・」
 ギンガ団の大軍にスモモとトウガンは冷や汗を掻いた。
「だが、ここまで来たからには逃げるわけにはいかなーい!」
「何としても、止めて見せますヨーっ!」
 ジムリーダー達は切り札のポケモン達を繰り出してこれに立ち向かった。
「ここは僕たちが食い止める!」
「アイコちゃん、あとは頼んだよ!」
 ヒョウタとナタネがアイコに先に行くよう促した。
「はい!」
 アイコは彼等の意を察してアジトの最上階へと走っていった。そして四階に着くと、
「君か・・・」
 ギンガ団のボス、アカギが待ち構えていた。
「伝説のポケモンは?!」
「ああ、ユクシー、アグノム、エムリットのことか?」
 アカギは研究室に通じるパネルの方に視線を向けて言った。
「あの三匹はもう必要ない。君が処分してくれるなら手間が省ける。だが、その前に・・・」
 アカギはボールを手にとった。冷静な表情にある狂気な一面にアイコは寒気を感じずにはいられなかった。
「ギンガ団に歯向かう君にもう一度勝負を挑むとしよう。今度は負けない。私も全力で潰しにいこう」
 アカギはボールを投げて、ニューラを繰り出して来た。
「行くよ!」
 アイコはストライクを先手に出した。
「ストライクちゃん、シザークロス!」
 アイコの指示でストライクは接近してシザークロスを振るった。
「ニューラ、みきりだ」
 アカギの指示でニューラはみきりをしてこれをガードした。
「れいとうパンチだ!」
 ニューラはストライクの鎌を払うとストライクの懐にれいとうパンチを連打した。攻撃を叩き込まれてストライクは大ダメージを受けた。
「ストライクちゃん、れんぞくぎり!」
「ストライク!」
 ストライクはれんぞくぎりに出たが、ニューラはこれを軽々とかわしていった。ストライクはきりさくに出たがニューラも爪できりさくに出てつばぜり合いとなった。
「ニューラ、こおりのつぶてだ!」
 アカギの指示でニューラはこおりのつぶてをつばぜり合い中に飛ばしてストライクをふいうちした。そしてつべめがえしを振るった。今の攻撃が決まってストライクは力尽きた。
「戻って、ゴロちゃん!」
 アイコはストライクを戻してゴローンを出していった・・・。

パート2に続く・・・。

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