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しりとりシリーズ 『冊子』の『その後』
僕が仕上げた小説を冊子にして、それを公の場に出すと、色々な人が僕の小説を読んで、驚いていた、そして僕はもっと小説を書く事を決意する。
さて、何を書こうか? それが問題だった、『書く内容が思い付かない』、それだけだった、これはとんでもない事だった、そもそも書けないからだ。
書こうと思っても学校だけでしか書けない、親が見ている家では書けない、仕方無いので僕は図書室でネタを探す、そして時間を見つけては書く。
そして完成した作品を投稿、すると審査員特別賞を手に入れた、あまりの驚きで、膝から崩れ落ちてしまった、人間驚き過ぎると膝から崩れ落ちるんだな──
それを親に見せると、渋々小説を書く事を許してくれた、それは幸いだ。
でもその頃は、もう先輩も卒業している、そしてSF小説に投稿して新人賞を取っている、僕もそのステージに立たないと──
そう思いながら僕は書き続ける、親に認められても、まだ足りない、まだ書きたいんだ! そう思いながらパソコンに自分の情熱をぶつける──そして僕は売れる小説家になるのだが、それは今の僕は知らない──
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