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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権
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*12*
ジュラック
「グルッ!!」
トール
「フンっ!!」
ジュラックとトールはパワーが互角。
メイドウィンブラストを使ってもなおトールとの力の差は埋まることはなかった
ジュラック
「俺様の恐竜は人類さえも滅ぼせる!!お前たちドラゴンとは世界が、技量が、パワーが!!実力が、時代が!!」
ジュラック
「全〜〜〜〜〜て、上だ!!!」
トール
『だからなんだ?』
トール
『こっちは世界の命運賭けてアンタらみたいな壁越えようとしてンだよ』
トールは腕を持ち替え、手首を握ってへし折らんばかりに曲げようとする
ジュラック
「ぐ…………!!?」
トール
「しゃっ!!オラァ!!!」ガッゴォォン
ジュラック
「……グッ!!」
ギャーバ
「退かぬ進まぬ、まさに一進一退!!この勝負、そろそろ本気でわからなくなってきましたぞーーー!!?」
トール
「…………倒す!!」
ジュラック
「メイドラゴン………他の世界の情報も、似たようなものを調べてきたが」
ジュラック
【お前何か隠しているな?】
トール
「関係ない」
トール
『まだ、お前たちには関係ない……時空には』
………
小林
(トールの雰囲気がいつもと違う………いや、もしかしたら私に会う前のトールってあんな感じだったのか………?)
小林
(……………な、わけない、よな)
たくっちスノー
「やるじゃんあいつ」
松山
「まさか、初級とはいえメイドウィンブラスト越えられるとはな」
たくっちスノー
「自分、欲しくなってきたよ………設定(アイツ)」
松山
「もう、持ってるだろ?」
たくっちスノー
「見て覚えるのと、その物を手に入れるのじゃ訳が違うんだ」
たくっちスノー
「純粋な設定があった方が………自分も天敵が減って済む」
松山
「フーーン」
………
メイドウィン
「あの子は何を考えて戦っているんだろう」
ジャガー
「さあ、僕には何とも」
メイドウィン
「でも、あの目は…………」
メイドウィン
「俺たち並に世界のことを考えてる目だぜ」
トール
(………倒す、倒す倒す倒す倒す倒す倒す倒す倒す倒す)
トール
(あいつだけは、絶対に、倒す)
【END】