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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権
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*22*
…………
ピクル
「…………!!!」ズザザッ
エンマ
「くっ………」
ピクル
「あああああ!!」
ピクルは一瞬の隙を逃さずエンマに詰め寄り、右腕を振り上げ
ピクル
「ヒャウッ!!」
エンマ
「ぐっ!!」ズドーーン!!
そのまま壁にたたきつけられる
ギャーバ
「ぴ………ピクル強い!!パワーで完全に圧倒しているーーっ!!?」
ギャーバ
「拳ではとても勝てる気がしないぞーー!!」
たくっちスノー
「パワーに関してはジュラック以上………トールすら凌ぐかもな、これないける!!」
ぬらりひょん
「エンマ様!真っ向勝負は危険です!妖術で対応を!」
エンマ
「いいや………せっかくの勝負だ、あまり卑怯な手は使いたくない」
モブ妖怪
「見てられない!」
と、観客は戦場に向かって赤く輝く剣を投げ飛ばす
たくっちスノー
「………エンマブレード?あいつ、置いてきたのか?」
ギャーバ
「おーーっとあれは!!かの先代が一振で大悪魔すら両断したという、煉獄剣エンマブレードだぁぁぁぁ!!」
ギャーバ
「ここでエンマブレードが投げ渡される、まさかのファインプレーー!!」
ぬらりひょん
「エンマブレードを!」
エンマ
(余計な真似を………)
エンマ
「なっ!?」
ピクルは落ちてきたブレードに駆け寄り………
ピクル
「……………!!」
ゆっくりと引き抜いた……!!
ピクル
「………!!」
ピクルは歴史の、作品の中で蘇った宮本武蔵との戦いで刀の扱いを覚えた。
そんなピクルにとって、片手剣は「ちょっと短い刀」でしかない。
ピクル
「………?」ブンブン
ピクルは刀を試し降りして………
メイドウィン
「お!」
目の前に見えたメイドウィンに向かって…………
ピクル
「!!!」
振り下ろした
その衝撃は近くの観客席も切り裂いて、人々を弾き飛ばし
メイドウィン
「…………おお」
メイドウィンの体は真っ二つに割かれながらも、驚きを隠せずにいた
ジャガー
「あの、体、体」
メイドウィン
「おうこりゃいけねぇな、後で治す」
たくっちスノー
「おいピクル!お前そんなの使うな!!世界壊れる!!」
たくっちスノー
「自分の刀貸してやるからそれペってしなさい!!」
エンマ
「!」
【END】