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たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権 
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【第5話】
「獣(ピクル)」


刃牙、勇次郎、烈海王、ジャック・ハンマー………

強者達は時空を歓迎し、時空から現れる強敵達との戦いに明け暮れていた

倒し、倒し、倒して、倒して………


刃牙世界は時空で1番強いやつを決める場所に変わっていった。


勇次郎
「フンっ」


尽きぬ戦い、未知の格闘技。

刃牙達も不満を漏らすことなく、神を恨むこと無く望んで戦いに向かっていく

刃牙世界は毎日が戦場同然、格闘選手たちはこそっであの世界に向かっていき………


地上最強を倒すために、漢達は戦う

それは今行われているゼロ・ラグナロクすら超える勢いで





そんな中、ピクルはどうしていたのか


ピクルは地下で襲いかかる動物を食って生きていた


それだけではない

現代によみがえった最古にして最強の野人もまた時空に知れ渡っており………ピクルに挑む者も少なくはなかった




そして


ピクルは勝利しそれらを喰った。


言わずもがな、別世界の人間を殺すことは故意にしても意図的にしても時空犯罪である

よその世界に行ってしまうとメイドウィンの管轄外から離れてしまうので修正が効かないのだ。

ピクルは気付かぬ間に時空犯罪者になっていった…………

………



ちなみに、たくっちスノーはその事は全然知らない。


…………

ピクル
「…………!!」


エンマ
「借りるぞ!」

振り下ろされたエンマブレードを、たくっちスノーの刀で受け止め、はじき返す!!


たくっちスノー
「あ、それ自分の怒黒巣狩丸!」

エンマ
「よく出来た刀だな………仕方ない、いくぞ!」

ピクル
「あああああ!!」

エンマ
「オラッ!!」


キンキンキンキンキン!!

マガイモノの刀と燃える剣のぶつかる音が会場中に響き渡る!!


メイドウィン
「たくっちスノーの刀………なるほど、あんなもの作ってたのか、俺を倒すために」



エンマ
「………ピクル!!それを使うんだったら、俺も本気を出さざるを得ない!」



エンマ
「メイドウィンブラスト上級!!」




ズドン!!


エンマが力を解放すると、頭上から落雷が落ち………


ピクル
「ヒャンッ!?」

思わずピクルは驚き後ろに下がる

………雷に対して、だが





エンマ
「これでどうだ?」


エンマ………【覚醒】。

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