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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
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*27*
ギャーバ
「お互いに武器を離した!!まさかまた殴り合いになるのか!?」
エンマ
「なぁ、ピクル」
ピクル
「……………?」
エンマ
「…………ちょっと食われるのはキツいが、ここまでやれるのはお前が初めてだ」
エンマ
「凄いなお前………こうでなくちゃ………」
エンマ
「俺はメイドウィンとして相応しい存在になれないんだよ!!」
エンマ
「俺が抱えているのは………世界だ!」
ピクル
「………」
エンマ
「だからな………上級じゃまだダメだ、もっとその先へ………!!」
…………
それはもう昔のこと
エンマが先代を継ぎ『大王』となって、暫くした頃
エンマの前に一人の女が現れた
エンマ
「お前は人間か?どうやって妖魔界に来た?」
「私は時空監理局、技組のメイドウィン事業引き継ぎ係と申します」
エンマ
「メイドウィン?聞いたことないが、どんな………」
「貴方の祖父がなっていたものです」
エンマ
「じいちゃんが!?」
…………
女は話した
先代エンマは妖魔界を仕切る大王であると同時に、幾多の世界と関係を結び、時空を超えて管理する『メイドウィン』であったことを
先代はメイドウィンの権限も孫に任せたことを
エンマ
「………そんなすげぇ人だったんだな、まるで神様じゃないか」
「まるで、ではなく神のようなものなのです」
「まだ分からないことも多いでしょう、他のメイドウィン達から話を聞いて、世界を変える術を覚えるのです」
「あなたが、妖魔界を守るのです」
エンマ
「…………当然だ、俺は………エンマ大王だ!」
そして彼はメイドウィンとなった
だが。
エンマ
「……………」
今、彼はこの立場に満足も納得としていない。
そして、それ相応の実力がないことも理解していた。
エンマ
「俺は妖魔界を守るためにもっと強くならなくちゃならない」
エンマ
「もっと、もっと!!もっとだ!!!」
エンマ
「もっと強くなって、お前を超える!!」
ギャーバ
「力がどんどん感じられる………これは!?」
エンマ
「ピクル、これが俺の………全力だ」
メイドウィンブラスト『最上級(サード)』
『時空神エンマ』
メイドウィン
「メイドウィンブラスト………上級の先を行け!!」
END