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たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権 
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*78*

【第19話】
「超自然VS大科学」

たくっちスノー
「なんだかんだで半分か‥‥‥‥」

松山
「1ペース3話でも6人やると18話か‥‥‥‥結構長いな」

たくっちスノー
「そのうち八十数話の超大作レベルの冒険とか始まったりしてな」

松山
「そんな大昔のキッズアニメみたいな長さ、飽き性のあいつには」


たくっちスノー
「さて、半分となると選ぶ余裕もないな、テキトーに消化しておけばいいか」

松山
「お前自分で選んどいてそれはねーだろ」

たくっちスノー
「まぁ、こんなのちゃっちゃとね」

松山
「‥‥‥‥‥てかお前、本気で時空監理局に入る気なのか?」

たくっちスノー
「お前の部下にでもなるよ」

松山
「お前牙組はカス共のたまり場じゃねーんだぞ?個人で好きな事したいやつが集まるフリーなところだ」

松山
「つーか心·技·体の方がクズばっかだぞ」

たくっちスノー
「だからこそ牙組に行く、面倒ごとは嫌だ」

たくっちスノー
「時空監理局に入って、それから‥‥‥‥‥‥」





たくっちスノー
「黒影と話す時間を沢山設ける」

松山
「あのバカと?」

たくっちスノー
「散々バカにするお前には分かんないかもだけどさ」

たくっちスノー
「かれこれ、黒影と戦ったり喧嘩したりして早くも400戦」

たくっちスノー
「適当にアイツと小話することもある、そんな時さ」

たくっちスノー
「なんか‥‥‥‥なんというか、変な話なんだが親と話してるみたいな」

たくっちスノー
「だから、改めて聞くんだよ」


たくっちスノー
「_____ひょっとして、自分を作ったのはアンタじゃないのかって」

…………


メイドウィン
「さて、ウチはどうする?」

ジャガー
「向こうもやりたいやりたくないとかゴネますからねぇ」

メイドウィン
「ジャガーはどうするわけ?」

ジャガー
「僕はまだやりませんよ」

メイドウィン
「分かった……………」

ジャガー
「どうかしましたか?」

メイドウィン
「いや…………たくっちスノーのメンバーの中に【ドクター・ジルトー】っているだろ?」

ジャガー
「え?ええまぁ………」

メイドウィン
「彼、どこかで………」

【今度は前半更新し忘れていた】

>>
「おい、そこの」

たくっちスノー
「ん?」

たくっちスノーと松山の後ろから老人が話しかけてくる


松山
「なんだ?この爺さん」

たくっちスノー
「松山でも知らない奴とかいるんだな、自分は知ってると思って連れてきたんだが」

松山
「その言い方だとお前も知らねーのか………誰だよ」

「名前言ったじゃろ、人類最後の科学者ドクター・ジルトーじゃよ」

たくっちスノー
「あー、ジルトーってお前のことかぁ!」

ジルトー
「ようやく気づいたか………誰も声掛けて来ないから少し不安だったぞ」

松山
(え、マジでこいつ誰?)

松山
(あの時空にこんな名前のキャラクター居たのか?なんのアニメだ?漫画か?もしかしてSF小説とかから来てんのか?)

たくっちスノー
「どうしてゼロ・ラグナロクに協力してくれたんだ?自分の自己満足なのに」

ジルトー
「…………あの銀色の髪をした男、しゃどー・メイドウィン・黒影と名乗っていたか」

ジルトー
「奴に用があってきたのじゃ」

たくっちスノー
「………黒影に?」

ジルトー
「ああ、ワシは奴と何十年に渡る深い因縁があってな…………お前は?」

たくっちスノー
「大体アンタと同じようなものさ爺さん、自分もあいつとは色々と気に食わないって感じだ」

ジルトー
「そうか…………どうにか奴の近くまで来れたらな」

松山
「ところでよー、第7戦どうする?」

たくっちスノー
「うーん」

ジルトー
「何の話だ?」

松山
「おい、こいつにゼロ・ラグナロクのこと話してないのか?」

たくっちスノー
「誰も彼もゼロ・ラグナロクの名前は出してないよ、それぞれ食い付きそうな話題で釣っただけ」

松山
「お前本当信用ねーな」

たくっちスノー
「そういう口裏合わせが必要ないメイドウィンがおかしいんだよ」

ジルトー
「…………つまりどういうことじゃ?」

松山
「戦えってことだよ、戦えんのかじじい」

ジルトー
「バカにするな、ワシはさっきも言った通り科学者じゃ」


ジルトー
「戦うことは専門じゃないが出来なくはないぞ」

たくっちスノー
「じゃあ次、あんたに任せていいか?」

ジルトー
「ああ、やってやるわい」

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