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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
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フクリュウ
「このドラゴンクリームは...たくっちスノー様と協力して作り上げたもの」

たくっちスノー
「ああ...マガイモノの力を医療に使えないかという考えの末に産み出されたのがフクリュウであり、このクリームなんだ」

龍我
「なるほどな...」

フクリュウ
「ドラゴンクリームはなんでも治せる薬としては大成功の出来だが、マガイモノの力の医療化として見ると大失敗の出来だ」

たくっちスノー
「ドラゴンクリームは生き物を選ぶ...迂闊に使わせることすら出来ない」

デーリッチ
「そこまで言うほど...副作用が酷いって言うけど、正しい使い方はなんでち?」

ローズマリー
「そういえば聞いてなかったな...」

たくっちスノー
「ああ、マガイモノって、傷付いてもすぐに再生するだろ?元々薬として使われる龍の鱗や角に自分の成分を混ぜたものがドラゴンクリーム...ただ...」

フクリュウ
「使用するためには、使う相手のDNAを適応しないといけない」

龍我
「DNAって髪の毛とかそういうのか?」

たくっちスノー
「よく知ってるな...DNAを混ぜ合わせて、初めてドラゴンクリームは薬として完成する...」

ローズマリー
「なるほど、確かに絶対にわからない上に危険な薬だ...盗まれたくないはずだ」

デーリッチ
「じゃ、じゃあ...もしも適応させずにクリームを使ったらどうなるんでち!?」

たくっちスノー
「恐らくだが、マガイモノの王の吸収機能...いわば自分以外の物を拒絶する力が発動して、その人の肉体組織...骨や皮膚はもちろん、細胞の何から何まで喰い尽くされる!!」

デーリッチ
「ひいいっ!!」

福ちゃん
「それって...薬どころか殺人兵器じゃないの」

クラマ
「やべぇ....甘く見てたかもしれないな」

フクリュウ
「その通りだ...こんな危険なものをどこにやるか悩んでるんだ」

ローズマリー
「場所がバレている以上、ここに置いておくのは危険ですよね...メイドウィンさんには悪いが、時空監理局に置いてもらおう」

たくっちスノー
「それがいい...フクリュウ、もっとあるだろ?ありったけのドラゴンクリームを持ってこい!」

フクリュウ
「了解」

フクリュウは地下室へと降りていく...


その時

ドンドンドンドンドン!!

さっきと同じようなノックが響く

クラマ
「あいつら、また来たのか」

たくっちスノー
「どうにか帰って貰えないだろうか...」

ドンドンドンドンドン!!

ローズマリー
「...待って、これはノックの音じゃない、何かをぶつける音だ...」

福ちゃん
「ええっ...それって...」

デーリッチ
「えっ...えっ!?」

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!

音はどんどん強くなっていく

ローズマリー
「気を付けろ!!扉が蹴破られるぞ!!」

龍我
「何ィ!?」

バキッ!!

「「「ウオオオオオオオオ!!」」」

扉が破れ、外から白目を向いた肌がボロボロで腫れ物だらけの人間が沢山乗り込んできた!!


デーリッチ
「なんじゃこりゃー!?」

たくっちスノー
「なんかゾンビ物みたいなの始まったぞおい!!」

ドタバタドタバタ

龍我
「うおー!!踏むな!!ふむなっての!!!」

デーリッチ
「どうすればいいでちこれ!?」

ローズマリー
「やっ...変なところ触るな!」

クラマ
「痛てぇ!てめぇ羽むしったな!」

福ちゃん
「は、早くなんとかしないと!!」

たくっちスノー
【マガイモノ奥義!ノーザンクロス・ティー!!】

「ウォッ...」

人間の一人を凍らせると、一同は火の粉を散らすように逃げていった...

たくっちスノー
「な、なんだあいつら...?」

福ちゃん
「...大変よ!薬が全て無くなってる!」

龍我
「マジだ!」

ローズマリー
「...あれ、私の薬が無い!あいつらさりげなく盗んだな!」

フクリュウ
「たくっちスノー様、何があった!?大きな音が聞こえたが...」

たくっちスノー
「こんな見た目のやつが診察所の薬を根こそぎ奪っていきやがった!!」

たくっちスノーは凍らせた一人を指差す


クラマ
「悪い、すぐ取り返してくる!」


福ちゃん
「急ぎましょう!手遅れになる前に!!」

デーリッチ達は謎の人間を追いかける...


フクリュウ
「...それにしても、酷い症状だな、蕁麻疹に爛れにその他諸々」

フクリュウ
「この世界の薬をちゃんと飲まないからだ...『ちゃんと』な」

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