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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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*153*
その夜...
福ちゃん
「万丈さん、エルフの王国の依頼って何でしたの?」
龍我
「エルフの女王から直々にな...金庫を守ってくれと言われたんだ」
福ちゃん
「まぁ、あの人から直々に...」
龍我
「中々大変だったけど楽しかったぞ、あんたは休日、楽しめたのか?」
福ちゃん
「...ええ、それはもうね」ニヤリ
龍我
「ん...?」
福ちゃん
「じゃあ私銭湯に言ってくるから留守番頼むわね~」
龍我
「任せろ」
...
女湯にて...
福ちゃん
「ふふふ~もう二人も入ってる頃ねぇ」
『おい松山!!それは流石にまずいって!!』
『うるせぇ!!この国には女がたくさんいるんだ!覗かずに入られるか!』
『や、やめめめめめろ!!怒られるのは嫌だぞ!』
ドドドドドドドドド
『やめろ穴開けるな!!』
『お前も止めろクラマ!!』
『ダメだすげぇ力だ!』
『よしまずはお前が覗け!』
『ええっ嫌ですよ!』
『じゃあクラマ!』
『うおおおおおおやめろ引っ張るな!』
福ちゃん
「あらあら...」
しばらくすると、壁に小さな穴が出来...瞳が写る
『ど、どうだ...?』
『...で、でかいっ』
『はわわ...』
『どれくらい?』
『Eカップくらい...』
『シノブかな?』
『バカいえ、シノブはFはあるだろ...俺にも見せろ』
福ちゃん
「えい♪」
プスッ
福の神は穴に指を突っ込む
『ギャアアアアアアアッ!!』
『松山ーー!!松山の目が!!』
福ちゃん
「開け、パンドラの門」
『えっ?』シュンッ
『クラマ!?』
クラマ
「な、何ががぼぼっべっばぼっべ!!」
クラマは突然女湯に転送され、浴槽に沈む
福ちゃん
「あっごめんなさい、そこ大明神さん専用の浴槽でとっても深いの...ほら、手を」
クラマ
「ごぽっ...うっ」
クラマ
「...って、なんで女湯に!?」
福ちゃん
「たくっちスノーさんの召喚魔法の真似をしただけですわ」
クラマ
「ま、まずいですって俺がここにいるのは!」
福ちゃん
「大丈夫よ、今は誰もいないから...ねぇ、クラマくん?」
クラマ
「...な、何です?」
福ちゃん
「今日、私の後を付けてましたね?」
クラマ
「ええ!?そ、そんなわけないじゃないっすか...」
福ちゃん
「ほんとかしら?」
クラマ
「.....ッ!」
福ちゃん
「ウソついて後々に延ばすより今ここで正直になった方がいいわよ?」ニッコリ
クラマ
(え、笑顔がこええ!)
クラマ
「す、すいません...全部見てました...たくっちスノーの依頼という名目で」
福ちゃん
「ぜ、全部!?」
クラマ
「具体的にはメダルゲームやってる辺りから...」
福ちゃん
「ええ!?...じゃあアレも見てた?」
クラマ
「アレって...ああ、入るところと出るところを...」
福ちゃん
「~~~~ッ!!」カァッ
クラマ
(そんなに恥ずかしかったのか、プリクラ...)
福ちゃん
「ひ、ひとまずクラマ君に対しては後にして...もう戻っていいですよ」
クラマ
「魔法で戻してくれないんですか!?」
福ちゃん
「自分の足で戻りなさいっ!」
クラマ
「ひえっ...!!あっ、福の神様!!」
福ちゃん
「な、何?」
クラマ
「似合ってましたよ、あのワンピース」
福ちゃん
「っ!...早く行きなさい!」
クラマ
「はいっ!」ダダダ
クラマは急いで銭湯から離れていく
『きゃーっ!なんで女湯から出てきてるんでち!?』
『こ、これには深いわけが!』
『やだーっ!クラマ君のヘンタイ!』
『ごごーっ!』
福ちゃん
「...もう、クラマ君ってば」
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福の神様にボッコボコにされて前が見えねぇ
今日は日記...休日にしようかな