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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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*157*
たくっちスノーに呼ばれ、別世界の時空監理局がやってくる
彩月
「メイドウィンさん!」
メイドウィン
「え?...ああ、あいつ他にも知り合いが居たのか」
ローズマリー
「その件、名無しの怪物も関わっていたのか...」
メイドウィン
「...それで、別世界に行きたいってたくっちスノーから聞いたが」
福ちゃん
「いえ、恐らく口ぶりからして...移住したいのでは」
メイドウィン
「い、移住!?この世界から抜け出すってこと!?」
「せやな」
「実はこんなことがあって...」
メイドウィン
「思ったより深刻だった!この時代のたくっちスノーは!?」
デーリッチ
「一人で街に行って原因を確かめてるでち!!」
メイドウィン
「何ィ!?すぐに追いかけなくては!!」
デーリッチ
「デーリッチ達が行くでち!!」
福ちゃん
「メイドウィンさんはこの人達を頼みます!」
メイドウィン
「わ、分かった!移住したいのはお前達だけか!?」
「えっとね~あと5700人は居るかな~」
メイドウィン
「結構多いな!!」
...
一方、たくっちスノーはメイドウィンとして世界を調べていた
たくっちスノー
「この世界の情報を検索!!」
たくっちスノー
「む....ネット社会化、後々ネットナビに命令され続け段々脳の機能が弱くなっていき人間の知能は極限まで退化し何も出来ず衰弱し滅亡....」
たくっちスノー
「エグッ!!誰がこんなこと考え付きやがった!!」
たくっちスノー
「2027年の自分を検索...出てこない!やっぱり死んだんだ!」
たくっちスノー
「死んだのが...ええ!?」
ローズマリー
「たくっちスノー!」
たくっちスノー
「参謀!」
デーリッチ
「どうだったでち?」
たくっちスノー
「やっぱり未来の自分、死んでたみたい」
福ちゃん
「そんな...」
たくっちスノー
「このリアルワールドはもうダメだ、自分が死んで9年も経っている...もう人類の八割がネットナビに脳を支配されている」
デーリッチ
「そんな...止められないんでちか!?」
たくっちスノー
「残念だが、自分が死んだあとの事なんて分かるはずもない...彩月達が逃げたくもなるだろうさ」
龍我
「けど、お前が死ぬなんて想像出来ねぇぞ?」
たくっちスノー
「方法はいくらでもあるさ、でもこういうパターンの場合...」
たくっちスノー
「居るんだろ...ダストヒューマン!」
デーリッチ
「ダストヒューマン?」
「...来たか」
時空の渦を抜け、真っ白な男が姿を現す
ローズマリー
「なんだ、こいつは...?」
たくっちスノー
「ロストメイドウィン・ザ・ダストヒューマン...時空の掃除屋!」
龍我
「掃除屋?」
ロストメイドウィン
「時空監理局が不要と断定した世界を消す仕事だ...そのままにすると新しい世界を作る上で邪魔になるからな」
クラマ
「つまり...名無しの怪物の仲間か!」
ロストメイドウィン
「何しに来たたくっちスノー、この世界はもう止まり滅亡(ロスト)する」
たくっちスノー
「何故こんなことをした?」
ロストメイドウィン
「さあな、俺は奴に言われただけだ、世界を破壊(ロスト)しろと」
デーリッチ
「名無しの怪物が...本気で滅ぼそうと!?」
ロストメイドウィン
「今ここで現在のお前を殺害(ロスト)させれば、この未来は全ての世界線で現実のものとなる」
ロストメイドウィン
「消えろ、この1京のうちの1つにすぎないこの場所と共に」
たくっちスノー
「消えてたまるか!僕の世界の未来を...お前達なんかに決めさせない!!」