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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
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*202*

ハグレ王国の裏側...

液体人間
「アアッ!」

クラマ
「くそっ!もうこんなところから侵入してきやがって!」

柚葉
「ここは虫だろうと何だろうと通す気はない...ふっ!」

柚葉は素早い剣技で、クラマは天狗烈風脚で液体人間を倒していくが、次々と召喚されていく

クラマ
「くそっ、これじゃキリがねぇ!」

柚葉
「他の村や街でもこんなのが大量発生してるそうだ」

クラマ
「...ぐっ!でも俺達がやらなきゃなんねぇんだ!」


「お前らだけじゃあねぇぜ、月輪火熊ッ!!」

ボオオッ

液体人間
「ギャッ!!」

クラマ
「この技は...グリースリー!!」

グリースリー
「へっ、久しぶりだなぁマガイモノ屋」

クラマ
「お前...時空監理局に逮捕されてたんじゃなかったのか!?」

グリースリー
「んなもんとっくに脱獄したさ...だが、せっかく燃やす世界を勝手に消されちゃたまれねぇ、今回ばかりは協力してやるぜ」

クラマ
「...ちっ!よそ見してねぇで自慢の炎を使え!」

グリースリー
「おっといけねぇ...燃えちまえマガイモノ!!」

「炎だったら負けないわよ!フレイム!!」

遠くからの炎がグリースリーの物と合わさってどんどん燃えていく

後ろから召喚士三人組が魔法を唱えていた

エステル
「ひゅー!今日はイケてるわね!」

メニャーニャ
「先輩、あまり調子に乗らないように 」

シノブ
「どんどん的が増えていくわね、マジックウォーター貯め買いしててよかったわ」

クラマ
「召喚士の皆!」

シノブ
「...だけじゃないのよ、おいで」

「...ああ、その、俺も協力したくてな」

柚葉
「...レイリー!」

レイリー
「柚葉...」

エステル
「ここは私たちに任せて、クラマはたくっちスノーの所に行って!」

クラマ
「分かった!」

...

~サムサ村~

液体人間
「アアッ!」

ムニャウ
「お前も大変にゃむね...あいつと関わったばかりに」

ネメシア
「いえ、これも仕事ですので!」

ムニャウ
「やれやれ...んで、そっちも」

ミトラ
「はい...」チラッ


ムカデ人間
「世界に全昆虫公認ムカデ展覧会を開催するまで死ねるかーーっ!!」

ハチ人間
「我らハチ人間の栄光を取り戻すまで果てぬ!!」

ムニャウ
「お前も面倒なのと関わっちゃったにゃむ」

ミトラ
「ええ...本当に...」

ネメシア
「一体貴方に何があったんですか...」

ミトラ
「思い出したくありません...」

トウロウ
「思い出したくないことの一つや二つはあると思いますわ」

ミトラ
「一番思い出したくないのは貴方関連の事なんですよっ!」

ネメシア
「...?」

ムニャウ
「...?」

イリス
「ヘイ、夢見屋...ボサッとしている場合じゃないぞ」

ムニャウ
「ああ、あの中の一部が冥界に行くかもしれんにゃむな」

イリス
「世界が滅ぶとか、そういった事はともかくとして...冥界にまで入られると面倒なことになる」

イリス
『手繰る魂のイリスの力...見逃すんじゃないぞ』

ムニャウ
「へっ、見逃せるものじゃないにゃむ、そいつは」

ミトラ
(何この二人怖い...昆虫人間もヤバイ...帰りたい...)

...
~妖精王国~

ビャッコガンナー
「パンサーミサイルッ!」ババババッ

ヘルラージュ
「あわわ...キリがない!」

ミアラージュ
「攻撃を止めちゃダメよヘル!あいつにこの世界が滅ぼされてもいいっていうの?」

ヘルラージュ
「そんなのやだよぉ!」

キャサリン
「まぁミア様をガチで怒らせたんだ、簡単なことでは引き下がらない事ぐらい分かっている...本当のゾンビの力を思い知らせてやるよっ!」

ビャッコガンナー
「トモダチの世界を守るため...融情勇者は進み続けるぜっ!」

たくっちスノー
『エンペラーソード!!』ズバッ

ヘルラージュ
「リニュ前さん!?」

たくっちスノー
『俺はあいつと違って設定を失ってないからな...くそっ、ロストメイドウィンめ、バイカイザーにしてフルボトル持っていきやがって...あっ』

ミアラージュ
「...気にするなってローズマリーも言っていたでしょう?遅かれ早かれあの様子ならああなってたわよ」

たくっちスノー
『...ビャッコガンナー、俺の他にも援軍がいるんだ』

ビャッコガンナー
「え、マジ?」

ヘルラージュ
「お姉ちゃん、空を見て!」

ミアラージュ
「何?...ええっ!?」

スザクセイバー
「とあーーーっ!!」

ミアラージュ
「あんた...スザクセイバー!?」

スザクセイバー
「世界の危険を聞き付けて、ロボット養成所から出撃してきました、兄さん!」

ビャッコガンナー
「おおなんか丁寧になってる!」

たくっちスノー
『兄弟勇者ロボの力ここにあり...ビャッコガンナー!スザクセイバー!合体だ!』

ヘルラージュ
「えっ、合体!?」

スザクセイバー
「合体が出来るのですか!?」

ビャッコガンナー
「やれるだけやってみようぜ!とあーっ!」

スザクセイバー
「はい、兄さん!...はあーっ!」

「白虎!」
「朱雀!」
「「聖獣合体!」」

ビャッコガンナーのパーツが分かれ、スザクセイバーにくっついていく


グレートスザクセイバー
『「友情!正義!希望っ!グレェェェェェトッ!!スザクセイバァァァァァァ!!」』

ヘルラージュ
「かっこいい~」

ミアラージュ
「目を輝かせてる場合じゃないわ...私達も行くわ!」

たくっちスノー
『ミス・ミアラージュ、やけに気合い入ってるな』


キャサリ
「ああ、ラージュ家を敵に回したことを後悔させるつもりらしいからな」

ミアラージュ
「ええ、それに...まだヘルのウェディングドレスを見ていないのに未来を消されてたまるものですか!」

ヘルラージュ
「お、お姉ちゃん!?」

...

たくっちスノー
「これ...皆...」

かなちゃん
「これは貴方が助けてきた物の結晶です」

かなちゃん
「貴方は今まで悪いことをしてきたかもしれない、ですが...今の貴方は、こうやって貴方以上の悪と立ち向かっている」


かなちゃん
「下ではなく前を向きなさい!」

たくっちスノー
「....すいません、その話はまた後で聞きます」

かなちゃん
「ですから...」


たくっちスノー
「今は...黒影、いやカーレッジを倒すことを優先するべきかな」

デーリッチ
「...でち!」

たくっちスノー
「聞いてくれ、黒い液体人間はまだ未発達状態...メイカーが死ねば形を形成できなくなる」

福ちゃん
「止めるにはあの人を倒すしかないということね...」

クラマ
「福の神様!」

福ちゃん
「クラマ君!あっちはどう?」

クラマ
「どうにか皆が押さえているが...このまま増え続けたらどうなるか...」

たくっちスノー
「急いだ方がいいかもしれん...王さま!キーオブパンドラを貸してくれ!」

デーリッチ
「こ、これでちね!」

たくっちスノー
「はっ!」

たくっちスノーはキーオブパンドラにマガイモノの体液をかける

たくっちスノー
「これでキーに時空監理局の座標が登録するれたはずだ」

ローズマリー
「出来ればもう少し綺麗な方法で...」


たくっちスノー
「では、行きますよ...かなちゃん様!」

かなちゃん
「えっ、今かなちゃん様って...」

たくっちスノー
「あ、えーと...やっぱダメでしたか?」

かなちゃん
「...いいえ」



デーリッチ
「キーオブパンドラ!」


デーリッチ達は時空監理局のある時空間へとワープする...

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