完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~
*44*
福ちゃん
「皆、すぐに逃げて!!」
たくっちスノー
「うわっ、どうしたの顔真っ青だよ!?」
福ちゃん
「お...おえっ、まだ気持ち悪い...今ふたりはジャ○アンシチューを超越したほぼ物体Xを作っているの!!」
たくっちスノー
「ほぼ物体X!?..っていうか、匂いなんか漏れ..ヴヴォッ!」
福ちゃん
「オヴエッ!!」
たくっちスノー
「こ、これは...マジでヤバイ!!」
メイドウィン
「...なんだかクセの強い匂いだなぁ」
たくっちスノー
「これをクセの強いって表せるお前すげぇよ!!」
ローズマリー
「な、なんなんだこの匂いは!!人のキッチンで何を...」
福ちゃん
「ローズマリーさん...ここは危険です!すぐに脱出を...!!」
クラマ
「出来たー!!」
クラマと龍我がシチューの鍋を持って扉を開ける...匂いは先程より酷くなっていた
福ちゃん
「うおああああああああ!!」ガクッ
ローズマリー
「福ちゃあああああん!!」
たくっちスノー
「やめろ万丈!捨てろ!福の神様ダウンしてるから!」
<ウギャアアアアア!!
<お姉ちゃんのより酷いっ!
<止まるんじゃねぇぞ
ローズマリー
「遠くにいる人らも次々と倒れている...」
メイドウィン
「おー、貰っていい?」
龍我
「そうだー食えー!!食うんだー!!」
メイドウィンはシチューのような何かに指を突っ込んで舐める
メイドウィン
「...美味しい!」
龍我
「何ィ!?そんなはずが...」ペロッ
龍我
「ウボエエエエエエ!!」ガクッ
クラマ
「万丈オオオオオオ!!」
たくっちスノー
「は、早く捨てろ!」
クラマ
「ああ!」
...
たくっちスノー
「はぁ...酷い目にあった」
福ちゃん
「」チーン
ローズマリー
「福ちゃんも当分起きないな、これ...」
メイドウィン
「なんかごめんね、俺のために...」
クラマ
「まさか不味いものでも美味しいなんて言うとは思わなかった...お前の味覚どうなってんだ」
メイドウィン
「味覚?味覚って何だ?」
ローズマリー
「えっ?味覚というのは舌にある感覚で、これが甘味やうま味などといった味に反応するんですよ」
メイドウィン
「へぇ...それってどんな生き物にもあるの?」
ローズマリー
「さぁ...たぶん、ついてるんじゃないですか?」
たくっちスノー
「味覚、美味しいは当たり前の言葉...まさか!!」
『connect please!!』
たくっちスノーは何かに気付いたように魔方陣から二つリンゴを取り出す
たくっちスノー
「イタズラ好きのマガイモノがこんなところで役に立つとは...メイドウィン、このリンゴ食べてみて」
メイドウィン
「え?...ただの美味しいリンゴだけど?」
たくっちスノー
「本当か?本当にリンゴの味だな?」
メイドウィン
「リンゴはリンゴだろ?一体それが...」
たくっちスノー
「参謀、食べてみて...大丈夫です、毒はありません」
ローズマリー
「.....本当に無いだろうね?」
たくっちスノー
「ほんとです、本当」
ローズマリー
「.....」
ローズマリーは疑問に思いながらもリンゴをかじる、すると...
ローズマリー
「これって...パイナップル!?」
メイドウィン
「えっ!?」