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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
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*5*

ブキヨー
「な、なんですなんです!?何の騒ぎで...ひいいっ、クマ!?」

ブキヨーは驚く、夜目が覚めたらハチミツの代わりに油を抱えた大きなクマが居るので無理もないが。

「俺はただの熊じゃねぇ、塗ったものはなんでも綺麗さっぱり焼き付くす!クマ型マガイモノのグリースリー様だ!」

たくっちスノー
「グリースリー...?思い出した!こいつ、色んな世界で物を焼いていく時空犯罪者ですよ!」

ローズマリー
「何だって!?」

グリースリー
「ちっ...まさかこの世界に俺の正体を知っている奴がいるとは...」

デーリッチ
「どうしてブキヨーさんの家の物を燃やすんでちか!!」

グリースリー
「誰がお前達なんかに話すか!くらえ!」

ローズマリー
「危ない!」

グリースリーはオイルを辺り一面にぶっかける、

グリースリー
「そうら燃えろ燃えろ!」

たくっちスノー
「まずい、ブキヨーさん!」

ブキヨー
「ひいい!」

グリースリーは口から火を吐いてオイルを燃やしていく...たくっちスノーはブキヨーを抱え窓から脱出する


ブキヨー
「あ、ありがとうございます...」

たくっちスノー
「後は自分達に任せてください...!」

福ちゃん
「クラマ君!」

クラマ
「分かっていまさぁ!」

グリースリー
「ヘヘヘッ、お前みたいな奴が俺に勝てるかよ!」

クラマ
「俺を舐めてもらっちゃ困るな...くらえ!天狗烈風脚!」

クラマは空高く舞い上がりグリースリーに向かって蹴りをかますが...!

ツルッ

グリースリー
「なめてもらっちゃ困るのは俺の方だ」

クラマ
「なっ...足が滑った!?」

グリースリー
「俺の全身は燃えない油で体をコーティングされてある!毛深いがどんな吸盤でも張り付かねぇ程のつるつるボディーさ!」

クラマ
「くっ...!」

ローズマリー
「今助ける!アイスⅣ!」

グリースリー
「ちっぽけな氷魔法じゃ油には敵わねぇ!」ボボボ

ローズマリー
「くっ...!」

デーリッチ
「格闘攻撃がダメなら波動でち!デーリッチ覇王拳!」

グリースリー
「何を...マガイモノ奥義!月輪火熊(ツキノワヒグマ)!!」

グリズリーは渦状の炎を発射し、デーリッチを押し出す

デーリッチ
「うわっ!!」

ローズマリー
「デーリッチ!!」

グリースリー
「ハハハ!弱い!弱いな!!一人ずつ火炙りにしてやるぜ!」

たくっちスノー
「そうはさせねぇぞ、熊野郎」

グリースリー
「ああ?何なんだお前は!?」

たくっちスノー
「誰かだって?...なぁ、あんた、偉大なるマガイモノの王って知ってる?」

グリースリー
「ああ?知らねぇなぁそんなの...俺にとっての他人は燃やされる奴だけだよ」

たくっちスノー
「...そう、まぁどうでもいいなら知らなくていいさ」

たくっちスノー
「あんた、一週間前にはブキヨーさんの大事なものすら燃やしていったというじゃないか...万丈、自分が許す!やっちまいな!!」

龍我
「ああ!!」

グリースリー
「はあ?一週間前?確かその時は...」

『ウェイクアップ!クローズドラゴン!』

『Are you ready?』

龍我
「変身っ!!」

『ウェイクアップ・バーニング!!クローズドラゴン!イエーイ!』

デーリッチ
「変身したー!?」

クローズ
「てめぇみたいな外道なマガイモノ相手なら...負ける気がしねぇ!!」

福ちゃん
「こ、これは...」

ローズマリー
「まさか、かなちゃんと同じ...!!」

たくっちスノー
「ええ、万丈は『マガイモノを消すことに特化したマガイモノ』かなちゃん様と同じマガイモノキラーの力を持っているんです!」

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