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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
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*87*

そして、深夜11時...帝都の西側。

デーリッチ
「こ、こんな夜遅くに叩き起こされるとは思ってなかったでち...」

たくっちスノー
「我慢してくれ、自分も眠いんだ」

龍我
「ぐおー...」

クラマ
「万丈の奴はまだ寝てやがるし」

ローズマリー
「本当にこの場所にアマゾンブラザーズが?」

海斗
「あの人によるとそうらしいです」

黄葉
「まさか、奴らが時空越えてたとは...」

たくっちスノー
「時空犯罪者ってわりとあっさり時空越えるからなぁ...不思議なことに。」

海斗
「あの万丈って人はどうやって時空越えてるんです?」

たくっちスノー
「監理局の技術を使ってたんだってさ」

龍我
「それは最初近くだけだ、今は戦兎が作った特別な装置で移動している」

デーリッチ
「うわっ!?いつのまに起きたでち!?」

龍我
「マガイモノにとって睡眠は趣味みたいなものでよ、起きるタイミングとか調整できるみたいなんだよ」

海斗
「へぇ...あっ静かに、奴らが来る!」

福ちゃん
「えっ...本当に!?」

物陰から向こうを覗くと、そこには黒いフードを付けた男がポケットから物を取り出していた...

ローズマリー
「うわぁ、いかにもだな...」


たくっちスノー
「この光景を見るのは二度目だよ...」


デーリッチ
「やーいやいやい!そこのいかにも怪しそうな人!」

たくっちスノー
「...あっ、やっぱりお前か!アルファソウル!」

海斗
「お前達がアマゾンブラザーズだな!?」


アマゾンアルファソウル
「いらっしゃ...何!?お前は戦場海斗!?死んだんじゃなかったのか!?」

たくっちスノー
「お前、姿を見せないと思ったら時空犯罪者だったんだな!」

アマゾンアルファソウル
「そ、それにお前はあの時の...くそっ!時空監理局だったのか!」

龍我
「元、が付くけどな...覚悟しやがれ!!」

たくっちスノー
「違法なヒーローソウルを他所の世界に売りさばいた罪は重いぞ!」

アマゾンアルファソウル
「俺たちを数ヵ月前と同じと思ったら大間違いだぜ...来い、兄貴!」

アマゾンオメガソウル
「ウアオオオオオオ!!!」

デーリッチ
「な、なんだか強そうでち...」

龍我
「あれなんか...仮面ライダーに似てるな」

黄葉
「ヒーローソウルという物を使ってるからな」

福ちゃん
「ヒーローソウル?」

たくっちスノー
「仮面ライダーの力が込められた特殊なアイテムで、海斗君はそれを使って変身する...アマゾンブラザーズが売っているのは変身者の体を考慮しない危険な物なんだよ!」

龍我
「仮面ライダーの力を悪用とは聞き捨てならねぇな...俺が本家本元の仮面ライダーって奴を見せてやる!」

『ウェイクアップ!クローズドラゴン!』

黄葉
「ああ...行くぞ!」

『ハリケーンニンジャ!』

海斗
「あれっ...なにそれ!?」

黄葉
「ちょっとした異界の技術だ!」

龍我 黄葉
「「変身!」」

『ガッチャーン!レベルアップ!マキマキ竜巻!ハリケーンニンジャ!!』
『ウェイクアップバーニング!ゲットクローズドラゴン!イエーイ!』

クローズ
「よっしゃあ!」

風魔
「フン...」

海斗
「嘘みたいだ...ヒーローソウルを使わない、本物の仮面ライダーだ!!」

たくっちスノー
「こんな体験は君の世界では見られないから目に焼き付けておくんだぞ?」

デーリッチ
「ま、待って待って!主役はデーリッチだから!こっちだって負けないでちよ!」

アマゾンアルファソウル
「覚悟しろ!ヒーロー!!」

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