コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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花は咲き・花は散る【第2期 —高校生編— start!】
日時: 2013/07/27 13:43
名前: りんご (ID: Au2wVmYz)

 初めまして。 リンゴです。
 ここの小説掲示板で、小説を書くのは初めてですが、よろしくお願いします^^*
 ちょっとおかしくなっちゃったみたいで、前までは参照4000は突破してたんですけど、何かのトラブルでカントが1からに…。

 番外編が無事終わり……。いよいよ
 第2期、高校生編が始まりますよーっ^o^*
 

 
 2013年1月25日に締め切ったキャラ投票結果発表いたします^^*
 
 ≪キャラ投票参加者≫

 ・ユメタマゴ様    ・みお様
 ・梅桜様       ・ルーシィ様
 ・燐火様       ・アマテラス様


 ≪キャラ投票結果≫

 1位:花 
 2位:陽斗、香里
 3位:里樹
 4位:音緒
           でしたっ。
           花が1位独占!2位との差はわずか1票!



 ≪来てくださったお客様≫

 ・クッキーママ様   ・みお(透子)様
 ・柏木 幸人様     ・Aira様
 ・花えがお(ひまり、ユメタマゴ)様
 ・佐倉 杏様      ・聡様
 ・うえってぃ様    ・優蘭様
 ・hino様       ・黒羽ヤミ様
 ・幸姫様       ・RIRIA様
 ・梅桜様       ・S・あやみん様
 ・しえみ様      ・アマテラス様
 ・ルーシィ様     ・燐火様


 ≪物語≫          ≪番外編≫

 ・第1期—中学生編—     ・花と陽斗のその後
 ・第2期—高校生編—     ・里樹の恋

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Re: 花は咲き・花は散る【番外編突入中っ】 ( No.310 )
日時: 2012/12/26 01:32
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)






 「雅っ」


 里樹は、荒い息を立てて香里の名前を叫んだ。


 「!!」


 香里は、突然呼ばれて驚いたが、そろりと後ろを振り返ると、里樹だったので安心した。


 里樹は、音緒にここにいるという事を聞き、例の廊下にダッシュで来た。


 「はっはっ……。雅?神崎は…」

 「里樹……くん。花がっ」


 香里は、瞳に涙をこらえて里樹にすがり寄った。


 「?」

 「花がっ。あの時の…鬼蜘蛛の人たちに囲まれてっ。それでっ」

 「落ち着け雅」


 香里の肩を抱きながら、周囲を見渡す里樹。

Re: 花は咲き・花は散る【番外編突入中っ】 ( No.311 )
日時: 2012/12/26 18:22
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)





 「あれか……?」


 里樹の視線の先は、人だかりができている。


 里樹は香里の手を引いて、人ごみの中をわけ入った。


 すると、だんだん聞こえてくるのは花の声。



 
 「や…っだ。はなしなさいよっ」

 花は、腕を振りほどこうと手をぶんぶんふったり、ねじったりしていた。



 「往生際がわりぃ嬢様なこった」

 「お仕置きが必要かな?」


 と言うと、一人の大男が、花の頬をビンタした。



 パンっ





 周りが一気に静かになる。

 花も、頬を赤くして、瞳に涙を滲ませた。



 「かはっ。くっ……」


 花は、男たちに捕まれているため、座りこもうとしても座れなかった。



 

 その一撃に、里樹は頭に血が上ったようだった。


 「……せねぇ」

 「里樹くん?」

 「ゆるせねぇっ」


 いきなり声を荒げた里樹。


 周りにいた人も、ばっと里樹の方を向く。

 鬼蜘蛛も、里樹の方を向いた。



 「お前っ」

 鬼蜘蛛の一人がビクッと肩を震わせた。

Re: 花は咲き・花は散る【番外編突入中っ】 ( No.312 )
日時: 2012/12/28 21:46
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)



 「……離せよ」


 里樹は、少し俯きながら、前髪の間から瞳をのぞかせた。


 「ひぃっ」


 3年たちは、そのギラリと輝いた瞳を見て肩をすくめた。

 だが一人、負けじと花の腕をぎりぎりと締め付けて行った。


 「あ、うぅ……。んぅ」


 花は、顔をしかめながら声を漏らした。



 「離せって言ってんだよ」

 「お前は、この間俺たちの前に現れたどっちの方だ」

 「東城里樹。弟の方だよ」


 里樹は声のトーンを低くして答えた。

Re: 花は咲き・花は散る【番外編突入中っ】 ( No.313 )
日時: 2012/12/30 09:59
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)




 「なんだ、弟かよ。だ、だったら、いつも嬢ちゃんの隣にいる男じゃねぇよな?
  なのになんでそんなに怒ってんだよ」



 ビビりながらもそれを隠しながら言う3年。


 「あたりまえだろ。雅の大切な友達だし」


 それに反応した香里は里樹の方を顔を真っ赤にしてみる。


 「それに、兄貴の大切な人でもあるし。何より、俺の……俺たちの……仲間なんだよっ」



 その言葉に、周囲の人たちは瞳を真ん丸にしてみる。

 花も、表情をびっくりしているようになっていた。

 香里も、瞳を真ん丸にしながらも、心の底から喜んでいるようだった。

Re: 花は咲き・花は散る【番外編突入中っ】 ( No.314 )
日時: 2013/01/03 00:29
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)




 そういうと里樹は、3年に向かって、2,3歩近づいた。


 
 コツ…コツ…


 
 「来るんじゃねぇよ、このくそガキ!」


 言うと3年の一人は、里樹を殴りにかかった。

 だが、運動神経共に良い里樹は、昔のように、優雅にかわし、腹に一発拳を入れた。



 ドスッ……


 「がっ、はっ」



 ず、ずる…


 3年は、腹を押さえて倒れこんだ。


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