コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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花は咲き・花は散る【第2期 —高校生編— start!】
日時: 2013/07/27 13:43
名前: りんご (ID: Au2wVmYz)

 初めまして。 リンゴです。
 ここの小説掲示板で、小説を書くのは初めてですが、よろしくお願いします^^*
 ちょっとおかしくなっちゃったみたいで、前までは参照4000は突破してたんですけど、何かのトラブルでカントが1からに…。

 番外編が無事終わり……。いよいよ
 第2期、高校生編が始まりますよーっ^o^*
 

 
 2013年1月25日に締め切ったキャラ投票結果発表いたします^^*
 
 ≪キャラ投票参加者≫

 ・ユメタマゴ様    ・みお様
 ・梅桜様       ・ルーシィ様
 ・燐火様       ・アマテラス様


 ≪キャラ投票結果≫

 1位:花 
 2位:陽斗、香里
 3位:里樹
 4位:音緒
           でしたっ。
           花が1位独占!2位との差はわずか1票!



 ≪来てくださったお客様≫

 ・クッキーママ様   ・みお(透子)様
 ・柏木 幸人様     ・Aira様
 ・花えがお(ひまり、ユメタマゴ)様
 ・佐倉 杏様      ・聡様
 ・うえってぃ様    ・優蘭様
 ・hino様       ・黒羽ヤミ様
 ・幸姫様       ・RIRIA様
 ・梅桜様       ・S・あやみん様
 ・しえみ様      ・アマテラス様
 ・ルーシィ様     ・燐火様


 ≪物語≫          ≪番外編≫

 ・第1期—中学生編—     ・花と陽斗のその後
 ・第2期—高校生編—     ・里樹の恋

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Re: 花は咲き・花は散る ( No.115 )
日時: 2012/08/15 17:00
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)


 「香里、分かったから落ち着いて」涙を我慢しながらあたしの事を考

えてくれていて…

 「花は…自分の気持ちを優先してない」とうとう涙を流してしまった

香里をあたしは…抱きしめた。

 「は…な…?」

 「解ったわ香里。あたしも香里をこのまま悲しませたくない。自分の

気持ちを優先する。だから、もう泣かないで?」

 「うん…約束だよ?」ギュッとあたしの制服を握りしめて言った香里

だった。きれいな笑顔を見せながら…

 「どうしたの香里ちゃん」「なんで泣いてるの香里」皆が集まってきて口々に香里に話しかける。

 「なんでもないよ。泣いてるのは…花が前怪我して看病してあげられなかったから」

 ニコニコとうそを言う香里だった。まぁ、ありがたいけど。

Re: 花は咲き・花は散る ( No.116 )
日時: 2012/08/15 17:17
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)


 その光景を…花を、教室のドアから見ていた陽斗だった。

 「やっぱり俺は…神崎の事が好きなんだな」ぽつりと言った陽斗に、西野がコツコツと歩いてきた。

 「うっす東城」

 「おう」

 「なんだ?何神崎の方みてんだ?おい」

 にやにやしながら花の方をちらちら見ながら言う西野。

 「なんでもない」それだけ言って自分の机に歩いて言った陽斗だった。

 
 「あ、東城君だー。おはよー」香里が陽斗の方を見てあいさつしたのを聞いて、花はどきりとした。

 「あぁおはよう」

 香里は陽斗にばれないように、花に挨拶をしろと手で伝える。

 「…おはよう。東城君」

 「おはよう神崎」というと、陽斗きずいたように次の言葉を言った。

 「神崎。今日の放課後の事なんだけどさ。服に着替えて、神崎の家に行くよ」

Re: 花は咲き・花は散る ( No.117 )
日時: 2012/08/15 17:51
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)


 「あ、うん。わかった。あたしも準備して待ってる」

 花と陽斗の会話が終わったのを確認して香里は花に話しかけようとしたら担任が来て話せなかった。

 「今日は4時間授業で部活もないので家でゆっくりと体を休ませても良いぞ」

 先生が珍しいことを言ったのでみんなは少しの間をとってから「わーい」と歓声を上げた。

 それから授業を黙々とやり、ついに放課後の時間が来た。

 「花。頑張ってね。東城君に告白するんだよ」

 「頑張ってみるよ・・・」

 「頑張るじゃだめっ。絶対なの!」小さな声で起こった香里にあたし

はまたもや負け、「わかったわよ」と言ってしまった。

 
 それから家に帰り昼ご飯を食べようとしたが、東城君が来てはいけな

いので後にして着替えた。

 「…頑張らないと」

 その時インターホンが鳴った。ピンポーン…と。

 慌てて出ると、玄関に立っていたのは東城君だった。

 「やぁ神崎」ニコリと言う陽斗に花はドキリ。

 「東城君…お待たせ」

 「全然。行くか」

 「ええ」東城君のそばを歩きながら花は言った。

 「あの、東城く・・・」花が言い終わらないうちに陽斗は口をはさんだ。

 「陽斗」

 「え?」

 「陽斗って呼んでくれ」といった陽斗に花はびっくり。

 「なんで…?東城君じゃ・・・」

 「俺双子だろ。2人とも東城君って呼ぶと解らなくなるから…陽斗」

 「・・・」これっていいことだよね?

 「うん…陽斗…君」顔が真っ赤になっているのをきずかれたくなかったのに…東城君はきずいてた。

 「ふっ。君つけなくていいのに。まぁ良いか」

 「ごめんなさい・・・」

 東城君としゃべっていると…心が落ち着く…

 花と陽斗は映画館に着くまでずっとしゃべっていた。


 

Re: 花は咲き・花は散る《もうすぐ完結!?≫ ( No.118 )
日時: 2012/08/15 20:45
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)


 「このチケットで、2人お願いします」スッとチケットを受け付けの人に渡す陽斗。

 「はい。では、席をお選び下さい」

 「そうだなー。神崎、どの辺がいい?」

 「あ、えっと…この辺かな」花は指をさして答えた。

 「よし。じゃ、ここで」

 「了解いたしました。これを入る前にお渡しください」

 「はい」

 陽斗は映画館に入るチケットを受け取り受付を離れた。

Re: 花は咲き・花は散る《もうすぐ完結!?≫ ( No.119 )
日時: 2012/08/15 21:42
名前: りんご (ID: 2bESk3K2)


 「ごめんね東城君。あたし映画館来るの初めてで・・・」

 「そうなのか?俺は里樹と2人で来ることあるし…まぁ、こういう事

は男がやらないとな。後、また東城君になってるし」

 「あ、ごめんなさい…陽斗君」

 「それは置いといて、この映画は2時半かららしいから、まだ昼ごはん

2人とも食べてないからどっかたべに行くか?」

 「そうね。どこに食べに行く?」

 2人は映画が始まるまでレストランで昼ご飯を食べるため、店を探しに行った。

 「ここどうだ?なんかおいしそうだし」

 「うん。良いと思う」

 「じゃ、決定な」と言って、レストランに入っていった。

 「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

 「2人」サクッと答える陽斗。

 「お2人様ですね。こちらえどうぞ」

 店員の後ろを花と陽斗はついていく。

 「どうぞ。ご注文が決まりましたらおよび下さい」

 「わかりました」

 帰っていく店員さんをずっと見ている花。

 「何食べる?神崎」

 「あ、うん。どうしようかな」

 …あの店員さん妙に顔が赤くなってたな。それにあそこの人たち皆き

ゃあきゃあ言ってる。あ、陽斗君がいるからかな。陽斗君目立つから…

 「どうした神崎。あっち見て。何かあるのか?」

 「何でもないの。陽斗君目立つからみんなこっち見てるなっ…て…」

 思わず声に出てしまった自分に驚く花。

 「そうか?でも、神崎も目立ってるみたいだけど」男の客にちらりと目をやって答える陽斗。

 「え。…目立ってる…かも」メニュー本で顔を半分隠しながら言った花に陽斗は…

 「…神崎かわいいし。服も良いやつ来てるから目立っててむかつく」
 
 「?何か言った陽斗君」ぽつりと言った陽斗の声がかすかに聞こえた

らしく、花が聞くと、顔を赤らめて「別に」とだけ答えた。

 そこに水を持った店員さんが3人ぐらい一斉にやってきて…

 「お冷お持ちしましたっ」と、一斉に答えた。
 
 「「え、そんなに・・・」」と花と陽斗がボー然としてる中店員さんは言い合っていた。

 「私が先に来たのよ。ドキなさい」「いいえ私ですっ」「私ですっ」と口々に言っていた。


 

 


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