コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 花は咲き・花は散る【第2期 —高校生編— start!】
- 日時: 2013/07/27 13:43
- 名前: りんご (ID: Au2wVmYz)
初めまして。 リンゴです。
ここの小説掲示板で、小説を書くのは初めてですが、よろしくお願いします^^*
ちょっとおかしくなっちゃったみたいで、前までは参照4000は突破してたんですけど、何かのトラブルでカントが1からに…。
番外編が無事終わり……。いよいよ
第2期、高校生編が始まりますよーっ^o^*
2013年1月25日に締め切ったキャラ投票結果発表いたします^^*
≪キャラ投票参加者≫
・ユメタマゴ様 ・みお様
・梅桜様 ・ルーシィ様
・燐火様 ・アマテラス様
≪キャラ投票結果≫
1位:花
2位:陽斗、香里
3位:里樹
4位:音緒
でしたっ。
花が1位独占!2位との差はわずか1票!
≪来てくださったお客様≫
・クッキーママ様 ・みお(透子)様
・柏木 幸人様 ・Aira様
・花えがお(ひまり、ユメタマゴ)様
・佐倉 杏様 ・聡様
・うえってぃ様 ・優蘭様
・hino様 ・黒羽ヤミ様
・幸姫様 ・RIRIA様
・梅桜様 ・S・あやみん様
・しえみ様 ・アマテラス様
・ルーシィ様 ・燐火様
≪物語≫ ≪番外編≫
・第1期—中学生編— ・花と陽斗のその後
・第2期—高校生編— ・里樹の恋
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- Re: 花は咲き・花は散る【第2期 —高校生編— start!】 ( No.360 )
- 日時: 2013/05/06 07:35
- 名前: りんご (ID: HtzPaCR.)
「あ、里樹。口にご飯粒ついてる……」
「ん?」
香里は身を乗り出して、里樹の口元へと手をもっていく。
そして、満面の笑みで里樹についたご飯粒をとった。
「はいっ。取れたよっ」
「サンキュ」
そんな光景を見ていた周囲の人は、ハートが飛びまくっている。
「キャ———っ。香里ちゃん天使の笑顔っ」
「東城弟かわい———っ」
「香里ちゃん萌え———っ」
「里樹くん可愛いっ。子供要素があふれてるっ」
男子に女子、先輩からも黄色い声が飛ぶ。
- Re: 花は咲き・花は散る【第2期 —高校生編— start!】 ( No.361 )
- 日時: 2013/05/20 00:59
- 名前: りんご (ID: HtzPaCR.)
そして、そんな二人の隣を見ると……。
「陽斗君。あの、これね、作ってきたんだけど……」
「クッキー?」
「うん。この間、食べたいって言ってたでしょ?」
「覚えてたのか?サンキュ」
陽斗は花の頭の上に手を置くと、くしゃっと撫でた。
その光景に周りの大歓声。
「お、これ上手い」
「ほんと!?良かったー」
花もクッキーを手に取ると、半分口に入れた。
すると、花のクッキーを持つ手を陽斗が退ける。
花の口には半分出たクッキーがある。
そのクッキーを陽斗が……。
「ん?」
「……ぱきっ」
「!?」
「甘いものは、好きな人と食べるともっと甘くなる」
「は、陽斗君っ」
陽斗は花の半分を食べたのだ。
そして、悪戯っぽく言う陽斗。
この行動に周りはよりいっそう盛り上がる。
「キャ————っ。見た今の?!」
「花ちゃんと陽斗君のラブ甘シーンっ」
「花ちゃん顔真っ赤で可愛い————っ」
「陽斗君の悪戯っぽいとこがgood!!goodよgood!」
- Re: 花は咲き・花は散る【第2期 —高校生編— start!】 ( No.362 )
- 日時: 2013/06/06 22:46
- 名前: りんご ◆Y9jOiMvQls (ID: HtzPaCR.)
「もう、陽斗くーんっ」
「ははっ。ついね」
「ついじゃないわよーっ」
花は真っ赤になりながら陽斗に向かってポカポカ拳を振る。
陽斗は笑いながらちらっと周りを見た。
「なぁ…?俺らさぁ……目立ってない?」
「え……」
陽斗の言葉に花は拳をピタッと止めて、周りを見回した。
くるっと陽斗も法に向き直ると、心底恥ずかしい事をしたというような表情になった。
「香里、少しだけじっとしててな」
「え、あ、うん?」
「よし……。兄貴」
「ああ、わーってる」
里樹と陽斗はお互い顔を見合わせた。
これにもまた歓声が上がった。いろんな意味で。
- Re: 花は咲き・花は散る【第2期 —高校生編— start!】 ( No.363 )
- 日時: 2013/06/06 23:00
- 名前: りんご ◆Y9jOiMvQls (ID: HtzPaCR.)
「ちょっと失礼」
「え、わぁ!?」
里樹はそういうと、軽々と香里を担ぎ上げた。
と言っても、おんぶ。
これには香里もすごく驚いている。
「花。これで全部か?」
「え、ええ……」
「悪いな。ちょっと急いでるから」
「んにゃ!?」
陽斗がいそいそとシートやお弁当箱を片付けたかと思いきや、こちらも花をおんぶした。
左手にお弁当などが入っている茶色のカゴをもちながら。
「ちょ、里樹っ?」
「陽斗君!?なにっ?」
「猛ダッシュするから、落ちんなよっ」
「ちゃんと捕まってなきゃ、落ちるぞっ」
そういうなり、陽斗と里樹は花と香里をおんぶしながらもうダッシュして桜の木の下から離れた。
周りは呆然とするばかりだった。
- Re: 花は咲き・花は散る【第2期 —高校生編— start!】 ( No.364 )
- 日時: 2013/06/09 23:56
- 名前: りんご ◆Y9jOiMvQls (ID: HtzPaCR.)
「ふぅ。ここまでくれば大丈夫かな」
「ああ。参るなぁ……」
陽斗と里樹はお互い息を少しだけ切らしながら、花と香里を下ろした。
花と香里は何が何だかわからないといった様子。
「陽斗君、大丈夫?すごい勢いで走って、あげくに屋上までの長い階段も3段飛ばし……」
「ああ。疲れた。重いし」
「んな!やっぱり重いんじゃないの!」
「嘘嘘。ジョーダン。重い訳ないだろ?階段3段飛ばしだぜ?重かったらできない」
花がぷんぷんと怒る中、陽斗は花の髪をくしゃっとかき回しながら笑っている。
そして、香里は里樹に質問攻めを開始する。
「里樹?なんで屋上までおんぶして全力で走ってきたの!?」
「なんでって……なぁ?兄貴」
「お前から二人に説明してやれよ」
「えー……んなこっぱ恥ずかしい事を」
「教えて里樹」
里樹は香里に言われ、俺かよ、と言う表情をしながらも言った。
花もそれには耳を大きくして聞く。
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