コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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俺の学費(ちょっと復活・語呂合わせ編)
日時: 2015/08/02 10:18
名前: 夕陽 (ID: WOWRJwNN)

こんにちは!
またまた新しいスレをたてさせていただきました。

この話はちょっと真面目な話になるかも知れないです。
学園+コメディ+恋愛+勉強みたいな感じになる予定です。
予定です(ここ重要)
勉強についてですが間違いがあったら早めに指摘してください!

よろしくお願いします!

目次
SHR(プロローグ)>>3
1時限目 オリエンテーション>>6
2時限目 理科 花のつくりとはたらき>>7
3時限目 理科 植物と光合成>>12
4時限目 理科 葉のつくりと働き>>15
5時限目 理科 茎・根のつくりとはたらき>>16
6時限目 理科 植物の呼吸>>19
7時限目 理科 植物の仲間わけ>>20 中一単元1終了!

8時限目 歴史 世界の古代文明と宗教のおこり>>21
9時限目 歴史 世界の古代文明と宗教のおこり2>>22
10時限目 歴史 日本列島の誕生と縄文文化>>23
11時限目 歴史 弥生文化と邪馬台国>>27
12時限目 歴史 大王の時代>>29
13時限目 歴史 聖徳太子の政治改革>>30
14時限目 歴史 大化の改新・律令国家の成立と平城京>>31
15時限目 歴史 奈良時代の人々の暮らし・天平文化>>33
16時間目 歴史 平安京都東アジアの変化・摂関政治と文化の国風化>>35

17時限目 英語 be動詞の現在形>>40
18時限目 英語 be動詞の現在形(疑問文、否定文)>>42
テスト結果>>43
19時限目 英語 一般動詞の現在形>>44
20時限目 英語 疑問詞の疑問文>>47
21時限目 英語 命令文>>50
22時限目 英語 三人称単数>>51
23時限目 英語 現在進行形>>53
24時限目 英語 canを使う文・過去形>>54
25時限目 英語 代名詞>>55

26時限目 数学 連立方程式>>58
27時限目 数学 連立方程式2>>60
28時限目 数学 平方根>>61

番外編
光の日常>>18
メアリの放課後>>28
緑の休日>>32
真里の過去>>34
光達のハロウィン!>>39
登場人物がトリックオアトリートと言われたら・言わせたら>>41
1周年記念パロディ〜桃太郎〜>>48
向日葵の日記>>49
参照900記念(クリスマスパーティー)>>52
バレンタイン>>59
ちょっとした語呂合わせ>>63

テスト
中間テスト 理科 メアリ編>>36
中間テスト 理科>>37
中間テスト 社会>>38

お知らせ
キャラ投票について>>56

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Re: 俺の学費=彼女達の家庭教師代(勉強ネタ多め) ( No.24 )
日時: 2014/07/21 20:54
名前: 夕陽 (ID: KVjZMmLu)

訂正
10時限目
一意は確実→一位は確実
でした。

Re: 俺の学費=彼女達の家庭教師代(勉強ネタ多め) ( No.25 )
日時: 2014/07/22 11:56
名前: 音宮 (ID: FUCcV96u)

夕陽
お待たせw
やっと来れた。

勉強をネタにするって大変だろ?
考えるのもそうだけど、それよりもいちいち問題かいてさー。
音宮はめんどいの嫌いw

すごく面白かったよ。
音宮は勉強嫌いだけど、これ読んでも全然、頭痛くないw
完結まで読んでいくからよろしくw
またちょこちょことコメを残していくからww

Re: 俺の学費=彼女達の家庭教師代(勉強ネタ多め) ( No.26 )
日時: 2014/07/23 19:34
名前: 夕陽 (ID: KVjZMmLu)

音ちゃん
来てくれてありがとう!

うん、結構大変w
でも普通に勉強するよりこうやって勉強した方が楽しいからね〜。

ありがとう!
そう思われるために作ったからそういってくれると嬉しい!

がんばって更新しなくちゃw
なんか音ちゃんのおかげでやる気がわいてきた。
コメントありがとう!

Re: 俺の学費=彼女達の家庭教師代(勉強ネタ多め) ( No.27 )
日時: 2014/07/23 20:50
名前: 夕陽 (ID: KVjZMmLu)

11時限目 歴史 弥生文化と邪馬台国

稲作はいつ、誰によって伝えられたか答えなさい。
「4世紀に大陸から来た人たちによって伝えられた」
 メアリ、“紀元前”が抜けてるぞ。
「紀元前4世紀ごろ大陸から移り住んだ人達によって伝えられた」
 緑は正解っと。
「昨日、神様によって伝えられた」
 今まで俺たち米食ってなかったのかよ!
 あと、神様によって伝えられたってテレパシーでも使ったのかよ!
 他にも突っ込みたいことはあるがそんな事をしたら勉強時間が減ってしまう。ぐっとこらえいつも通りホワイトボードの前に立った。

「今日は縄文時代から一歩進んで弥生時代だ」
「次は平安時代か?」
「まだですよ。この後さらに古墳時代、飛鳥時代、奈良時代でやっと平安時代です」
「先は長いな」
 なんか悟ったような表情でいわれた。
「とにかくがんばりますよ」
 そういうと真田先輩はしょうがないなあというようにこちらをみる。
「はじめに、この時代では高床倉庫を作った。ちなみにこれにはねずみや湿気から米を守る工夫がたくさんされているんだ。何があると思う?」
「ねずみや湿気を察知するとロボが現れる」
「ずいぶんハイテクですね……」
「倉庫を高くして高くした部分に板をつけてねずみが登れないようにしたんですよね〜?」
 そういって前に出てきてホワイトボードに書いてくれる。
「こんな感じです〜」
 緑の描いた絵はこんな感じだった。



    |              |
    |     倉庫       |
    |              |
 ———————————————————— ←この出っ張った部分
    |              |   がねずみを登らせな
    |              |   させる。

 まあ本当はもっと上手だったが。
「うん、オッケー。あと稲作と同時に入ってきたものがあるんだ。なんだと思う?」
「金属器、だろ?」
 真田先輩が正解を口にする。
「正解です。詳しく言うと青銅器や鉄器ですね」
 俺が付け加えるとメアリが
「弥生土器とそれはちがう?」
 ときいてきた。
「弥生土器も同じようなもんだよ。特徴はやや高温で焼かれた赤褐色の薄めで硬い土器だ。このころの文化を弥生文化、時代を弥生時代というから覚えておけよ」
 三人がメモをするのを横目に確認し、次に進める。
「で、こうなると段々社会の仕組みが変わり人々をまとめる有力者が出てくる。そして中国の漢書には紀元前後頃、倭には100あまりの国があったらしい。なかには漢に使いを送る国もあったと記されているな。あと、後漢書には皇帝から金印を授けられたとあり江戸時代に志賀島で発見された『漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)』と刻まれた金印はそのときのものという説が有力だ」
「かんわのなのこくおう?」
 メアリが呟いてノートに書き込んでいる。
「ああ、そうだ。次、いっていいか?」
 皆に確認を取ると
「ちょっと待ってください〜」
 緑だけ書き留めてないようなので少し待つ。
「いいです〜、お待たせしました〜」
 終わったようなので続けよう。
「次。邪馬台国についてだ」
「邪馬台国……?」
 メアリが首をかしげる。
「日本列島にある国だ。魏に朝貢したんだが……。朝貢って分かるか?」
「朝貢とは中国の皇帝に貢物を贈って代わりに国王の地位を認めてもらうことです〜」
 緑の回答は勿論正解だ。
「緑、すごいな」
「えへへ〜、頭なでてくれてもいいですよ〜?」
 そう褒めると緑は上目遣いにこちらを見上げてきた。
 こういう場合、頭をなでてもいいんだろうか?
 少し不安になったが軽くポンと手を頭に乗せる。なでるとはちょっとちがうけどこれ以上は恥ずかしい。
「光、顔真っ赤ですよ〜?」
「う、うるさい! 次いくぞ次!」
 指摘されたので急いで話題を変える。
「…………」
 するとなぜかこちらをみていたメアリと目が合った。
「どうした?」
「……別に、緑だけなでてもらって羨ましいとかじゃないし」
 聞いてみると淡々とした返事が返ってきた。まあとくに意味はないだろうしいいだろう。もともとこういう子だし。
「で、次。魏の歴史をしるした三国志の魏書の倭人伝には邪馬台国の女王卑弥呼が倭の小さな国を従えていてその中ですでに身分の違いが生まれていたことなどいろいろなことがかかれていたんだ。邪馬台国は近畿説と九州説に大きく分かれているらしい」
 そこまで言って
「今日はここまで。明日は大王の時代をやるからな」
 今日の分を締めくくった。
 いつもならそれで終わるはずだったのだが、
「今日、一緒に帰ってもいい? あ、あの分からない所があるから」
 とおずおずと申し出てくる声があった。
 メアリだ。
「ああ、いいぞ。どこが分からないんだ?」
 一瞬、なぜここでやらないのかと思ったが当たり前だろう。完全下校時刻をすぎてしまうからだろう。

 そんなこんなで俺はメアリを家に招き勉強を教えた。
 そのときいろいろとトラブルがあったがそれは別の話。

Re: 俺の学費=彼女達の家庭教師代(勉強ネタ多め) ( No.28 )
日時: 2014/08/04 00:47
名前: 夕陽 (ID: KVjZMmLu)

参照200突破!
遅いよ、となるかもしれませんが番外編です。
メアリが主人公です。

メアリの放課後

「今日一緒に帰ってもいい? あ、あの分からないところがあるから」
 私はそう声をかけてた。声をかけた相手は
「ああ、いいぞ。どこが分からないんだ?」
 加藤光。私達の家庭教師みたいなものをしてくれる。学園長の命令で。
 別に分からないところはない。
 強いて分からないものをあげるとすれば、

——自分の気持ち

 ぐらいだろうか。

 私は今日、彼が緑の頭をなでた時胸が締め付けられるような気持ちになった。
 あれはいったいなんなのだろうか?

「そういえばさ、どこで勉強する?」
 光が訊ねてくる。
 その言葉に私は
「光の家」
 と勝手に私の口が動いていた。

「お邪魔します」
 私がそういいながら入ると一足のサンダルが目に入った。
 ひまわりがついた女物の靴。
「……もしかして、彼女?」
 光に聞くと
「ただの幼なじみ」
 と笑って返された。
 少しほっとしている自分がいることに驚く。
 きっと、彼女だったら邪魔になるかもという不安がなくなっただけだと言い聞かせる。

「あれ、こーちゃんその子誰?」
 私が入ったとき向日葵みたいな笑顔の女の人に光が問いかけられていたのを見た。
 こーちゃんってもしかして光のこと?
 やっぱり恋人なのかな?
「安藤メアリ。俺が家庭教師してるっていったろ? っていうかその呼び方やめろ」
 でもその割りに甘い空気がないから幼馴染というのは本当みたいだ。
「私は向日葵って言うんだ。よろしくね。メアリちゃん」
 彼女はそう言って私に微笑む。
「あ、えっと、よろしく」
 私は少し戸惑い気味に返す。
「じゃ、勉強するか」
 光はそう言ってリビングに行く。といってもつながっているので移動は長くないが。

「で、どこが分からないんだ?」
 光に聞かれて私は少し考える。別に分からない問題はないが宿題をやっていれば出てくるだろう。
 幸か不幸か私は頭がよくない。
「えっと、ここ」
 社会のワークで分からないところを指差す。
「ここか……。ここはね」
 分かりやすく説明してくれるが全然頭に入ってこない。
 だって、説明してくれる光の顔に目がいってしまうから。
 こんなんじゃ駄目だ! と何とか平静を保とうとするが
「メアリ、大丈夫か?」
 と光に顔を覗き込まれてしまい、さっきよりも心拍数が上がる。
「だ、大丈夫だから!」
 そう言ってうつむくと
「そうか……」
 と光はさっきのように説明に戻った。
 やばい、嫌われちゃったかな?
 でもフォローの言葉もでてこないので黙ってしまう。
 かわりに説明の言葉に耳を済ませる。本当はこれをしに来たんだし別にいいけど、と心の中で言い訳してみる。

 しばらくして宿題が全部終わる頃、夕食が準備できたらしく
「こーちゃん、カレーできたよ」
 と光が呼ばれていた。
「じゃあ、もう帰るね。分からないところも分かったし」
 私はそう言って帰る支度をする。
「あ、メアリちゃんも食べてく? もう夜遅いし」
 嬉しいお誘いだが、流石にまずいだろう。
「別に——」
「いいじゃん、食ってけよ」
 別に気を使わなくていいよと言おうとしたのに、光がさえぎる。
「こーちゃんもこう言ってるし、どう?」
 向日葵さんがそういうので私は
「はい」
 と頷いてしまった。

「ありがとうございました」
 夕食後、私は深々と頭を下げた。
「いいよ。それより途中まで送ってくよ」
 光がそう言ってくれた。
「ひどい、私にはそういうこと言ってくれないのに……」
 向日葵ちゃんが少しすねたような顔を見せる。
「だってお前このマンションの同じ階だろ。隣じゃないけど」
 それに対し光はからかうような口調で言った。
「あ、大丈夫。一人で平気」
 私は流石に送ってもらうのはまずいと思い、断る。
「でも、夜中は変なやついるし……」
 食い下がる光を見て私は
「じゃあ、駅までお願いできるかな?」
 とお願いしていた。
 駅から5分もしないうちに着くしそこまでで十分だ。
 いつもは自転車で通っているが、流石に自宅まで送っていってもらうわけには行かない。
 自転車はここに置かせてもらって明日取りに行こう。
「分かった。じゃあ、向日葵おやすみ」
「うん、おやすみ。メアリちゃんもおやすみ」
「おやすみなさい」
 挨拶をして向日葵さんと別れる。

「送ってくれてありがとう」
 二人並んで歩く夜の道。
 涼しい風が心地よい。
「まだ、駅についてないよ。そんな事気にすんな」
 頭をなでられる。
「でも、ありがとう」
 またお礼を言う。
「後ちょっとで着くな」
 駅の建物が見えたとき、光は呟いた。
「本当にありがとう」
 私はそう言って笑った。
「あと、お礼です」
 光の頬に軽く唇で触れる。
「メアリ? どうしたの、急に?」
 焦り気味に聞いてくる光に
「感謝の、気持ちです」
 と笑った。
 これじゃ、本当に感謝の気持ちと思われたかもしれないけど別にいい。
 だって少しは進展したような気もするし。

—END—
あとがき
なんとかメアリの恋心(?)書けた……。
次の企画は緑かな?


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