コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ハツコイ【移動】
- 日時: 2017/02/08 16:48
- 名前: てるてる522 (ID: VNP3BWQA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1a/index.cgi?mode=view&no=10554
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2017.2.8
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- Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.640 )
- 日時: 2016/02/25 19:38
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
〜夏海サイド〜
長い広告が終わって、更に暗さが増した。
此の暗さが増すと、いよいよって感じでワクワクする。
「楽しみ?──」
「うん!」
雄太がそう聞いてきた。
そりゃあ勿論楽しみで、楽しみ過ぎて怖い位だ……。
映画は、最近ロードショーしたばかりの物で私達と同い年位の人が沢山居た。
映画化が決定した時から既に注目されて居て、期待されて居た作品だ。
なかなか実力が有る──と評判の女性俳優さんが主役を演じて居る。
映画やドラマ……芸能人の人を見ると、自分と掛け離れて居てとても不思議な気分になる。
この女性俳優の人だって、私と大して年齢はそう離れて居ないのに──。
引っ込み思案だった主人公が、少しずつ変化する環境にともなって成長する……という物語だった。
共感出来る要素が多く、ラストは泣いてしまった。
涙目で横を見てみると雄太も感動して居て、泣くのを堪えて居た。
反対隣りの百合もハンカチを片手にスクリーンを見つめて居た。
何だか凄く心に沁みる物を感じた。──
【続く】
byてるてる522
- Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.641 )
- 日時: 2016/02/28 20:24
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
〜百合サイド〜
もう何時もの強情さは何処かに行って、恥ずかしさも感じずに鼻から垂れる鼻水を勢い良く啜った。
そんな私を見て夏海は少々困った表情を浮かべながらも「私も感動した」と同情のコトバを掛けてくれた。
「久々に感動した!!」
美佳もそう強く宣言した。
「うん。他の人も皆泣いてたから思う存分泣けたって感じかな?」
瑞希も赤くなった目を手で押さえてそう言った。
「主人公が何だか夏海に似てた──」
雄太がそう言ったら、皆もブワッと其れに同意し始めた。
私は何だか恥ずかしかったけれど嬉しかった。
「やっぱり佐野は何時も村田の事を見てるだけ有るね」
魁が言った。
「俺も昔の同級生の中に入りたかったなー。一人だけ取り残された気分だわ」
武藤君がそう言った。
「御免御免──!!」
慌てたように正哉もそう言うけれど、武藤君は「冗談冗談」と宥めた。
今日楽しかったなぁ──家に帰ったらまた1人か。
そう思うと気分も下がって行った。
さっきまでとは違う、テンションの低い表情を浮かべて居た事が雄太にも分かったのだろうか。
「どうした? なんか有ったの?──」
鋭いな……やっぱり敵わないや。
「また帰ったら1人だなぁって思ってただけー。平気平気」
「いやいや、今のは平気な顔じゃ無かったって──」
優しいな……。
「皆で今日は夏海を家の前まで送ろう!!!」
「……え?」
言葉の意味に戸惑った。
「でも良いよ!! 遠いしさ」
私は漸く意味を飲み込んでそう言った。
「そんな顔でそういう事言っちゃうのかい?」
美佳が悪戯っぽく尋ねた。
「──ありがとう……」
私は素直にそう言っていた。
【続く】
次回から新章です!!!
byてるてる522
- Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.642 )
- 日時: 2016/02/29 19:19
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
〜雄太サイド〜
「有難う!! 凄い楽しかった」
満面の笑みで夏海はそう言った。
俺は嬉しくてうっかり泣きそうになった──。
「私も楽しかった……」
三神が言った。
昔だったら夏海が誰かを誘うなんて想像も出来ないなぁと思って、つい笑ってしまう。
「ちょっと、なんで笑ったのー?」
夏海の怒りに気付き、俺は慌てて何でも無いと言った。
まだ不満げだった夏海も仕方なくと言った様子で諦めたようだ……。
「また、高校卒業する前に集まりたいな」
俊太が言った。
今日初めて出会ったのに、そう思って貰える──思えるなんて凄い事だ。
「卒業って……まだまだ俺等には夏休みが有るじゃないか!!」
魁が俊太の肩を叩く。
勢いで軽く前のめりになる俊太に、一斉に笑いが起こる。
「そっか、もう高3か」
「御前もしかして、あの頃はまだ中1だったのに──とか思ってんのか?」
「っるさい!!──」
渋川が正哉の言葉にハッキリ反論した。
久々に中学時代の姿が蘇る。
「皆と居ると楽しいよ──!!」
美佳はもう泣きながら言った。
「涙もろいなぁ」
夏海も泣きそうになってそう言った。
すっかり辺りは暗くなって、いつの間にか街灯もポツポツと点き始める。
「日が延びたと思ったけど、やっぱり夜になると暗いよね」
「当たり前だろ」
風がさぁっと吹いた──……。
俺達は夏海と別れた。
後ろを何度振り向いても、夏海は手を笑顔で振って居た。
優しい風がもう一度吹いて、顔を優しく撫でた。
【続く】
もう1回だけ〝14話〟を書きました!!
中途半端だったので(笑)
それでは!!!(`・ω・´)
byてるてる522
- Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.643 )
- 日時: 2016/02/29 23:14
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
てるてるへ
お邪魔します、湯桁のろまです!
来てみたら、たくさん更新されていたので、一気に読んでしまいました!
ポップコーンのシーン笑ってしまったw
かわいいw
てるてるー明後日からまた学校始まってしまう!!
焦る!汗
てるてる、手作り頑張って!
手作りとか、可愛いなぁ//
やってみたいけど、渡す勇気が・・・ね笑
そういえば、イラストついに投稿できたんだー!
小説挿絵じゃなくてオリジナルイラストの投稿の方だけど!
よかったら、機会があったら来てくれると嬉しいです(*^^*)
お互いがんばろうね!
私もめっちゃ応援してる!!
- Re: ハツコイ【コメント募集中!!】 ( No.644 )
- 日時: 2016/03/01 07:29
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: lKhy8GBa)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
〜ゆーちゃん〜
来てくれて有難う!!
なんか、急に頭に思い付いたから忘れんうちにと思って……(笑)
ホント?! そう言って貰えて嬉しいよ(^^♪
明後日からかー(もしかして今の場合は明日になるのかしら……)。
私はもうとっくに始まってるです(`・ω・´)
席替えやったらまぁまぁ近くの席になったけれど、まだ渡せて居ないモドカシサは無いなぁって痛感←
手作りした
↓
渡せて無い
……っていう意気地なしだからなぁ。
そうなんだ!!!
実は此のコメントを見てから、返信する前に見て来ましたヽ(^o^)丿
凄い上手くて吃驚した!!
そうだね(`・ω・´) 頑張ろう!!w
有難う(#^.^#)
byてるてる522
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