コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 帰宅部オーバーワーク!【まさかの番外編!!】
- 日時: 2016/07/29 21:54
- 名前: ガッキー (ID: 4IM7Z4vJ)
初投稿です。初心者ですが、よろしくお願いします。夜のテンションでバーッと書いているので、誤字があるかも分かりません。一応、チェックは入れてはいますが、見付けた際はご指摘いただけると嬉しいです。
ルールも、『参照』の意味も分からないですが、感想もしくはKAKIKOのルールを教えて下さる心優しい方がいらっしゃるのなら、どうか教えていただけると私が喜びます。部屋で小躍りします。
最後までお付き合い下さいな♪
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- Re: 帰宅部オーバーワーク! ( No.1 )
- 日時: 2015/08/16 02:01
- 名前: ガッキー (ID: KqRHiSU0)
帰宅部ーーそれは、部活に入らない者。又は、何かしらの事情がいって部活に入れない者達の総称である。
世間では、帰宅部の人はあまり良い印象を持たれない。
だが、違うだろう?そうではないだろう?
帰宅部だって、『部』が付いているのだから部活であるべきなのだ。サッカー部や野球部、テニス部と同じ扱いを受けるべきなのだ。
そんな、どこかの誰かの願い、願望以上の渇望は、とある高校生達によって叶えられた。
「帰宅部を、正式な部活にしてやるよ」
帰宅部部長古泉は、部活設立時にそう言い放った。
- Re: 帰宅部オーバーワーク! ( No.2 )
- 日時: 2015/08/16 16:18
- 名前: ガッキー (ID: KqRHiSU0)
「馬鹿ですか!?」
帰宅部部室にて、前野がトレードマークである長い三つ編みを振り乱しながら叫んだ。
「な、何がでしょうか」
その叫びに応えたのは、帰宅部所属の二年生ーー青山だ。因みに前野も二年生。青山とはクラスこそ違ったが、良好な関係を築いてきた・・・とは言えないようだ。普通、良好な関係を築いてきた相手に「馬鹿ですか!?」とは言わないだろう。
しかし青山は、そんな暴言は些細な事だと言わんばかりに読んでいた(難しそうな)文学書を閉じて前野に椅子ごと向き直った。
「これですよこれ!新入生歓迎用のポスターですよ!!」
ズバァッ!と前野が一枚のポスターを青山の眼前に突き付けた。
そこには、こんな内容が。
『帰宅部というだけで、馬鹿にされた事は無いか?帰宅部というだけで、理不尽な誹りを受けた事は無いか?
俺は、同胞達の無念の思い、怒りを尊重し、代弁する。
昨年度から、帰宅部を正式な部活にした!同好会ではない!部活動だ!
新入部員募集』
「おかしいでしょ!」
ポスターを引き千切り、前野がもう一度叫んだ。絶叫した。
「よく、意味が分からないのですが・・・」
「なんでちょっと格好良いんですか!ポスターなら、『見易く』『覚え易く』『分かり易く』が鉄則でしょうが!!」
そんな鉄則は初耳だ。青山はそう頭の中でツッコミを入れたが、口に出すと前野がまた怒鳴るので、押し黙った。
だが、例え反論しようとしても、ポスターはもう散り散りになってしまっているので仕方の無いのだが。
「やり直しですよやり直し!」
「・・・、分かりました」
「何か考えたら私に言って下さい。審査しますから」
「出来ました」
「早くないですか!?考える時間なんて4秒位しか無かったですよね!?」
「僕のIQを駆使すれば、名案の一つや二つーー何の苦でもないのですよ」
毅然と(よく分からない不思議なポーズをしながら)言った青山に、前野はIQ凄い・・・!と心からそう思った。
IQが果たして高速思考に関係あるのかは、別として。
「じゃあ、教えて下さいよ」
青山の毅然な態度と不思議なポーズに気圧されてか、青山に問う前野の声が少し上擦った。
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