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- 祟呪死ータジュシー
- 日時: 2009/11/14 21:25
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
どうも!
小説は小5から初めてます!
つねにホラー専門です!
ヨロシクお願いします!
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- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.91 )
- 日時: 2010/01/04 14:43
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第二十九章・視線ーシセンー
「だいじょうぶですか?」
起きたらいつのまにか私は
ぜんぜん知らない場所のベットに寝ていた。
「ここ…何処ですか?」
校長先生は答えなかった。
「あの・・・」
「あの、聞いてもいいですか?」
「あ・・はい」
「私の学校のことを、
雑誌で取り上げるのは、やっぱり
取りやめにしてもらえませんか?」
「え・・?
あの、こまります!!
もうあさってが締め切りなんで。」
校長先生の表情が暗くなる。
「そうですか・・・、では」
キャチ
なにかの音がした。
校長先生がもってきたものは
に・・・日本刀!!
「覚悟はいいですね?」
い・・嫌・・・。
私は何処だかわからない部屋の中を
逃げ回った。
「待て!!」
逃げなくちゃ、逃げくちゃ・・
殺される!!!!
だが・・・
部屋のいきどまりにきてしまった。
「お願い!!たすけて!!」
すると後ろになにかがある。
後ろを振り返ると立花君の死体。
「いやぁぁぁぁ!!な・・・なんでこんな事を!!」
「前にも雑誌編集者が来た!!
でもそのときもこの日本刀で殺した。
私はこの学校の社長みたいなものだ!!
これ以上!!周りに悪い影響をあたえたくないんだ!
わかるか!!」
「わ・・・わかったから!!
もう雑誌に載せないわ!だからたすけて」
「いや・・・・だめだ!!
雑誌編集者はすぐ裏切る!!」
いや・・・いや・・・!!
「死んでもらう」
いやぁぁぁぁぁっぁぁ!!
ぐちょ・・・。
頭から血が出てるのがわかる。
「・・・っ・・・っ・・・」
「死んだか・・・」
校長は行ってしまった。
でも私にはまだ意識があった。
一生懸命自分のかばんを探し。
パソコンに打つ。
私はわかった。
陽子なんかいない・・・。
人の仕業だと…。
「いいえ・・・私はいるわ」
え・・・?
上を向いた。
髪の長い女の子
夢の中の・・・。
〜次の日〜
「また陽子にころされたらしいよ?」
「怖いね・・。」
ー雑誌編集部ー
「立花と小林が行方不明。
残念なことだ。」
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.92 )
- 日時: 2010/01/04 14:43
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
心ノ目ーココロノメー
人はそれを聞いてなにを思うの?
人はそれを見てなにをするの?
人はそれを言ってなにになるの?
心の目はわからない。
いったいなにを思っているの?
わからない。
だから…
ひとはみえをはる。
だが隠し事はばれてしまうのだろうか?
あなたの心の目は誰もわからない。
でもわかってしまうときはいつか…
くるのでしょうか?
あなたなら勝てますか?
その
人からの視線の
怖さに…
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.93 )
- 日時: 2010/01/04 14:46
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第三十章・傷ーキズー
いつも見ていた。
あなたのことを…。
どうして
時代はいつも、こうなの?
私にはわからなかった。
ー神代亜歌音ー
私ってまわりからみたら、
醜いんだろうな…。
もう死にたい。
どうせなら、私を殺してほしい、
お願いよ!!
私を殺して!!
陽子!!!
「ちょっと亜歌音、
さっさと買出しに行きなさいよ!
あのことちくるよ?」
「あっ・・・。ごめんなさい!
いま行きます!」
「おせぇんだよ!!
ばーか!!」
彼女の名前は草生茄 沙希恵
なぜこんなことになったのか、
私には納得いかない。
私がある日、コンビニで買い物していたときに、
私は万引きに引っかかってしまった。
私は盗んでいないのに。
それをたすけてくれたのが、
沙希恵だった。
学校には言われずにすんだが、
それ以来沙希恵に脅されて私は生きている。
死にたくなる。
私には陽子の気持ちがわかる。
陽子もこうして、
私みたいに醜くなって…
そして死んでいったのだろう。
「なにこれ?」
買出しにいってきた私に
いつもの文句をつけてきた。
「なんなの?これは?」
「頼まれたものですけど・・・。」
「はぁ?あんたKY?
普通こんだけ時間かかれば
気が変わるとかあるじゃん!
こうなったのもあんたが買出し遅いから
いけないのよ!!
この馬鹿!!
馬路でちくるよ?」
きつい言葉をあにせられた。
そんな言葉が私の胸をどんどん突き刺す。
家にかえった。
そして机に向かうと
カッターナイフが見えた。
「これで・・・終わりにしたい・・・」
そしてカッターナイフを手にする。
だがその時だった。
ーやめなさいー
「っひ・・」
後ろを振り返るが誰もいない、
気のせいかとわたしは思う。
しかし、
手にカッターナイフがなくなっていた。
「え・・・?」
どうしてなくなったの?
見るとカッターナイフが元の場所に
もどっていたのだ。
「やめなさい・・・?」
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.94 )
- 日時: 2010/01/04 14:46
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第三十一章・閉じ込めートジコメー
「ほら!ぼさっとてねぇで
さっさとやれよ!!」
昨日呼び止めた声が誰なのかがしりたい!!
私は心の中でそう叫び続けた。
(やめないさい)
たしかにあの声はそう言った。
細いきれいな声の少女。
「おい!なにぼさっとしてるんだって言ってんだよ!
さっさと告ってこいよ!
いまさらできないなんていったら」
沙希恵はニヤッと笑う。
その微笑は私の弱点。
つまり、万引きをちくるぞと
いうことだ
私は盗んでいないのに。
でもどうせ誰もわかってくれない。
結局私は
好きでもない、変な生徒に告ることになった。
「その…あの…すきです…」
「え?あ?あへ・・・」
その生徒がへんな笑いかたをする。
気持ち悪い。
「でへぇ・・い・・・いいよ、
君可愛いね」
私は我慢にたえきれられなくなり、
その場を逃げ出してしまった。
「なに逃げてるんだよ!?」
「ひっ!!…
お願いだから、万引きのことは言わないで!!
お願い!」
「うるせぇな!!御前が失敗したんだろう?
よし、なら明日までに万札三枚用意しな!
三万円だよ?
わかった!」
家に帰った。
三万円なんて大金あるわけがない。
どうしたらいいの?
私は…。
その時だった。
ふと道に財布が落ちていた。
「・・あっ・・」
財布を拾った。
中には5万円はいっていた。
そして持ち主の名前や免許書までもが入っていた。
「交番に届けないと」
私は急いで交番にはしった。
しかし交番の前に来たときだった。
(あっ・・・このお金で・・)
私は急に悪いことを考えだした。
(あっ!だめだよそんなことしたら・・・。
でも…少しくらいなら)
ーやめなさいー
ドクン・・・・・
急に胸の鼓動が大きくなる。
後ろにだれかいる?
後ろをそーっと振り返る。
建物の影でよく顔がみえないが、
紫色の目がつきに映って光っている。
髪の長い少女。
「やめなさい」
「だっ・・・だれ!!」
髪の長い
紫色の目
細い声
もしかして!!
「もしかして・・陽子?」
私が顔をあげたときにはもう
その少女の姿はなかった。
次の日だった。
「なんで三万円持ってきてねぇんだよ!!!」
「そ・・そんな大金、
すぐには用意できないよ」
「は?ふざけんなよ?
じゃ、ちくっていいの?」
私はうつむく
うつむいた私の前髪をひっぱり、
無理やり顔を上にむかせられた。
「親の金でもぬすんでこいよ?
あんたんち金もちでしょう?」
そんなことできない。
私の心の中に
殺意が沸いてくる。
こいつを殺してやりたい・・・。
いまなら・・陽子の・・・
いや・・そんなことだめ!!
私は我慢する!!
そんな様子を陽子はじーっと見ていた。
まるで冷め切った氷のように
冷たい目。
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.95 )
- 日時: 2010/01/04 14:47
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第三十二章・11年間ージュウイチネンカンー
じーっと見ている
そして目をつぶる
あなたなら…勝てるのかしら?
ー神代亜歌音ー
親の財布を眺めていた。
そして・・・
手に取る、しかし
またもとの場所にもどしてしまう。
「だめよ・・・負けちゃ。
私は我慢して
強くなるのよ!!!!!!!!!」
「あなたなら…勝てる?」
「ええ・・・勝て・・・えっ!!??」
後ろを振り返る。
そこには夕日の光で光っている
陽子がいた。
「見せてあげるわ…。」
「え!!」
すると夕日が近づく。
いつの間にか
私は学校にいた。
「ほら!!さっさとしろよ!!」
そこには陽子がいじめられてる姿があった。
「ぼさっとするなよ!!!
お金ねぇんだろう?
なら万引きしてこいよ?」
そして陽子が店の中に入っていく。
そして万引きして見つかる姿があった。
「きゃ・・」
陽子は逃げていった。
しかし、いじめグループに見つかり、
殴られていた。
すると、
今度はいつの間にか
誰かの部屋にいた。
ベットの中で誰かがないてる。
陽子だ。
「死にたい・・・。」
陽子がそういった。
そしてなにやら遺書のようなものを書き出した。
永久のゲームだった。
「これで・・・、復讐してやる!
そして私はやっと…
開放されるのよ!!!」
そして手首を何回も
カッターナイフで刺してゆく
ぐちゃ…ぐちょ…ぐちょぇ…
そしてカッターナイフが遺書の上に落ちて、
陽子は倒れる。
するといつの間にか
また学校へ。
そこの光景にはすべてが見えた。
人が人を殺しているのだ。
それを見つめる冷たい目をした
陽子。
「人って怖いわよね…。
こうしてるのよ」
後ろに陽子がいた。
「うん…ひどいわ…。」
「人はよくをだすと
ここまでいってしまうものなのよ」
陽子の目はとても悲しそう。
「あなたは私に…
いえ…
私という欲望に勝てるかしら!!」
「えっ・・・!!」
手に私はいつのまにか
カッターナイフを持っていた。
そして陽子の手にも…。
「今!!!
欲望に勝ちたいと思うなら…
私を殺してみせろ!!」
あなたなら勝てますか?
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