ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 祟呪死ータジュシー
- 日時: 2009/11/14 21:25
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
どうも!
小説は小5から初めてます!
つねにホラー専門です!
ヨロシクお願いします!
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- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.86 )
- 日時: 2010/01/04 14:27
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
生きるーイキルー
あなたは何のために生きているの?
失ったらもう生きる必要ないから死ぬ?
それともそのものを追いかけるために死ぬ?
それともそれの分まで生きる?
あなたは自分のために自分を犠牲にする?
赤い人がいたらあなたは殺す?
それとも我慢してしまう?
それとも自分が死んでしまう?
人生の分かれ道は
常にある。
言う言葉の一つ一つもすべて分かれ道。
この分かれ道は終わらない。
あなたなら勝てますか?
その分かれ道に・・・。
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.87 )
- 日時: 2010/01/04 14:28
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第二十五章・戻らない星ーモドラナイホシー
アルバムを見て思い出す。
あの時・・・この時・・・。
よみがえるたびに涙が一粒こぼれ落ちる。
「陣・・・」
あのときどうして・・・。
転校させればよかったのに・・・。
命は、
買えないのに。
あのとき警察になりたいといったあの子。
あれかあ毎日努力してたのに。
すべてが終わってしまった。
いいえそんなことどうでもいいわ、
とにかく
あのコを戻してほしい。
警察にならなくてもいい。
戻して!!
私の陣を!!
あのコが殺されてから
ずーっと暗い日が続く。
なにもやる気がしない。
「おい!多美子!なんでなにもしてないんだ!」
お父さんがどなる。
最近なにもしてない。
洗濯物も洗いものも掃除も・・・。
「御前大丈夫か?一度病院で見に行こう!!」
病院にも行く気がしない。
もうなにもかもが面倒くさい。
ー病院ー
「これはうつ病ですね」
「う・・うつ病!!」
お父さんが驚いてる。
もううつ病でもなんでもいい。
生きる希望をなくした私は
もう何もしたくはない。
もう死にたい・・・。
そうね・・・死ねばいいのよね。
そしたら陣にも会える!!
「あれ?なにをするんだ!!
そうかうつ病がなおったのか!?」
そして包丁を持った
「なにやってるんだ!やめろ」
お父さんが私から包丁を取る
「やめて!なにするの!!」
「そんなことしてもなにも始まらないだろう!
天国の陣も悲しむぞ!!」
陣・・・!!
陣・・が悲しむ?
私なに馬鹿なことしてたんだろう
「ごめんなさい・・・あなた・・。
私間違ってた。」
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.88 )
- 日時: 2010/01/04 14:32
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第二十六章・永久のゲームの向こう側
ートワノゲームノムコウガワー
「そうですね〜」
「どうしますか?ここ行ってみますか?」
「でもここは本当にすごいらしいですよ?
なんでも本当に死人がたくさんでてるとか…」
私の名前は小林芽衣華。
雑誌の編集者。
今回は怖い話特集の記事を頼まれた。
そこで今度「谷津学園」の
永久のゲームということを記事にしようと
思っているのだが、今回はすごいらしい。
本当に死人がでて警察沙汰だとか。
「じゃ、あたし明日取材に行ってきます。」
「ああ、じゃ俺も行くよ。
じゃホテル予約しときます。」
この人は立花悠貴。
今回の仕事はたまたまいっしょだった。
「じゃ、ヨロシク!立花君」
ー朝6時ー
こんな朝早い時間から
もう新幹線にのっていた。
「ふぁ〜ん」
となりで立花君があくびをしている。
私もまだ眠い・・・。
けど新幹線の中でも仕事仕事!!
なんせ私は…
「仕事が恋人」
と呼ばれた女だから(なんちゃって
永久のゲームとうって
検索をクリックした。
検索は一件だけだった。
「あれ?こんくらいなの?」
とにかくその一件をクリック。
そこは怖い話を集めたサイトだった。
だが・・・
永久のゲームは途中でおわっている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それはある事件から始まる。
いじめにより自殺した陽子。
その陽子が遺書に残したのが永久のゲーム。
中3になったらほとんどの人が
殺される。
しかし、
もっと詳しくしら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あれ?これで終わってる・・・。
もっと詳しく・・・?かな?
詳しくの後が気になる。
なに?なんなの?
「小林さん!!着きましたよ!!」
あっ?え?
私いつの間に寝てたんだろう?
「ひとまずホテルで荷物を降ろしちゃいましょう。
それからタクシーで・・・」
そしてホテルに向かい荷物を降ろして、
タクシーにのった。
「すみません、谷津中学校までお願いします。」
「あいよ・・・。」
タクシーが発車する。
「お客さん、谷津までなにしに?」
「いや〜、それが取材で、
永久のゲームって、ご存知ですか?
それについて取材を」
「すまんが・・・しらねぇな」
「そうですか・・・」
そして15分がたった頃、
目的地についた。
「ほら、ついたぞ?」
ここが谷津小学校…。
「いらっしゃい・・・。あなたたちですね取材の
かたがたは」
「あっ・・はい」
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.89 )
- 日時: 2010/01/04 14:35
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第二十七章・来るなークルナー
「いらっしゃい・・・。あなたたちですね取材の
かたがたは」
「あ・・はい」
「ようこそ、いらっしゃいました。
わたし谷津学園校長の谷口信彦と申します。」
そう・・・
この人が谷津学園の校長
谷口信彦。
いっけんぱっとみ、普通のおじさんだが、
どこか悲しげな顔をしている。
やはり、ここまで生徒数が死んでしまうと
悲しいのだろう・・。
私たちは校長室まで案内され、
お茶をだされる。
「では・・どんどん質問してください。」
「はい、じゃ早速なんですが。
永久のゲームとはいったいいつから?」
「はい・・・もう11年も前からですね」
「では。何故そのようなことが?」
「・・・それが、
学園内でいじめがあったそうなんですね。
そのコが自殺して・・・。
そのコの遺書にかかれていたのが永久のゲーム
だったんですね…。
それから何年お払いしても、
生徒はどんどんなくなっていき。
ぜんぜんお払いの効果はないし。」
私はすべてメモを取る。
なんだか悲しい事件だ。
「永久のゲームを動かしてるのは。
陽子…。
花笠陽子。」
花笠陽子・・・ね。
「では学園内を拝見させてくれますか?」
「えぇ、どうぞどうぞ。」
学校内はいたって普通の学校。
しかし中学3年の3階に上がったときだった。
異様なふいんきがただよう。
生徒がとっても静かだ。
そこまでシーンとはしてないが、
男子が騒いだり女子がべちゃくちゃやべったり
しているのが普通なのに。
こそこそひそひそと話している。
ー来るな…死にたいの?−
「え?今なんかいった?立花君?」
「えっ!!いや・・・なにも」
今確かに聞こえたその声・・。
なんだかきみが悪い。
「この血のあとはなんですか?」
「それは4年前の生徒が殺された場所です。」
・・・・・・。
恐ろしい。
こんな心霊スポッとというか、
ここまで恐ろしい記事は生まれてはじめて。
今までいくつもの恐怖特集をやってきたが、
ここまで恐ろしいところがあるとは。
「え?なんですか?小林さん」
「は?なに?」
急に立花君が話しかけてきた。
「いま、なにか言いませんでしたか?」
「いや…なにもいってなけど?」
「え?でも今たしかに、来るなって・・・」
!!!!
「立花君にも聞こえたの?」
「あっ・・・はい」
嘘!!
ここ絶対おかしい。
なにかすっごくやばい場所にいる気がする。
「あの、谷口さん。
ここ大丈夫なんですか?」
「・・・・私にもよく・・・」
これは本気でお払いが必要だわ。
私たち、殺されるいきおいじゃない!!
本当に大丈夫なの?ここ?
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.90 )
- 日時: 2010/01/04 14:36
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第二十八章・夢ーユメー
私は今日の取材を引き上げ、
ホテルに向かった。
「なんか今回の場所、やばそうね」
「そうですね。変な声は聞こえるし、
カメラに変なものは写るし」
本当にとんでもない場所だ。
ホテルについて、私は風呂に入ったら、
すぐ寝ることにした。
黒い髪の毛の女の子がいる。
「来ちゃだめよ、殺される。
赤く染まる…あの惨劇が広がるわ」
ハッ!!!
なんて変な夢なの!!
「きゃ・・」
目の前にいる。
黒い髪の毛の・・・女の子!!
「帰れ…。あなたはここにいてはいけない」
「起きてください!!小林さん!!」
あ・・・あれ?
夢?
まったくおかしな夢だったな。
でももしかて、私たちって帰った方がいいの?
そんなこといってる場合じゃない!!!
取材よ!仕事!!
そしてさっそく谷津学園へむかった。
すると、なんと学園の職員室は先生方が
号泣していた。
「どうしたんですか?」
「そ・・・それがまた、生徒が・・・」
もう頭が回りそう。
なんなのこの展開!!
よんでなかったわよ
とにかくそのことについても取材することにした。
どうやら普段は明るく
目立ちたがり屋のコが殺されたらしい。
陽子・・・。
なんか怖い、
明日の私がそのコのような気がする。
「大丈夫っすか小林さん?」
立花君が聞いてきた。
大丈夫じゃないけど…
心配させたくない。
「大丈夫よ・・・。」
でももうはちきれそう!!
誰かたすけて!!
「やっぱり、あんまりよくないんじゃないんすか?
だいじょうぶっすか?」
私だめだ・・・
私はそのまま倒れてしまった。
あなたなら勝てますか?
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