ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 時の魔術師(コメください
- 日時: 2009/11/15 14:52
- 名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)
こんにちは。白魔女です。元・魔女です。
これで四作目になります。ようやくなれてきているつもりですが、まだまだ未熟者ですので、みなさまの感想を聞きたいです。誤字・脱字も多いので……(汗
グロは、少ないと思います。でも、時たまでるかも……知れません。
これを読んでくれた人が、楽しい思いをしてくれたら……それが私の願いです。
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- Re: 時の魔術師(コメください ( No.14 )
- 日時: 2009/11/15 18:41
- 名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)
瑠希s、架凛s、ありがとうございます!
そう言ってもらえると、とても嬉しいです♪
ファンタジーいいですよね……まさに夢です。
- Re: 時の魔術師(コメください ( No.15 )
- 日時: 2009/11/15 18:55
- 名前: 架凛 ◆V3sV8pUxpk (ID: 81HzK4GC)
はい!!ファータジーは夢です☆
突然ですが、私もファンタジー(らしきもの?)書いてます((ω°o*
まぁ、良かったら遊びに来てください☆
(↑お暇な時にww)
- Re: 時の魔術師(コメください ( No.16 )
- 日時: 2009/11/15 20:28
- 名前: 瑠希 (ID: qD0oxfww)
またきました〜\(^o^)/
よかったらるきのところにも遊びに来てくださぃ(^ω^)b
あと、タメでいいでしょうか・・?(´・ω・`)
- Re: 時の魔術師(コメください ( No.17 )
- 日時: 2009/11/15 21:26
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
めっちゃこういう小説好きです!!
なんか口調とかが面白いですよね^^
話の内容も心を引き付けます!!!
これからもがんばってください!!!!
応援(>w<)」してます!!!!!!!
- Re: 時の魔術師(コメください ( No.18 )
- 日時: 2009/11/15 21:55
- 名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)
男子高校生の名前は藤岡ケント。
時間を戻りたい理由は、なくしたお母さんの形見を探しに行く事。
戻りたい年は、2001年。
「母さんの形見ねぇ……」
さっきのケントの言い方でむかついた私は、敬語を一切使わないことにし、「ケント」と呼ぶことにした。
「今から探せばいいじゃん〜」
イスに座ってコーヒーを飲む私。依頼人と契約の話をするので、いつもテーブルとイスとコーヒーを出してあげるのだが、依頼人よりも私のほうがくつろいでいる。
「本当に、戻れるんだな!?」
「そのかわり、終わったら魂もらうからね〜」
うっ、とケントは低く言った。
「つまり、お前が俺を食うんだよな……?」
「そうともかぎらないよ」
「へ?」
キョトンとするケント。
「やり方はたくさんあってね。契約内容によって、
色々支払いが違うんだよ」
ケントは余計に頭がこんがらがった様だ。
「時間を戻ってすぐ私に食われるか、寿命を私が頂く
か、死んだ後に地獄に落ちた後に悪魔達に引き渡して永遠にもてあそばれるか」
淡々と言う私に、ケントは少しゾッとしたようだった。
「他にも色々あるけど、大体はこの三つ」
「じゃ、じゃあ、寿命で!!」
「ただし!」
死にたくありませんと言う気持ちがありありとわかるケントに、私は釘をさした。
「寿命の場合は、その年の数分のお金をもらうから〜」
そして、今まで以上の笑顔。接客はね、笑顔が大事なの。まぁ、敬語を使わない時点で接客も何もないが。
「それに、時間を戻って過去に変な行動をしたりしたら、強制的に私か、他の人が決めるから」
「そんなぁ……」
見るからにガックリと、ケントはうなだれた。
「なに、その言い方。時間を戻れるんだから、安いものじゃない」
そして、コーヒーを飲み干す。
「支払いは、帰って来た時点で決めるから、行こうか」
「ちょ、ちょっと!」
立ち上がる私に、ケントは慌てた。
「行こうかって、お前も行くの!?」
「当たり前じゃん」
私はスラッと言った。
「あんたが過去に戻って変な行動をしないように、私が見張るの。何して来たかわからないと、支払いもわからないでしょ?」
「そ、そうだけど……。何か自分の過去を見られるって、嫌だな」
「そう、じゃあ、支払いは“死んだら悪魔にもてあそばれる”でいいのね」
「あわわ、いいです、結構です!」
「はいよ」
ニヤッと笑う私に、ケントはため息をついた。
「お前、友達少ないだろ」
「大きなお世話です!」
それからテーブルたちを消すと、ケントが描いた魔
法陣を、時間を戻る魔法陣にするために、あのペンで書き加える。
「へったな魔法陣だなぁ」
描きながら私は言った。
「うるせぇ、こんな暗い場所で上手く描けるわけねぇだろ」
そして、より細かい魔法陣にし、私とケントは魔法陣の中心部に立った。
「これからは黙ってよ。ミスったら、体の一部が消えたりするから。もっと悪い場合は、白亜紀とかに戻って戻れなくなるからね」
「はいはい……」
その返事を聞いて、私は意識を集中させた。
魔術のなかでも、時を戻る魔術は特に難しい。魔力を、魔法陣に注ぎ込むと、魔法陣が光りだした。カバンからあの小瓶を取り出し、魔法陣に垂らす、と、魔法陣は私達を乗せたまま浮き上がり、まわりだした。私達からはそう見えるだけだがな。そして、ビュンと音が鳴ると、光が自分達を包む。自分の体があるのか、実体なのかわからなくなる。
この感覚が、私は好きだ。魔術って感じがする。
だから、時の魔術は好きなんだ。
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