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時の魔術師(コメください
日時: 2009/11/15 14:52
名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)

 
 こんにちは。白魔女です。元・魔女です。
 これで四作目になります。ようやくなれてきているつもりですが、まだまだ未熟者ですので、みなさまの感想を聞きたいです。誤字・脱字も多いので……(汗
 
 グロは、少ないと思います。でも、時たまでるかも……知れません。

 これを読んでくれた人が、楽しい思いをしてくれたら……それが私の願いです。



 

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Re: 時の魔術師(コメください ( No.54 )
日時: 2009/12/08 21:30
名前: 白魔女 (ID: PQvy21Xz)

雛さん、来てくれたんですか〜。
そ、そんなに上手くないっスよ……(汗

雛さんも、小説頑張ってください。

Re: 時の魔術師(コメください ( No.55 )
日時: 2009/12/08 22:31
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

ヘェーイ!!

またいいところで終わってるぅ、

続き気になる〜0(>〜<)0〜よ!!

まぁがんばって!!!

つか祟呪死の方・・・
もうねた切れでそろそろ最終回近いかも(早ッ!!

まぁアイディア考えてみるわ!

ってか白魔女は〜、
ねた切れでこまったことない?

Re: 時の魔術師(コメください ( No.56 )
日時: 2009/12/08 23:25
名前: 白魔女 (ID: PQvy21Xz)

ヤホー、きたんだぁ〜。

うちの場合は書いてる間に先のこと考えちゃうから、あまりネタ切れないなぁ。ただ、そのせっかく考えたヤツ忘れる事が多かったり多くなかったりww

ってか、たった今、祟呪死読んでて「キャー」って叫んでた。まさかの展開……まぁ、感想はそっちで書くけど……。

ってぇ、祟呪死終わるの!?まず「終わり」ってのが想像できないのだが……

ちなみに私は祟呪死が続く事を願う。

Re: 時の魔術師(コメください ( No.57 )
日時: 2009/12/09 19:03
名前: 白魔女 (ID: PQvy21Xz)

「お母さんはね。自分の命がもう短いってわかった頃から、ずっとケントのことが心配だった。本人は隠していたらしいけど、ケント、お母さんっ子だからね」

 ミサコさんの言葉に顔を赤らめるケント。

「だから、この時代のつい二週間くらい前に、ソラちゃんに頼んだってわけ」

「頼んだって……、お前、未来にも行けるの?」

「まあね〜。一度依頼した人は、それからずっと、魔
術をかけられてもその魔術師が見えるの。だから、ミサコさんは私のことが見えていたのですよね?」

「はい。あなたが私のことを覚えていてくれて、うれしいわ」

 私はミサコさんに引きつった笑顔を見せた。正直、八年前の依頼なんて、さっぱり忘れていたのだが。

「そこで……ケントが私の時代に来るってことがわかったの。まぁ、私にはどうしようも出来なかったけどね」

 フッと笑うミサコさん。忘れていたとは言え、そのやさしい顔は、印象に残っている。

「え、じゃあお前も俺を見たんじゃないのかよ?その、未来で」

「ううん。ミサコさんの頼みで、私はついていかなかった——。だから、ケントのことは知らなかったよ」

「えぇ!?ついていかなかったって、つまり、母ちゃんの支払いは——」

「えぇ、悪魔達の元へ、死んだ後に潔くいくわ」

「そ、そんな——」

 自分が一番やりたくなかったことを、お母さんはやろうとしていると聞いて、ケントは嫌そうな顔をした。

「ソラはなんで止めなかったんだよ!支払いのときは、大体ついていくんだろ!」

「ケント。ソラちゃんをせめないで」

 ハッキリとした口調で、ミサコさんはケントを叱った。ケントはしゅんとする。

「しかたなかったのよ……あそこでソラちゃんが私を食べたら、あと少し残されたあなた達とあえる時間もなくなってしまう。かといって、寿命をちじめるのも、どうせ死が近い私には関係ない。すべて説明された後で、私はその支払いにきめたの。どうせそれなら、ソラちゃんにはついてこないでと言ってね」

「ミサコさんなら、変な事などしないと思っていました。あって数分で、やさしいくて、信じられる人だと思ったから」

「そう……」

 ケントは寂しそうな顔をした。ミサコさんが、その頭をそっとなでる。

「それで、母ちゃん。俺達がこの時代に来たのは……その、母ちゃんの形見をなくしちゃって……」

「ふふっ。いつになってもそそっかしいんだから」

 笑う母親に、ケントはムッとした様子で、

「笑い事じゃないよ。ずっと悩んでたんだから」

 と言った。

「悩むのならなんでなくしたのかねー?」

 ミサコさんは、私に向かって言った。
 
 明るい性格でこんな優しい人が、なんで死んでしまうのだろう……。

「形見……なんか、自分の形見っていうとおかしい感じがするわ。えっと……」

 ミサコさんは、ゴソゴソと自分のカバンの中から小さなポーチを出した。

「たしか、この中に……」

 そう言ってしばらくポーチの中を探って数分。

「ないんですか……」

「う、うん……」

 沈黙を破った私のセリフを、潔く認める。

「おかしいわね、確かにこの中に入れたんだけど」

「母ちゃん……あの……まさか……それって……」

 ケントはポケットの中を探り、あのお父さんの形見
と言っていた十字架を出す。

「あぁ!それよ、それ!それ、私がケントに渡すつもりだったもの!」

 私は「え?」と思った。これはお父さんの形見で、でもお母さんの形見……。

「そういうことかっ!」

 手をパンッとあわせて声を張り上げる。二人の注目を集めた。

「つまり、ケントがミサコさんの形見を忘れているのを悲観したお父さんが、気づくまでずっとそれを預かっていたのよ。でも、自分が死ぬまで気づかないケントに、自分の形見として渡した……ってわけじゃない?」

「そ、そうだったのか……!!」

 驚く事ばかりのケントは、あごが外れるんじゃないかと思うくらいあんぐりと口を開けた。そして、

「母ちゃん……そして父ちゃんも、本当にゴメンっ!!」

 これでもかと言わんばかりに頭を下げる。

「俺が、不甲斐ないばかりに、迷惑かけて、俺、本当に、本当に……」

「いいのよ……こうして自分の命を投げ出してまで、私のところに来てくれたのだから、もう、それだけで、私は……」

 見ているだけでこっちも泣けてくる。親子っていうのはいいものだな。出来ればこのままもう少し二人をいさせたい。

 けど、私にはもう時間がなかった。

 クラッと目まいがしたかと思うと、そのまま倒れてしまう。それをミサコさんが受け止めた。

「ソラちゃん!?大丈夫?」

「すいません……」

 もう、魔力がない。これじゃあ帰れない——。

 一番やりたくなかった。これだけは。でも、これし

か方法はない。

「ミサコさん、本当に申し訳ないのですが……」

 言おうか迷う。ケントがいる前で——でも、仕方なかった。

「ミサコさんを、食べさせてください」

Re: 時の魔術師(コメください ( No.58 )
日時: 2009/12/09 20:58
名前: 雛 ◆GniOoWrG2M (ID: 6.Riuk1k)
参照: 鳥だってね、賢くなれば自分で鳥籠を開けて、自由な世界へ飛びたてるの。緋籠? あんたも同じなんだよ [[殺し屋・殺愛、此処に見参————。より

また来ましたーっ!

…食べる!?
ひぃいぃぃぃっ!!((何

面白いです…頑張ってくださいよーっ♪

私の小説、消えちゃったんで…。
消えたとき用にお気に入りに入れといたのも、無くなってるし…。
もう、折れましたよ^^;

また、あそこまで書く気もしないしー。

あ…でもやっぱ書こうかなー…。
大幅に話変わっちゃうけど…。

白魔女サマ、もし私の小説見つけたら言って下さいー><


白魔女サマ、更新頑張ってくださいー!


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