ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 時の魔術師(コメください
- 日時: 2009/11/15 14:52
- 名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)
こんにちは。白魔女です。元・魔女です。
これで四作目になります。ようやくなれてきているつもりですが、まだまだ未熟者ですので、みなさまの感想を聞きたいです。誤字・脱字も多いので……(汗
グロは、少ないと思います。でも、時たまでるかも……知れません。
これを読んでくれた人が、楽しい思いをしてくれたら……それが私の願いです。
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- Re: 時の魔術師(コメください ( No.4 )
- 日時: 2009/11/15 15:42
- 名前: 東京葉月 ◆CukI5IxHt. (ID: ftDNog01)
面白そうですね…。
更新頑張ってください。
- Re: 時の魔術師(コメください ( No.5 )
- 日時: 2009/11/15 15:51
- 名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)
東京葉月さん、ありがとうございます。
はい、頑張ります!
- Re: 時の魔術師(コメください ( No.6 )
- 日時: 2009/11/15 15:57
- 名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)
3話——魔女・魔術師について——
魔女になるためには、悪魔と契約をする必要がある。そして、契約した後に、「契約の印」という印が、体のどこかに現れる。私の場合は、それが腕にある。そして、その「契約の印」は、どれだけ痛めつけても痛みを感じないのだ。だが、一つだけ、痛みを感じる時がある。それは、誰かが私を呼んでいるときだ。つまり、仕事の合図というわけ。
今夜も、また仕事が始まる——。私はそう思いながら、焼けるような痛みを発する腕をこすり、ベッドから起き上がった。
私の生活リズムは、普通の中学生と大体同じだが、私は夜中に仕事があるので早めに寝ておく必要がある。でも、それが宿題などに押しつぶされ、結局は睡眠不足になってしまうのだ。なんという悪循環!
黒い正式の服に着替え、みなさんもよく知っている黒いとんがり帽子をかぶり、私は箒を出した。
箒も、だいぶ汚れてきているな——そう思いながら、私はまた黒い肩掛けカバンに、必要なものを詰め込む。不気味な液体を入れた小瓶を何本か、そしてキラキラと光るペン……魔法陣を描くためのものだ。そして杖。杖はポケットにしまう。杖がなくても魔術は使えるが、あった方が便利だ。あとはよくわからないものを詰め込む。そして、小腹がすいた時のビスケット。で、最後にケータイ。そう、魔女も普通の女の子なのだ。
私はベランダに立つと、煤けた箒をなでた。そして、飛び降りる。落ちて落ちて、気がついた時には、地面と平行に飛んでいる。冷たい風が体中に感じるのを心地よく感じ、危うく寝てしまいそうになった。いけない、いけない……。
魔女を呼ぶときは、やはり特殊なやり方をする。血で書いた契約書を用意し、魔法陣を描いて、呪文を唱えるのだ。ここで一つでもやり方を間違えれば、悪魔君に八つ裂きにされてしまう。なんでこんなマニアックな方法、一般人が知ってるんだ、と言うと、やはり古い本などに書かれている。昔は人間とも仲がよかったから、教えてあげれたけど、今そんな事をしたら体中を変にいじくり回されてしまうだろう。でも、私を魔女だと知っている人間も何人かいる。もちろん、サキ達は知らないが——。
話がそれた……。
最近は、インターネットが普及して、こういう方法が簡単に見つけられるようになったから、仕事が増えたんだ、と私は思っていた。が、増えすぎないようにしてくれる魔術師がちゃんといる。そのおかげで、私はちゃんと仕事をしていられるのだ。どうやって増えないようにするかは、やっぱり殺すのだろうか……。
少し触れたが、この世には、やっぱり何人もの魔術師がいる。私の同業者が、そこらへんに普通に歩いているという話だが、それはまた後日。
ようやく、依頼人のいる教会が見えた。契約は大体、教会か墓場だ。公園なんかにやられたら、仕事にならないけどね——。
箒を急降下し、私は教会の前に降りた。
さぁ、仕事だ。
- Re: 時の魔術師(コメください ( No.7 )
- 日時: 2009/11/15 16:03
- 名前: しの (ID: 4pf2GfZs)
テンポがよくて、楽しいです♪
楽しみにしています。
- Re: 時の魔術師(コメください ( No.8 )
- 日時: 2009/11/15 16:09
- 名前: 白魔女 (ID: NqI69cgO)
しのさん、来てくれたのですね♪
ありがとうございます。
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