ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 戦場のジュリエット
- 日時: 2010/02/28 23:46
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
どもども、はじめまして。あるいはこんにちはっ!!
香織と申します。
このサイトでは現在、コメディで「ライトスター」を連載しております。
この小説は、去年の10月に書いていたものを復興させたものです。
前のものより、物語の展開の仕方が違います。
[>★→ENTER←★<]
@†★も く じ
>>0000 とっぷ
>>0001 きゃすと
>>0061 凛子キャラ絵
>>0065 桜イメソン
>>0095 純也イメソン
>>0096 凛子イメソン
@†★お 客 様
架凛様 蒼刃様 nanasi様 舞尋様
瀬多 哉様 やとちん様 樹乃様
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- Re: 戦場のジュリエット ( No.17 )
- 日時: 2010/01/08 18:36
- 名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
こんにちゎ。深湖だよ〜(( `o*
戦争か……その言葉を聞くたびに、
何で戦争なんかするんだろうって思う……。
応援してるよッ((o> <)o゛
- Re: 戦場のジュリエット ( No.18 )
- 日時: 2010/01/08 19:30
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: mwHMOji8)
>>17
おぉ〜〜みこちゃん、お久しぶりっ
だよねぇ……全くその通りさ
あ、ノベルのほうで「青春star!」っていう
小説始めたからよろw
- Re: 戦場のジュリエット ( No.19 )
- 日時: 2010/01/08 20:16
- 名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
りょーかいッ(o°ω°o)>
小説更新したら飛んで行くよ〜(( `o*+
- Re: 戦場のジュリエット ( No.20 )
- 日時: 2010/02/04 16:56
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: j.vAWp8a)
( 第14話 )
「ばんざぁい! ばんざぁい!」
1944年、夏の朝。
外は何故か騒がしい。
「もぉ〜何ぃ?」
私は不機嫌になりながらも、外に出た。
パレード?
日本の国旗?
私は疑問に思い、近くのおばさんに尋ねた。
「あの、何してるんですか?」
「日本は連勝してるだろ? それの祝いだよ」
「へぇ……」
なんだ、戦争関連のことか。
今は戦争してるものね。
「君も混ざりなさい」
「いえ、私は……」
「そうかい」
おばさんの顔つきは、急に強張った。
「あ、参加しますっ!」
私はあわてていいなおした。
非国民なんて思われたら、嫌だしね。
でも、本当に日本は今、連勝してるのかしら。
最近疑問に思う。
兵隊さんの数は少なくなる一方だし
爆弾だって沢山飛んでくる。
もしかして嘘なんじゃないかな?
私はそう思い、姉に尋ねた。
「ねぇ、本当に今、日本って勝ってるの?」
「……なぁにいってるのよ、そうに決まってるじゃない」
姉は、爽やかな笑顔を見せた。
でも、その表情にはどこかに、ぎこちなさを感じる。
「……そう、じゃなきゃ、な、なんのために……
お父さんとお兄ちゃんは、頑張ってるの、よ」
そうだ、今……お父さんとお兄ちゃんは頑張ってる。
……もちろん、生きてるよね?
「そうだけど……やっぱ不安よ」
「桜ッ! そんなこと、他所でいっちゃだめよ」
「わかってるわよ……」
姉はいつまでたっても、私を子ども扱いする。
たった1つしか違わない、姉妹なのに。
私ももう17歳。
今年で高等女学校を卒業するのよ?
「…………桜」
「なぁに?」
「な、なんでもないわ」
どうしたのだろう。
「桜」
「はい」
また呼びかけてきた。
「……今までありがとね?」
え? 言ってる意味がわからない。
「……私、お嫁に行くの、桜とは
苗字も別々になるわね……
いい? 貴方がお母さんを
守ってあげるのよ……」
やだっ! やだやだそんなのやだっ!
でも声に出せるわけがなくて……。
「……そっかぁ……どこに嫁ぐの?」
「軍人さんのところですって」
「へぇ……」
じゃあ、尚更非国民的なことは
いえなくなる。
「……おねえちゃん……」
「桜……」
私達は、手を取り合って涙を流した。
もう枯れるまで、泣いた……。
- Re: 戦場のジュリエット ( No.21 )
- 日時: 2010/02/04 17:01
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: j.vAWp8a)
ちなみに1942年の
ミッドウェー海戦を境に
日本の戦局は、かなり悪化してました
1944年ごろから、人間自らが爆弾になる
人間魚雷や、特攻隊などという
痛ましい戦法が使われ始めました。
戦死者をかなり出してるのにも関わらず
軍は、国民に真実を伝えてませんでした。
なので、国民は日本は勝っている
と信じていたそうですね。
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