ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 戦場のジュリエット
- 日時: 2010/02/28 23:46
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: OS.29i1w)
どもども、はじめまして。あるいはこんにちはっ!!
香織と申します。
このサイトでは現在、コメディで「ライトスター」を連載しております。
この小説は、去年の10月に書いていたものを復興させたものです。
前のものより、物語の展開の仕方が違います。
[>★→ENTER←★<]
@†★も く じ
>>0000 とっぷ
>>0001 きゃすと
>>0061 凛子キャラ絵
>>0065 桜イメソン
>>0095 純也イメソン
>>0096 凛子イメソン
@†★お 客 様
架凛様 蒼刃様 nanasi様 舞尋様
瀬多 哉様 やとちん様 樹乃様
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- Re: 戦場のジュリエット ( No.12 )
- 日時: 2010/02/04 16:49
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: j.vAWp8a)
( 第11話 )
「じゃあ……いってきます」
今日は学校にはいかない、工場に行くのだ。
最近、前よりも日本が戦争色に染まったような気がする。
工場へ行く途中、凛子と純也と合流した。
私達は無言で歩く、ただただ……歩く。
そのときだった。
「あら桜ちゃんに凛子ちゃんに純也君、おはよう」
箒をもって、庭を掃除しているおばさんだ。
私達も挨拶をあわててかえした。
「桜ちゃんのお兄さんも、徴兵されたんですってねぇ」
「えぇ……そうです」
そんな会話が続く中、突然配達員がおばさんの目の前に立ちはだかった。
何か白い紙を渡している……!?そして、白い箱。
何か嫌な予感。
- Re: 戦場のジュリエット ( No.13 )
- 日時: 2010/01/06 20:44
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: mwHMOji8)
( 第12話 )
「あっ……」
紙と、箱の中を見た瞬間、おばさんの顔色は一変した。
紙には、おじさん……おばさんの夫が亡くなったことを知らせる内容が書かれていた。
箱には……おじさんの、遺骨。
おばさんはとっさに箒を投げ捨てて、家の中へ入った。
「……桜、凛子、いくぞ」
純也にそういわれ、私達は再び道を歩く。
きっと……きっと、家の中で泣いたのね。
- Re: 戦場のジュリエット ( No.14 )
- 日時: 2010/01/06 20:44
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: mwHMOji8)
( 第13話 )
工場へつくと、ある程度の人が集まっていた。
「あ、里子おはよう」
私は、一人でボーッとつったっている里子に挨拶した。
返事は無い……なんかいつもより、元気が無い。
「……里子?」
「…………た」
「は?」
何をいってるのかわからない、けど泣いてる。
「うちの許嫁の善郎さん、満州で死んじゃった……」
「嘘っ!!」
「嘘なんかつかないわよっ」
里子は涙目。というか……こういうことで人前ではないたら……。
非国民とか思われる。
里子は、10年間想い続けて来た幼馴染の、善郎さんと結婚する予定だった。
すごく好きな人だったから、あんなに喜んでたのに。
その夢は、もう叶うことはないのね。
私は今日も働く、戦場にいる兵隊さんのために。
- Re: 戦場のジュリエット ( No.15 )
- 日時: 2010/01/07 12:34
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: mwHMOji8)
あげ↑
- Re: 戦場のジュリエット ( No.16 )
- 日時: 2010/01/08 18:03
- 名前: 香織 ◆love33RPPg (ID: mwHMOji8)
まぁ、あげとくよ
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