ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- とうめいセカイ。 完結
- 日時: 2010/07/14 17:09
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
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だんだんココで書くのも、ちょっと慣れてきました。
◇お客様◇
風水様 白柊様 時雨様 空様
白兎様
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- Re: とうめいセカイ。 ( No.48 )
- 日時: 2010/07/10 16:00
- 名前: 白兎 (ID: WkxsA0sZ)
(≧0≦)/ はいっ頑張りましょう!!
ヒロ、二重人格だったんですね……(・0・;)
「同じ殺人者どうし」って……
セイとサクが人間だった頃に、何があったのでしょう。
- Re: とうめいセカイ。 ( No.49 )
- 日時: 2010/07/10 16:45
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
セイとサクの物語でこれ完結するんで((汗
がんばって三日のうちに終わらせたい!!
- Re: とうめいセカイ。 ( No.50 )
- 日時: 2010/07/10 17:11
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
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しかしキレイな少女だった。
帰りながらサクはそう思う。
今まであった事のないタイプ。
悪く言えば幽霊、よく言えば清楚の彼女の姿を思い出す。
「オペラ歌手の娘かねぇ……。 変わり者っぽいしな」
有名人の父親を持って、あの子も悩む事があるのだろう。
心でそう見切りをつけ、考えるのを止めた。
その時。
「ちょっとあなた! そこのあ・な・たっ!」
「……あ?」
振り返ると、小柄な少女が全速力で自分を追いかけてくる。
それはもう、物凄い形相で。
「お待ちなさいッ! そこのふてぶてしいナンパ男!」
「……まっさかオレの事じゃねぇよな。 まさかなー初対面の奴にンな言葉遣いするガキいねーしな」
自分の事を棚に上げ、言い訳するサク。
しかし、少女はサクの前で立ち止まり、呼吸を整い始めた。
「あなたッ! 話があるわっ」
「オレ?」
「あなた以外に誰がいるの? ちょっと聞きたい事があるの! 答えなさいッ!」
小柄なわりに自信家なのか、少女が胸をはる。
ちっせーなと思いながら、サクはそいつを見下ろした。
ハーフなのか、腰までの茶色の髪はウェーブになっている。
目もよく見ると黒ではなく、翡翠色だった。
いかにも勝気そうな少女はビシッとサクを指さす。
「水白 サクに会ったの?」
「………………あ?」
聞き慣れない名前に首を傾げる。
「あのお屋敷に入ったんでしょッ?」
「ああ、見てたのか」
「あそこに、女の子がいたでしょッ?」
「いたな。 超キレーな奴」
すると、少女が大げさに退く。
「その子、水白 セイっていうの!」
「うん……それで?」
「私の友達なの!! 」
「いいことじゃねーか」
話が見えない。
なんなんだこのチビ。
サクがそう思っていると、
「あの子、もう数か月前から学校にきてないの」
「熱じゃね?」
「そんな長い熱、あってたまりますかッ!」
少女は屋敷を睨み、歯を食い縛る。
「きっと、あの男のせいよ……。 神影のせいっ」
「神影?」
「セイの叔父。 超有名オペラ歌手! 知ってるでしょ、ナンパ男」
サクは振り返り、屋敷を見る。
そしてすぐに少女の方へ向き、
「その前に、お前誰だよ。 なにがナンパ男だ」
「私の名前は、右京 蓮華。 覚えなさいッ」
「………人の話聞けよ」
- Re: とうめいセカイ。 ( No.51 )
- 日時: 2010/07/10 17:22
- 名前: 空 ◆EcQhESR1RM (ID: BwWmaw9W)
えぇー!
サクって22歳だったんですかぁ!?
しかも、セイと何か……!
いやぁーw 気になりますねぇーw
それよか、この話で最後というのが悲しいです……
次回作、待ってます!
- Re: とうめいセカイ。 ( No.52 )
- 日時: 2010/07/10 17:29
- 名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)
サクってセイと同じ歳ぐらいだと思ってました。
神影のせいって何があったのでしょう。
とてもきになります。
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