ダーク・ファンタジー小説

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ミステリ作家のリアルトリック【オリキャラ求ム】
日時: 2013/12/01 11:19
名前: はる (ID: JK5a7QPr)
参照: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=39522763

はるです。シリアスダークに書くのは二度目ですね…
そんなこんなで今回はミステリー。更新不定期です。


〜CAST〜

【久楽々 洋介】 〈kurara yousuke〉

Age 27

occpation 小説家

height 182㎝

weight 65kg

taste 読書、料理



【来栖 李亞霧】〈kurusu riamu〉

Age 16

occpation 高校生

height 158㎝

weight  42㎏

taste 運動

オリキャラ募集中!応募はこちらから→>>8


応募状況

李亞霧の友人・クラスメート 10人募集!(現在)

洋介の友人・ライバル 3人募集!(現在)

警察関係者 15人募集!(現在)

Re: ミステリ作家のリアルトリック【オリキャラ求ム】 ( No.11 )
日時: 2013/09/04 15:47
名前: はる (ID: qAj0rN00)

side R

「…しまった、無い。」

李亞霧は青ざめた顔でつぶやいた。
いくらポケットを探っても、あるはずのモノはそこにはない。茶色い革のざらざらとした手触りはどこにも見当たらなかった。
                ・・・
落とした場所と言えば、動き回ったあそこしかないが、厳しい両親の監視下であの場所に戻れるとは考えられなかった。

…明日は持ち物検査だ。


私立青花学院。
トップレベルの学力を誇る、有名私立高校である。
また、校則の厳しさも尋常ではなく、生徒手帳を忘れると全校生徒の前で注意を受けてしまう可能性も高い。

李亞霧は普段の素行がいいからそういうことにはならないと思うが…考えるだけでも身の毛がよだつ。

明日の朝早く起きて取りに行こう、ため息交じりに呟き李亞霧はベッドに倒れこんだ。

Re: ミステリ作家のリアルトリック【オリキャラ求ム】 ( No.12 )
日時: 2013/09/04 16:50
名前: 心愛 (ID: 15CU99mw)

 投稿します^^敵でお願いします

名前『黒乃木 リカ』
年齢:16歳
性別:女
容姿:金髪に茶色のライン入りのロング。159cm。お嬢様服。茶色の瞳
性格:いつも笑顔。怒っても顔と言葉に出さない。頭がいい
備考:お嬢様で母はフランス人、父は日本人。洋介とは昔嫌な思い出がある。白人で美少女。薬を作れる。

『ごきげんよう、洋介様』
『昔の事は忘れてらして?』
『だまりなさい。私だってあなたに毒薬を飲ませられるのよ?』
『はじめまして皆様。私、黒乃木リカと申します』

Re: ミステリ作家のリアルトリック【オリキャラ求ム】 ( No.13 )
日時: 2013/09/05 21:29
名前: はる (ID: e3wh0F5v)

心愛さん、ありがとうございます!大事につかわさせていただきます!

Re: ミステリ作家のリアルトリック【オリキャラ求ム】 ( No.14 )
日時: 2013/09/06 18:32
名前: はる (ID: e3wh0F5v)

side R

「おはよ、李亞霧」
「おはよう、木下さん。」

李亞霧が教室に入ると同時に、一人の少女が近づいてきた。
長い黒髪に切れ長の瞳。日本人形のようにきちんとした身なりのその少女は、李亞霧に顔をぐぐっと近づけた。

「…生徒手帳、持ってきた?」
「ごめんなさい、忘れたの。」

動じることなく無表情で本当の事を言う。この少女に嘘をついても意味がない。

しばらくの間があり、その少女はにやりと口の端で笑った。

「正直じゃないか、いいことだ。」

木下瞳。それが彼女の名前だ。李亞霧の友人…いや、瞳が李亞霧を気にいっていると言うだけのことかもしれない。とにかく二人はよく一緒にいた。

特に、新島沙有…沙有ちゃんが死んでからは。

「ありがとう」

そっけない返事をして、李亞霧は自分の席に着く。

Re: ミステリ作家のリアルトリック【オリキャラ求ム】 ( No.15 )
日時: 2013/09/08 19:31
名前: はる (ID: I7FR4C0T)

「ああ、待て待て李亞霧。ききたいことがある。」
「何かしら?」
首をかしげる李亞霧に、瞳は窓の外を指差した。

「あの男は、お前の知り合いか?」

二階にある教室。
其の窓から見下ろせる光景。

そして、そこから見えるもの。

「…はは、いや、忘れ物を届けに…」

苦笑いしながら女子高生の波をかきわける洋介の姿だった。それを見た瞬間、李亞霧の体は硬直する。

「ううん知らない。あんな人知らない。」
「しかし、彼が持っている生徒手帳はお前のものだろう?表紙に名前が書いてある。」

オペラグラスを取り出して、瞳は洋介の手元を指差した。彼女の足元には何の変哲もない制かばんがある。…なぜ学校にこんなものを?不審がって、そんな暇はないと李亞霧は教室を飛び出した。


その後ろで、瞳は静かにつぶやく。


「…変わったな。」

寂しげなまなざしで去って行った李亞霧の後ろ姿を見つめ、瞳はオペラグラスをかばんに入れた。


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