二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ドラゴンクエスト—Original— 漆黒の姫騎士
- 日時: 2012/09/13 22:54
- 名前: Chess ◆1OlDeM14xY (ID: bkovp2sD)
二つ目であります、漆千音です。元Chessです。
さて、ドラゴンクエスト、オリジナル、です。わたしが勝手に考えた奴です。
名はタイトルどおり——【漆黒の姫騎士】。
主人公はわたしの幼なじみモデルです。ま、誰も知らないからいっか(笑
・・・で、ドラクエⅨとかぶる名前がよく出て来るけど、一切関係ありません。
この名前が好きなんだろうって解釈して。みたいな。
【 お知らせ 】
最近自分の偽物が出現している! って人も多いみたいです。
で・・・わたしのトリップですけれど、1OlDeM14xYとJftNf0xVME、両方わたしです。本物です。
前者がかつてのパソコン、後者が今のパソコン。ある理由により使い分けていました。
・・・で、その理由及び問題が解決したんで、元通りになりましたわーわー(黙らっしゃい byレイサ)。
・・・つーわけで。はい。((殴
ぬはははは何故こんなにこちら側はやる気が起きん
それはノートに書いていない話を書き始めようとしているからであるそして
そのネタが思いつかないからである———スランプ中です。
いやそもそもスランプとか言える才能持っていませんけれども。
やる気を起こすまで今しばらく『星空の守り人』を更新しまくりますスイマセン・・・
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- Re: ドラゴンクエスト—Original— 漆黒の姫騎士 ( No.119 )
- 日時: 2011/04/29 20:08
- 名前: Chess ◆JftNf0xVME (ID: fckezDFm)
ティルス曰く「そのまんまかっ!!」
マイレナ曰く「ボン・ボヤージュみたいなモノか!」
リーシア曰く「・・・・・・・・・・・・・・・」
レイサ曰く「作者に言ってその魔物採用してもらったら? ティルス」
・・・個性のある四人なことで(爆
・・・うん、本当はその予定だったんだけれど・・・先に断章リーシア編の方がこの先のストーリー構成が
楽なことに気付いてね。先にそっちを。・・・今回はマイレナ編より短いと思う。多分。きっと。←なんか最近の癖
- Re: ドラゴンクエスト—Original— 漆黒の姫騎士 ( No.120 )
- 日時: 2011/05/16 20:41
- 名前: Chess ◆JftNf0xVME (ID: fckezDFm)
“ 空は鏡。ひとの心を映し出し、
ひとの想いを忠実に表す—— ”
【 断章——リーシア 】
それは、五年前。
「シーナ・・・シーナ? ヴェルー」
漆黒の髪の、端整な顔立ちの若者—少年から青年へと変わるような年頃—が、マレイヴァ姫君の名を呼ぶ。
——北東の大国、マレイヴァ。
[リーシア]が、まだ十二の幼い姫君だったころの話。
若者は、もう一度名を呼ぶ。ヴェルシーナ、とは滅多に呼ばない。一般的にシーナ、時々ヴェル。
もっとも、後者は周りの大人たちに「その名は男性に使われます、お使いになりませぬよう!」とか言われて、
迂闊に呼ぶこともできないのだが。
が、ヴェル、と呼ぶと、たいてい[シーナ]は近くにいて、しっかりと返事をした。
今回もそうである。どこかの扉の向こうから、「ここだよー」と言うくぐもった声がする。
おっと、ここかと、一つの扉に狙い(?)を定めて、若干慎重に開ける。さらに奥の扉から、
ヴァイオリンの音がする。さっきは大して気にしていなかったのだが、なんだシーナが弾いていたのか、と
なんとなく納得した。そういえば『ソ』の音が若干ずれている。これは彼女の治らない癖であった。
ともかく、もう一つのその扉を開く。ドアノブの音に、ヴァイオリンの音も止まった。
顔をのぞかせる若者に、シーナは顔だけ振り返って、にっと笑った。
「おはよう、お兄ちゃん。・・・どうかした?」
シーナは、そう言った。
若者の名はセファル。シーナから「お兄ちゃん」と[呼ばれる立場にあたる]。
セファルは、あっさりと何用かを尋ねたシーナに、がくっ、と膝を折る。
「・・・・・・・どうかした、はないだろ。・・・剣術。もう時間だろ?」
「剣術? あぁ。今日はないよ」
またしてもあっさりと言ったシーナに、セファルは危うくもう一度ずっこけるところだった。
「・・・な、ない・・・?」
「ハーネスが熱出しちまってさ。今教会。それでもわたしに剣術を教えるためなら神父さまを気絶させてでも
這い出て見せるとか言ってたらしいから今頃自分が気絶させられて絶対安静だと思う」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
セファル、反応のしようがない。
「で、暇だし、妙に今日は城抜け出せる雰囲気じゃないし。暇だからヴァイオリンやってたってわけ」
堂々と脱城宣言をしてみせるシーナに若干のめまいまで感じる。お前時たま城を抜け出していたのか、という
セファルの声がしたようなしなかったような。
「・・・ていうかさ」
シーナは自分の言葉から思い出したことをセファルに尋ねる。
「今日、何かあるの? 何かやけに、ピリピリしてるけれど。アンナ(侍女の一人)には
今日は部屋にずっと居ろ類のこと言われたし・・・たっく、人の気も知らないでさ」
「まぁまぁ。・・・悪いが、俺も知らないんだ。いきなり、名前忘れたけれど、何とかって兵士に
『以上ありません!』とか叫ばれたしな。何のことやら」
「ストレスがたまる」シーナは膨れ面をする。「発散しないと爆発しそう」
「いやいやいやそれはやめろっ」お前は風船か!
「あ、そうだ」
「切り替え早っ」
「ナイスツッコミをありがとう。で、お兄ちゃん。わたしと勝負してみない? 剣の」
セファルは二秒ほど目をしばたたかせると、妙な悪寒を覚えて、念のために確認する。
「・・・・・それは俺をストレス発散の道具にするということか?」
「何その人聞きの悪い想像」今のお前ならやりかねんだろうが。
・・・と言う考えを顔には出さず、「俺は手加減ができない」と言っておいたのだが、
「かまわない」
の五文字に反論は瞬殺される。
シーナに怪我を負わせたらただじゃすまないのは俺なんだが、と思いつつ悩み続けると、
シーナはにっこり笑ったまま
「あんまり長い時間使うとストレスたまっていくかもしれないけれど?」
とか言い出してくる。セファルには本気でこの世で一番恐ろしい言葉に聞こえた。
結局、
「・・・責任は自分でとれよ」
と言って許してしまう。
「やりぃ! 一回闘ってみたかったんだ、ハーネス以上の剣技を誇るっていうお兄ちゃんとさ」
「・・・それはどうも」
褒められたのはいいとして、実技で手加減できないのならどうするべきか・・・と、
シーナにばれたらかなり恐ろしいことになりそうな手加減法を考え始めるセファルであった。
Chess)何かほとんどセファルの立場になって話が進んでいる・・・
- Re: ドラゴンクエスト—Original— 漆黒の姫騎士 ( No.121 )
- 日時: 2011/04/29 21:09
- 名前: Chess ◆JftNf0xVME (ID: fckezDFm)
ちなみに、四巻じゃないけれど、“ ”の短文入れてます。
何かこれ書かないと断章突入って感じがしなくて。はは。
- Re: ドラゴンクエスト—Original— 漆黒の姫騎士 ( No.122 )
- 日時: 2011/05/16 20:43
- 名前: Chess ◆JftNf0xVME (ID: fckezDFm)
>>120 あまりにも誤字が多かったため修正。
- Re: ドラゴンクエスト—Original— 漆黒の姫騎士 ( No.123 )
- 日時: 2011/06/10 20:19
- 名前: Chess ◆1OlDeM14xY (ID: fckezDFm)
お〜・・・このスレッド久々に来た・・・最近更新していなかった(汗
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