二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜
- 日時: 2011/05/29 16:09
- 名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)
どうしてこんな結果になってしまったんだろう...
「裏切り者!」
「残念だよ・・君には」
「お前なんかっいらねぇよ!」
「こっからでていけっ!」
ぼくは裏切った?なにをしようとしてこんな結果になったんだろう。
誰か答を出してください・・・
ぼくは消えればいいの?
【闇染まり〜吹雪の闇〜】
スレ作成⇒2010年2月1日17:11
場面設定>>1
『1』>>2 『2』>>3 『3』>>4
『4』>>5 『5』>>8 『6』>>9
『7』>>10 『8』>>12 『9』>>13
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『15』>>52 >>57 『16』>>62
『17』>>140 『18』>>152 『19』>>154
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『26』>>180 『27』>>182 >>184
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『45』>>260 『46』>>263 『47』>>268
『48』>>275
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- Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.246 )
- 日時: 2011/04/07 13:00
- 名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)
- 参照: http://FFI 終わってしまうのですね・・・
メグ
見逃したのならYoutubeだ!多分見れるぜ!
風風
なんか震えるのを先にしたよ!
次叫ばせる。
- Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.247 )
- 日時: 2011/04/07 15:36
- 名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)
- 参照: http://FFIが終わったら旧メンバーで小説は続けられるのか?
『41』 レインコール
ピッシャン ドォォオオン!
「この雨が降る理由を教えてやろうか?」
ベンチにいた木野たちが声を方へ向くとそこにアメザントの選手がいた。スフィンとかいう少年だ。
「君はアメザントの選手じゃないですか・・」
雨でぬれている眼鏡でめがねがスフィンをにらむ。秋はスフィンに問い、続いて音無が問う。
「雨が降る理由ってどういうこと?」
「これは必殺技なんでしょうか?」
スフィンは違うと否定した。
「これは、天気。アイラの技じゃないさ。もしアイラの技だったら、みんなベンチに下がらないよ」
ピッシャン ドォォォオン
「きゃあ!」
マネージャたちが雷に悲鳴を上げるさなか、スフィンはベンチの隅で震えている吹雪の姿を無表情で見つめていた。そして話を続ける。
「アイラは嵐を呼ぶ男なのさ」
「嵐を?」
冬花は首をかしげる。
「そう。エジプトは昔から乾燥地帯でね、雨が降ることが少なかった。だから、川の近くに村を作った。だがそれでも水が足りなくて作物が育たない。なんとしても雨を降らせなくてはいけない。そこで昔の人の中で雨を降らす男に神に祈ってもらったのさ」
木野たちは黙って話しに聞き入る。
「するとどうだい、空が曇ってきて雨が降ってきた。雨だけじゃない、風が吹き荒れ、雷もなる。もう嵐さ。だが、人々は喜んだ。しだいに雨を降らすため、その男に何度も頼むようになった。祈っても降らないときは暴力までふるって。
その男はいつしか天気を操る存在となった。皆は尊敬をこめて呼んだ。『レインコール』と。日本でいうと、昔の巫女みたいなもの。だが、雨男とは違う。意識的に嵐をよぶんだからな。」
スフィンは言葉を切ると、見えないフィールドを見つめた。
「アイラはそのレインコールの子孫だといわれている。」
スフィンは視線を木野たちに戻す。
「それがこの嵐の正体だよ。」
「そんなことありえるかよ」
小暮はふんっとスフィンをにらむ。
「信じるか信じないかは勝手だか、俺も信じてなかった。でも、あいつが出るたび、嵐が来るとレインコールなんじゃないかって信じちまう。」
ピッシャン ドォォオオン!
「うあああ!! はぁっはぁっ」
「吹雪くん?」
円堂はゴウゴウと降る雨の中、アイラの姿を発見した。試合再開からわずかな時間でここまでたどりつく。
円堂はぐっと手の平をアイラを向けた。
「こい!アイラ!」
- Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.248 )
- 日時: 2011/04/07 21:20
- 名前: メグ (ID: j9h5.m/c)
ふっきゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
可愛いお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
イナイレ見たぜよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
探すの大変だった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もと叫べ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
士「士ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
- Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.249 )
- 日時: 2011/04/10 17:53
- 名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)
- 参照: http://FFIが終わったら旧メンバーで小説は続けられるのか?
『42』
暫くの沈黙の間雨が二人に降り注ぐ。まったく勢いは収まる気配を見せない。
「7点も入れられたってのにまだやんの?」
「まだだ。まだ試合は終わってない。」
アイラはわからないといった風に肩をすくめる。
それからきっと円堂をにらむと円堂は威圧にひるむ。
「なら、ぜいぜいがんばるんだな!」
アイラは半歩下がり、シュートの体制にはいる。円堂にはまた姿が見えなくなった。
「レザント・ストリューマ!!」
アイラのシュートを呼ぶ声が聞こえ、衝撃音と雷鳴が同時に円堂の耳を抜けていく。
水煙からすさましいシュートが円堂も正面に襲ってくる。
「くっイジゲン・ザ・ハンドォ!!」
右手を地面にたたきつけ、エネルギーの壁を作る。
「ぐっ」
だが、そのシュートは軽くその中に入ってくる。
「くっそお!!」
円堂はとっさに繰り出したのは使っていないもう一つの手、左手だった。
左手を回転させるとエネルギーを突き破ったシュートに向けてはなった。
「ぐわっ」
左手はシュートにわずかにかすり、ゴールに刺さった。
ドシュッ
「なにっ!」
アイラは着地すると、顔をゆがめた。シュートの威力は下がってわずかなネット音をしてゴールに入ったのだ。その屈辱の顔だった。
「吹雪くん大丈夫?」
木野は吹雪のそばへ寄る。
「どうしたんです・・」
ピッシャン ドオオオン!
「うああああ!!はぁ はぁ」
音無の声をさえぎるように雷鳴が轟き、吹雪が叫ぶ。体が細かく震えている。
「ふん、雷が苦手なんてこの少年にかわいそうなことをしたもんんだな、アイラも」
スフィンはそういうとグラウンドを見つめた。
「いったいどうしたんです?」
めがねがなお、同じ質問をしたとき、またも、風が雨が弱まっていた。
「まさか、また点が・・・」
「どうやらそうらしいぜ」
めがねにスフィンは答える。
『ゴールです!アメザントこれで8点めです。』
- Re: イナイレ 闇染まり〜吹雪の闇〜 ( No.250 )
- 日時: 2011/04/11 17:53
- 名前: 吹雪 (ID: nvLkUcGh)
- 参照: http://FFIが終わったら旧メンバーで小説は続けられるのか?
『43』
「みなさん大丈夫ですか?」
8点目が入り、一度ベンチに戻ったメンバーは、冬花の手当てを受けていた。
怪我人は風丸、土方、綱海の3人。これで6人となった。
「本当に風神ペンギンをだす暇がなかった、くそっ」
風丸は地面に拳をたたきつける。
「怪我をしていないひとが10人・・・一人たりない・・」
豪炎寺はいう。そこに久遠は告げる。
「交代だ。風丸、土方、綱海はさがれ。立向居」
「え、あっはい!」
「お前が入れ」
「はい!」
淡々という久遠に鬼道は問う。
「吹雪は・・吹雪はいれなんですか?」
「鬼道くん・・吹雪君は・・・」
木野が遠慮がちにいい、吹雪のほうをみる。
「はぁっはぁっ」
「吹雪!どうしたんだ?」
吹雪は冷や汗をかき、両肩を抱いてうずくまって震えていた。
鈍感な円堂でも気づく。円堂は吹雪のそばに寄る。
豪炎寺は震える吹雪を見つめていた。
豪炎寺は一度その光景を見たことがある。
あれは富士山麓に行く前の日。一人で練習していた吹雪といたときに、やはり、雷を恐れていた。動けないほどに。
「今の状態じゃプレーはムリだ。」
豪炎寺は言った。円堂は視線を吹雪から豪炎寺に移す。
「そんな・・・」
そこに久遠は入ってくる。
「今は10人で戦え。さあ試合に戻れ」
「・・・」
メンバーは暗い顔をした。
「スフィン、あっちに何をはなしたんだ?」
「別に、アイラの先祖のことを教えただけだよ」
リブスの質問にスフィンは答えるとアイラに話かける。
「アイラ、あの吹雪ってやつ雷がだめだから直接対決はムリそうだよ。雷聞いてぶるぶる震えてた。」
「別に対決しなくてもいいさ」
「え?いいの?」
拍子抜けしたようにスフィンはいう。
「ああ。あいつの能力を確かめなくてはいけないだけだよ」
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