二次創作小説(紙ほか)

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真の風を
日時: 2013/10/05 22:22
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)
プロフ: レイヤ特訓編終わりました 続いてー

面識ある方無い方、どうもルイです。一作目二作目とは名前が違います。
カンの良い方は気づいたかな?とりあえずよろしくお願いします!

登場人物
日守紗綾
日守黎夜
風見志穂
稲城徹平
鳴神京一郎
灰神翔・翼
凍堂雪成
三浦尚紀

…等です。  作者はPSPとかで投稿が多いので、少しずつの更新ですが、よろしくお願いします。 読んだら是非コメントくださ((

今更ですがマテマテの小説です。 駄作です。 イヤだという方、回れ右で戻るボタン連打お願いします。

ではどうぞー

破魔の聖域 ( No.110 )
日時: 2013/08/10 09:57
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)

「よし、サーヤ!」
「うん!」
サーヤは今、ユウカに連れられ猛特訓の真っ只中。
「♪〜♪〜・・・♪・・・・」
これは「破魔の詩」。
破魔の笛の音色の、何倍もの効果を持つもの。
元から、破魔の聖女の歌声は魔を払うものとされてきた。
破魔の聖女は、昔は意図せずとも破魔の詩を使い、悪魔を払っていたと言う。
その家計が、サーヤたち日守の家計なのだ。
「っ・・・・」
サーヤの詩が途切れる。
やはり、破魔の笛よりも難易度が高いようで。
そう、破魔の笛は、破魔のマテリアルさえ持っていれば使える、簡単に使えるアーティファクト。
が、詩となると違う。
言ってしまえば、"自分”がアーティファクトとなるようなものだ。
つまりそれなりの技能と力量がなければ、詩は使えないということになる。
(力は問題ない・・・あとは技能・・・。詩の意味を知り、効力を理解しないと・・・)
ユウカはサーヤを見て、思う。
「♪・・・・♪・・・っ」
「紗綾、ストップ。」
「え・・・?」
「紗綾を見てて思った。・・・紗綾、今歌っている詩の意味、理解できるか?」
ユウカの言葉に、サーヤは数瞬考えるしぐさを見せ、首を横に振る。
「だろうね。この詩は、意味を理解することと力量が必要だ。
紗綾の力は問題なく足りるけど、技能が足りない。
その詩の意味を理解しないと、最後まで歌いきることは出来ないよ」
「・・・意味・・・でも、この詩って、歌詞、無いよ?」
「ふふ・・・うん、無いよ。音にも意味があるんだ。
まぁ、紗綾には少し難しかったかな。・・・少しだけ、私の知識を貸してあげる。・・・あとは自分で考えな」
ユウカは思う。「全員の特訓が終わるまでに、私は何度この力を使うのだろうか・・・」と。
ユウカは、レイヤにやった時と同じように、サーヤの額に手を当てる。
「光よ・・・・」
技を発動させ、自分の持つ知識の10分の1をサーヤに伝える。
少なすぎるとは思うが、10分の1さえあれば、サーヤならば答えにたどり着けるだろう。
事実、ユウカも本当の意味まではたどり着いてはいない。
きっと、その意味を知ることが出来るのは本当の破魔の聖女だけ。
「さ・・・今日はここまでにしようか」
「うん。」
サーヤは、いきなり流れ込んできた自分のものではない知識に、一瞬顔をしかめたが、慣れてきたらしい、歩いているうちにそんなそぶりは見えなくなった。

Re: 破魔の聖域 ( No.111 )
日時: 2013/08/10 10:59
名前: かえな (ID: Ouicm1PF)

そういえば 破魔の笛の奏でる音色は何かサーヤも知らないんだよね。
だから やっぱ何かあんのかな・・?

って思ったから舞い散る光で書くことにしよーっと!!

それにしてもさ、わたしがマテマテ書くと、すぐに魔界でのレイヤたちの話になってしまうのはなぜ・・・!!!

でも 稲城家を書いてそれは克服するつもりである。うん。

破魔の詩か—!そういえば 湖萠が歌のマテリアルだったな!

湖萠「ヒントを上げましょう?」
楓七「いえ。必要ありません。ルイに任せましょう」
湖萠「それがいいですね」

Re: 破魔の聖域 ( No.112 )
日時: 2013/08/10 15:03
名前: マヤ (ID: O59cZMDb)

ユウカはやっぱすごいなー。こんなにすごい小説をかけるルイもすごい!!
言葉がすごいだらけになってしまった…。

Re: 破魔の聖域 ( No.113 )
日時: 2013/08/10 20:09
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)

かえなファイト!
マヤありがとう!

Re: 破魔の聖域 ( No.114 )
日時: 2013/08/10 22:27
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)

風呂から上がり、サーヤは、ユウカから貰った知識を脳裏で展開する。
「…ふぅ」
今まで考えてみて解ったことは二つ、祈りの詩であると同時に破壊の詩でもあると言うこと。
つまり、サーヤが闇に転じてしまえば、破魔の詩はマテリアルに被害を及ぼすと言うことになる。
サーヤが闇に転じた時はかなり大変なことになったのだが、本人はユウカの力により全くそのことを覚えていない。
「祈って…壊す…なんか複雑だなぁ…」
サーヤが自分の部屋で一人溜息をつくと、ドアが軽くノックされた。
「はーい」
ドアを開けるとレイヤの姿。
「サーヤ 入っていい?」
「うん?」
レイヤはサーヤに断り、部屋に入る。
「どうしたの?」
「ユウカに特訓付けて貰ってるんだろ?どうだ?」
「破魔の詩だって。祈りと破壊の詩。難しいんだ。レイヤくんはどうなったの?」
「光の本質だ。…。まだよく解らないが…。ユウカが光で僕に感覚を伝えただけだから」
レイヤの言葉に、サーヤはへぇ、とうなずく。

その後、ユウカも部屋に入り、姉弟たちの会話は夜遅く間で続いた。


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