二次創作小説(紙ほか)

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真の風を
日時: 2013/10/05 22:22
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)
プロフ: レイヤ特訓編終わりました 続いてー

面識ある方無い方、どうもルイです。一作目二作目とは名前が違います。
カンの良い方は気づいたかな?とりあえずよろしくお願いします!

登場人物
日守紗綾
日守黎夜
風見志穂
稲城徹平
鳴神京一郎
灰神翔・翼
凍堂雪成
三浦尚紀

…等です。  作者はPSPとかで投稿が多いので、少しずつの更新ですが、よろしくお願いします。 読んだら是非コメントくださ((

今更ですがマテマテの小説です。 駄作です。 イヤだという方、回れ右で戻るボタン連打お願いします。

ではどうぞー

Re: 君の心が闇に落ちても ( No.4 )
日時: 2013/07/12 16:06
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)

「…」
「そう警戒しないで下さい。私は戦えと命令されたわけではありません」
「なら何だ。サーヤを狙ってきたんだろう」
レイヤは警戒心丸出しで、目の前に現れた悪魔を問いただす。
「…それは、すぐに解る事ですよ」
悪魔は不敵に笑うと、流れるような動作で姿を消した。
帰ったと思うのは大きな勘違い。
この場合、悪魔がいるのは———。
   真後ろ。
「うっ…」
「ッ…」
志穂とサーヤが悪魔の攻撃に直撃し、倒れる。
「サーヤ!志穂!」
呼びかけるが、二人の意識は眩んだまま、しばらく戻ってきそうにもない。
「光よ、悪を貫く鋭き矢となれ!」
一人で持ちこたえなければならないと判断したレイヤは即座に攻撃に移る。
今この状況で応援を呼べる筈がないことはわかっている。
「ッ・・・・光よ、万物をはじく盾となれ!」
次々と身を掠める攻撃を紙一重で避け続け、危ない物だけを力を使い弾く。
二人が目をさますまではこれだ。

レイヤは多少の無理を承知し、悪魔と対峙した。

Re: 君の心が闇に落ち ( No.5 )
日時: 2013/07/12 17:50
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)

「あー…つい戦い仕掛けちゃいましたね。 先ほども言いましたがね。私の目的は破魔のマテリアルを殺すことではないんですよ。…本当の目的は…」
再び、悪魔の姿がかききえる。
「!!」
レイヤは即座に周囲を見渡す。
「紗綾さん!紗綾さんッ!」
目をさましたらしい志穂の叫び。
ハッとしてそちらを向くと。
「サーヤ!!」
サーヤが、悪魔に捕まっていた。
「目的は王女です」
悪魔はニヤリと笑う。
「サーヤをはなせッ!」
「フフ…それは無理ですね。      ああ、言い忘れてました。  私の名はミフェラ・アーズ。…以後、お見知りおきを」


気を失ったサーヤを抱えて、悪魔ミフェラ・アーズは消え去っていった。
「紗…綾、さん…」
「サーヤーーーー!!」 
レイヤの悲痛な叫びと、志穂の呆然としたつぶやきが、日の暮れた公園に響きわたった。

君の心が闇に落ちても ( No.6 )
日時: 2013/07/12 17:57
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)

誰かコメくださいッ←図々しい^^;

Re: 君の心が闇に落ち ( No.7 )
日時: 2013/07/12 21:19
名前: ルア (ID: x2W/Uq33)
プロフ: Hello、ルアだよ!

ミフェラ・アーズ。
酷く聞き覚えのあるこの名前は、何年も大公の地位を維持し、守り続ける悪魔だ。
それくらい、レイヤの耳にも入っていた。
「…」
どうしても立ち上がる気になれなかった。
サーヤが、自分の油断のせいで連れて行かれたのだと思ってしまうと。
「レイヤ君…」
横から、疲れきった志穂の声が聞こえた。
「志穂…」
「まずはウィンドミルに戻りましょう。この状態で居てもなにも始まりません」
瞳には後悔と屈辱の色が浮かぶ志穂だけれど、言葉はそれを偽ってでる。
普段のレイヤならこれが偽りだと気づくのに、今はそれに気づかないくらい余裕と落ち着きを失っているらしい。
「志穂…僕は…」
「レイヤくん、今はなにも考えないでください。早く帰りますよ」
事実、志穂にだって余裕なんて無い。  でも今一番ショックを負っているのはレイヤだ。
「帰りますよ」
志穂は何も答えないレイヤの手首を掴み、ウィンドミルへと帰った。


いつの間にか、雨が降っていた。

君の心が闇に落ちても ( No.8 )
日時: 2013/07/12 21:31
名前: ルイ (ID: x2W/Uq33)
プロフ: ペンダント=六巻時点のレイヤ

「紗綾ちゃんが!?」
「!!」
ウィンドミルに戻り、起きたことを圭吾と伊吹にはなす。
「僕が…よくみていれば…」
「…」
悔やむ二人の姿をみて、圭吾は言った。
「黎夜くん。紗綾ちゃんもそうでしたよ。君…ペンダントが壊されて持ち去られたとき、紗綾ちゃんは君のように、自分を責めていました。  そして、黎夜くんが無事だったように、紗綾ちゃんもきっと無事です」
「サーヤ、が?」
「ええ」
レイヤは そうか と呟く。
もう何かをする気力も残っていないらしい。
「レイヤ、今日はもう寝ろ。明日は休みでいいな」
伊吹はレイヤを気遣い、言う。
「…わかった」
レイヤは大人しく二階に上がっていく。
  続いて志穂も家に帰った。その後。
「相当なショックを受けてますね」
「ああ。レイヤはさらにな」
「早く見つかるといいですが…」


圭吾はそれ以来黙りきり、伊吹もはなすことは無かった。


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