二次創作小説(紙ほか)
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- FAIRY TAIL 何層もの嘘と天使の涙
- 日時: 2015/08/24 01:33
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: a0p/ia.h)
えっと、知っている方もいると思います
ドロップです!
これは、妖精の尻尾の魔導士たちがかくかくしかじかで学園生活を送っています
それと、ナツの性格が最初のうちは少し変わってしまうかも……
さらにグレジュビファンの方々に注意です
グレイ、ジュビアは違う人とくっつく……かも、しれません
私は、なぜかどんどん小説を作ってしまい……
だいぶ掛け持ちしてます
でも、なるべく少しずつでも更新するのでよろしくお願いします
あと、私はアニメで見てるだけなので、詳しいセリフなどが分かりません
基本的に原作には沿っていくのですが……
セリフはまったく違うし、展開も変わる予定です
それと、いろいろあって何個か省略して書きます
ご了承ください<m(__)m>
※題名変更しました!!
※オリキャラ募集終了しました
オリキャラ投稿してくれた方々
>>24レイル・アルフェイス 黒陽様
>>25レンリ・フィルティア みすず様
>>40イーグル・レイスト 紫苑有栖様
魅力的なオリキャラありがとうございました(*´∀`)♪
- 第36話 オレは君を知っている ( No.112 )
- 日時: 2016/08/30 00:27
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: pYt/gq1/)
バトル・オブ・フェアリーテイル。
最後まで勝ち残ったものが勝者。ルールを破れば、石像となったルーシィたちが砕かれていく。
制限時間は3時間。
「うおおおおおおぉぉっ!!!」
「ぶっ潰してやるァ!!!」
ギルドのメンバーがぞくぞくとマグノリアの街へ飛び出していく。
ミルフィはグレイのほうを向くと、問いかけた。
「ラクサスと…雷神衆、を倒さなきゃルーシィたちは粉々になっちゃうって言ってたよね?」
「ああ、そうだ」
「でもさ、エバーグリーン…を倒せば、解除されるよね?まずはあの人探すべきかな」
顎に手をそえ、ミルフィは眉間にしわをよせる。
すると、しばらく黙っていたアルガが口を開いた。
「いや、そーもいかねえみたいだぜ。街中に術式がはってあるみてーだ」
言われて街のほうを見てみると、いろんなところから物が壊れる音やら魔法の音やらが聞こえてくる。
「なるほど…。こりゃ厄介だね。……ところでマスター、何してるの?」
「何じゃこれは!?見えん壁じゃ!!」
「壁?んなもんねーだろじーさん」
そう言ってグレイがマカロフに近寄り、ぐいーっと思いっきり引っ張るが、それ以上進むことはできない。
「あ、ギルド周辺にあった術式ってまさか、これ…」
ミルフィがつぶやくと同時に、空中に文字が浮かび上がる。
ルール「80歳を超える者と石像の出入りを禁止する」。
「なんだよこの言ったもん勝ちみてえな魔法は!?」
「術式を書くのには時間がかかる…ゆえにクイックな戦闘には向いておらんが罠としては絶大な効果を発揮する」
「最初からマスターを参加させる気はないってことね。まあいーや…。同じギルドの仲間でも容赦しないよ。それでいいんだよね、これは」
くるっとミルフィは方向を変えると、街のほうを見た。
あちこちでギルドのメンバーが戦っているようだ。これではすぐに人数はいなくなってしまうだろう。
「術式が厄介だ。上から探したほうがいいかな…」
「上?どういうことだ?」
グレイの問いかけにふっと笑うと、ミルフィは飛び上がり、民家の屋根に着地した。
「術式にはまったら面倒だし、このほうが探しやすいでしょ」
そういうと、アルガのほうを見て、「何かあったら呼んで」と声をかけ、それにアルガは頷き、走り去る。
それを見てミルフィは走り出そうとしたが、何かを思い出したのか、たんっと屋根から下りてきた。
「グレイ」
「ん、何だ?」
「言いたかったことがあるんだ。こんな時に言うのもなんだけど…」
そこまで言うと、ミルフィはにっこりと笑った。
どこか儚げで、今にも消えてしまいそうに、淡く、そっと微笑みかける。
「君がいてくれてよかった。ありがとう」
突然礼を言われ、戸惑いながら頬をかくグレイ。
「な、なんだよ急に…。仲間なんだし…当然だろ」
「……ふふ、そうだね。じゃ…気をつけて」
グレイに背を向けて、ミルフィは走り出した。
たんっと屋根にのると、そのままスピードを落とさずに走っていく。
『グレイ…君が…君が、いてくれて、よかった……』
その時、急に脳内に声が響く。
さっきのミルフィの声?いや違う。もっと、前の___
『ありがとう…』
『さようなら』
___オレは君を知っている__ずっと、前から
泣きながら笑って、手を伸ばすその子の姿は確かにオレの知っているミルフィで。
でも、それは何年か前の記憶で。
さようならって何だよ。なんで泣いてるんだよ。
なんでオレは、君のことを今まで忘れていたんだよ。
なんで君は___
数年前から、姿がまったく変わっていないんだ?
***
おまけ
ミルフィ「君がいてくれてよかった。ありがとう」
グレイ「な、なんだよ急に…。仲間なんだし…当然だろ」
マカロフ「(青春じゃのお…)」
グレイ「(なんで君は___)」
マカロフ「(青春じゃのお…)」
全部見ているマカロフ氏。
いいよね青春。書きながら自分で何やってんのかわかんなくなったよ…
- Re: FAIRY TAIL 何層もの嘘と天使の涙 ( No.113 )
- 日時: 2016/09/02 02:29
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: pYt/gq1/)
こんばんはー!
……こんばんはでいい…のかな?w
このくらいの時間に慣れてしまった駄目作者の登場です
えー実は(?)この小説の参照が5000突破いたしましたー!
わーぱちぱちひゅーぅっひゅー((
うん、それだけですそれだけなんです
ミルフィ「作者今課題に追われてるから」
アルガ「提出今日だろ急げ」
ミルフィ「しかも今日テストでしょ」
ドロップ「テストはな!勉強なんかしねえぜ!!!」
アルガ「それでいいのか受験生」
ほんとはよくない。
だってしょうがないじゃない
実力勝負さ(私は実力がありませぬがね、ははっ)
ではではー!
いつも読んでくださってるかたに感謝です!
これからもよろしくお願いいたしますねー!!
- Re: FAIRY TAIL 何層もの嘘と天使の涙 ( No.114 )
- 日時: 2016/09/02 20:32
- 名前: 黒陽 (ID: 0Flu7nov)
5000おめっとー!!ウェーイ!!!
目指せこれの倍!!スレ数もこれの倍になれば一万いくよ(笑)
志龍「なんて俺らの方に更新しまくってたら気づかぬうちに突破していたものが抜かしております」
こころ「放置して越えるってほんとくずやろーだよ。更新しろかす」
こころちゃんありがとうございます!!もっと罵(欧殺
なんてオリキャラに言われるから放置なんかしちゃダメだよ。本音に言うと俺のストレスがマッハで上昇するんで更新してください(焼き土下座中)
オリジナルの方もよろしくね!!
それは置いといて、リゼロのレムりんが天使すぎてヤバい。お嫁にしたい。
なんて宣伝をちょこっとしたところで。
ちょっと叫びます。
「グレイとミルフィがリア充過ぎんだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおがあああああああああああああああああああああああ!!!!!とっととくっつけやあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ふぅすっきり。
なにこのリア充永久に爆発してれば良いのに。
そして、マカロフ氏よ。青春じゃのう、何て言ってる場合じゃないよ!?もうちょっと術式破ろうとかして頑張ってみろよ!!諦めんなお前!!(修造ボイスで)
勉強はちゃんとしなきゃだぜ?私も小説書く合間に勉強頑張ってます。
えっ逆じゃねーかって?細けぇことはいいんだ。重要なことじゃあない。
この調子でガンガン更新してってくれたら私が嬉しい(笑)自分のペースでがんばってちょ
- Re: FAIRY TAIL 何層もの嘘と天使の涙 ( No.115 )
- 日時: 2016/09/03 00:17
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: pYt/gq1/)
ひょわーー黒陽あざす!
倍!!wきついですわwww
黒陽M??w
男子ってM多い気がしてきたわあ((
更新はなんとか頑張りますぜ!
レムちゃん!ツイッターでよく見るから知ってる!
水色のショートの子やんなー可愛いなー
受験終わったらラノベ買おうと思ってるー!w
グレイとミルフィがリア充すぎる?
うん、知ってる(((((
ただどっちも自覚してないよねうふふ←
マカロフ氏能天気だわーほんとだわー
リア充の熱気で日向ぼっこ感覚なのかn((
勉強ね、がんばってるつもりだけどつらいww
塾もさ、一番上のクラスいれられたけどついていけないのwやばいww
小説書く合間w
まあ大丈夫さ、きっと国語力があがる←
おう、がんばるぜえー!
コメントありがとう!
- 第37話 「壊れた人形」 ( No.116 )
- 日時: 2016/09/19 00:22
- 名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: pYt/gq1/)
愛してる、愛してる、愛してる、愛してる___愛してた
***
もう一度君に出会えたなら、ずっとそばにいたい。
君をずっと守るよ。命に代えても。
「まだ、終わってない」
ぼそりとつぶやくと、ミルフィはストールの上から自らの首を触る。
いつもならなんてことはない。このような距離を走ったって息が乱れることはなかった。
しかし、今の自分はどうだろう。
息が苦しい。胸がはりさけそうだ。痛い。つらい。悲しい。どうして?
「僕は、あの人を殺す__」
魔法の力でみんな死んだ。みんな僕を恨んだ。
知ってるよ。僕が悪いって。
でもあの人はやめない。またみんなを巻きこむ気なんだろうね。
バーミリオンたちにも、あんなことをさせやしない。仲間を傷つけさせるわけにもいかない。
だったら大好きなあなたを殺すよ。あなたに感情なんて持っちゃいけないね。大好きだった、ただそれだけだ。
「………っ」
何も思っちゃいけない。感情なんて持っちゃいけない。
わかってるよ。
それでも僕は、 壊 れ て し ま っ た か ら
「あら?あなたって…」
聞こえた声で、はっと我に返る。
乱れた息を整えるために、ふーっと息を吐き出し、その声がしたほうを見た。
そこには、あやしく微笑むエバーグリーン。
「噂の新人ね。魔導士なのにめったに魔法を使わないっていう…」
エバーグリーンの言葉には耳を貸さず、屋根の上から静かに飛び降りる。
その姿に、エバーグリーンは口をひきつらせる。
「ほんっとむかつく。何が天使よ」
「天使ぃ?」
「あんた、一部でそう呼ばれてるそうじゃない」
はて、とミルフィは首をかしげる。
そして、ああーと声を漏らした。おそらく、自分の魔法を目撃した人がそう呼んでいるのだろうと。
「私が一番妖精なの!調子に乗らないでくれる?」
「いやいや…天使と妖精違うでしょ…」
ミルフィのあきれた声は届かず、エバーグリーンは攻撃をしかけてくる。
「妖精爆弾グレムリン!」
あたりに粉が舞ったかと思うと、それは一気に爆発する。
エバーグリーンはにやっと笑ったが、すぐにミルフィがそこから飛び出してきた。
「妖精えぐいな」
「へえ。なかなかやるじゃない」
ミルフィのつぶやきをガン無視し、エバーグリーンはすっと眼鏡を上にあげる。
しかし、何も起こらない。
「…何してんの?眼鏡なんかあげて…ふざけてるわけ?」
「石化眼が効かない…?まさか、あんた…」
「あー…その眼見ると石化するのか…なるほどね」
少しめんどくさそうに頬をかくと、ミルフィは剣を取り出した。
この剣は普通に魔法屋で手に入れることができる、とくに珍しくもないものだ。
普段は小さくして手元に置いておくことができる。
「あんた…両目とも義眼なわけ?」
「……微妙なとこだね。義眼ではないよ」
話しながらも、エバーグリーンはまた攻撃をする。
無数の針が、ミルフィを襲う。
「はあ?どういうことよ」
「確かに両目とも失明はしたけど…」
「けど?」
聞き返すと同時に、針の数が倍に増える。
もともとミルフィは剣士ではないし、剣一本で防ぐのはかなり困難だ。
「……あっ」
キンッと音を立てて剣が後方へと飛ばされる。
つまり今、攻撃を防ぐものは何もないわけで。
無数の針が、容赦なくミルフィの肌に突き刺さり、血が流れていく。
「おしゃべりはここまでってことね…」
ミルフィがそう言うと、突如ミルフィの体を中心として水が現れ渦を巻いて針を飲み込んだ。
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