二次創作小説(紙ほか)
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- 自由人の理想【あんスタ】
- 日時: 2016/03/21 15:47
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
「今日から俺、アイドルはじめまーす」
「あっ!思い付いた!今すぐ書かなきゃ!」
「俺は俺のやりたいようにやらせてもらうぜ」
これは男性アイドルの育成に力を注ぐ、夢ノ咲学園に通う一人の自由人のお話。
作詞が得意な少年の、強く儚い理想。
※これはあんさんぶるスターズの二次小説です。
- Re: 自由人の理想【あんスタ】 ( No.121 )
- 日時: 2016/06/19 19:52
- 名前: ヤミ (ID: lyEr4srX)
いや〜買ってよかったよ♪
あんスタのCD第2弾の発売日がのってたから嬉しかった!
付録のポスターやCDとかも良かったし♪
- Re: 無駄なこと ( No.122 )
- 日時: 2017/03/28 17:57
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
蒼「生徒会長…って英智先輩?」
衣「あ、ああ。体調が戻ってきたから一時退院したらしい」
何でこんなに慌ててるのかと思えば・・・、そういえば真緒くんたちTrickstarは打倒生徒会を目標に活動しているから、皇帝のおかえりは少しまずかったんだろう。
鳴「それにしても、早いわね」
大「ふんっ、皇帝が何だってんだ。俺様はちっとも怖くないぜ」
蒼「はいはい、強がるのはやめようか笑」
大「うがぁぁぁ!!別に強がって何かねーよ!!」
凛「ふーん、エッちゃんが戻ってきたんだ。また部がうるさくなっちゃうなー」
蒼「そーだね」
真緒くん以外まったく危機感を持たない2-B。
まあ、Trickstarの革命とかは俺には関係ないし。
レオ先輩や、あの五奇人が敗れた相手だ。俺が敵うなんて思ってないからな。
俺は無駄な努力も時間の使い方もしない人間だから。
- Re: 自由人と皇帝 ( No.123 )
- 日時: 2017/03/28 17:58
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
放課後になって、いつものように大神とアドくんの魔の手から逃げ、学園をフラフラとネタ探ししていると、不意に声をかけられた。
「やあ、元気そうだね」
蒼「?」
何か聞いたことある声…って思って振り返れば、帰還したと噂の皇帝英智先輩がいた。
蒼「あ、英智先輩。お久しぶりでーす。おかげさまで英智先輩の何百倍も元気ですよ」
天「はは、それは良かったよ。ああ、そうだ。蒼輔くんは今ひまかな?」
蒼「いえ、今すっげー忙しいです。あー忙しい、忙しい」
これ、絶対からまれるパターンだ。よし、さっさと逃げよう。
天「そうかい。残念だね…。今日とても美味しいと噂のお茶菓子を持ってきていたのだけど、まあ忙しいなら仕方な(蒼「あっ、もう忙しいピークを過ぎちゃって逆に暇になっちゃいました!」…そうか。じゃあ、凛月くんたちが待ってるから行こうか」
確実に乗せられたと分かっている!…分かっているけど、今月から弁当になって、おこづかいも残り少なくて、チョコとか飴を我慢している俺にとってタダでお菓子が食べられるこの絶好の機会を逃すわけにはいかない!
- Re: 珍しい ( No.124 )
- 日時: 2017/03/28 18:00
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
俺たちがガーデンテラスに着くと、珍しく凛月くんが紅茶を淹れていた。
蒼「え…、凛月くんが紅茶淹れてる…!!な、何どうしたの?も、もしかして熱でもある!?」
凛「ちょっと蒼。いくら俺でもたまには、紅茶くらい淹れるよ?いつもハーくんに淹れてもらってるし。その驚き方は失礼じゃない?」
蒼「いやぁ…。ごめんごめん。凛月くんが紅茶淹れてるとか珍しくて・・・。あ、俺にも淹れて〜。俺、アールグレイがいいー!」
凛「えー自分で淹れてよ」
蒼「たまには良いじゃんか」
天「それじゃあ僕も凛月くんに淹れてもらおうかな」
凛「エッちゃんまで…。・・・はぁ。仕方ないから淹れてきてあげる」
おお、凛月くんが淹れてくれる紅茶…!
写真撮って朔間さんに自慢しよっと。
- Re: 作詞中 ( No.125 )
- 日時: 2017/03/28 18:22
- 名前: 雪覇 (ID: EPm2ln81)
凛月くんが紅茶を淹れてくれている間、ヒマなので最近作詞を頼まれた流星隊の曲でも考えようとネタ帳を取り出した。
あそこは1年生の高峰くん?だったかな。彼以外はみんな元気はつらつとしたメンバーだから、歌詞も勢いのあるものがいい。
曲調とかはもう作曲担当に丸投げ。だって俺はレオ先輩と違って作詞作曲ができるわけではなく、あくまでも作詞担当だから。それに俺、音符とか読めないし。四分音符がギリギリ分かるくらいだ。他の音符との区別がつかない。だから、丸投げ。それで曲がついて、歌詞の省くところは省く。それが俺なりの歌の作り方。
蒼「んーーー…、かけ声…、元気…、正義…、ヒーロー…?」
作詞しているときはよくぶつぶつと独り言を言ってることが多い。それが聞こえたのか、横に座っていた英智先輩が興味深そうにのぞきこんだ。
天「作詞中かい?ヒーロー…ってことは流星隊のかな?」
蒼「あーもう!英智先輩、俺が考えてるときは話しかけないでって言ってるじゃないですか!考えたこと全部どっかへ消えちゃうんですよ!勿体無い!せっかく何か思いついたのにーー…」
天「あぁ。ごめんね。つい、気になって…」
蒼「ついじゃないですよ、もー。紫乃くんなんか、さっきから静かに黙ってくれてたのに」
紫「あっ…いえ…!こんなにたくさんのことを一瞬で思いついて書けるなんて、凄いなって見惚れてただけで…!」
蒼「そうなんだ。ありがと♪ほらほら、英智先輩も紫乃くん見習ってくださいよ」
天「そうだね。僕も少し静かにしてまっていよう。もうそろそろ、凛月くんが紅茶を淹れおわって戻ってくるだろうし」
これ以上続きを考えて没頭していたら、せっかく凛月くんが淹れてくれる紅茶が冷めてしまう…。まあ、今はこの辺で一時中断しておこう。
続きはまた後で考えればいいし…。
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