二次創作小説(紙ほか)
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- 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜
- 日時: 2021/10/06 22:24
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
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ストーリーは続きから始まります。
登場作品
暗殺教室
いちご100%
イナズマイレブン
頭文字D
ウマ娘プリティーダービー
おそ松さん
寄宿学校のジュリエット
鬼滅の刃
銀魂
CLANNAD
黒子のバスケ
五等分の花嫁
斉木楠雄のΨ難
進撃の巨人
食戟のソーマ
スーパーマリオシリーズ
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
生徒会役員共
ダイヤのA
東方Project
ニセコイ
八月のシンデレラナイン
ファイアーエムブレム
Fate
BLEACH
べるぜバブ
鬼灯の冷徹
ぼくたちは勉強ができない
僕のヒーローアカデミア
僕は友達が少ない
MAJOR 2nd
めだかボックス
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
登場人物
小学生
担任 上白沢慧音
副担任 月詠
レミリア・スカーレット
フランドール・スカーレット
山本神楽
チルノ
大妖精
ルーミア
リグル・ナイトバグ
ミスティア・ローレライ
白夜サクラ
暗夜エリーゼ
黒崎遊子
黒崎夏梨
中学生
Z組
担任 坂田銀八
副担任 鬼灯
ミカサ・アッカーマン
アルミン・アルレルト
エレン・イェーガー
霧雨魔理沙
桐須フェリシア
ジャン・キルシュタイン
東風谷早苗
近藤総悟
魂魄退
魂魄妖夢
志村新八
コニー・スプリンガー
博麗霊夢
ベルトルト・フーバー
サシャ・ブラウス
ライナー・ブラウン
アリス・マーガトロイド
山本神威
アニ・レオンハート
クリスタ・レンズ
マルス・ローレン
透魔アクア
シュルク
白夜タクミ
暗夜レオン
ユミル
リーリエ
ルキナ
ルフレ・トロン
烈火ロイ
比企谷小町
羽瀬川小鳩
小野寺春
竈門禰豆子
S組
担任 久遠道也
副担任 吉良瞳子
青山俊介
亜風炉照美
天城大地
雨宮太陽
市川座名九郎
一乃七助
一星光
稲森明日人
伊吹宗正
岩戸高志
宇都宮虎丸
海原のりか
円堂守
奥入祐
影山輝
風丸一郎太
壁山塀吾郎
狩屋マサキ
鬼道有人
基山タツヤ
吉良ヒロト
霧野蘭丸
九坂隆二
倉間典人
栗松鉄平
車田剛一
豪炎寺修也
剛陣鉄之助
木暮夕弥
小僧丸サスケ
坂野上昇
砂木沼治
佐久間次郎
三国太一
シュウ
神童拓人
染岡竜吾
立向居勇気
綱海条介
剣城京介
鉄角真
飛鷹征也
菜花黄名子
西蔭政也
錦龍馬
西園信助
野坂悠馬
野咲さくら
灰崎凌兵
白竜
服部半太
浜野海士
速水鶴正
氷浦貴利名
土方雷電
日和正勝
不動明夫
吹雪士郎
吹雪アツヤ
瞬木隼人
松風天馬
真名部陣一郎
万作雄一郎
水神矢成龍
道成達巳
緑川リュウジ
皆帆和人
森村好葉
雪村豹牙
フェイ・ルーン
E組
担任 殺せんせー
副担任 烏間惟臣
特別教師 イリーナ・イェラビッチ
赤羽業
磯貝悠馬
岡島大河
岡野ひなた
奥田愛美
片岡メグ
茅野カエデ
神崎有希子
木村正義
倉橋陽菜乃
潮田渚
菅谷創介
杉野友人
竹林孝太郎
千葉龍之介
寺坂竜馬
中村莉桜
狭間綺羅々
速水凛香
原寿美鈴
不破優月
堀部糸成
前原陽斗
三村航輝
村松拓也
矢田桃花
吉田大成
律
A組
浅野学秀
荒木哲平
小山夏彦
榊原蓮
瀬尾智也
B組
茂野大吾
佐倉睦子
仁科明
相楽太鳳
沢弥生
藤井千里
椛島アニータ
関鳥星蘭
丹波広夢
奥村光舟
由井薫
結城将司
瀬戸拓馬
浅田浩文
九鬼洋平
最上武
進藤一考
高校生
普通科 A組
担任 平塚静
副担任 高橋涼介
桐須咲夜
近藤十四郎
桂小太郎
高杉晋助
リヴァイ・アッカーマン
羽瀬川小鷹
三日月夜空
柏崎星奈
楠幸村
志熊理科
津田タカトシ
天草シノ
七条アリア
萩村スズ
一条楽
桐崎千棘
小野寺小咲
鶫誠士郎
橘万里花
衛宮士郎
遠坂凛
斉木楠雄
燃堂力
海藤瞬
照橋心美
梓川咲太
桜島麻衣
犬塚露壬雄
ジュリエット・ペルシア
今井信女
ディミトリ
普通科 D組
担任 エルヴィン・スミス
副担任 横島ナルコ
近藤勲
志村妙
柳生九兵衛
猿飛あやめ
藤原拓海
武内樹
畑ランコ
三葉ムツミ
五十嵐カエデ
轟ネネ
津田コトミ
時カオル
岡崎朋也
古河渚
春原陽平
藤林杏
一ノ瀬ことみ
藤林椋
坂上智代
西行寺幽々子
ハンジ・ゾエ
暁アイク
白夜リョウマ
暗夜マークス
白夜ヒノカ
暗夜カミラ
真中淳平
東城綾
西野つかさ
北大路さつき
南戸唯
クロード
普通科 C組
担任 桐須真冬
副担任 朽木白哉
副担任 冨岡義勇
我妻善逸
阿散井恋次
綾瀬川弓親
タクミ・アルディーニ
石田雨竜
一色いろは
井上織姫
上杉風太郎
エーデルガルト
男鹿辰巳
緒方理珠
竈門炭治郎
吉良イヅル
朽木ルキア
黒神めだか
黒崎一護
武元うるか
中野一花
中野五月
中野二乃
中野三玖
中野四葉
薙切えりな
嘴平伊之助
比企谷八幡
檜佐木修兵
日番谷冬獅郎
雛森桃
白夜カムイ
白夜晃樹
古橋文乃
松本乱菊
斑目一角
由比ヶ浜結衣
唯我成幸
雪ノ下雪乃
幸平創真
普通科 F組
担任 京楽春水
副担任 胡蝶しのぶ
古市貴之
邦枝葵
東条英虎
神崎一
姫川竜也
人吉善吉
阿久根高貴
喜界島もがな
不知火半袖
戸塚彩加
川崎沙希
葉山隼人
三浦優美子
海老名姫菜
戸部翔
田所恵
薙切アリス
黒木場リョウ
葉山アキラ
一色慧
栗花落カナヲ
野球科 Y組
担任 片岡鉄心
副担任 掛橋桃子
沢村栄純
降谷暁
御幸一也
小湊春市
金丸信二
倉持洋一
川上憲史
結城哲也
伊佐敷純
増子透
小湊亮介
丹波光一郎
滝川・クリス・優
東条秀明
白州健二郎
前園健太
バスケ科 B組
担任 相田景虎
黒子テツヤ
火神大我
日向順平
伊月俊
木吉鉄平
相田リコ
赤司征十郎
青峰大輝
緑間真太郎
紫原敦
黄瀬涼太
桃井さつき
灰崎祥吾
ヒーロー科 H組
担任 相澤消太
緑谷出久
爆豪勝己
麗日お茶子
飯田天哉
轟焦凍
峰田実
蛙吹梅雨
切島鋭児郎
上鳴電気
八百万百
常闇踏陰
耳郎響香
芦戸三奈
青山優雅
瀬呂範太
障子目蔵
尾白猿夫
葉隠透
砂藤力道
口田甲司
OB.OG
小美浪あすみ
雪ノ下陽乃
虹村修造
朧
通形ミリオ
波動ねじれ
天喰環
ミケ・ザカリアス
唐瓜
茄子
池谷浩一郎
カタリナ
古谷サチコ
砕蜂
いるだけの大人
おそ松
カラ松
チョロ松
一松
十四松
トド松
長谷川泰三
更木剣八
チームオリオン
トレーナー 白夜晃樹
メジロマックイーン
シンボリルドルフ
オグリキャップ
ライスシャワー
ビワハヤヒデ
マルゼンスキー
サイレンススズカ
エアグルーヴ
セイウンスカイ
キングヘイロー
ミホノブルボン
タマモクロス
グラスワンダー
タイキシャトル
スマートファルコン
チームスピカ
スペシャルウィーク
トウカイテイオー
ウオッカ
ダイワスカーレット
ゴールドシップ
チームリギル
トレーナー 東条ハナ
エルコンドルパサー
ナリタブライアン
ヒシアマゾン
フジキセキ
テイエムオペラオー
女子野球部
反乱軍
監督 白夜晃樹
キャプテン 柊琴葉
メンバー
東雲龍
鈴木和香
九十九伽奈
倉敷舞子
朝比奈いろは
坂上芽衣
椎名ゆかり
我妻天
桜田千代
小鳥遊柚
リン・レイファ
草刈ルナ
神宮寺小也香
旧軍
監督 八上浩太
キャプテン 有原翼
メンバー
野崎夕姫
河北智恵
宇喜多茜
中野綾香
岩城良美
初瀬麻里安
阿佐田あおい
直江太結
天草琴音
近藤咲
永井加奈子
新田美奈子
花山栄美
月島結衣
仙波綾子
秋乃小麦
竹富亜矢
泉田京香
逢坂ここ
塚原雫
本庄千景
先生
上白沢慧音 算数担当
坂田銀八 国語担当
エルヴィン・スミス 音楽担当 調査団顧問
月詠 女子保健体育担当
鬼灯 日本史担当
ハンネス 理科担当 壁美化部顧問
白澤 男子保健体育担当
松平片栗虎 男子体育担当 野球部顧問
服部全蔵 地理担当
坂本辰馬 数学担当 商業部顧問
高橋涼介 音楽担当
高橋啓介 工業教科担当
お香 家庭科担当
片岡鉄心 国語担当 野球部顧問
横島ナルコ 英語担当 生徒会顧問
殺せんせー
烏間惟臣 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
イリーナ・イェラビッチ 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
オールマイト
相澤消太
相田景虎 バスケ部顧問
平塚静 国語担当 奉仕部顧問
久遠道也 サッカー部顧問
吉良瞳子 サッカー部顧問
桐須真冬 世界史担当
高山マリア シスター 隣人部顧問(仮)
掛橋桃子
佐々木異三郎
朽木白哉 走・拳・斬・鬼担当
浦原喜助 商業教科・鬼道担当
四楓院夜一 白打担当
京楽春水 霊圧担当
浮竹十四郎 剣術指南役
卯ノ花烈 保健室先生
冨岡義勇 国語担当
胡蝶しのぶ 化学担当
ベレス
理事長
柏崎天馬
歴代理事長
山本元柳斎重國
お登勢
校長
閻魔大王
教頭
八雲紫
- Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.31 )
- 日時: 2021/03/10 21:28
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
中野宅
三玖
「・・・送ってくれてありがとう。また明日ね」
晃樹
「ああ」
三玖はマンションの中に入っていった。
晃樹
「ふぅ、今日も疲れたなぁ〜」
晃樹が体を伸ばすと、後ろから真似をされていた。
晃樹
「・・・汗」
そこにはめだかがいた。
晃樹
「何してんの」
めだか
「1人で寂しいと思ってな」
晃樹
「家で会えんだろ・・・」
めだか
「釣れないなぁ貴様は」
晃樹
「・・・(・∀・)!。めだか、ちょっと付き合ってくれねぇか?」
めだか
「ん?」
晃樹達が向かったのは、高台であった。
晃樹
「どうだ?久しぶりにここに来て」
めだか
「いい眺めだな。街の風景を一目で見てわかる。2人きりでここに来たのは小学生の頃だったな」
晃樹
「ああ。あの頃は良く来ていたな。俺にめだか、それに善吉も一緒に・・・」
めだか
「・・・晃樹?」
晃樹
「俺が中等部で離れる前までは・・・俺と善吉でお前を取り合ってたな。だが俺だけこっちに来て、お前ら2人で中学を乗り切った。俺はお前らの間に入れないと思ったんだ」
めだか
「・・・貴様が勝手に作った溝など知らんしくだらない」
晃樹
「・・・お前が来るまではそう思った。だが・・・お前が1人で明星に来てくれて・・・俺の考えてることが馬鹿らしく思ったんだ。・・・お前と善吉がどんな関係だろうが関係ねぇ。お前は俺の相棒だ」
めだか
「・・・フッ。相棒止まりなのか?」
晃樹
「は?」
めだか
「いや、なんでもない」
晃樹
「・・・長々とくだらないこと喋っちまったな。帰るか」
めだか
「・・・ああ」
晃樹達が高台の坂を降ろうとした時、目の前に人影があった。
晃樹
「誰だ」
ギン
「誰とは失敬やなぁ。学校の先生やでぇ?」
晃樹
「・・・市丸ギン。何の用だ」
ギン
「決まってるやろ。邪魔者を排除しに来たんや」
晃樹
「・・・めだか、下がってろ」
めだか
「いや、私もやるぞ。それに、素手の晃樹に無理はさせられないだろ。早く帰って柚の誕生日を祝うぞ」
晃樹
「・・・そうだな!」
めだか
「行くぞ!」
めだかはダッシュでギンに接近する。
ギン
「フッ・・・『射殺せ、神鎗』」
ギンの刀が伸び、めだかの頬を掠る。
めだか
「クッ!」
ギン
「今のが避けれるんやなぁ。中々の身体能力やねぇ」
めだかは一旦引く。晃樹は足元に落ちていた木の枝を拾う。
晃樹
「クソ・・・こんなんしかねぇ」
めだか
「それで充分だろう?学園内で1番強い貴様なら」
晃樹
「やめろ、フラグ立てんな」
ギン
「もうええ?」
晃樹
『 サイコカッター』
超念力の刃を発生させ、相手を斬りつける。
が、ギンは刃を貫く。そのまま晃樹の持ってる木の枝を折る。
メキッ
晃樹
「チィ!」
その隙にめだかのインファイト。だが、ギンは全て受け流す。
めだか
「なんて強さだ・・・」
ギン
「スキありや・・・」
ギンがめだかの心臓を貫こうとした・・・が、晃樹が身代わりになった。
晃樹
「グッ・・・」
心臓は避けたが、右の肋の下を刺された。
ドサァ
めだか
「晃樹!?」
ギン
「ほれ、カレシさんは戦意喪失や。キミももうすぐそうなるで?」
めだか
「・・・カレシではない。相棒だ!」
ギン
「やる気やなぁ?だけど、カレを護りながら戦えるんか?」
???
「1人なら無理だろうな。だが・・・5人だったらどうだ?!」
風の衝撃波がギンを吹き飛ばす。
ギン
「グッ・・・」
目の前立っていたのは、一護、炭治郎、出久、銀八であった。そこに柚もいた。
出久
「市丸先生・・・ここは引いてください!」
ギン
「無理や。ボクはここでそこのカレを殺さんといけないんや。藍染隊長の命令や」
銀八
「・・・それだけか?」
ギン
「何がや?」
銀八
「言いたいことは、それだけか?」
銀八はギンに斬りかかる。
ゴスッ
ギン
「がはっ!」
銀八
「・・・トドメだ」
ギン
「・・・神鎗!」
シュン!
ギンの刀が伸びる。銀八は大きくかわす。
一護
「月牙天衝!!」
炭治郎
「全集中、水の呼吸、壱ノ型 水面斬り!」
出久
「マンチェスター、スマァァッシュ!!」
遠距離攻撃と上面からの攻撃に、ギンは地面に叩き付けられた。
ギン
「グハァ!」
バタッ
出久
「はぁ・・・はぁ・・・何とか倒せたね」
銀八
「そうか?手応えなかったぜ?」
一護
「あんま甘く見ちゃダメだぜ銀さん。この人はこんなもんじゃねぇ。少なくとも次戦う時はな」
柚
「晃樹!!晃樹ぃ!!」
晃樹
「・・・グッ・・・柚」
柚が晃樹に近づいた瞬間。何者達かが突如現れた。
死柄木
「まさかコイツがここまでやられるとはな・・・」
無惨
「だがこのモノはまだ使える」
炭治郎
「な!お前たちは!!」
無惨
「・・・貴様は・・・」
藍染
「今日は争うために来た訳では無い。ギンを回収しに来ただけだ」
一護
「藍染!」
一護は身構える
藍染
「黒崎一護・・・言ったはずだ。今日はギンの回収が目的だ。君たちと戦う気は無い」
虚
「少し長居が過ぎる・・・」
銀八
「松陽・・・いや、誰だ・・・」
虚
「君は・・・私を知っているな?ならばその記憶は・・・敗北の記憶」
藍染
「・・・引く」
虚
「・・・」
敵側4人はギンを連れて去った。
銀八
「・・・誰だ・・・アイツは・・・誰なんだァァァァァ!!!」
晃樹
「松陽先生であって、松陽先生では無い者・・・グッ」
柚
「晃樹!!」
晃樹
「・・・柚。悪いな・・・今日・・・お前の誕生日なのに、こんなんなっちまって」
柚
「晃樹が生きててくれて十分だよ・・・」
晃樹
「・・・そうだ、プレゼントを用意しておいたんだ・・・包みに血が付いちまったけど・・・」
柚
「・・・プレゼント?・・・開けるよ?」
柚は包みを開けると、子犬のキーホルダーが出てきた。
柚
「・・・ありがとう!・・・ねぇ、覚えてる?」
晃樹
「・・・何がだ?」
柚
「昔、これと同じキャラクターのマグカップをくれたの。あたしに似てるねって言ってくれて嬉しかった」
晃樹
「・・・そんな事あったな。・・・喜んでくれて・・・嬉しいぜ」
晃樹は目を閉じた。
柚
「晃樹!?晃樹ぃ!!!」
めだか
「案ずるな。気絶しただけだ」
柚
「・・・良かった」
炭治郎
「それにしても、なんでこのタイミングで襲ってきたんだろうか」
銀八
「さぁな。隙を伺った結果何じゃねぇの?」
柚
「ごめんね4人とも。わざわざ来てくれて」
めだか
「柚・・・貴様が呼んだのか?」
柚
「うん・・・ごめんね、2人のところ邪魔しちゃって」
めだか
「いや、おかげで助かったぞ」
一護
「んな事より、晃樹運べんのか?」
めだか
「問題ない。この程度、私1人で十分だ」
銀八
「そうか・・・じゃあ明日、遅刻すんなよ」
めだか
「さらばだ」
めだかと柚は晃樹を担いで帰った。
出久
「・・・」
炭治郎
「出久?どうしたんだい?」
出久
「いや・・・少し変だと思って」
炭治郎
「変?」
出久
「学祭の不法侵入の時から今回にかけて・・・同じ集団がやったとしか思えないよ・・・確証はないけど」
一護
「あんま深く考えてもいけねぇぞ。今日はもう帰ろうぜ」
出久
「・・・うん」
続く
- Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.32 )
- 日時: 2021/03/25 23:08
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
晃樹が怪我をして数日。晃樹は自宅療養中である。元々休日ではある。
そんな中、晃樹の見舞いに行った三玖と東雲、柚以外は体育祭前日の為学校に集まっていた。が、そこは荒れに荒れていた。
学校
一護
「そうか、晃樹はまだ動けねぇのか」
めだか
「・・・ああ」
出久
「明日体育祭なのに・・・大丈夫かな」
炭治郎
「怪我してるのに無理させちゃ行けないよ」
出久
「・・・うん、そうだよね」
そこにえりなが口を挟んだ。
えりな
「そんな事があったのに、貴女はよく整然と学校に来れるわね」
めだか
「・・・!」
一護
「おい、薙切!」
えりな
「学園最強の女性ではなかったかしら貴女?大事な人1人守れないなんて・・・」
そこに阿久根も入ってきた
高貴
「寧ろ、あいつがめだかさんを守るべきだったんじゃないのか?大体キミ、あいつと仲良かったのか?」
えりな
「べ、別にそういう訳じゃないわよ!ただ不自然だと思っただけよ!」
高貴
「なんだそれ・・・だったらめだかさんを侮辱する必要ないだろ!」
めだか
「やめろ貴様達!!」
えりな/高貴
「!!」
めだか
「・・・今回の件に関しては、私の力不足だ・・・すまなかった」
一護
「おいおい、お前が謝るなんてらしくねぇぞ?」
めだか
「しかし・・・」
雪乃
「黒崎くんの言う通りよ」
雪乃が教室に入ってきた。
雪乃
「相手が武器を持っていたのに対して、あなた達は素手だった。分が悪いのは明白・・・だから貴女が自分を責めていい理由にならないわ」
めだか
「雪乃・・・」
雪乃
「それから黒崎くん、竈門くん、緑谷くん」
炭治郎/出久
「Σ(OωO)!!」
一護
「ビビりすぎだろお前ら」
雪乃
「晃樹くんを助けてくれて、ありがとう」
一護
「・・・礼なんて要らねぇよ。困ってたら助けるもんだろ?」
雪乃
「・・・そうね。ところで、小鳥遊さんは来てないのかしら?」
炭治郎
「今日は晃樹の看病するって言ってたぞ」
雪乃
「そう・・・」
一護
「・・・行ってこいよ。見舞い」
雪乃
「・・・何言って・・・」
一護
「心配なんだろ?自分の気持ちしっかり伝えたらどうだ?」
雪乃
「・・・」
柊
「もし良かったら、私と鈴木さんも行くから、一緒に来る?」
雪乃
「・・・そこまで言うのなら、行くわ」
柊
「決まりね。私達はもうあがらせてもらうわね」
一護
「おう。晃樹によろしく言っといてくれ」
五月
「あの・・・!!」
五月が柊達の背後から声をかける。
柊
「五月さん?どうかしたの?」
五月
「えっと・・・これ、届けてもらっても良いでしょうか?」
そう言って、袋にパンパンに詰め込まれたお菓子を渡す。
和香
「・・・この量のお菓子・・・全部晃樹に渡す気なの?」
五月
「い、いえ・・・大家族なので皆さんで食べて頂こうと思って・・・け、決して私の食べる量を買ってきてしまった訳ではありませんからね!」
柊
「え、えっと・・・深くは聞かないわ・・・取りあえず、渡しておくわね・・・」
一方、晃樹宅では
晃樹
「あ〜くそ・・・明日だってのに・・・動いたら痛てぇ」
東雲
「当たり前よ。腹下刺されてるんだもの」
三玖
「とにかく安静にして・・・じゃないと明日に響く」
晃樹
「全治1ヶ月の人間を数日で戦場に駆り出すの何なの?」
柚
「でも良かったね晃樹。美女に囲まれて、モテモテじゃん」
東雲
「・・・小鳥遊さん?貴女、明日からのトレーニング量5倍にするわよ?」
柚
「すんませんマジ勘弁して下さい・・・」
コンコン
ガチャ
咲夜
「晃樹。学校から客が来たわよ?」
晃樹
「誰?」
咲夜
「今上げるから待ってなさい」
晃樹
「いや、だから誰?」
少しすると、扉の開く音がした。
ガチャ
柊
「お、お邪魔します」
和香
「見舞いに来たわ」
晃樹
「琴葉に和香!?なんで俺の家知ってんだよ!」
柊
「貴方の家を知ってる人と来たからね。今は下で咲夜さんと話してるわ」
和香
「はい、お見舞いの品。沢山食べて明日までに治してね」
和香はパンパンに詰め込まれたお菓子を晃樹に渡す。
晃樹
「え・・・こんなに?」
和香
「そうよ?全部食べてね?」
柊
(鈴木さん、全部渡すの・・・!?五月さんには全員に分けてって言ってたのに・・・)
晃樹
「お、おう・・・ありがとう」
三玖
「待って晃樹、この量・・・絶対五月が用意したやつ・・・」
和香
「な、なんでそうだと思ったの?」
三玖
「五月は食べ物の事になると自分のことしか考えてない」
和香
「さ、流石ね・・・」
三玖
「・・・半分持って帰るから・・・残りは皆で食べよ」
暫くして
ガチャ
咲夜
「皆〜、ちょっと下に来てくれるかしら?」
東雲
「何かありましたか?」
咲夜
「良いから来なさい!」
女子たちは渋々部屋を出ていった。
咲夜
「あんたは寝てなさい?」
晃樹
「あえ?」
廊下
雪乃と女子たちがすれ違った
東雲
「・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
コンコン
晃樹
「・・・どうぞ?」
ガチャ
雪乃
「お邪魔します・・・」
晃樹
「ゆ、雪乃!?」
雪乃
「お久しぶりね。体調は如何かしら?」
晃樹
「言いわけないだろ・・・刺されてるんだから・・・」
雪乃
「そう、そうよね・・・辛かったでしょうね」
晃樹
「・・・」
雪乃
「・・・」
晃樹
「・・・えっとぉ・・・雪乃さん?」
雪乃
「・・・ごめんなさい、言葉が纏まらなくて」
晃樹
「どうしたんだよお前・・・最近機嫌悪そうだったし」
雪乃
「それはホントにごめんなさい」
晃樹
「もしかして、修学旅行の八幡の件、まだ引きずってるのか?」
雪乃
「それもあるけれど・・・その・・・貴方に泣き顔見られて・・・えっと・・・色々助けられて・・・感謝しているわ」
晃樹
「んお・・・?おう・・・」
雪乃
「・・・はぁ、最近、貴方といると言葉が詰まるわね」
晃樹
「俺が生意気だからか?」
雪乃
「それは貴方が中等部の時の話。今は信頼しているわ」
晃樹
「・・・そうか・・・ぐっ」
雪乃
「辛そうね・・・痛み止めと包帯持ってくるわ」
晃樹
「あ、ああ・・・悪い」
雪乃は部屋を出る。
東雲
「本音を言わなくて良いのかしら?」
雪乃
「・・・東雲さん。盗み聞きなんていくら何でも趣味が悪すぎるわ」
東雲
「1つ、忠告しておくわ」
雪乃
「どうぞ?」
東雲
「その調子で進展させる気がないなら、私が先に行動に出るわよ?何があっても文句言わないでちょうだいね」
雪乃
「・・・ふっ、精々早とちりで失敗しないようにね」
雪乃は階段を降りていった。
東雲
「は・・・早とちり!?」
続く
- Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.33 )
- 日時: 2021/04/18 22:48
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
翌日、体育祭当日
平塚
「あ〜、大丈夫か晃樹」
晃樹
「ええ・・・何とか」
平塚
「そうか・・・まぁ、無理するなよ?」
柚
「平塚せんせぇ〜、銀八先生は何処行ったんですか?」
平塚
「準備があるとかで裏に回ったぞ」
柚
「準備?何の準備だろう・・・」
開会式
閻魔大王
「ええっと、理事長からの挨拶・・・」
藍染
「皆、今日は存分に戦って欲しい。くれぐれも、手の抜くことが無いように。では、東仙先生からルール説明を」
東仙
「はい・・・」
東仙がマイクをとる
東仙
「今日行うのはチーム対抗のバトルロワイヤルだ。場所は学校の敷地内全て。武器の使用も許可する。的を破壊されたら脱落、自分のチームの陣地に相手が1分間入られたら失格とする。なお、今回は教師も参加するが、教師はどこかしらのチームにランダムに加わる。以上だ」
藍染
「では、各チーム、それぞれの開始位置まで向いたまえ」
A組
上鳴
「はぁ、まさか全員参加だとはよぉ・・・」
八幡
「お前がため息ついてんじゃねぇよ・・・」
義勇
「余計な事を言うなお前達」
晃樹
「義勇先生?先生方の初期位置ってここなんスか?」
義勇
「・・・担任副担任は自分のクラスに付けと言われた」
晃樹
「担任副担任・・・」
一護
「なーに深く考えてんだ?」
晃樹
「他のクラスの担任・・・奴の傘下だろ」
男鹿
「えっと、市丸に東仙、それに佐々木だったか」
ルキア
「待て、佐々木という者は藍染の下に着いてるのか?」
晃樹
「分からん・・・だけど、他2クラスが藍染側だ。佐々木先生もそうだと考えた方が・・・」
高杉
「ふっ、お困りのようだな」
男鹿
「あ?なんだテメェ」
高杉
「佐々木は、確かに藍染の仲間だ。奴が密会してる所を見た・・・」
恋次
「・・・信じられねぇよ、お前の言ったことなんてよォ」
義勇
「・・・いや、言っていることは事実だ」
恋次
「へぇ?証拠でもあるんですかい?」
義勇
「・・・時間が無い。始まるぞ」
平塚
(誤魔化したなコイツ)
五月
「高杉くん、私は貴方を信じます。東雲さんもそうですよね?」
東雲
「・・・根拠は無いけれど、この状況で彼がデマカセを言うとは思えないわ。信用する価値はあるわ」
高杉
「・・・」
開始のブザーがなった。
晃樹
「作戦通り!行くぞ!」
全員
「おぉー!!」
開会式前
晃樹
「今回の試合、全員参加だ」
上鳴
「は、はぁ!?」
八幡
「え、なに・・・俺らも出なきゃ行けないの?めんどくせぇ」
晃樹
「だからって無理やり戦わせるわけじゃねぇ。作戦がある」
高貴
「誰が君の言うことを聞くんだよ」
赤司
「黙れ」
高貴
「・・・」
赤司
「晃樹、続けてくれるかい」
晃樹
「・・・探索班と護衛班に分かれるんだ。探索班には戦えるやつ1人に対して戦えないやつ2人で行動。護衛班は残りの戦えるやつで防衛するんだ。そんで、俺が考えた編成はこれ」
探索班
晃樹 柏崎星奈 平塚静
竈門炭治郎 唯我成幸 幸平創真
緑谷出久 三日月夜空 中野一花
黒崎一護 比企谷八幡 雪ノ下雪乃
黒神めだか 小鳥遊柚 中野三玖
我妻善逸 黄瀬涼太 羽瀬川小鷹
石田雨竜 坂上芽衣 柊琴葉
男鹿辰巳 津田タカトシ 天草シノ
日番谷冬獅郎 桐崎千棘 薙切えりな
リヴァイアッカーマン 赤司征十郎 斉木楠雄
高杉晋助 中野五月 東雲龍
衛宮士郎 緒方理珠 有原翼
朽木ルキア 九十九伽奈 古橋文乃
阿散井恋次 由比ヶ浜結衣 鈴木和香
護衛班
轟焦凍 上鳴電気 八百万百 阿久根高貴 古市貴之 坂田銀八 冨岡義勇
晃樹
「こんな感じなんだけど・・・先生方の初期配置がどこか分からんけど」
五月
「ちょ、ちょっと待ってください!高杉くんを探索班にして良いのですか!?彼は今日までずっと学校に来てません!今日来ただけで一緒に行動するつもりはありません!」
三玖
「五月・・・」
晃樹
「・・・って言われてっけど?高杉」
高杉
「フンっ、どう思われてようと、今回は手を貸してやる」
五月
「意味が分かりません!」
東雲
「五月さん、落ち着きなさい」
五月
「・・・東雲さん」
東雲
「晃樹さんが考えた策よ。私は晃樹さんの策に従うわ」
晃樹
「五月」
晃樹は五月の肩を掴む。
晃樹
「アイツを信じてやってくれ。アイツにも思う所があるんだ」
五月の顔が赤くなる。
五月
「あ〜もう!分かりました!離して下さい、セクハラです!」
晃樹
「言われなくても離すっての、あ〜ばっちいばっちい」
五月
「はぁ!?ちょっと今のどういう事ですか!」
一護
(晃樹の野郎、そっちよりこっちだろうが!なんで比企谷と雪ノ下くっ付けて俺ん所に置くんだよ!)
善逸
「おい!女の子と組ませろよ!むさ苦しいだろうが!」
一護
「くだらねぇ事でキレてんじゃねぇ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
晃樹組
星奈
「なんでアンタなんかと一緒なのよ!」
晃樹
「何でって言われてもねぇ」
平塚
「私が頼んだのだ。君の護衛は晃樹位の手練出ないと務まらないだろう?」
星奈
「はぁ!?余計なことして・・・護衛なんて要らないわよ!」
晃樹
「そう言うなって。本気で護ってy・・・ん?」
晃樹は茂みの奥に何かがあるのを発見した。
晃樹
「静先生、あそこにあるの何ですか?」
平塚
「ん?何処だ?」
晃樹達は茂みを出る。晃樹は目の前に広がる光景に驚愕している。
晃樹
「こ、これは・・・陸上競技場?」
平塚
「ああこれか、これはトラックだ」
晃樹
「・・・トラックだったらもうあるでしょうよ。なんでここにもう一個あるんですか。しかも新しくてデカいの」
平塚
「おや、君には言ってなかったか。これは、『ウマ娘』用のトラックだ」
晃樹
「う、ウマ娘ぇ!?なんすかそれ!!」
星奈
「人間と馬のMIXよ。最も、牝馬しか生まれないからウマ娘って呼ばれているのよ。そんなのも分からないの?相変わらず低脳ねアンタ」
晃樹
「で、なんでここにこんなのがあるんですか?」
星奈
「ちょっと!無視しないでよ!」
平塚
「元々、ウマ娘を学園に迎え入れる計画は進んでいたんだ。だが、藍染が来てしまって統合したのを公開出来なかった。その状態でズルズルと今まで来てしまってな」
晃樹
「それで、そのウマ娘の生徒は?」
平塚
「この奥にある仮校舎にいる。彼女達には危険な目に遭わせたくないとの柏崎理事長からのお達しでな」
晃樹
「ふーん・・・」
平塚
「行ってみるか?」
晃樹
「・・・はい」
星奈
「ちょっと待ちなさい!相手陣地を見つけるのが最優先でしょ!?」
平塚
「まあそう言うな柏崎。ひょっとしたら仮校舎にあるかもしれないだろ?」
星奈
「そうかもしれないけど・・・」
平塚
「行くぞ晃樹」
晃樹
「ういっす」
星奈
「あ、ちょっと待ちなさいよ!」
晃樹達はトラックの観客席に向かった。
晃樹
「スゲェ・・・」
平塚
「ウマ娘の為の施設だ。かなり充実しているぞ。芝にダートにウッドチップ、それから坂路。それぞれのレースに合わせて練習するんだ」
晃樹
「こっちの生徒と本校の統合はいつから?」
平塚
「この体育祭が終わったらすぐに合わさる。藍染の契約期間終了を狙ってな」
晃樹
「すぐですね・・・」
晃樹はトラックで走るウマ娘を眺める。
晃樹
「・・・速いですね」
平塚
「70キロ出てるらしい」
晃樹
「車かよ・・・ん?」
晃樹は1人のウマ娘と目が合う。
???
「・・・」
晃樹
「・・・」
星奈
「そんな事より、ここには敵がいないわよ」
平塚
「そうだな。他を探すか」
星奈と平塚はその場を去る。
晃樹
「・・・」
平塚
「どうした晃樹?行くぞっ?」
晃樹
「あ、はい。今行きます」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
???
「ん・・・」
シンボリルドルフ
「オグリキャップ、どうかしたのか?」
オグリキャップ
「・・・いや、なんでもない。それより、併走をお願いしても良いか?」
シンボリルドルフ
「ああ、勿論いいぞ。さぁ、始めようか」
続く
- Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.34 )
- 日時: 2021/04/20 18:15
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
護衛班
上鳴
「・・・暇だ〜!」
轟
「・・・そりゃそうだろ。まだ始まったばっかりだぞ」
高貴
「まぁ、誰が来ても俺が全員ヤっちゃうから、精々足手まといにならないでくれよ」
上鳴
「柔道で負けたヤツが何抜かしてんだァ!?」
高貴
「個性使わないと勝てないくせに威張るな!!」
八百万
「何を言い争っているのですか!みっともないですわよ!」
古市
(お願いだから仲良くして!)
轟
「おい古市、まだ作戦は思いつかねぇのか?」
古市
「ある程度は思いついたけど・・・コイツら連携取れるのか?」
八百万
「やってみる価値はあると思いますわ」
轟
「・・・そうだな」
銀八
「ふんっ、お困りのようだなガキども。だが、もう安心しろ、この銀八先生が来てやったぜぇ!」
そう言った銀八は、鎧をつけて登場した。
古市
「いやアンタ、自分が助かることしか考えてないだろ」
八百万
「もしかして、最初居なかったのはそれを着込んでいたからですの?」
銀八
「ああそうさ。お陰でお前らの陣地に着くのに時間がかかっちまったぜぇ」
義勇
「・・・卑怯」
銀八
「なっ!」
八百万
「それに、そんなボロボロの鎧じゃなくて、わたくしの個性でもっと質の良い物作れますわよ?ダイヤモンドとか、オリハルコンとか」
古市
(オリハルコンまで出来んのかよ・・・)
上鳴
「おぉい!!それよりこの長髪野郎どうする!」
高貴
「黙れ能無し!!」
古市
「轟、アイツら凍らせてくれ」
轟
「・・・ああ」
轟は阿久根、上鳴を氷漬けにした。
轟
「それで古市、作戦はなんだ?」
古市
「まず、鉄の壁を作るんだ。そして・・・」
数分後
晃樹チームの陣地の周りは、鉄の壁で固められていた
義勇
「こんなものか?」
古市
「はい、そんな感じでお願いします。そしたら・・・」
八百万
「来ましたわ!」
古市
「えっ、もう!?」
壁の1箇所に小窓があり、そこから覗く。
古市
「・・・嘘だろ!これはマズイぞぉ!!」
轟
「・・・誰なんだ?」
轟が覗く。
爆豪
「オラァ出て来やがれ半分野郎!!俺と勝負しやがれェ!」
轟
「・・・確かにこれはマズイな」
八百万
「誰ですの?」
轟
「爆豪だ」
八百万
「それはマズイですわね・・・」
銀八
「コイツら爆豪の2文字でどんだけ意思疎通出来んだよ」
古市
「どぉすんだ!いくら鉄の壁だからって、爆豪なんか来たらすぐ壊されちゃう!」
八百万
「他に策はありませんの!?」
轟
「ダメだ、爆豪は目の前で時間がない」
義勇
「・・・」
義勇が前に歩き出す。
銀八
「ん?冨岡、どうしたんだ?」
義勇
「・・・ここは俺に任せろ」
轟
「・・・冨岡先生が強いのは知ってますけど、相手は爆豪です。油断しないでください」
義勇
「・・・ああ。そこを開けてくれ」
古市
「え、あ、はい」
鉄の壁を一枚開ける
爆豪
「あぁー?んだよ、センコーかよ。まぁ、腕慣らしにテメェからやってやるよ」
義勇
「・・・少しは身分を考えたらどうだ?」
爆豪
「うるせぇ!!くらえぇ!閃光弾ぉぉぉ!!!」
爆発の光が義勇を襲う。だが・・・
義勇
「全集中、水の呼吸、拾壱ノ型、『凪』・・・」
義勇は爆豪の攻撃を全て無効化する。
爆豪
(なっ!俺の攻撃が・・・)
義勇
「・・・出直してくるんだな」
スパッ パリンッ
爆豪 OUT
八百万
「す、凄いですわ・・・」
義勇
「・・・まだ来るぞ。集中を切らすな」
八百万
「は、はい!」
一護班
一護
「・・・」
八幡
「・・・」
雪乃
「・・・はぁ」
一護
「おめェらいい加減仲直りしやがれ!」
八幡/雪乃
「嫌だね(嫌よ)」
一護
「息ピッタリじゃねぇか!たくよぉ、なんで晃樹は俺にコイツら任せたんだよォ・・・意味がわかんねぇよ」
雪乃
「貴方、いい加減その焦点が合ってない目、何とかしたらどうかしら?」
八幡
「お前こそ、慎ましすぎる胸を何とかしたらどうだ?」
雪乃
「なぁっ!?」
一護
「ストップストォーップ!!そんなに嫌なら別行動すりゃ良いだろ!!」
灰崎
「おいおぉい、仲間割れですかァ。随分と余裕ぶっこいてるようじゃねぇか」
一護
「テメェ、バスケ部の・・・」
灰崎
「灰崎だよォ、前回テメェにボコボコにされて気が立ってたんでよォ、助っ人連れてやり返そうと思ってよォ」
雪乃
(・・・黒崎くん、彼は誰?)
一護
(灰崎祥吾、この間の体育祭で俺に深く絡んできた不良だ)
雪乃
「弱そうね」
一護
「ああ、実際弱い」
灰崎
「弱い弱いって、ゴチャゴチャうっせぇな」
ギン
「灰崎クン、まだ始めとらんかったんやね」
一護
「い、市丸ギン・・・!」
ギン
「おや?またキミかいな。こないだは世話になったなぁ」
一護
「何が世話になっただァ?こっちは晃樹が死にかけてんだぞ!」
ギン
「あ〜あ〜悪かったて。でも元気なんやろ?ならええやん」
一護
「いい訳ねぇだろ!」
神崎
「おい、まだやってんのかァ?」
姫川
「たく、どいつもこいつもノロマなクズじゃねぇか」
一護
「ち!四人なんて卑怯じゃねぇか・・・」
灰崎
「勝ちゃァ良いんだよ勝ちゃァ」
一護
「お前ら、下がってろ」
八幡
「そ〜させてもらうわ」
男鹿班
シノ
「それでだ〜、○○○を○○○で色々すると○○して○○○するらしいのだ」
タカトシ
「もう辞めましょうよその話・・・」
男鹿
「おめェら、そんなに下ネタ好きなのかよ。中坊みてぇだな」
ベル坊
「だァ〜!」
シノ
「私の!方が!先輩なんだぞ!!」
男鹿
「んな事分かってるって・・・ん?」
男鹿達の前に1人の男が立ちはだかる。
男鹿
「誰だおめェ?」
マークス
「・・・暗夜王国第一王子、マークスだ」
男鹿
「お、王子だぁ?どこかの国の王さまだっての?はっ!笑えるぜ」
シノ
「それ、ホントだぞ」
男鹿
「あえ?」
シノ
「暗夜王国は幻想郷の外れの方にある国だ」
男鹿
「まじで言ってんのかよ・・・」
マークス
「どうやら貴様は世間知らずの上に恥知らずの様だな。まずは貴様からだ。覚悟しろ」
シノ
「良いのかマークス。晃樹が悲しむぞ」
マークス
「・・・私はもうアイツの兄弟ではない」
男鹿
「・・・よく分かんねぇが、行くぜベル坊。アイツに土下座させんぞ」
ベル坊
「あ〜だぶ!」
続く
- Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.35 )
- 日時: 2021/05/08 18:11
- 名前: バルト (ID: SHYi7mZj)
晃樹班は現在、仮校舎に来ていた。
晃樹
「ここが仮校舎・・・本校舎よりデカくねぇか?」
平塚
「まあな。普通科高等部は恐らくこっちに移動することになるな」
星奈
「え!ちょっと待ちなさい!聞いてないわよそれ!」
平塚
「ああ、初めて言ったからな」
晃樹
「・・・俺は別に良いですけどね。なんか楽しそうなんで」
平塚
「そうかそうか。なら、お前にはこれを渡しておこう」
平塚は名前と顔写真が貼られた冊子を晃樹に渡す。
晃樹
「・・・なんすかこれ?」
平塚
「ウマ娘の名前と顔を覚えるんだ。でないと彼女達に友情と信頼は得られないからな」
晃樹
「・・・友情か・・・ん?この娘・・・さっき見た娘だな。・・・オグリキャップ?」
???
「オグリさんに何か御用でしょうか?」
晃樹
「うぉ!?・・・えっと、君は?」
メジロマックイーン
「ああ、突然話しかけてしまって申し訳ございません。わたくし、ウマ娘のメジロマックイーンと申しますわ。以後お見知りおきを」
晃樹
「あ、どうも・・・明星学園高等部の白夜晃樹です・・・」
メジロマックイーン
「あら、明星学園の方でしたの?失礼しました。てっきり見学客の方かと・・・それに、上級生でしたのね・・・」
晃樹
「あ〜、そこん所はあまり気にしないで・・・」
メジロマックイーン
「そう言われましても・・・」
平塚
[あ、冨岡先生か?ちょっと仮校舎まで迎えに来てくれないか?・・・あ〜、良いから、持ち場は他のやつに任せとけ。じゃあな]
平塚
「晃樹、お前はしばらく仮校舎でウマ娘と交流してろ」
晃樹
「いや静先生、今体育祭中・・・しかも傷付け合いの・・・」
平塚
「晃樹、お前今集中出来てないだろう?気になることはスッキリさせて来い?」
晃樹
「でも・・・」
そこに義勇がやって来た
義勇
「・・・待たせた」
平塚
「悪いな冨岡先生。呼び出してしまって」
義勇
「・・・本当に迷惑だった。・・・行くぞ」
平塚
「じゃあ晃樹、何かあったら連絡するからな」
晃樹
「ちょっと!何勝手に話進めて・・・」
3人は別の所に行った。
晃樹
「えっ・・・あ〜・・・」
メジロマックイーン
「どうかなさいましたか?」
晃樹
「えっ・・・あ、いや・・・」
メジロマックイーン
「あの・・・よろしければ校舎内を案内致しましょうか?」
晃樹
「あ・・・ああ。お願いするよ」
メジロマックイーン
「ふふっ。ではどうぞ、コチラですわ」
晃樹はメジロマックイーンに連れられて仮校舎内に入っていった。
仮校舎内
晃樹
「で、デカい・・・」
メジロマックイーン
「ここには色々な設備が揃っておりますの。と言っても、ウマ娘の性質に合わされた物が殆どですので・・・」
晃樹
「まぁ、そうだよな・・・ウマ娘の学校だし」
メジロマックイーン
「ではまず、カフェテリアをご案内しますわ」
晃樹
「か、カフェテリア?」
カフェテリア
メジロマックイーン
「ここがカフェテリアです。ビュッフェ形式なので御自身の食べたい量をお食べ下さい」
晃樹
「いや・・・今は競技中だし」
図書館
メジロマックイーン
「こちらは図書館です。一通り揃っておりますので、どうぞお好きな本を読んでください」
晃樹
「いやだから・・・競技中」
プール
メジロマックイーン
「こちらはプールです。飛び込み台もありますので、気分転換などでご利用されてもよろしいかと・・・」
晃樹
「・・・」
体育館入口
メジロマックイーン
「こちらは体育館です。トレーニングなどで使用するのが殆どですわね。他には球技なども・・・あら?」
晃樹
「・・・?」
メジロマックイーン
「申し訳ないですわ。体育館は貸切みたいで・・・」
扉には、貸切の貼り紙
メジロマックイーン
「ですが・・・この時間は確か・・・自由使用のハズでしたが・・・覗いて見ますわね」
マックイーンが扉を開けた瞬間
ビュン
メジロマックイーン
「ひぃ!」
何かがマックイーンの頬を掠った。
晃樹
「大丈夫か!?」
メジロマックイーン
「え、ええ・・・大丈夫ですわ」
晃樹
(何だ今の・・・)
晃樹は体育館を覗く。
そこには他のクラスの野球部、バスケ部が集まっていた。
晃樹
「な、なんでココに集まってんだよ・・・見た所ココに拠点なんて無い・・・」
メジロマックイーン
「あ、あのぉ〜・・・どうかなさいましたの?」
晃樹
「ここを離れよう」
晃樹はマックイーンの手を掴み走り出す
メジロマックイーン
「あ、あの!まだ案内が終わってません!」
晃樹
「今はそれどころじゃない!今すぐ移動しないと!」
だが、晃樹の視界に敵の姿が映る。
一角
「おいおい、そんなに急いでどこ行くんだよ晃樹」
晃樹
「い、一角・・・」
一角
「折角別チームになったんだ。勝負しようぜ」
晃樹
「お前、状況わかってんのか?今この体育祭は、藍染達のあやつり人形がウヨウヨしてる。仲間内でやり合ってる場合じゃねぇぞ!」
一角
「関係ねぇな。なんたって俺ァ、テメェを叩き潰すだけだからなぁ!」
一角が突進する
晃樹
「マックイーン、少し下がっていてくれ」
メジロマックイーン
「は、はい・・・」
晃樹は刀を抜き構える。
一角連続で突くが、晃樹は全てかわす。
一角
「はっはぁ!やっぱこうじゃなきゃなぁ!」
晃樹
「ちっ」
一角
「まだまだ行くぜ!!」
晃樹
「・・・緑風刀」
晃樹が刀の名前を呼ぶと、刀のまわりに風が纏う。
一角
「!!何だその刀・・・」
晃樹
「俺の一家で受け継がれる刀だ。お前に見せるのは初めてだったな」
一角
「面白ぇじゃねぇか、なら俺も本気でやんねぇとな!延びろ!鬼灯丸!!」
一角は鞘と刀を合わせ、始解させた。
だが・・・
一角
「行くぜぇぇぇ!!」
一角の突き。だが晃樹は華麗にかわす。
そして
ブンッ パキッ
一角の斬魄刀を折る。
一角
「な、何ィィぃぃぃぃ!!」
晃樹
「・・・またかよ」
スパッ
斑目一角 OUT
晃樹
「・・・はぁ、マックイーン、大丈夫か?・・・あれ?」
晃樹が振り返ると、マックイーンの姿は無かった。
晃樹
「どこ行ったんだ?」
その頃
メジロマックイーン
「ん〜!!ん〜ん〜!!」
マックイーンは誘拐されていた。
檜佐木
「静かにしていてくれ・・・今からある人に会わせる」
続く
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