二次創作小説(紙ほか)

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続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜
日時: 2021/10/06 22:24
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

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ストーリーは続きから始まります。

登場作品
暗殺教室
いちご100%
イナズマイレブン
頭文字D
ウマ娘プリティーダービー
おそ松さん
寄宿学校のジュリエット
鬼滅の刃
銀魂
CLANNAD
黒子のバスケ
五等分の花嫁
斉木楠雄のΨ難
進撃の巨人
食戟のソーマ
スーパーマリオシリーズ
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
生徒会役員共
ダイヤのA
東方Project
ニセコイ
八月のシンデレラナイン
ファイアーエムブレム
Fate
BLEACH
べるぜバブ
鬼灯の冷徹
ぼくたちは勉強ができない
僕のヒーローアカデミア
僕は友達が少ない
MAJOR 2nd
めだかボックス
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている


登場人物

小学生
担任 上白沢慧音
副担任 月詠

レミリア・スカーレット
フランドール・スカーレット
山本神楽
チルノ
大妖精
ルーミア
リグル・ナイトバグ
ミスティア・ローレライ
白夜サクラ
暗夜エリーゼ
黒崎遊子
黒崎夏梨

中学生

Z組
担任 坂田銀八
副担任 鬼灯

ミカサ・アッカーマン
アルミン・アルレルト
エレン・イェーガー
霧雨魔理沙
桐須フェリシア
ジャン・キルシュタイン
東風谷早苗
近藤総悟
魂魄退
魂魄妖夢
志村新八
コニー・スプリンガー
博麗霊夢
ベルトルト・フーバー
サシャ・ブラウス
ライナー・ブラウン
アリス・マーガトロイド
山本神威
アニ・レオンハート
クリスタ・レンズ
マルス・ローレン
透魔アクア
シュルク
白夜タクミ
暗夜レオン
ユミル
リーリエ
ルキナ
ルフレ・トロン
烈火ロイ
比企谷小町
羽瀬川小鳩
小野寺春
竈門禰豆子

S組
担任 久遠道也
副担任 吉良瞳子

青山俊介
亜風炉照美
天城大地
雨宮太陽
市川座名九郎
一乃七助
一星光
稲森明日人
伊吹宗正
岩戸高志
宇都宮虎丸
海原のりか
円堂守
奥入祐
影山輝
風丸一郎太
壁山塀吾郎
狩屋マサキ
鬼道有人
基山タツヤ
吉良ヒロト
霧野蘭丸
九坂隆二
倉間典人
栗松鉄平
車田剛一
豪炎寺修也
剛陣鉄之助
木暮夕弥
小僧丸サスケ
坂野上昇
砂木沼治
佐久間次郎
三国太一
シュウ
神童拓人
染岡竜吾
立向居勇気
綱海条介
剣城京介
鉄角真
飛鷹征也
菜花黄名子
西蔭政也
錦龍馬
西園信助
野坂悠馬
野咲さくら
灰崎凌兵
白竜
服部半太
浜野海士
速水鶴正
氷浦貴利名
土方雷電
日和正勝
不動明夫
吹雪士郎
吹雪アツヤ
瞬木隼人
松風天馬
真名部陣一郎
万作雄一郎
水神矢成龍
道成達巳
緑川リュウジ
皆帆和人
森村好葉
雪村豹牙
フェイ・ルーン

E組
担任 殺せんせー
副担任 烏間惟臣
特別教師 イリーナ・イェラビッチ

赤羽業
磯貝悠馬
岡島大河
岡野ひなた
奥田愛美
片岡メグ
茅野カエデ
神崎有希子
木村正義
倉橋陽菜乃
潮田渚
菅谷創介
杉野友人
竹林孝太郎
千葉龍之介
寺坂竜馬
中村莉桜
狭間綺羅々
速水凛香
原寿美鈴
不破優月
堀部糸成
前原陽斗
三村航輝
村松拓也
矢田桃花
吉田大成


A組

浅野学秀
荒木哲平
小山夏彦
榊原蓮
瀬尾智也

B組

茂野大吾
佐倉睦子
仁科明
相楽太鳳
沢弥生
藤井千里
椛島アニータ
関鳥星蘭
丹波広夢
奥村光舟
由井薫
結城将司
瀬戸拓馬
浅田浩文
九鬼洋平
最上武
進藤一考


高校生

普通科 A組
担任 平塚静
副担任 高橋涼介

桐須咲夜
近藤十四郎
桂小太郎
高杉晋助
リヴァイ・アッカーマン
羽瀬川小鷹
三日月夜空
柏崎星奈
楠幸村
志熊理科
津田タカトシ
天草シノ
七条アリア
萩村スズ
一条楽
桐崎千棘
小野寺小咲
鶫誠士郎
橘万里花
衛宮士郎
遠坂凛
斉木楠雄
燃堂力
海藤瞬
照橋心美
梓川咲太
桜島麻衣
犬塚露壬雄
ジュリエット・ペルシア
今井信女
ディミトリ

普通科 D組
担任 エルヴィン・スミス
副担任 横島ナルコ

近藤勲
志村妙
柳生九兵衛
猿飛あやめ
藤原拓海
武内樹
畑ランコ
三葉ムツミ
五十嵐カエデ
轟ネネ
津田コトミ
時カオル
岡崎朋也
古河渚
春原陽平
藤林杏
一ノ瀬ことみ
藤林椋
坂上智代
西行寺幽々子
ハンジ・ゾエ
暁アイク
白夜リョウマ
暗夜マークス
白夜ヒノカ
暗夜カミラ
真中淳平
東城綾
西野つかさ
北大路さつき
南戸唯
クロード

普通科 C組
担任 桐須真冬
副担任 朽木白哉
副担任 冨岡義勇

我妻善逸
阿散井恋次
綾瀬川弓親
タクミ・アルディーニ
石田雨竜
一色いろは
井上織姫
上杉風太郎
エーデルガルト
男鹿辰巳
緒方理珠
竈門炭治郎
吉良イヅル
朽木ルキア
黒神めだか
黒崎一護
武元うるか
中野一花
中野五月
中野二乃
中野三玖
中野四葉
薙切えりな
嘴平伊之助
比企谷八幡
檜佐木修兵
日番谷冬獅郎
雛森桃
白夜カムイ
白夜晃樹
古橋文乃
松本乱菊
斑目一角
由比ヶ浜結衣
唯我成幸
雪ノ下雪乃
幸平創真

普通科 F組
担任 京楽春水
副担任 胡蝶しのぶ

古市貴之
邦枝葵
東条英虎
神崎一
姫川竜也
人吉善吉
阿久根高貴
喜界島もがな
不知火半袖
戸塚彩加
川崎沙希
葉山隼人
三浦優美子
海老名姫菜
戸部翔
田所恵
薙切アリス
黒木場リョウ
葉山アキラ
一色慧
栗花落カナヲ

野球科 Y組
担任 片岡鉄心
副担任 掛橋桃子

沢村栄純
降谷暁
御幸一也
小湊春市
金丸信二
倉持洋一
川上憲史
結城哲也
伊佐敷純
増子透
小湊亮介
丹波光一郎
滝川・クリス・優
東条秀明
白州健二郎
前園健太

バスケ科 B組
担任 相田景虎

黒子テツヤ
火神大我
日向順平
伊月俊
木吉鉄平
相田リコ
赤司征十郎
青峰大輝
緑間真太郎
紫原敦
黄瀬涼太
桃井さつき
灰崎祥吾

ヒーロー科 H組
担任 相澤消太

緑谷出久
爆豪勝己
麗日お茶子
飯田天哉
轟焦凍
峰田実
蛙吹梅雨
切島鋭児郎
上鳴電気
八百万百
常闇踏陰
耳郎響香
芦戸三奈
青山優雅
瀬呂範太
障子目蔵
尾白猿夫
葉隠透
砂藤力道
口田甲司

OB.OG
小美浪あすみ
雪ノ下陽乃
虹村修造

通形ミリオ
波動ねじれ
天喰環
ミケ・ザカリアス
唐瓜
茄子
池谷浩一郎
カタリナ
古谷サチコ
砕蜂

いるだけの大人
おそ松
カラ松
チョロ松
一松
十四松
トド松
長谷川泰三
更木剣八

チームオリオン
トレーナー 白夜晃樹

メジロマックイーン
シンボリルドルフ
オグリキャップ
ライスシャワー
ビワハヤヒデ
マルゼンスキー
サイレンススズカ
エアグルーヴ
セイウンスカイ
キングヘイロー
ミホノブルボン
タマモクロス
グラスワンダー
タイキシャトル
スマートファルコン

チームスピカ

スペシャルウィーク
トウカイテイオー
ウオッカ
ダイワスカーレット
ゴールドシップ

チームリギル
トレーナー 東条ハナ

エルコンドルパサー
ナリタブライアン
ヒシアマゾン
フジキセキ
テイエムオペラオー

女子野球部

反乱軍
監督 白夜晃樹
キャプテン 柊琴葉
メンバー
東雲龍
鈴木和香
九十九伽奈
倉敷舞子
朝比奈いろは
坂上芽衣
椎名ゆかり
我妻天
桜田千代
小鳥遊柚
リン・レイファ
草刈ルナ
神宮寺小也香

旧軍
監督 八上浩太
キャプテン 有原翼
メンバー
野崎夕姫
河北智恵
宇喜多茜
中野綾香
岩城良美
初瀬麻里安
阿佐田あおい
直江太結
天草琴音
近藤咲
永井加奈子
新田美奈子
花山栄美
月島結衣
仙波綾子
秋乃小麦
竹富亜矢
泉田京香
逢坂ここ
塚原雫
本庄千景

先生
上白沢慧音 算数担当
坂田銀八 国語担当
エルヴィン・スミス 音楽担当 調査団顧問
月詠 女子保健体育担当
鬼灯 日本史担当
ハンネス 理科担当 壁美化部顧問
白澤 男子保健体育担当
松平片栗虎 男子体育担当 野球部顧問
服部全蔵 地理担当
坂本辰馬 数学担当 商業部顧問
高橋涼介 音楽担当
高橋啓介 工業教科担当
お香 家庭科担当
片岡鉄心 国語担当 野球部顧問
横島ナルコ 英語担当 生徒会顧問
殺せんせー
烏間惟臣 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
イリーナ・イェラビッチ 対殺せんせー暗殺用強化特訓担当
オールマイト
相澤消太
相田景虎 バスケ部顧問
平塚静 国語担当 奉仕部顧問
久遠道也 サッカー部顧問
吉良瞳子 サッカー部顧問
桐須真冬 世界史担当
高山マリア シスター 隣人部顧問(仮)
掛橋桃子
佐々木異三郎
朽木白哉 走・拳・斬・鬼担当
浦原喜助 商業教科・鬼道担当
四楓院夜一 白打担当
京楽春水 霊圧担当
浮竹十四郎 剣術指南役
卯ノ花烈 保健室先生
冨岡義勇 国語担当
胡蝶しのぶ 化学担当
ベレス

理事長
柏崎天馬

歴代理事長
山本元柳斎重國
お登勢

校長
閻魔大王

教頭
八雲紫

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.16 )
日時: 2020/10/11 22:23
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

修学旅行1日目

晃樹宅

真冬
「時間。もう出るわよ。早く荷物を積み込みなさい」

咲夜
「分かってるわよ」

めだか
「申し訳ございません桐須先生。わざわざ迎えに来て頂いて」

真冬
「従弟のお願いだもの。迎えに来るわよ」

晃樹
「それじゃ、レミリアとフランの事は任せたぞ柚」


「うん、任せるし。晃樹達も楽しんできてね。お土産よろしく〜」

カムイ
「行ってきます」

フェリシア
「お土産楽しみにしててくださいね」

幻想郷駅に向かった。

幻想郷駅

キィィィ

真冬
「到着。荷物を降ろして先に行ってなさい。私は車を停めてくるわ」

晃樹
「う・・・うぇ、吐きそ・・・」

咲夜
「いい加減慣れなさいな」

晃樹達は荷物を降ろし、ホームに入っていった。

めだか
「では、咲夜三年生、フェリシア中等部。我々はC組の集合場所に向かう」

咲夜
「ええ、また現地で会いましょう」

C組集合場所

一護
「やっと来た・・・おせぇぞおめェら」

晃樹
「悪ぃ悪ぃ、駅の中広すぎて迷ったわ」

真冬
「全員揃ったわね?では、新幹線に乗るわ」

幻想郷駅から京都駅までの移動で3時間かかる。

八幡
「・・・」

結衣
「横・・・いいかな」

八幡
「ん?あ、ああ」

結衣は八幡の横に座る

八幡
「そっちの状況はどうよ」

結衣
「戸部っち、川崎さんにちょービビって・・・それどころじゃないんだよね〜」

八幡
(何やってんだよアイツ)

晃樹
「それって、奉仕部の依頼か?」

結衣
「あ、こー君。そうなの、戸部っちから依頼されちゃって。姫菜への告白を成功させる・・・」

晃樹
「まぁ、事情はよく分かってるけど・・・それでもよく受けようと思ったな八幡。あんなプライドもクソもない奴の告白手伝うなんて」

八幡
「俺だって嫌に決まってんだろ。由比ヶ浜がどうしてもって言うから・・・」

結衣
「えっ、あたしのせい!?」

晃樹
「まぁ、どっちでもいいけど・・・なんかあったら手伝うからさ」

結衣
「あ、ありがとうこー君」

八幡
「誰もお前なんて頼らねぇって」

晃樹
「そうも言ってられなくなるだろうよ。じゃあ俺戻るから」

晃樹は自分の座席に戻った。

結衣
「じゃ、じゃああたしも戻るね?」

八幡
「お、おう」

結衣も戻って行った。それと入れ違いで一花が戻ってきた。

一花
「ねぇねぇハチマン君。結衣ちゃんとどーゆう関係なの?」

八幡
「は?別に何もないけど」

一花
「嘘だ〜。さっきべったりしてたじゃん」

八幡
「あれは別に俺からやってる訳じゃねぇし・・・」

一花
「でも程々にしないとね〜。ほら、あそこの彼見てよ」

一花が指さした先には鋭い眼光で睨みつける善逸。

善逸
「ウラヤマシイウラヤマシイウラヤマシイウラヤマシイウラヤマシイウラヤマシイ」

八幡
「なんか呪文唱えてんだけど・・・」

一方、別車両では茅野と神崎が歩いていた。そこで別の高校の生徒と肩がぶつかる。

神崎
「あ、ごめんなさい」

神崎達はそのまま去っていった。手帳を落としたことに気づかずに・・・

???
「へぇ?明星学園の生徒ねぇ?ボンボンの集まりじゃねぇか。明日はこういう風に回るのか・・・」

次回 修学旅行1日目〜2日目

続く

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.17 )
日時: 2020/10/18 17:37
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

京都につき、京都タワーを見学した後、ホテルに向かう一行。

中等部は必ず何処かの高等部と同じホテルに泊まる。殺せんせーのE組は、真冬のC組と京楽のF組、それに平塚のA組と一緒である。

殺せんせー
「ふにゃー」

三村
「新幹線でグロッキーとは・・・」

岡野
「大丈夫?寝室で休んだら?」

殺せんせー
「いえ、ご心配なく。先生これから幻想郷に戻ります。枕を忘れまして」

三村
「ここまで来て忘れ物取りに行くのかよ!」

茅野
「どう〜?日程表見つかった?」

神崎
「ううん・・・おかしいなぁ、確かに鞄の中に入れたはずなのに・・・」

殺せんせー
「神崎さんは真面目ですからねぇ。独自で日程を考えていたとは感心です。でもご安心を、先生の手作りしおりを持てば全て安心・・・」

前原/岡島
(それ持って歩きたくねぇから纏めてんだよ!)

一方・・・

八幡
「・・・マッ缶がない。京都の洗礼だ」

八幡がロビーの椅子に座った。すると、お土産屋の女子に目がいく。

八幡
(・・・雪ノ下?)

その横に1人の男がいた。

八幡
(・・・に晃樹もいるのかよ)

雪乃
「・・・」

晃樹
「どうした?そのぬいぐるみ欲しいのか?」

雪乃
「い、いえ・・・そんな事ないわ」

雪乃は焦って答えた。

晃樹
「動揺してんな。買ってやるよ」

雪乃
「いらないと言っているでしょう?」

晃樹
「あっそう?じゃあ買ってやんね」

雪乃
「え・・・あの・・・」

晃樹
「・・・ふっ、冗談だよ」

雪乃
「貴方、ひねくれてるわね。社会に出たら嫌われるわよ?」

晃樹
「お前のツンデレも、付き合ってる相手に2ヶ月くらいで愛想尽かされて別れる羽目になるぞ」

雪乃
「そんな相手いないから安心なさい」

八幡
(辞めて!くだらないから辞めて恥ずかしい!)

めだか
「なにを恥ずかしがっているのだ?比企谷2年生」

八幡
「フンギャァァ!!あ・・・なんだ、黒神か。ビックリさせんな」

めだか
「何を怯えている?もしかして、あの二人に話しかけたいが中々踏み込めずにいるのでは無いのか?」

八幡
「違ぇよ!」

そこに晃樹と雪乃が寄ってきた。

晃樹
「なにやってんだよお前ら」

八幡
「コーヒー飲んでるだけだろどうみても」

めだか
「晃樹。貴様雪ノ下2年生と何を・・・ナニをしてたんだ?」

晃樹
「なんでカタカナ表記・・・お土産選んでたらたまたま居合わせたんだよ」

めだか
「そうか。なら良い」

雪乃
「晃樹君、少し比企谷君と話がしたいの。どこかに行っていてもらえるかしら?」

晃樹
「あ?はいはい。行くぞめだか。ホテルのラーメン食うぞ」

めだか
「なんだ?奢ってくれるのか?」

晃樹達は去っていった。

雪乃
「それで、依頼の状況は?」

雪乃は八幡の横に座る。

八幡
「可もなく不可もなくって感じじゃねぇか?」

雪乃
「ごめんなさい。私、力になれてないわ」

八幡
「しょうがねぇだろ。俺ら戸部とクラス違うんだから」

2人が話していると、目の前に1人の女性が通りかかる。

八幡
「あ」

平塚
「あ・・・」

そして

雪乃
「平塚先生。何をなさっていたのですか?」

平塚
「ラーメン屋を探していてな。丁度君たちがいたのだ」

八幡
「生徒を連れて行くのは行けないんじゃ・・・」

平塚
「だからこうしてラーメンで賄賂をだな」

雪乃
「バレたら叱られますよ?」

平塚
「叱られるのは悪いことではないぞ?誰かが見ていてくれてる証だからな。君たちの事もしっかり見ているからいくらでも間違たまえ」

平塚はホテルの地下にあるラーメン屋に来ていた。

京楽
「ん〜?あら、静ちゃん。君も小腹が空いたのかい?」

しのぶ
「おや〜?生徒まで連れてますね〜」

雪乃
「すみません。たまたま居合わせたもので・・・」

しのぶ
「いいんですよ?いくらでも甘えて下さい」

京楽
「静ちゃん、君も一緒に飲むかい?」

平塚
「良いのか?なら遠慮なく」

数分後

平塚
「ほらほらぁ!もっと酒持ってこーい!!」

八幡
(出来上がってんじゃん!)

ベレス
「・・・追加のお酒です」

平塚
「おぉ!気が利くなベレス先生!」

京楽
「ごめんね〜ベレスちゃん。わざわざ持ってきてもらって」

ベレス
「・・・父さん。程々にして」

少し離れた席に八幡と雪乃は避難していた

八幡
「・・・席離しといて良かったな」

雪乃
「そうね・・・飲酒した大人と関わるのは面倒だもの」

八幡
「にしても、幻想郷に無いラーメン屋、うめぇな」

雪乃
「・・・これがスープ?」

八幡
(この反応、不味いって事だよな・・・ち!ボンボンが)

晃樹
「んで?なんで俺らの席来たんだ?」

八幡
「あ、悪ぃ。気が付かなかった」

雪乃
「貴方影薄いもの」

晃樹
「いきなり来て散々な言いようだな。まあいいや。それで?戸部の事はどうすんだ?」

雪乃
「・・・明日中に終わらせるわ」

めだか
「?何の話か分からんが、私も手伝おう」

雪乃
「結構よ。貴方がいたら事がややこしくなるわ」

めだか
「随分な言い様だな。私は24時間365日、誰の相談も受けると言うのに・・・」

晃樹
「お前への相談は身体張る作業ばっかだろ。今回は心理戦でお前の専門外、よってお前の出番はない」

めだか
「何を・・・貴様・・・私の事、そういう風に思っていたのか・・・」

晃樹
「ああ、悪かった悪かった。協力していいから怒んないで」

八幡
「おい、何勝手に決めてんだよ」

晃樹
(これ以上刺激したらめだか拗ねるぞ)

八幡
(いや、俺何も言ってねぇし。殆どお前だろ)

晃樹
「という訳で、俺らも手伝うから。作戦共有させてくれ?」

雪乃
「ダメよ。やるならそちらで勝手にやりなさい?」

晃樹
「は?」

八幡
(相変わらずド直球で返答しますね雪ノ下さん)

晃樹
「お前少しは人を頼ることをしろy」

めだか
「いいではないか晃樹。私は私で作戦を考えているのだ。早速教えてやるから部屋に来てくれ!」

そう言ってめだかは晃樹を引きずって連れて行った

晃樹
「えっちょ!まだラーメン食い終わってな・・・おーい!」

・・・・・

八幡
「なんだアイツら」

一方その頃、別のホテルでは

先生
「お前達ー!修学旅行ぐらい大人しくしとけよ!聞いてるのかお前達!!」

???
「へぇ?高等部の奴らも一緒に来てんのか・・・丁度いい。ちょっと教育を施してやろうか」

続く

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.18 )
日時: 2020/10/26 21:00
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

2日目 京都自主研修(大阪、奈良の移動も可)

晃樹は、一護、めだか、炭治郎、男鹿と同じ班で行動している。

一護
「お前ら、絶対他人に迷惑かけんじゃねぇぞ!特に炭治郎、お前は見たことないもの見ても騒ぐなよ。それから男鹿ぁ!おめぇは他校の奴に喧嘩吹っかけんじゃねぇぞ!」

炭治郎
「俺そんなに騒いでたかな・・・」

男鹿
「てめぇ、俺が毎度毎度喧嘩してると思うなよ!」

ベル坊
「だぁ!」

一護
「うわぁ、ベル坊も来たのか!?」

男鹿
「ったりめぇだろ」

めだか
「貴様達、あまりゆっくりしていると、時間が無くなって行きたいところにも行けなくなるぞ」

晃樹
「そうだな。さっさと行こうぜ」

11:30 清水寺

めだか
「ふむ、やはり歴史と触れ合うというのは良いものだな」

男鹿
「・・・そうか?昔のことなんざぁ、振り返っても何もねぇだろ」

一護
「おめぇそんなんだから喧嘩しか取り柄ねぇんだろうが」

男鹿
「あ?少なくともてめぇのサボりよりはマシだ!」

一護
「俺は事情話して休んでんだ!サボりじゃねぇ!」

めだか
「貴様達、いい加減にしないか!」

一護/男鹿
「うるせぇ!」

ゴスっ

めだかの顔を殴る一護と男鹿。だが、めだかはピンピンしている。そして、一護と男鹿は返り討ちにあった。

晃樹
「炭治郎、お前の元いた世界もこんな建物があったのか?」

炭治郎
「いや。確かに家は古かったけど、ここまで立派な建物は無かった。だから新鮮な気持ちなんだ」

晃樹
「そっか、ならじっくり見て・・・ん?」

晃樹が向けた視線の先には、女子野球部の生徒がいた。

坂上
「東雲さん、本当に私達と同じグループで良かったのですか?」

東雲
「ええ。どうせ私には興味の無いものばかりだもの。誰といても一緒だわ」

椎名
「だからって周りを重い空気にするのだけはやめてよ?」

晃樹
(・・・大丈夫なのか?龍ちゃん、あまり馴染めてなさそう)

すると、晃樹は集団の中にいる柊と目が合う。


「あ、晃樹・・・」

晃樹
「・・・見つかった」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

椎名
「やあやあ晃樹くーん。偶然だねぇ?」

晃樹
「別にいてもおかしくないだろ。皆行くとこなんて限られてんだろ。にしてもこの面子、珍しいな」

坂上
「そうでしょうか?皆さん野球経験者なので、息が合うと思って組んだのですが・・・」

晃樹
「それとプライベートは違うだろ・・・現に龍ちゃんだけついていけてなかっただろ」

椎名
「なら晃樹くんが何とかすれば〜?私達は君の班の人達と回るから〜」

東雲
「ちょっと!何勝手に・・・」

椎名
「じゃあね〜」

坂上
「失礼します」

椎名達が去る間際、晃樹は柊に声を掛ける。

晃樹
「琴葉、怪我はもう大丈夫なのか?」


「・・・旅行中までそんな事気にしないで。大丈夫だから」

晃樹
「・・・悪ぃ」

椎名達は一護達の所へ行った

椎名
「やっほー」

一護
「なんだお前ら・・・」

坂上
「私達、女子野球部なのですが、C組の方々と交流を持ちたくて・・・なので、一緒に回りませんか?」

めだか
「・・・私は構わないが、貴様達はどうだ?」

炭治郎
「俺も問題ないよ」

男鹿
「正直どうでも・・・」

一護
「って言ってもなぁ、今晃樹いなくてそれどころじゃねぇんだよ」


「それなら心配ないわ。晃樹は私達の班員が大切に保護してるわ」

椎名
「だから一緒に行こ?」

一護
「・・・そこまで言うなら、しょうがねぇな」

椎名
「よーし、じゃあ決まり!早速レッツゴー!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

東雲
「何なのよ。彼女達・・・無茶苦茶よ」

晃樹
「ま、アイツらなりの気遣いだろ。正直になれないお前の為の・・・」

東雲
「はぁ?なんの事よ?」

晃樹
「何でもねぇよ。ほら、さっさと行こうぜ?」

晃樹は手を差し出す。

東雲
「・・・///え、えぇ」

東雲は差し出された手を握る。

次回 2日目(中編)

続く

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.19 )
日時: 2020/11/08 22:21
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

一方、龍安寺では

八幡
(岩の周りの円が波紋っぽいぞ。多分・・・)

雪乃
「あら、奇遇ね」

八幡
「?・・・雪ノ下?ああ、お前もこっち来たの?」

雪乃
「ええ。虎の子渡しの庭と言う別名があるのよ。どのあたりが虎なのかと思って」

八幡
(ほう、やっぱ虎もネコ科だから気になったんですかね。こいつネコ大好きフリ○キーだもんな)

結衣
「あ、ゆきのん!ゆきのんもこっちに来てたんだ!」

雪乃
「・・・場所を変えましょうか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シノ
「ん?雪乃はどこに行ったんだ?」

夜空
「知らん。だが、さっき比企谷がいた。恐らく話しているのだろう」


「相変わらずね。あの子は・・・」

咲夜
「・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

雪乃
「・・・時間が迫ってきてるわ。でも、仕掛けるポイントも限られてる」

八幡
「・・・嵐山でやるしかねぇな」

結衣
「そうだね。そこしか残ってないもんね」

雪乃
「なら、すぐにでも移動して・・・」

咲夜
「何の話をしてるのかしら?」

八幡/雪乃/結衣
「!!」

咲夜
「・・・出発前から気になっていたけど、何か隠してるわね」

八幡
「・・・アンタには関係ないだろ」

咲夜
「ええ、私は関係ないわ。でも、弟が関わってるとなるとまた話が変わってくるわ。さっきの話、晃樹も知っているのでしょ?」

雪乃
「ええ、正確には盗み聞きされたのだけれど」

八幡
「お前ら姉弟、ホントに似てんな。そのステルス性、それからお節介なところとか・・・」

咲夜
「お節介?残念ながら私は晃樹ほど協力的じゃないの。私は止めに来たのよ」

結衣
「え・・・?なんで・・・」

咲夜
「修学旅行を無駄にしてまで貴方達が部活動をするのが見てられないのよ。貴方達、他人の事考えすぎて自分の事、何も考えてない」

雪乃
「何故・・・そう言いきれるのかしら?」

咲夜
「なら、例を出しましょう。結衣」

結衣
「え、あたし?」

咲夜
「貴女、今の関係が崩れるのではないかと思っているわね?」

結衣
「ど、どうして・・・」

咲夜
「でも、戸部の事もあって貴女の気持ちは押し殺している。違う?」

結衣
「・・・違わない」

雪乃
「・・・由比ヶ浜さん」

咲夜
「それから雪乃、貴女、晃樹の事好きでしょう?」

雪乃
「っ!!」

咲夜
「でも、あの子の回りには色んな子がいる。めだかに三玖、九十九さんに東雲。彼女達の事を考えて1歩引いてる。違くて?」

雪乃
「・・・それは」

八幡
「おい、その辺にしといたらどうだ?人の心読んで楽しいか?」

咲夜
「私は貴方達の為に言ってるのよ」

八幡
「勝手なこと言ってんじゃねぇぞ。人の劣等感暴いて、それで人の事理解したつもりになってんじゃねぇ。とにかくお前に指図される筋合いはねぇからな」

八幡は去っていった。

結衣
「あ、待ってよヒッキー!」

結衣は八幡を追いかけて行った

咲夜
「はぁ・・・」

雪乃
「・・・ありがとう」

咲夜
「何がよ?」

雪乃
「私、奉仕部の依頼の事ばかり考えて、自分のこと、何も考えてなかったわ」

咲夜
「そう?気づけてよかったわね」

雪乃
「それで、質問なのだけれど」

咲夜
「どうぞ?」

雪乃
「さっきの、晃樹くんの回りに他の女性がいるって・・・どういう事かしら?」

咲夜
「え、何?あんた知らなかったの?」(お嬢様の能力で見えてたはずなのだけど・・・)

一方、壬生寺を見て、嵐山に行くために駅に向かっていた晃樹と東雲。その道中、中等部E組の渚たちが他校の生徒に絡まれてるところを目撃した。

リュウキ
「中坊が、舐めてんじゃねぇぞ」

突然目の前に現れたのは、高校生だ。僕らより一回り大きい体。未知の生物の衝撃だった。

取り巻き
「んぃ!」

ゴスっ

建物の陰で隠れている晃樹達。

東雲
「なんて酷いこと!」

晃樹
「奴ら・・・二子玉高校の生徒・・・」

東雲
「二子玉!?一二三さんのいる高校でしょう!?何故こんな所に・・・」

晃樹
「奴らも修学旅行、じゃなきゃこんな所で鉢合わせなんてしない」

すると、晃樹は地面に落ちてる手帳を拾う。

晃樹
「それにこの手帳、有希子が作った予定表だろう。奴らはこれを使って出待ちしてやがったんだ」

東雲
「そういえば・・・列車の中でいたわね・・・その時に盗まれたのかしら」

晃樹
「恐らくな・・・」

身を隠していると、不良の1人がこちらにやって来た。

晃樹
「ふん!」

晃樹は不良の腹目掛けて蹴りをかました。

取り巻き2
「ふげ!」

不良は後方に吹き飛んだ。

晃樹
「おい、テメェら何が目的だ。うちの中等部拉致ってどこ連れてったんだ!」

取り巻き2
「ひぃ!!ま、○○○○○○○○ですぅ!」

晃樹
「ちぃ!こっからだと時間かかるなぁ!」

東雲
「晃樹さん。この人はどうするのかしら?」

晃樹
「悪いけど、縛り付けておいてくれないか?」

東雲
「分かったわ」

取り巻き2
「へ、へへ。ガキの代わりに姉ちゃんが相手してくれてもいいんだぜ?」

東雲
「黙りなさい!」

東雲は不良にエルボーを決める。

取り巻き2
「へぶぅ!」

晃樹
「わぁ〜お、龍ちゃんやるぅ」

東雲
「いいから!早くけが人の治療をしなさい!」

そして


「う、うーん・・・」

晃樹
「気がついたか渚」


「あれ・・・晃樹君?なんでここに・・・」

晃樹
「駅に向かう途中でお前らが拉致られてるの見っけてな。さっきそこにいた雑魚締めて女子二人の場所聞き出しといた」

杉野
「女子二人・・・はっ!神崎さんと茅野がいない!!」

晃樹
「そうだ。有希子とカエデが連れてかれた」


「奥田さんは無事だったんだ。よかった」

奥田
「ごめんなさい。思いっきり隠れてました・・・」

カルマ
「いや、それで正しいよ。犯罪慣れしてるよ、アイツら。通報しても、すぐには解決しないだろうね〜。ていうか、俺に直接処刑させて欲しいんだけど」

東雲
「申し訳ないのだけれど、これは貴方達だけの問題じゃないのよ。学校側の問題よ」

晃樹
「・・・杉、二子玉高校って知ってるか?」

杉野
「二子玉って、女子野球の強豪校じゃん!でも、今年中に廃校になるって・・・」

東雲
「よく知ってるわね。彼らは確かに野球の実力はある。でも、生徒の素行は悪く、犯罪行為はしょっちゅう。それによって二子玉はこの修学旅行が終われば廃校。恐らく今回の拉致は少年院覚悟でやった行為ね」

杉野
「アイツら、捕まっても怖くねぇのかよ・・・」

晃樹
「とにかく、この件はまず俺ら明星学園で解決する。渚、すぐに殺せんせーに連絡入れろ」


「う、うん!分かった」

晃樹
「それから龍ちゃん。今すぐ琴葉に連絡して、一護たちを奴らの隠れ家に向かわせろ」

東雲
「貴方が連絡すればいいでしょう?」

晃樹
「生憎、俺の携帯は充電が切れてる。お前しかいないんだ。頼む」

東雲
「わ、分かったわよ!」

晃樹
「杉、カルマと協力してあそこの雑魚、警察署に届けてくれ」

杉野
「OK!」

カルマ
「りょーかい」

奥田
「す、凄いです・・・晃樹くん。成長したんですね」

晃樹
「奥田!」

奥田
「は、はい!」

晃樹
「・・・しおり出しときな?」

奥田
「は、はい」

次回、2日目後編

続く

Re: 続 東方銀東進 〜学園シリーズ〜 ( No.20 )
日時: 2020/11/11 23:48
名前: バルト (ID: SHYi7mZj)

不良共の隠れ家を突き止めた晃樹達。現在、入口までやって来ていた。

取り巻き3
「なんだテメェら。ここは立ち入り禁止だ。とっとと帰れ」

晃樹
「ふんっ!」

晃樹は不良の顔面をぶん殴る

取り巻き3
「がはっ!」

バタッ

晃樹
「ふん、大した事ねぇのにえばってんじゃねぇよ」

一護
「おーい!」

晃樹
「お、来たか」

一護
「中等部の奴らが拉致られたって?」

炭治郎
「年下の女の子を攫うなんて、男らしくない!」

晃樹
「ああ、そうだな・・・だからアイツらにはお灸を据えてやろう・・・」

男鹿
「久々に暴れられそうだぜ・・・最近めだかのせいで暴れられなかったからなぁ」

めだか
「私は何も悪くないぞ?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

取り巻き4
「や、やべぇ・・・石矢魔のアバレオーガに箱庭学園の生徒会長・・・なんでアイツらがこんな所にいんだよ!早くリュウキくんに伝えないと・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リュウキ
「ほう?でもいい機会じゃねぇか。向こうは精々5〜6人、対してこっちは30人。負ける訳ねぇだろ」

取り巻き4
「だけどリュウキくん、アバレオーガと箱庭会長の他に、ヤバそうなオーラ出した奴がいたんだよ・・・」

リュウキ
「いざとなったら、このガキどもを囮にすりゃ良いだろうが・・・」

茅野と神崎は縄と猿轡を付けられて何も出来ない。

リュウキ
「コイツら囮にすりゃ、あいつら何も出来ねぇよ」

めだか
「それはどうだろうな?」

シュン!

乱神モードのめだかの超加速で茅野達を保護した。

めだか
「隙を作るとは、ガバガバなセキュリティだな」

晃樹
「大丈夫か?有希子」

晃樹は神崎の猿轡を外す。

神崎
「晃樹くん・・・私は大丈夫・・・」

男鹿
「さて、お前らの人質は回収した。これで心置き無くお前らをボコボコに出来るぜ」

リュウキ
「ち!舐めんじゃねぇ!やっちまえ!」

取り巻き
「うぉぉぉぉぉ!!」

一護
『月牙天衝!!』

炭治郎
「水の呼吸、肆ノ型、打ち潮!」

一護と炭治郎の技によって、30人近くいた相手を吹き飛ばした。

リュウキ
「な!何が起きやがった」

一護
「どうだ?知名度も何も無いやつに追い込まれる気持ちは・・・」

リュウキ
「くそ!舐めやがって!うぉらぁ!!」

不良のリーダーは、懐からカッターを取り出して襲いかかってきた

男鹿
「ゼブルブラスト!!」

リュウキ
「がはぁ!」

バタッ

男鹿
「んだよ、大口叩いといてこの程度か。つまんねぇな」

晃樹
「とりあえず、ここを出よう。気味が悪い」

外にて

東雲
「・・・やっと戻ってきたわね」

晃樹
「待たせたな」

殺せんせー
「戻りましたか晃樹くん。申し訳ございません、君がいれば解決してくれると思って任せてしまいました」

晃樹
「あんな無法者共、相手になんねぇよ。殺せんせー、マジでココ最近いい所見せれてねぇな」

殺せんせー
「にゅ!そんな事はありません!先生だってその気になればいい所を!!」

茅野
「無理無理、晃樹くんには勝てないって殺せんせー」

殺せんせー
「茅野さん!?」

神崎
「確かに、晃樹くんの方が優れてますよ」

殺せんせー
「神崎さんまで・・・」

神崎
「・・・どうかしました?殺せんせー」

殺せんせー
「神崎さん、何かいい事でもありましたか?表情が以前より柔らかくなってますね。悩みが晴れたように」

神崎
「・・・はい!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

晃樹
「・・・めだか、今何時だ?」

めだか
「午後6時だ」

晃樹
「・・・しまったぁぁぁ」

めだか
「どうしたのだ?」

晃樹
「・・・嵐山で事件が起こるぞ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

戸部
「俺・・・俺さ!!」

八幡
「ずっと前から好きでした。俺と付き合って下さい」

戸部の告白を遮って言葉を放つ八幡。曇り顔の海老名の顔が少し微笑む。

海老名
「ごめんなさい。今は誰とも付き合う気がないの。誰に告白されても絶対に付き合う気はないよ」

海老名は八幡達に背中を向ける。

海老名
「話終わりなら私もう行くね」

タッタッ

八幡
「・・・だとよ」

戸部
「ヒキタニくん・・・それはないでしょー。いや、振られる前にわかったけどよー・・・まぁそうなー、ゆーても今はって言ってたし?」

戸部は握りこぶしで八幡の胸を軽く叩く。

戸部
「ヒキタニくん、わりぃけど俺負けねぇから」

戸部は去っていった

葉山
「すまない・・・」

八幡
「?」

葉山
「君はそう言うやり方しか知らないんだとわかっていたのに・・・すまない」

八幡
「・・・謝るんじゃねぇよ」

葉山も去っていった。同時に雪乃と結衣が出てきた。

雪乃
「・・・あなたのやり方、嫌いだわ。うまく説明出来なくてもどかしいけれど・・・あなたのやり方、とても嫌い」

結衣
「ゆきのん・・・」

雪乃
「先にホテルに戻るわ」

雪乃は早歩きでホテルに戻った。

結衣
「・・・あたしたちも戻ろうか」

八幡
「・・・そうだな」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

結衣
「・・・こういうの、もう、なしね」

八幡
「あれが一番効率が良かった。それだけだろ」

結衣
「効率とか、そう言うことじゃないよ・・・」

八幡
「解決を望まない奴もいる。現状維持がいいって奴も当然いてみんなに都合よくは出来ないだろ。なら妥協できるポイントを探すしかない」

結衣
「とべっちも振られてないし男子もなんか仲良さげで、姫菜も気にしなくて済んで、これで、また明日からいつも通り変わらないで済むのかもしんない・・・けど、けどさ・・・」

結衣の瞳から涙が流れる。

結衣
「人の気持ち、もっと考えてよ!・・・なんで色んな事が分かるのにそれが分からないの!?」

結衣は握ってた八幡の裾を離す。

結衣
「ああいうの、やだ」

結衣も先に戻って行った。

八幡
「・・・」

その後、ホテルに戻った明星学園生徒。

晃樹
「つっっっかれたぁ!」

東雲
「そうね・・・今日は色々あったわ・・・」

晃樹
「・・・龍ちゃん、三年生の先輩方や1年生達にお土産買ってないよな・・・」

東雲
「・・・確かに、何も買ってないわね」

晃樹
「まだ消灯時間まで時間あるから、売店で選ばないか?」

東雲
「・・・何故私なのよ。鈴木さんとかに頼めばいいじゃない」

晃樹
「・・・じゃあ和香に頼むわ」

東雲
「ちょ、別に嫌とは言ってないでしょう!?」

晃樹
「はぁ、いい加減素直にならんと・・・ん?」

晃樹達が売店に向かおうとした時、雪乃が外から戻ってきた。

晃樹
「雪乃・・・」

雪乃
「今は・・・1人にさせて」

雪乃はそのまま通り過ぎる

晃樹
「・・・悪い龍ちゃん、お土産1人で選んでてくれ」

晃樹は雪乃の元に向かった

東雲
「ちょ、ちょっと!・・・自由すぎるわ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

雪乃は外れのソファに座って俯いていた。

晃樹
「・・・また八幡が暴走したのか?」

雪乃
「・・・なぜ追いかけてきたの。1人にしてと言ったでしょ」

晃樹
「自分一人で追い込むなよ。今回に関しては間に合わなかった俺にも問題がある」

雪乃
「・・・こんなもどかしい気持ち・・・初めてよ。どうすればいいか分からないの」

雪乃の目から涙が出ていた

晃樹
「・・・辛かったんだな。ほら、もう大丈夫だから。涙拭けよ」

晃樹は持っていたハンカチで雪乃の涙を拭う

雪乃
「・・・う、・・・うぁぁぁぁぁん」

雪乃は晃樹の胸に顔を寄せる。

こうして、京都での2日間は終わったのである。

続く





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