二次創作小説(紙ほか)

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ろくきせ恋愛手帖 (祝☆完結!)
日時: 2024/07/16 22:34
名前: むう (ID: X4YiGJ8J)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18233

 「君に出会えてよかった」

 
 ********


 こんばんにちは、むうです!
 東方、鬼滅、花子くんにハマっている高1女子です。
 知ってるよーって方、いつも応援ありがとうございます。
 誰コイツって方、この機に是非名前を覚えて帰ってください。

 この小説は、六人の軌跡のスピンオフです。
 前作は参照のURLや、「完結小説図書館」にて読むことが出来ますよ。

 タイトルにもある通り、この小説はキャラ恋愛関係を始め、
 キャラの過去や裏話をぎゅっと集めた短編集になっています。


 また、話にはイメージ曲をつけているのもあります。
 私のおすすめの曲なので、聴いてもらえたら嬉しいです。

 あなたの推しの話が載るかも?
 楽しんで読んで頂けたらキャラも私も幸いです。
 では、短編集も完結までどうぞよろしくお願いいたします。



 〈作者からのお願い〉

「脱! 台本書き」目指して現在、セリフ量<場面描写の構成を頑張る日々。
 まだまだ普通の文章にはなかなかできず、台本のようになってしまうことがあります。
 ちょっと読みにくいかもしれません。すみません。
 温かい目で見ていただけると幸いです。


 〈注意〉

 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ入るかも
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈ルール〉

 ●拡散〇
 ●不定期更新
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×
 ●リクエストなどはコメントにて
 



 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!



 ▼むうの雑談掲示板もあるヨ。

「スレタイなんて知らないよ」

「【地縛少年花子くん】好きな人語ろ!」

 良かったらチェックしてみてね。

 
 ▼占いツクールでも執筆してるよ。

 よかったら『紅羽むう』で検索してみてね。
 評価してくれると嬉しいです。


 ▼2020年冬☆小説大会入賞!!

 ほんっとうに感謝です!
 ありがとうございました!
 受験受かりました!

 
  ーーーーーーーーーーーーーー

 【目次】♪→イメージ曲




 ◆◇企画コーナー◇◆

 キャラに○○してみる>>09>>53>>55>>78
 むうのおススメ本紹介>>13
 英語で鬼滅・花子くん!>>27
 ろくきせを知ったら知って欲しいもの>>96
 ろくきせ閲覧数10000突破記念>>118>>120>>121

 
 ◆◇むうの執筆裏話◆◇

 第1回「むうのリスタート」>>36
 第2回「遅くなりましたが受賞の言葉」>>34
 第3回「お知らせ! 必読お願い!」>>38
 第4回「むうと柱とカオ僕と」>>40
 第5回「花子くん考察と2話までの裏話」>>46
 第6回「第1回☆謝罪フェスティバル!!」>>58
 

 ◆◇オリキャラ設定集◇◆

 瀬戸山亜門>>31
 七不思議8番>>43
 

 ◆◇本編◇◆

 一気読み>>01-

☆1.トモダチ☆(by睦彦)

 ♪from Y to Y/初音ミク

 登場キャラクター紹介>>01
 時系列の図>>10
 Prologue>>02
 第1話「出会い」>>03-05
 第2話「嫌い。」>>06-08
 第3話「合同任務」>>11-12 >>14
 第4話「本当の気持ち」>>15-16
 第5話「早すぎる別れ」>>17

★2.踊り場の花子★(by花子隊)

♪春を告げる/Yama

 Prologue>>18
 第壱の怪「となりの怪異くん」>>19-21
 第弐の怪「……嘘でしょ!?」>>22-24
 第参の怪「黒札と白札」>>25-26
 第肆の怪「花子VS花子」>>28>>29>>32
 第伍の怪「月原八雲」>>35>>37>>39>>41-42


 ☆3.快晴☆(by有為)

 ♪快晴/orangestar

 登場キャラクター紹介>>80
 第1話「忌子」>>81>>82
 第2話「生きる意味」>>83>>84>>85
 第3話「懐古」>>86-89
 第4話「夜月家と宵宮家」>>90>>91>>92>>93>>94
 第5話「快晴」>>97

 
あとがき>>125
 
 
 

 
 
 

 
 2020.8.21 スレ立て、執筆開始
 2020.8.30 第1話執筆開始
 2020.9.01 第1話完結
 2020.9.02 第2話執筆開始
 2020.9.22 第2話完結
 2020.10.23 キメツ学園執筆開始
 2020.11.09 受験勉強のため更新停止予定。
 2020.02.13 ろくきせシリーズ一周年!! いえーい!
 2021.09.04 本編完結。
 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.60 )
日時: 2020/10/17 21:15
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 お久しぶりで―――す!
 この度、やっと! テストが終わりましたぁぁぁぁ!
 明日は家族で鬼滅の無限列車! そして花子くん全巻購入! うひょー楽しみ!
 皆さんにもどうかどうか、楽しい出来事が訪れますように。
 それでは4日ぶりの、ようやくの続き、どうぞ!

 ****************************

 〈睦彦side〉


 俺は困っていた。
 引いたくじに書かれた借りる物の条件は、好きな人。

 これが片思いとかなら、即好きな人がバレてしまい根掘り葉掘り聞かれたりするのだろうけど。
 運のいいことに(?)俺に関しては片思いではなく、胡桃沢と付き合っていることも公認だ。

 でも、公認されてるからと言って……。
 とんでもなく恥ずかしいことに、変わりはない。
 
 チラッと横を見ると、紅組のミツバが、あたふたとせわしなく目の前で手を振ってる。
 どうやら向こうも、何か恥ずかしいお題を引いたようだ。
 向こうは何を借りればいいのかもまだ分からない様子だから、多少こっちが有利なはずだった。

 でも、俺はその場から一歩も動けなかった。
 胡桃沢がいるテントはちょうど、今経っているコーナーから真正面の位置にある。
 急がずとも一分もあれば辿り着ける距離。そして彼女と一緒にコーナーを回るだけの話。

 睦彦「(なのに何だこの感情はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)」

 しかたない。ここで永遠に動かなかったら、組長の夏彦を始め色のメンバーに迷惑がかかる。
 俺は軽く首を振ると、大きく深呼吸しながらテントへと駆けていく。
 俺がテントに向かってきたことに気づいた胡桃沢は、少しだけ目を丸くしたようだった。


 メイ「あれ、睦彦くんがこっちに来ましたけど、ひょっとして仁乃さん目当てなんじゃ……」
 仁乃「え、ええ!? そ、そんなはず、ないと思うけど………」
 葵「準備しておいた方がいいよ。相手がその気になれば、いつでも連れてかれちゃうんだから!」
 仁乃「え、ええ~!?」

 ………おい声が大きいぞ、シジマさんと赤根あかね
 しかも……赤根は紅組なのに、なんでうちの組のアドバイスなんかしてんだ?
 あ、そうか。胡桃沢と仲がいいんだっけ。流石、モテ女№1と№2。

 睦彦「く、く、くるみざわ―――――――――!!」

 焦りすぎたのか、両足がもつれそうになる。
 慌ててテントに滑り込んだ俺に、白組一同が揃って驚き、二、三歩後ずさった。

 仁乃「ど、どうしたの? むっくん」
 睦彦「き、来て!」
 仁乃「あ、ちょ、ちょっと!」

 説明なんか、出来るはずがない。察してくれ頼む! 
 こんな公の場で、『好きな人と一緒って書いてあったから!』とか言うのはマジで無理なんだ。
 俺は胡桃沢の細い手首をつかんで、半ば強引に一緒にコーナーを走る。


 桜『睦彦くんは仁乃さんと一緒に走りました。この点を見て何か思うことは? 先生』
 土籠『何で俺が………』
 夏彦『ま、ま』

 土籠『そうだな……。俺ァあの2人の過去も未来も知ってるからねェ。やっぱり恋人同士……』

 睦彦「(余計なこと言わないでください、土籠先生!!)」
 仁乃「そうなの、むっくん?」
 睦彦「そ、そ、……………はい………///」

 花子『あはっ、だよねー』
 土籠『ッ!? お前何でここにいるんだ。テントに戻れ』
 花子『土籠ィ――。いいジャン、一緒に王様ゲームした仲でしょー? ね?』
 土籠『…………そんなことも、あったなァ………あんときは源(兄)が………』

 ※詳しくは、「放課後少年花子くん」を見てね

 もっけ『りあじゅう、ゆるさぬ』
 もっけ『我ら、むつひこよりカワイイ』
 もっけ『ころす ほかほかにしてころす』
 もっけ『ほかほかにしてころす! ななふしぎになる!』

 ☆教えてもっけちゃん ほかほかにしてころすって、なーに?☆

 ほかほかにしてころすは、ねっさつほうきゅう(熱殺蜂球)という。
 ハチとかが、しゅうだんで敵をあたためてころす、せんとうぼうぎょほう。
 我ら、ななふしぎにころして、ななふしぎになって、アメばたけつくる(^▽^)/

 もっけ一同「わ――――――――!(睦彦と仁乃に向かって高速突進)」
 仁乃「へ!? うわぁぁぁぁぁぁ、もっけちゃんァァァァァァァァァァァァァ!!」
 睦彦「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
 もっけ「ななふしぎになる―――――――――――――!」


 土・花・桜・夏『仁乃睦コンビ、安らかに……………(合掌)』


 ※アーメン

 ネクスト→ミツバside。次回もお楽しみに♪
 
 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.61 )
日時: 2020/11/14 19:02
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 〈ミツバside〉


 僕は困っていた。
 ただでさえ運動は得意じゃないのに、それもよりによって借り物競争。
 しかもそのお題は、「可愛い人」。
 
 ………これってさぁ……。


 ミツバ「僕以外に可愛い人なんているわけないでしょぉ!! この、変態ッ!!」


 押し殺していた感情が爆発して、つい口が滑る。
 大声に反応して、テントで競技を観戦していた生徒や先生たちが、一斉にこっちを見た。
 しまった、ちょっと声がおっきかったかな。

 まあ、こんなに大勢の人を振り向かせられるのも、僕が可愛いからだよね!
 なにせ僕は七不思議三番!
 可愛くて七不思議の力も使えるなんて、すっごいでしょ!
 褒めてくれてもいいんだからね?

 って言ってるバアイじゃないよ。
 どうしよう、可愛い人って条件なら、このままコーナーを曲がって係員に「僕が一番可愛いんで!」と言えばいいだけなんだろうけど……。
 
 チラッと、コーナーの外側で借り物があってるかチェックをしている、ある人物を視界に留める。
 借り物競技の係員は、四人。
 生徒会の神崎アオイ先輩と、蒼井茜先輩、レミリアさん、それに源くんだ。

 レミリアさんや源くんはともかく。
 いつだってカリカリタイプの神崎先輩と、「7番様許さない」オーラプンプンの蒼井先輩……。
 多分絶対OKもらえそうにない。


 ~予想 アオイver.~

 『僕って絶対可愛いんでぇ』
 『……………(ドン引きの顔)』

 ~予想 茜ver,~

 『僕って絶対可愛いんでぇ』
 『だから何? 言っとくけどね、君なんてまだ中の下だから。
  アオちゃんに比べれば君なんて僕にとっては空気と同じ。
  わかった? そんなくだらないこと言うあたり、やっぱり怪異って嫌いなんだよね』
 

 それに……。


 もっけ「にのむつ、ころすぅぅぅぅぅぅ――――――!!(ズドドドドドドドド)」
 仁乃「うぎゃあああああああああああ!! 助けて誰かぁぁぁぁぁぁ!!」
 睦彦「胡桃沢、大丈bァァァァァ――――――!!」

 寧々「えーっと、…………は、花子くん、これって一体……」
 善逸「どういうこと!? ねえこれどういうこと!?」
 
 さっきから、ずっともっけって言う怪異が胡桃沢さんと刻羽くんを襲おうとしてるし……。
 こ、この運動会本当に大丈夫なのかなあ……。
 それに、つかさくんも一緒にいるんだし……。


 『一度作ってみたかったんだよねー。人造人間』
 『はーい、どうどう。これはミツバを守るためなんだよ? ちゃんと制御して』
 『俺言ったんだよねー。ミツバは此岸にとどまれないくらいに弱っちいから、強い怪異を倒して、食べなきゃダメだよって』


 ………いやいや、それはそれ、これはこれ!!
 今は借り物を探すことに集中しないとッ。この、可愛い僕がちゃんとやるんだっ!
 まぁ、一番近くにいる女の子でも捕まえて、一緒に走ってもらえばいいかな。

 


 ****************************



 ミツバ「あ、あの、ちょっといい?」
 有為「…………は、はい?」


 僕が声をかけた相手は、この子。
 宵宮さん。ストレートの白髪が特徴の、一コ下の女の子。
 陰陽師の子孫って聞いてるから、多分源くんとだいたい同じような立ち位置なんだろう。


 竈門くんたちとよくつるんでるけど、陰から見守ってるって感じで積極的に話には乗ってない。
 なんか、ちょっとだけ自分と似てるかも。
 ああ、あくまでも可愛いのは、『この』僕なんだからね!
 ただ、キミは2番目ってこと!

 ミツバ「え、っと……。初めまして、僕はミツバ。同じ色だよね。よろしく」
 有為「あ、え、えっと。よ、宵宮有為よいみやういです、どうも。何の用で?」
 ミツバ「ああ、借り物競争。ちょっと、助けがかりたくて。か、可愛い人ってお題で」

 その言葉に、宵宮さんは大きく目を見開いた。
 透き通った二つの瞳で、僕をまっすぐに見つめる。
 

 霊夢「あら、珍しい組み合わせね。そう思わない? 魔理沙」
 魔理沙「確かになー。でも根本的な意味だと、似てるもんだと思うぜ」

 メイ「あのお二人はけっこう、めんどくさいですからねぇ。まあ睦彦くんや七番様もそうですが……。ひねくれ者、ツンデレ、カッコつけ、秘密主義」
 炭治郎「秘密主義? 花子くんが?」
 無一郎「確かに何考えてるか分からないし、はっきり言ってめんどくさいよね」
 
 花子「う゛っ」
 茜「7番様はスケベで下劣なガキって噂ですよね」
 花子「また……また言われたよ……初対面でも言ったよね、そのセリフ……」
 茜「え? 何言ったか聞こえませんでした。もう一回どうぞ。スケベで下劣な七番様」
 花子「………き、聞こえてるじゃん………」

 ああ、やっぱり七番様って、好き嫌い分かれてんなぁ……。
 僕? 僕はまあ、普通だよ。好きでも嫌いでもないし。
 まあ、ちょっと下品なのは認めるけど、なんだかんだ言っていい人だから。

 《好き派》寧々 光 ヤコ 土籠
 《嫌い派》茜 輝 メイ

 茜「あー、3番? 僕のアオちゃんになんか手出したらマジで許さないから」
 ミツバ「ギャ―――! やめて、金属バットはやめてぇぇ!!」

 葵先輩が好きすぎて、彼女のことになると止まらなくなるのが先輩の悪癖だ。
 苗字がアオイアオイになるって言われたとかで、只今0勝2451敗だとか。
 
 有為「………あの、ミツバくん」
 ミツバ「は、は、はいッ」
 有為「………さっきの言葉、本当ですか?」

 え、さっきの言葉って、なに?
 意味が分からず首を傾げた僕に、宵宮さんは俯きながら小さな声で答える。

 有為「………可愛い人って」
 ミツバ「あ、あーあ、え、っとさ、もう時間ないし。そ、それにっ」


 ミツバ「……ぼ、僕が1番でっていう前提としてだけど、キミもけっこう、可愛いから」
 有為「~~~~〇×△◆!!!???」

 宵宮さんの顔が次第にリンゴのように熟れて、彼女は言葉にならない悲鳴をあげた。
 そして僕も、自分で言った言葉に我に返り、同じく耳まで赤くなる。


 ミツバ「と、と、とにかく行こっ! は、速くいかないと刻羽くんたち行っちゃうから!」
 有為「あ、う、うんっ」

 と、足を踏み出したとき、足元に硬い感触を覚える。
 小さい何かが、靴先に当たったようだ。
 もーなんだよ、こっちは急いでんのに………。


 そう思い、その感触が何なのか確かめようと、かがんでみた。
 パチリ、と目が合う。
 そしてそいつは、手にしたアメをバリバリボリボリと音を立てながら飲み込む。
 コーナーをピョンピョン跳ねていたもっけを強引に捕まえると、自分の腕の中に引き寄せ。



 「ばーか!」


 ニコッと、あどけない表情で少女―七不思議が1番ミライは笑った。

 
 

 
 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.62 )
日時: 2020/10/17 21:38
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 〈茜side〉

 みんな、こんにちは。
 ごく普通の学生兼、七不思議が1番『三人の時計守』末席の蒼井茜だよ。
 僕はいつものように時計をポッケに入れつつ、アオちゃんと二人で運動会を楽しむつもりだった。


 なのに………。
 なんで『あんたら』がここにいるんだ!
 
 まず、これだけは言いたい。
 七不思議が七番。七不思議が首魁しゅかい・僕らのリーダー、トイレの花子さん。

 なんで七番様がここにっ!? 
 ………まさかまたアオちゃんを……。
 今度は何考えてるんだ。許さない。今すぐ世界の端まで追いつめて死なせてやるっ!!
 
 ※いい子はマネしないようにしましょう

 そして、七不思議が二番。ミサキ階段のヤコ。
 なんで二番もここにいるんだ!?
 依り代は壊されたのではなかったのか!?

 そうだ、お前もアオちゃんに何かするつもりなんだな。
 許さない、その狂った頭、今すぐに叩きのめしてやるっ!!

 ※いい子はマネしないようにしましょう

 そして、七不思議が四番。美術室のシジマさん。
 七番様が嫌いなはずなのに、なんでアイツと一緒に運動会に参加してるんだ?

 さ、さてはまたアオちゃんを巻き込むつもりだな?
 だから言っただろ、怪異は嫌いなんだって!
 七不思議1番の名において、今すぐ地獄を見せてあげようか……。

 ※いい子はマネしないようにしましょう

 七不思議五番、16時の書庫の土籠。
 七番様と仲がいいので、ここにいる理由も分からなくはない。

 でも男女先生生徒問わず人気が高いって噂だ。
 アオちゃんがもし、『私、先生が好きだなー』とか言ったら!!
 種に火がつくまえに、処分しておいた方が良さそうだ…………。

 ※いい子はマネしないようにしましょう

 
 茜「そして七不思議が八番・無限階段の八雲。………さてはアオちゃんを……っじゃない!!」
 輝「良かった、やっと正気に戻ったか」
 
 蜜璃「あ、あの子は一体?」
 ルーミア「小っちゃい奴がいるぞー。わはー! 食べてやるのだー」
 仁乃「食べちゃダメ……ってあばばばばばばばばば」
 もっけ「(ズドドドドドドドド)」


 ミライ「くすすっ。ばーか!」
 伊之助「オイこらお前! 俺様相手にいい度胸じゃないかコラ!!」

 七不思議が1番、三人の時計守の一人。未来を司る力を持つ。
 彼女がモノに触ると、そのモノの時間を進める。
 だからいつもは手袋をして、クソじーさん(カコ。過去を司る時計守)が縄につないでる。

 その彼女が今こうしてここにいるってことは………。
 どっかで見たことあるぞこの光景。これがデジャヴ!!
 あれはかれこれ二カ月ほど前。学園で生徒全員が老化する現象で………。

 茜「あンのクソジジいいいいいいいいいいいいい!!!」
 葵「あ、あ、茜くん?」
 茜「だいたいな! 僕が今こうしてここにいるのも、全てアイツらのせいなんだ!」
 葵「茜くん………」
 茜「自作自演だったんだ! ぁぁぁぁ許さんあの二人いいいいい」

 炭治郎「えっと、よくわかんないけど、ドンマイだ茜くん」
 花子「これは………再び出るしかなさそうだねぇ」
 一同「?」

 花子「我ら七不思議!」
 ヤコ「人間と怪異の関係を正しく保ち!」
 ミツバ「平和な学園生活を保つ!」
 茜「はぁぁぁぁ………またか………」
 土籠「ご苦労お察しする」

 ミライはとにかく頭が悪い。
 くすくす笑いながら、せわしなく動き回り、あらゆるものの時間を進めていたずらをする。
 放っておいたらグランドはめちゃくちゃになってしまうだろう。

 花子「しょうがない。っていうわけでェ、やっていこっか」
 
 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.63 )
日時: 2020/10/19 18:09
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 むうが鬼滅で一番好きな話は無惨戦!
 花子くんで好きな話はエソラゴトです!
 無惨戦はとにかく熱いし泣けるし、エソラゴトはあまねくんが可愛いし泣けるし……。
 そしてこの話にも、読者があっと驚く何かが……あるの…かな?(やや自信なし)

 ****************************

 〈寧々side〉

 こんにちは! 大正時代はお手のもの、八尋寧々です!
 キメツ学園グラウンドに現れたのは、七不思議1番のミライ。
 有為ちゃんに聞くところによると、ここは霊的磁場が強く、ミライもその霊力に惹かれてかもめ学園からやってきたのではないかとのこと。
 
 というわけで私たちは……。

 輝「さて、汚物はきれいにしとかなくちゃ(剣スチャ)」
 茜「いつもいつも……そろそろこの僕も限界だぞ、ミライ!(時計スチャ)」
 睦彦「せっかくの競技を台無しにするとは許さねえ!」
 かまぼこ花子隊&柱&東方陣「捕まえてやる!」
 もっけ「1番ころす」「ころす」「ほかほかにしてころす」

 ミライ捕獲大作戦を始めることになりました。
 
 具体的には、ミライの相手は頼れる助っ人・七不思議と、私と光くん。
 そして残りは被害を最小限にとどめることに。
 私は前に、一回花子くんたちと一緒にミライを捕まえたことがある。
 今回も、負けないんだからね!

 霊夢「この人たち(七不思議)が来ると、いつもカオスね」
 しのぶ「賑やかなのは嫌いじゃないですよ~。とっとと片を付けましょう(ニッコリ)」
 炭治郎「よし皆、準備はいいか?」

 炭治郎くんがそう言うと同時に、少し離れた位置に立っていた花子くんが、ゆっくりと睦彦くんに近づいた。
 驚いた彼の耳元で、少し苦しそうな顔をした花子くんが呟く。

 花子「刻羽。瀬戸山があの子(ミライ)に触られないようにして。絶対」
 睦彦「んな、改めて言われなくても……。なんかあんのかよ」
 
 その言葉に、花子くんは虚を突かれたように一瞬固まった。
 それもつかの間、いつものようにニヤリと目を細めて、

 花子「……別に? ってことで、頼んだよ」
 睦彦「まあ、別にいいけどよ」

 その様子を、横で意味ありげにつかさくんが見つめていた。


 ・・・・・・・・・・・・


 ミライ「(カチコチカチコチカチコチ)くすすっ。やっぱりじかんをすすめるのは、たのしいな」
 光「やい、また出やがったな! 往生しやがれ!(雷霆状らいていじょうを振り下ろして)」
 ミライ「………(光に手を伸ばし)」

 危ない光くん!
 この子に触られたら、光くんがおじいちゃんになっちゃう!
 思わず目をつぶったのと同時に、ガシャッと硬い何かが地面に触れる音がした。
 

 ミライ「? だあれ?」
 ミツバ「こ、こらー悪霊! この僕が倒してあげるよっ!」
 光・寧「ミツバ!(ミツバくん!)」

 さっきの音は、ミツバくんが首に巻いているマフラーについている骨?のようなものの音。
 七不思議三番の彼は、その骨を自由自在に操ることが出来るらしい。

 ………って、私ったらなんてもったいないことを……。
 光くんは祓い屋なのもあり、他の人に比べるとミライが時間を進めにくい。
 それでこの前、なにがどうなったのか分からないけど、すっごくイケメンになったの!

 寧々「(時間、進めてもらえばよかった………じゃない!!)」
 光「助かったぜミツバ! おいチビ! オレたちが相手だ! かかってこい!」
 ミライ「くすすっ」

 ミライはくすくす笑いながら、光の速さで移動し、あっという間に視界から消える。
 そしてパッと姿を現したかと思えばまた消え、また現れてはまた消える。
 とってもすばしっこいの。


 ミライ「(カチコチカチコチ)」


 グラグラッッッ ガッシャンッッッ

 あ、倉庫にミライが触っちゃった!
 運動会で使う備品がしまってある倉庫が、一気に風化して、扉が真っ二つに折れる。
 その衝撃で中に入っていたボールを入れる籠やらコーンやらが、中から飛び出した。

 睦彦「うおッ!? 光の呼吸・壱ノ型 爆光一閃ばっこういっせん!!(ブンッ)」
 カナヲ「花の呼吸・弐ノ型 御影梅みかげうめ!!(ブンッ)」

 ガラガラッッ

 睦彦「ふぅ………」
 義勇「いや、まだだ!」

 ミライ「(カチコチカチコチ)」
 善逸「な、うわ、また来たっ」
 つかさ「…………しょうがないなぁ」


 呆れたようにつかさくんが肩をすくめ、頭上から降ってくる備品を視界に留める。
 倉庫の割れた切っ先の鋭い窓ガラスの破片が、彼めがけてパラパラと振ってくる。

 ミツバ「つかさくん危ない!!」
 つかさ「あまね、サクラ!!」

 桜「黒杖代、お願い(ブンッ)」
 花子「蹴散らせ白杖代!!」

 つかさくんが鋭く叫ぶのと同時に、七峰先輩が黒杖代を、花子くんが白杖代を投げる。
 人魂は風を巻き起こしながらつかさくんの周りを旋回し、ピカッッと眩い閃光を発した。
 

 夏彦「おお、さすがお嬢。ナイスタイミングぅ」
 花子「………ミライがいないっ!?」

 一同がバッと振り返り、グランドを見回す。
 ミライが時間を進めたことにより、コーナーにはガラスの破片や破損した部品の一部などが転がっている。
 いない、ミライがどこにも……。

 まさか、逃げた!?
 そう思ったときだった。


 ミライ「あれ、あなたのじかん、すすめずらぁい」
 一同「!!?」

 聞き覚えのある声が聞こえ、声のした方を振り返る。
 グラウンドの前方、壇上の上。
 自分に降りかかるガラスの破片を避けようと剣を構えた瀬戸山くんに、ミライがぴったりと貼りついていた。

 
 魔理沙「亜門!!」
 花子「瀬戸山!!」


 カチコチカチコチと時計の秒針が回る音と共に、瀬戸山くんの体が後ろに傾いた。
「亜門!!」と慌てて睦彦くんは彼の元へ駆け寄り、その身体を抱きとめる。

 ミライ「なんでこのこ、じかんすすまないの?」
 花子「……………」
 ミライ「ねぇ、ななばん様、もしかしてこのこ」





 ミライ「―――――――寿命がもうないの?」




 しいんと、みんなの間に冷たい風が吹いていった。
 一同はそろって歯を食いしばり、睦彦くんの腕の中の瀬戸山くんに視線を留める。
 ただ一人、睦彦くんは不安と絶望で何もわからない様子で、花子くんに向かって声を荒げた。


 睦彦「どういうことだ花子!! お前、何を知って―――」
 つかさ「あーあ。………ここで時間切れか」

 シリアスな展開のさなか、この場にふさわしくない、のんびりとした口調でつかさくんが呟く。
 つかさくんは花子くんとそっくりの表情で怪し気に微笑んだ。


 睦彦「お前、………………亜門に何をしやがった」


 ネクスト→つかさの目的とは? 次回もお楽しみに♪
 
 

 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.64 )
日時: 2020/10/20 19:26
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 〈仁乃side〉

 つかさ「あーあ。……ここで時間切れか」

 シリアスな展開のさなか、この場にふさわしくない、のんびりとした口調でつかさくんが呟く。
 つかさくんは花子くんとそっくりの表情で怪し気に微笑んだ。

 思わず私は俯いて唇を噛む。
 幸い私の姿は、焦燥感を抱いているむっくんには視界に入らなかったようだ。
 

 睦彦「お前、………………亜門に何をしやがった!!」

 むっくんが今までに見せたことのない、激しい怒りを含ませた表情でつかさくんを睨んだ。
 その勢いに押されることなく、あくまでものんびりとつかさくんは首をかしげる。
 その様子を、残りの面々は一言も発さず、まるで置物のように茫然と眺めていた。

 亜門「…………刻羽、離して」

 むっくんの腕の中で気を失っていた瀬戸山くんが、苦しげにもがいた。
 両手両足をじたばたさせる彼に、放心状態だったむっくんが我に返り、慌てて彼を自由にさせる。
 服に着いた埃を払って、瀬戸山くんは苦笑いを浮かべながら立ち上がった。

 つかさ「俺は怪異さ。何か一つを代償に、呼び出したモノの願いを叶える」
 睦彦「………願い」
 つかさ「あまねが叶えるのは、生きている此岸しがんの願い事」
 花子「………」

 つかさ「俺が叶えるのは、死んだ彼岸ひがんの願い事。あもんは願って、俺は応えた」
 睦彦「死んだ……」
 花子「………分かるでしょ刻羽。もう、その子は死んでるんだ」


 低い低い温度で花子くんがそう言い、わずかに笑って見せる。
 私は両手の握りしめたこぶしにぎゅっと力を入れ、また唇を噛む。


 睦彦「………え、な、なんで、……」
 つかさ「あもんはもう死んじゃったんだよねー。だから俺に願った。あもんの願いはこうだ」




 つかさ「――――『もう一度刻羽に会いたい』『一緒に運動会を楽しみたい』」




 つかさ「『きっとこれが最後だから』」





 
 つかさくんの口ぶりからは、死という恐怖が感じられない。
 ひたすら純粋に、楽しそうに、無邪気に言葉をつむいでいく。
 その様子はこの状況に似つかわしくなくて、返ってそれが逆に、彼の存在を浮き上がらせていた。


 睦彦「な、なあ亜門、嘘だよな? お、お前がもう死んでるとか、だって、なぁ!?」
 亜門「嘘だと思う?」

 にっこりと、そう、瀬戸山くんはにっこりと笑った。
 その純の笑顔の裏には、憎しみとか、怒りとか、そういうものは一切なくて。
 瀬戸山くんが、むっくんにそっと手を伸ばす。

 その手をむっくんは掴もうとして、彼の指に自分の手を絡めた………だけど。
 スイッとむっくんの手は宙を切り、何も掴まなかった。



 睦彦「…………え」
 亜門「……………分かった?」


 瀬戸山くんはまたにっこりと笑った。
 透けたその身体の奥には、秋の晴れやかな空が映り込んでいた。
 


 つかさ「あもんの願いの代償は、『刻羽の、亜門の死に関する記憶』」
 睦彦「………は?」
 つかさ「俺はその記憶を、グシャ―ッってつぶした! だから刻羽は知らなくて済んだでしょ?」


 簡単なことだ。
 この世に未練を残し、幽霊となりさまよっていた瀬戸山くん。
 行く場所がない、このまま消えてしまう運命だった。
 そんなとき、キメツ学園で運動会があること、そしてそこにむっくんがいることを知った。

 会いたいと、強く願った。
 むっくんや私たちに、花子くんや七不思議が見えているのは、光くんや有為ちゃんと言った霊力がある人がすぐそばにいるからだ。
 じゃあ、むっくん一人だったら?


『刻羽! ……ごめん、色々と迷惑かけて! 僕は――』


 霊感のないむっくんに、瀬戸山くんの声は届かなかった。
 目の前を駆けていく、楽しそうなむっくんの笑い声を聞いたとき、瀬戸山くんは強く願った。
 

 刻羽に会いたい。
 現世から消えてしまうその前に、しっかりとお別れを言いたい。
 せめて、一緒に最後に運動会を楽しめることが出来れば……。


 ―――君の願いを叶えてあげるね!



 つかさ『じゃあ、叶えよっか』
 亜門『だ、だれだ!?』
 つかさ『俺はつかさ! 君が心から望むなら、俺は願いを叶える。刻羽に合わせてあげるよ!』
 亜門『………ほ、ほんと? できるの?』
 つかさ『うん、できるよ』



 その結果が……まさか、こんな残酷な代償の上で、成り立っているだなんて……。
 瀬戸山くんの死に関する記憶を失ったむっくんは、隣の席へ座る瀬戸山くんを疑うことなく、今までずっと、生きているってそう思い込んで……。


 睦彦「………て、テメエ何をっ! そ、そんなことっ……」
 つかさ「じゃあ、こんなことしないほうが良かった?」


 その質問は、あまりにも残酷で、怒鳴ろうと口を開きかけた私は結局、何も言い出せなかった。
 むっくんもまた、開きかけた口をとっさにつぐみ、ただ両手の拳を震わせる。


 つかさ「ねえ刻羽。俺だけじゃないんだよ、あもんに協力したの」
 睦彦「………は?」
 つかさ「ここにいる全員、俺とあもんの協力者! すっごいでしょ!」

 むっくんは思わず目を見開いた。
 何か言いかけたけど、それは言葉にならず、胸の中に蓄積されて行く。
 ギリッと歯ぎしりをする音が響き、険しい顔をしたむっくんが、チラリと私を見た。

 そこからは、一瞬のことだった。
 むっくんの姿が消えたと思ったら、彼は私の目と鼻の先に現れて、私の手首を力任せに掴む。
 痛いくらいにしめつけられ、私は声にならない悲鳴を上げた。


 仁乃「む、むっくん………!?」
 睦彦「……なんでなんだ、胡桃沢!! なんで、お前がこんな………っ」
 仁乃「………っ。じゃあ、どうすれば良かったの!?」

 思わず声を荒げた私を見て、むっくんが驚いて手を放す。
 あのとき、私はむっくんと瀬戸山くんを陰から見守ってた。
 二人ならきっとうまくやっていけるって、そう信じていた。だけど。


 仁乃「むっくんは瀬戸山くんともう一生会えないかもしれない!! このままお別れするの!?」
 亜門「………」
 仁乃「花子くんだって、私も、みんなも、むっくんのためを思って、必死に……!!」


 仁乃「確かに、つかさくんが奪った代償はおっきいけど、でも……瀬戸山くんの気持ちも……」
 亜門「やめてよ!!」


 突如、話に割って入った瀬戸山くんの叫び声。
 苦し気に上下する彼の背中。今にも泣き出しそうに、歪んだ表情で瀬戸山くんは叫んだ。


 伊之助「お前……どうし」
 亜門「無理に同情しないでよ!! 僕の気持ちなんか、分からないくせに!!」

 その言葉に、一同の心の導火線に、火がついた。
 一同は揃って怒りを押し殺した表情で、瀬戸山くんを睨んだ。

 実弥「おいテメエ、何を言いやがる!」
 亜門「もうすぐ死にますって、余命宣告されたこと、お前らはあんのかよっ」

 一瞬だけ、寧々ちゃんの瞳がふっと曇った。
 そんな寧々ちゃんの手を、光くんと花子くんがそっと握る。

 亜門「いつ死ぬかって指折り数えたことは? それでも精一杯作り笑いしたことは?」
 寧々「…………」
 亜門「いいじゃんか、少しくらい夢を見たって!」

 感情があふれ出す。


 亜門「もうすぐ死ぬかもしれない奴の運命はもしかしたら変えられるかもしれない。だけど」
 花子「……………」
 亜門「―――もう死んだ人間が、運命なんて変えられるわけないだろ」

 いつだったか、有為ちゃんが言ってた。
『一度死んだ人間は、生き帰らない。それが自然の摂理せつり。破ってはいけない決まりです』

 
 亜門「―――ーだから、少しくらい、夢を見せてくれてもいいじゃんか………」


 心の底から絞り出した、瀬戸山くんの本音。
 昔の同期の少年の、心の痛み。
 失ったものは戻らない。分かっているはずなのに、なぜか人間は、それでも希望を追い求める。

 そんな彼に、私はまた、何も言えなかった。
 
 


 


 

 


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