二次創作小説(紙ほか)

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ろくきせ恋愛手帖 (祝☆完結!)
日時: 2024/07/16 22:34
名前: むう (ID: X4YiGJ8J)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18233

 「君に出会えてよかった」

 
 ********


 こんばんにちは、むうです!
 東方、鬼滅、花子くんにハマっている高1女子です。
 知ってるよーって方、いつも応援ありがとうございます。
 誰コイツって方、この機に是非名前を覚えて帰ってください。

 この小説は、六人の軌跡のスピンオフです。
 前作は参照のURLや、「完結小説図書館」にて読むことが出来ますよ。

 タイトルにもある通り、この小説はキャラ恋愛関係を始め、
 キャラの過去や裏話をぎゅっと集めた短編集になっています。


 また、話にはイメージ曲をつけているのもあります。
 私のおすすめの曲なので、聴いてもらえたら嬉しいです。

 あなたの推しの話が載るかも?
 楽しんで読んで頂けたらキャラも私も幸いです。
 では、短編集も完結までどうぞよろしくお願いいたします。



 〈作者からのお願い〉

「脱! 台本書き」目指して現在、セリフ量<場面描写の構成を頑張る日々。
 まだまだ普通の文章にはなかなかできず、台本のようになってしまうことがあります。
 ちょっと読みにくいかもしれません。すみません。
 温かい目で見ていただけると幸いです。


 〈注意〉

 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ入るかも
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈ルール〉

 ●拡散〇
 ●不定期更新
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×
 ●リクエストなどはコメントにて
 



 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!



 ▼むうの雑談掲示板もあるヨ。

「スレタイなんて知らないよ」

「【地縛少年花子くん】好きな人語ろ!」

 良かったらチェックしてみてね。

 
 ▼占いツクールでも執筆してるよ。

 よかったら『紅羽むう』で検索してみてね。
 評価してくれると嬉しいです。


 ▼2020年冬☆小説大会入賞!!

 ほんっとうに感謝です!
 ありがとうございました!
 受験受かりました!

 
  ーーーーーーーーーーーーーー

 【目次】♪→イメージ曲




 ◆◇企画コーナー◇◆

 キャラに○○してみる>>09>>53>>55>>78
 むうのおススメ本紹介>>13
 英語で鬼滅・花子くん!>>27
 ろくきせを知ったら知って欲しいもの>>96
 ろくきせ閲覧数10000突破記念>>118>>120>>121

 
 ◆◇むうの執筆裏話◆◇

 第1回「むうのリスタート」>>36
 第2回「遅くなりましたが受賞の言葉」>>34
 第3回「お知らせ! 必読お願い!」>>38
 第4回「むうと柱とカオ僕と」>>40
 第5回「花子くん考察と2話までの裏話」>>46
 第6回「第1回☆謝罪フェスティバル!!」>>58
 

 ◆◇オリキャラ設定集◇◆

 瀬戸山亜門>>31
 七不思議8番>>43
 

 ◆◇本編◇◆

 一気読み>>01-

☆1.トモダチ☆(by睦彦)

 ♪from Y to Y/初音ミク

 登場キャラクター紹介>>01
 時系列の図>>10
 Prologue>>02
 第1話「出会い」>>03-05
 第2話「嫌い。」>>06-08
 第3話「合同任務」>>11-12 >>14
 第4話「本当の気持ち」>>15-16
 第5話「早すぎる別れ」>>17

★2.踊り場の花子★(by花子隊)

♪春を告げる/Yama

 Prologue>>18
 第壱の怪「となりの怪異くん」>>19-21
 第弐の怪「……嘘でしょ!?」>>22-24
 第参の怪「黒札と白札」>>25-26
 第肆の怪「花子VS花子」>>28>>29>>32
 第伍の怪「月原八雲」>>35>>37>>39>>41-42


 ☆3.快晴☆(by有為)

 ♪快晴/orangestar

 登場キャラクター紹介>>80
 第1話「忌子」>>81>>82
 第2話「生きる意味」>>83>>84>>85
 第3話「懐古」>>86-89
 第4話「夜月家と宵宮家」>>90>>91>>92>>93>>94
 第5話「快晴」>>97

 
あとがき>>125
 
 
 

 
 
 

 
 2020.8.21 スレ立て、執筆開始
 2020.8.30 第1話執筆開始
 2020.9.01 第1話完結
 2020.9.02 第2話執筆開始
 2020.9.22 第2話完結
 2020.10.23 キメツ学園執筆開始
 2020.11.09 受験勉強のため更新停止予定。
 2020.02.13 ろくきせシリーズ一周年!! いえーい!
 2021.09.04 本編完結。
 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.25 )
日時: 2020/09/08 17:54
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 私の通っていた小学校にも七不思議がありまして。
 私実際、トイレで花子さんならぬ幽霊を見たことがあるんです。
 人が怖がるところを見るのが大好きなSの作者、今日も執筆頑張ります!

 ちなみに今回は【つか花=つかさ×花子】なので、好きな人是非楽しんでね!

 ****************************


 〈花子side〉


 放送室の扉には、立ち入り禁止と書かれた紙が貼られてある。
 ドアノブを回したが、鍵がかかっているようだ。
 仕方なく、焦る気持ちを必死に整えながら、扉を拳で叩く。



 ドンドン!!


 その大きな音に気づいたのか、中でガサゴソと言う音が聞こえる。
 よかった、人がいなかったらどうしようかと思った。
 そう、俺がほっと肩の力を抜いたの直後、扉が外れた。


 大事なことなのでもう一度言おう。
 扉が、外れた。



 バンッッ!!! という音と同時に扉が吹っ飛び、俺とほぼ同じ…ちょっと甲高い声音が響く。



 つかさ「あ、ま、ね、だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!」
 花子「つかさうるさッぐえッ……」
 つかさ「あーまーねー! 久しぶりぃ〜〜ッ! うわぁぁぁぁ〜い!」


 キラキラと、そう、アイドルでも見つめるように、つかさの表情にパァッと花が咲く。
 つかさはそのまま、扉を吹っ飛ばした勢いのままに、俺の体に飛びついた。
 がしっと背中に腕を回され、ぐいぐいと力を籠められて、俺の体は前後に揺れる。


 花子「つかさ、うるS……グフッ」
 つかさ「普は俺のオモチャなんだよねー!」
 

 注意したのに全く聞かないつかさ。
 前後左右に俺の体をブンブンブンブン振り回した後に、「もーいっか」とやっと手を離した。
 歓迎してくれるのはとても嬉しいことなのだけど、性格が性格だけに疲れる……。

 え、さっきオモチャって言った?
 

 つかさ「うん♪」
 花子「一応聞くけど、好きな遊びは?」
 つかさ「うーん、普『で』遊ぶコトー」

 ………アマネデアソブコトデスッテ!?
 普『と』じゃなくて、普『で』って言ったよね?
 ぞわっと背中に良くないものが流れて、俺は一歩彼から距離を取った。

 
 花子「あ、いけない! ここに来た目的を忘れゴフッッ」
 桜「さっさと要件を言いなさい」

 ここに来た目的を忘れていた。そういおうとしたが、七峰が投げた分厚い図鑑が俺の頭上にドン!
 ちかちかと、頭上に星が瞬き、視界がぐらっと揺れた。

 桜「さっさと要件を言いなさいって言ったのだけれど」
 花子「今のはそっちが悪いよ! しかも投げたのって……」
 桜「広辞苑だけど」
 花子「サラッと言わないでサラッと!!」


 信じられないかもだけど、この七峰桜とか言う高校生。
 数百ページの広辞苑をたやすく片手で持ってぶん投げるほどの怪力。
 しかもそれが見事クリーンヒットするんだから、恐ろしい……。


 花子「じ、実は8番が暴れてて、2番が8番にやられて、それで」
 桜「ちょっと待って。もうちょっと具体的に説明して」
 花子「無限階段の怪異が七不思議8番なんだ。それで、学校の怪談の決まりに基づいて(続く)」


 これまでの経緯をかいつまんで伝えると、つかさは「ふぅん」と喉を鳴らし、七峰は首を傾げた。
 俺は腕に抱いていた2番を七峰に預けると、手当をするように頼んでみる。


 桜「分かったわ。確か放送室に救急箱があったと思うから、やってみるわね」
 花子「なんで放送室に救急箱が?」
 桜「誰かさんが本を投げられるせいで、いっつも頭から血を出してるのよ」

 いや、それ犯人君ジャン。
 あなたが日向が部屋から帰るたんびに、広辞苑だの七不思議の図鑑だのを投げてるからだよ。
 

 そーいや、今日は日向は休みなのかな?
 いつも「愛の試練」だとか、謎のエコーの言葉を吐く日向が今日に限って休み?
 

 つかさ「そーなんだよね。今日は一度もあってないかな」
 花子「……何かあったのかな」
 桜「まさか。夏彦が勝手に敵につかまることなんて…………・……………………あるわね」


 あるんだ!!?
 日向、しっかり!! これじゃあ七峰にダメ男と思われるだけだよ!


 つかさ「それで、普はなんで俺のところに来たの? 俺と遊びたいから…じゃないよね」
 花子「実は、…………ヤシロたちを救う、協力をしてほしいんだ」


 しっかりと、二人の目を見て俺は話しかける。
 おかしな話だ。敵同士なのに、協力をお願いするだなんて。

 でも今は、彼らにしか頼めないんだ。
 俺だって、彼らと協力するのはすっごく不安だけど、二人しかいないんだ。
 だから、お願い。


 つかさ「いーよ?」


 スコーンと抜けるように、つかさが言った。
 緊張感ゼロ、不安もなし。当たり前だよとでもいうような調子で。

 俺は拍子抜けして、自分とそっくりの彼を爪先から頭まで眺める。


 花子「ホ、本当に、いいの?」
 つかさ「いーよ。だって俺、普と一緒にいられるだけでラッキーだもん!」
 花子「…………確かに、いつも満面の笑顔で駆け寄ってくるよね」
 つかさ「普も、満面の笑顔で来てもいーんだケド」

 …できれば俺も満面の笑顔を作りたいんだけど、多分できるようになるのはもうちょっと先かな。
 でも、こんなにあっさりOKするなんて……。

 あ、そうだ、肝心なことを聞いてない。


 花子「今回の件は、放送室メンバーの仕業ってみていいよね」
 桜・つ「は?(ん?)」
 花子「え?」

 間抜けな返答に、思わずこっちも間抜けな返答を返してしまう。
 あれ、違うの?
 いつものように、ラジオ使って凶暴化させたりとか、してないの?


 桜「しようと思ったんだけど、生憎夏彦がいないものだから、来るまで待ってるのよ」
 つかさ「夏彦、クラス全員の女のコに連絡先交換してるんだってー」
 花子「そ、そなんだ。日向、かなりチャラいね」
 桜「あら、今頃分かったの?」


 違うみたいだ。彼らの仕業じゃないってことは、8番は元からあんな感じだってこと。
 つまりは、自ら好んで、人に危害を与えてるってことだ。
 やっぱり、そのままにしちゃダメだよね。


 俺は大きく二度頷く。やっぱり、8番は姿を現してはならない。
 依り代を壊して、大人しくさせなくちゃ。
 でも、そのためにはどうしたら………。


 その時だった。


 ??「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」



 ネクスト→悲鳴の正体は一体? 次回もお楽しみに!
 



 
 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.26 )
日時: 2020/09/08 18:31
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 私が花子くんで好きなカップリング↓
 花寧々・光ミツ・なつさく、つかさく、つか寧々、つかさく、つかあまetc.
 いっぱいありすぎて書けないよぉ(泣)

 ****************************


 ??「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」


 突然、部屋から聞こえてきた悲鳴にキーンと耳が鳴る。
 悲鳴の主は、かなり速いスピードで後ずさりして部屋から出ると、俺とつかさの背後に隠れる。

 ガタガタと歯を鳴らし、顔も少し青白かった。
 その人物は、桃色の髪で、同じく桃色のセーターに黄色のマフラー姿の男の子だった。


 つかさ「あ、ミツバ—。どーしたの?」
 ミツバ「どうしたのじゃないよ! 出たんだよ! 奴が!! もう嫌ッ」
 花子「出たって……なにが?」
 

 そんな説明だとよくわかんないから、もうちょっと詳しく。
 尋ねると、3番の瞳からは涙があふれ、彼はキーキー言いながら話を続ける。


 ミツバ「そ、そんなこともわかんないのッ!? この世の悪魔だよ!」
 桜「だから何なのよ」
 ミツバ「Gだよ!」

 G!?
 え、Gって言った今!?
 ほら、みんなてんでにお菓子とかを持ち寄って掃除してないからだ。


 俺でもちゃんと、トイレは掃除してるのに。
 ヤシロにやらせてるだろ! というツッコミする子は後でお仕置きね☆


 ごめん少年たち、早く行きたいんだけど今はそれどころじゃないんだ。
 多分もう飽きて、一人ジャンケンとかしてるんだろうけど、もうちょっと待って。
 奴が出たから。倒してから3人と一緒に行くから!!


 桜「じゃあ、あとはよろしく頼んだわよ」
 

 そう告げると、七峰はスタスタと廊下を歩きだす。
 俺と3番とつかさは慌てて彼女の制服の裾を引っ張って、放送室前に連れて行く。


 つかさ「待って桜!」
 ミツバ「逃げるなぁ!」
 花子「卑怯者ッ」


 桜「ちょっと、服が伸びる」
 花子「一人だけ逃げるのはやめてよ。俺だって嫌なんだから」
 ミツバ「そ、そうだ。キミは大丈夫でしょ。キミが退治してよ!」


 ミツバがそう言って指さしたのは、つかさ。
 確かにつかさなら、ウキウキと退治することが出来るだろう。
 うん、それがいい。そうしよう、もうそうしよう、決定。


 つかさ「えー俺?」
 桜「お願い。後でドーナツの詰め合わせあげるから。ね?」
 つかさ「やる!!」
 花子「はいはい俺も欲しいです! お願いします!」
 桜「あなたには、あげない」


 あぁあ……ドーナツゥ……しばしのお別れ……。
 そうだ、今度ヤシロに頼んでドーナツ差し入れしてもらお。


 とにかく、準備は整った。
 ミツバが「あ、あそこ!」と震えながら指さした場所—放送室の椅子の陰には、例のG様。
 つかさは音を立てないように、そうっと部屋を進んでいく。

 右手に、紙でつくったハリセンを構えたつかさVS、Gの戦いのゴングが鳴る。
 

 ミツバ「あ、そこそこ! お願いッ」
 つかさ「おっけー。えいや!」


 パシンッと一振り、つかさがGに向かってハリセンを振り下ろす。
 Gはすぐに動かなくなった。
 つかさはそれをティッシュにつまむとゴミ箱へin。

 ……この瞬間、この一瞬だけだけど、彼がスーパーヒーローに見えて仕方ない。

 
 つかさ「ただいまー!」
 ミツバ「あ、ありがと! ほ、ほんと怖かった……」


 ほっと一息つく3番。
 まあ、Gが得意な人なんていないだろう。

 つかさ「あのねー。虫さんね、内臓が出ててね、グチャってやったら更に潰れT」
 桜「や・め・て」
 つかさ「はーい」


 よし、Gも倒せたことだし、問題の場所へ向かうとしよう。
 遅くなってごめんねヤシロ、少年、いまから皆で行くからね。


 つかさ「じゃあさ、条件つけていい?」
 花子「え? 条件って……」
 つかさ「今回、俺は普のお願いを聞くけど、タダじゃダメってコト」


 ………まあ、仕方ないか。
 あっちにだって事情があるのに、無理やりお願いしたから。
 いいよ、条件はのむよ。でも、痛いのはなしね。


 つかさ「分かった。じゃあねえ」
 花子「うん」
 



 
 つかさ「これが終わったら、普の助手、もらってもいい?」





 ……………え?
 何と言われたのか、一瞬理解が追い付かなかった。
 もらう? ヤシロを? つかさが?


 恐る恐るつかさを見上げると、つかさはニヤリと無邪気に笑う。


 ダメだ、ダメだそんなの。
 彼のことだから、何をするか分からない。
 でも、条件を飲むと言ったのはこっちだし……。
 それでも、ヤシロをつかさにあげるなんてそんなことは出来ないし、ああでも………。







 つかさ「ま、冗談なんだけどね」







 は? 冗談!!??
 さっきのは、全部嘘ってこと? 


 つかさ「ちょっと遊んでみただけ。そんな怖い顔しないでよぉー」
 花子「え、っと……」
 つかさ「さ、いこうミツバ、桜! 普も早く早くー!」


 俺は確信した。
 やっぱりつかさは、俺のライバルであり大敵なんだと言うことを。
 そして今、その大敵と一緒に悪を滅しに行くと言うことを。


 陳腐な言葉で申し訳ないんだけど、すごいワクワクする!!
 待ってて! 俺たちがきっと助けに行くからさ。




 あと、日向は一体どこにいるんだ……(※無限階段です)。

 


 

 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.27 )
日時: 2020/09/09 18:49
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 明日が体育祭で忙しいので、今日はちょっとお話をしたいと思います。
 それでは、中3で習った英語表現法を使って、ちょっと鬼滅と花子くんやってみます。

[花子くん]

〜英語〜

 Hanako:Yashiro is daikon regs!
 Nene:No! Im not daikon regs! Im very angry!
 Kou:I think that her is not daikon regs. Nene, don’t warry.


 〜日本語〜

 花子:「ヤシロは大根足!」
 寧々:「違う! 私は大根足じゃない! もう怒った!」
 光:「俺は先輩は大根足じゃないと思いますよ。先輩、心配しなくていいっす」
 





[鬼滅]


 〜英語〜


 Tanjiro:Nezuko,how are you?
 Nezuko:mu-mu-!
 Zenitsu:Nezuko,I love you! you’re very qute!


〜日本語〜


 炭治郎:「禰豆子、大丈夫か?」
 禰豆子:「ムームー!」
 善逸:「禰豆子ちゃん大好きだよぉ! 禰豆子ちゃんはとっても可愛いね!」


 〜英語(続き)〜
 

 Mutsuhiko:Ha-ha-ha. you don’t have to tolk over it.
 Inosuke:Wat’t are you saing? I don’t knowed.
 Nino:You must here ather talks.


 〜日本語〜


 睦彦:「あはは、善逸、お前はオーバーに話さなくてもいいぜ」
 伊之助:「何言ってんだ? 俺はよく分からねえ」
 仁乃:「伊之助さんは他の話をよく聞かなきゃね」



 

 間違ってるところあったらごめんなさい。
 英語もうちょっと練習しなきゃな。


Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.28 )
日時: 2020/09/09 20:43
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)

 習い事終わったので書きます。
 ちょっといつもより短いかもしれないけど許してね。

 ****************************


 〈寧々side〉


 花子くん、遅いなぁ……。
 私たちはというと、すっかりもう飽きてしまって今はダラダラと過ごしている。
 時々皆でしりとりをしたり、現代ではやっている「セッサン」や「ゆびすま」を教えてあげたり。

 それでも、時間は刻々と過ぎていく。
 葵や茜くん、待たせちゃって悪いな。
 それとももう家に帰っちゃったかしら。

 
 有為「う、臼」
 炭治郎「す……す………炭焼き小屋」
 睦彦「や、や、や…? あ、やばい男」

 善逸「えーそれありなのかよ?」
 睦彦「じゃあ……やばい女」
 伊之助「男が女になっただけじゃねーか!!」


 かまぼこ隊はさっきからずっとしりとり対戦の真っ最中。
 その横では、夏彦先輩が睦彦くんに10桁の計算を出題している。

 夏彦「えーっと、589145232たす35789135は?」
 睦彦「94703658」
 夏彦「スゴッ!?」

 仁乃「おー、むっくんカッコいいー!!」
 睦彦「そ、そうか?」
 仁乃「うん! 大好き!」
 睦彦「(カァ——————ッ)」

 もう、こんなところでイチャイチャしないでよー。
 リア充いいなぁ、憧れるなぁ…。
 でもただ羨ましがるだけだと理想は現実になれないわよね。
 睦彦くんだって勇気を出して告白したんだもの、私も頑張らないと!


 秒殺でスラスラと答えを言ってのける睦彦くん。神かもしれない。
 彼は、小さいころにお父さんに叱られたときにそろばんを投げつけられたらしい(それも凄い)。
 そのそろばんを弾いて遊んでたらしく、暗算が得意なんだとか。


 いいなぁ、きっとテストでもスラスラ答えられるんだろうなぁ。
 


 仁乃「ねえ、有為ちゃん。念話とかってまたつなげたりしないの?」
 有為「念話、ですか?」
 仁乃「うん。そしたら、花子くんと念話とれないかな」


 さっきからずっとケラケラ笑って皆を眺めていた仁乃ちゃんが、ハッとして有為ちゃんに尋ねる。
 それは盲点だった、と有為ちゃんは一瞬顔を曇らせたが、直後真面目な顔で頷いた。


 有為「分かった。やってみる」
 夏彦「頑張れ有為ちゃん☆」


 有為ちゃんはすくっと立ち上がると、何やらブツブツと詠唱を始める。
 と、彼女の体からポウっと淡い光が発生し、それは輝きを強めた。


 寧々「わ、きれい」
 伊之助「俺もやりてぇ!(←出来ません)」


 一同が、見慣れてない光景に興奮する。
 そんな私たちを見て、有為ちゃんは僅かに肩をすくめる。
 

 有為「念話発動!!」



 〜ひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅんひゅん〜


 ………前から思ってたけど、効果音ってこれしかないのかしら。
 もっとこう、バーンとかビューンとか、ズバババババァァンとか、種類があってもいいのに。
 まあ、こういうゲーム音楽のような効果音も、刺激的で悪くもないけど。

 どうせなら、少女漫画とかでよくある、キラキラトーンみたいな感じの音楽とか。
 キラキラキラーッという効果音が流れると同時に、かっこいい男の人が……。
 わ、私ったら何をしてるのかしら。人の技で勝手な妄想しちゃいけないわよね。


 花子(つかさ重ッ……げふッ)
 つかさ(かたぐるま—! 高ーい!)


 有為「よかった、つながりましたね」
 夏彦「つかさ、七番と行動してるんだ? お嬢—!」


 桜(夏彦!? あなた今までどこに行ってたの?)


 ずっと姿を見せなかった夏彦先輩。
 気にしてないだろうと先輩は言ったけれど、やっぱり七峰先輩も心配してたのね。

 
 夏彦「えーっと、無限階段の中に」
 桜(は??)
 夏彦「お嬢が、そんなに俺のこと心配してくれてたなんて……これは、愛だね」
 桜(んなわけないでしょう)


 秒殺で、夏彦先輩のエコーボイスをサラッと切り捨てる七峰先輩。
 がっくりと肩を落とした夏彦先輩を、炭治郎くんが必死で慰めている。

 炭治郎「人間生きていればそう言うこともあります。元気出してください」
 夏彦「は、はい」


 それにしても、花子くんがよりによってつかさくんと行動をとるだなんて。
 一体どうして、そんな選択をしたのかしら?


 寧々「花子くん!」
 花子(ヤシロ、ゴメン遅くなって。待ってて、すぐに行くからね)
 寧々「ええ。なんで、つかさくんと一緒に?)
 花子(んーと、Gを倒した戦果で)


 ………意味が、よく分からないけれど、二人の中で少しずつ仲が深まったのかしら。
 実際大正時代では、ほんわかと暖かいオーラがあったものね。
 私と七峰先輩たちは敵だけど、一緒に話していて楽しいし。

 こういう関係も、いいのかもしれない。


 睦彦「花子! さっさと来ないと殴るぞ!」
 花子(えぇ!?)
 仁乃「むっくんの言うことは気にしないで。待ってるから!」
 睦彦「ちょっ、胡桃沢!!」


 睦彦くんは、いつも花子くんにからかわれているから、どうしてもやり返したいらしい。
 そして善逸くんは、彼女がいる睦彦くんが羨ましい。


 善逸「睦彦…どうやったら好きな子と仲良くなれる?」
 睦彦「は?」
 伊之助「あー腹減ったぁ!」


 そして、そんな中ただ一人、伊之助くんが終始お腹を空かせていたのだった。
 やっぱり、かまぼこ隊と一緒にいると楽しいな。
 事件が片付いたら、大正時代でみんなと美味しいものでも食べに行こう。約束よ。

 



 

 

Re: ろくきせ恋愛手帖【短編集】 ( No.29 )
日時: 2020/09/10 18:42
名前: むう (ID: 9Yth0wr6)


 運動会、終わったぁぁぁぁ!
 でも、明日授業とか最悪やぁぁぁ!
 授業なしにしてくれって先生に頼んだらクビになるらしいからごめんなさい!
 勉強も執筆もいつも通り頑張っていきます。

 ****************************

 〈花子side〉

 まさか、かまぼこ隊が来てるとは思わなかったな。
 多分、なかなか俺たちが女子トイレへ来ないんで、痺れを切らした宵宮がドジったんだろう。
 あの子、冷静なようで結構抜けてるとこあるからなー。そこが可愛いんだけど。

 なにはともあれ、俺たち(花子、つかさ、桜)は只今、8番と決闘(?)するべく階段へ移動中。
 俺の頭の上ではつかさが、ふんふんと鼻歌を歌いながら体を揺らしている。
 
 いつも抱き着かれているという七峰の苦労が、よく分かる。
 それに、つかさが歌っている歌も……。


 つかさ「ぼーくらはみんなーいきているー♪ いきーているから、いずれ死ぬー♪」
 花子「……」
 つかさ「ぼーくらはみんなーいーきているー♪ いきーているからグッチャグチャ—♪」
 花子「つかさ、怖いんだけど」


 ※参照「手のひらを太陽に」

 
 流石と言うべきなのか分からないけれど、ニコニコ笑顔でかなり不謹慎な替え歌をする彼。
 俺たちの後ろを歩いている七峰のため息が、はっきりと耳に届いた。

 
 テクテクと、廊下を歩き続け、ようやくA階段の前へ辿り着く。
 やはり、見えない壁が階段の前にあり、中へ踏み入れることは出来なかった。

 あ、ちなみに2番は、職員会議を終えた土籠に預けているからダイジョウブ。
「……まあ、お前も無理すんなよ」と、さっき忠告されたところだ。


 桜「ここが、噂のA階段ね。どうするの?」
 花子「8番も七不思議なら、依り代を壊せばいいと思うんだ。でも、先に結界を壊さないと」
 つかさ「んー。ちょっと、思いっきりパンチしてみてもいい?」


 つかさが階段の前へ行く。
 そして、見えない壁に向かって、グーに丸めた拳骨を振り下ろした。


 ボスボギャブシャッ

 
 凄い音が響いて、何もなかった空間に白い壁が現れる。
 その壁は、つかさのパンチによって亀裂ができ、破片がパラパラと落ちていた。

 花子「さ、さすが」
 つかさ「えへへー。普、なでてー!」
 花子「よしよしヾ(・ω・`)」
 つかさ「(ニコニコ)」

 つかさの頭をわしゃわしゃなで、俺たちはやっと登れるようになった階段に足を踏み入れる。
 一歩一歩と階段を登っていくと、上からペタペタという足音が聞こえて来た。


 八雲「あら、全員で来たんだ」
 花子「……8番。キミはなんのために人を危険な目にあわせるんだ?」


 八雲がヤシロたちを無限階段に閉じ込める理由は、なんなのだろうか。
 それさえ分かれば、この少女の悩みを解消できるかもしれない。


 八雲「そんなの、貴方には分からない」
 花子「言わなきゃ何も伝わらない」
 八雲「話したくない」
 花子「じゃあ、このままでいいの?」


 八雲の言葉に被せて、俺はすぐさま言葉を挟む。
 彼女は一瞬曇り顔になり、直後、なんの感情も感じさせない無表情を俺たちに向けた。


 八雲「———あなたには、これから死んでほしいの」


 ……………来た。
 無限階段へ連れて行くときに、彼女が必ず言う決まり文句だ。


 花子「嫌だ」
 八雲「———さよなら」


 瞬間、足元の地面が崩れる。
 固い床は一瞬にして深淵の穴に消え失せ、俺たちは音もなく穴の中へ落っこちた。
 暗い暗い穴の奥底に、小さな四角い紙切れが一瞬、見えたような気がした。

 それを取ろうとして手を伸ばしたのもつかの間、視界を闇が遮り、中途意識は途絶えた。


 


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