二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ろくきせ恋愛手帖 (祝☆完結!)
日時: 2024/07/16 22:34
名前: むう (ID: X4YiGJ8J)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=18233

 「君に出会えてよかった」

 
 ********


 こんばんにちは、むうです!
 東方、鬼滅、花子くんにハマっている高1女子です。
 知ってるよーって方、いつも応援ありがとうございます。
 誰コイツって方、この機に是非名前を覚えて帰ってください。

 この小説は、六人の軌跡のスピンオフです。
 前作は参照のURLや、「完結小説図書館」にて読むことが出来ますよ。

 タイトルにもある通り、この小説はキャラ恋愛関係を始め、
 キャラの過去や裏話をぎゅっと集めた短編集になっています。


 また、話にはイメージ曲をつけているのもあります。
 私のおすすめの曲なので、聴いてもらえたら嬉しいです。

 あなたの推しの話が載るかも?
 楽しんで読んで頂けたらキャラも私も幸いです。
 では、短編集も完結までどうぞよろしくお願いいたします。



 〈作者からのお願い〉

「脱! 台本書き」目指して現在、セリフ量<場面描写の構成を頑張る日々。
 まだまだ普通の文章にはなかなかできず、台本のようになってしまうことがあります。
 ちょっと読みにくいかもしれません。すみません。
 温かい目で見ていただけると幸いです。


 〈注意〉

 ●スマホだと読みにくいかも
 ●ネタバレ入るかも
 ●オリキャラあり
 ●時々東方キャラ登場


 〈ルール〉

 ●拡散〇
 ●不定期更新
 ●中傷行為や荒らし、作品に対してのネット上での暴言×
 ●キャラの貸し出し〇(その場合コメント)
 ●また、ネット上での自作発言×
 ●リクエストなどはコメントにて
 



 上を読んで、OKな方はゆっくりしていってね!



 ▼むうの雑談掲示板もあるヨ。

「スレタイなんて知らないよ」

「【地縛少年花子くん】好きな人語ろ!」

 良かったらチェックしてみてね。

 
 ▼占いツクールでも執筆してるよ。

 よかったら『紅羽むう』で検索してみてね。
 評価してくれると嬉しいです。


 ▼2020年冬☆小説大会入賞!!

 ほんっとうに感謝です!
 ありがとうございました!
 受験受かりました!

 
  ーーーーーーーーーーーーーー

 【目次】♪→イメージ曲




 ◆◇企画コーナー◇◆

 キャラに○○してみる>>09>>53>>55>>78
 むうのおススメ本紹介>>13
 英語で鬼滅・花子くん!>>27
 ろくきせを知ったら知って欲しいもの>>96
 ろくきせ閲覧数10000突破記念>>118>>120>>121

 
 ◆◇むうの執筆裏話◆◇

 第1回「むうのリスタート」>>36
 第2回「遅くなりましたが受賞の言葉」>>34
 第3回「お知らせ! 必読お願い!」>>38
 第4回「むうと柱とカオ僕と」>>40
 第5回「花子くん考察と2話までの裏話」>>46
 第6回「第1回☆謝罪フェスティバル!!」>>58
 

 ◆◇オリキャラ設定集◇◆

 瀬戸山亜門>>31
 七不思議8番>>43
 

 ◆◇本編◇◆

 一気読み>>01-

☆1.トモダチ☆(by睦彦)

 ♪from Y to Y/初音ミク

 登場キャラクター紹介>>01
 時系列の図>>10
 Prologue>>02
 第1話「出会い」>>03-05
 第2話「嫌い。」>>06-08
 第3話「合同任務」>>11-12 >>14
 第4話「本当の気持ち」>>15-16
 第5話「早すぎる別れ」>>17

★2.踊り場の花子★(by花子隊)

♪春を告げる/Yama

 Prologue>>18
 第壱の怪「となりの怪異くん」>>19-21
 第弐の怪「……嘘でしょ!?」>>22-24
 第参の怪「黒札と白札」>>25-26
 第肆の怪「花子VS花子」>>28>>29>>32
 第伍の怪「月原八雲」>>35>>37>>39>>41-42


 ☆3.快晴☆(by有為)

 ♪快晴/orangestar

 登場キャラクター紹介>>80
 第1話「忌子」>>81>>82
 第2話「生きる意味」>>83>>84>>85
 第3話「懐古」>>86-89
 第4話「夜月家と宵宮家」>>90>>91>>92>>93>>94
 第5話「快晴」>>97

 
あとがき>>125
 
 
 

 
 
 

 
 2020.8.21 スレ立て、執筆開始
 2020.8.30 第1話執筆開始
 2020.9.01 第1話完結
 2020.9.02 第2話執筆開始
 2020.9.22 第2話完結
 2020.10.23 キメツ学園執筆開始
 2020.11.09 受験勉強のため更新停止予定。
 2020.02.13 ろくきせシリーズ一周年!! いえーい!
 2021.09.04 本編完結。
 

Re: ろくきせ恋愛手帖 ( No.116 )
日時: 2021/03/25 19:02
名前: むう ◆W6/7X9lLow (ID: mkn9uRs/)

 久しぶりの戦闘です! 
 キャラが多いため必然的にグループになるので、なかなか一度に戦闘はできないんですよね。
 でも頑張ります。むうも有為ちゃんみたいな転移術、使ってみたいです。

 -------------------

 〈炭治郎side〉

 ??「血鬼術、血針来来ちしんらいらい……ッ(血で作られた無数の針が頭上から)」
 炭治郎「うおっっっ!?」

 俺こと竈門炭治郎は、カナヲと商店街を練り歩いていた。
 しかしその後急に視界が暗くなり、気づけば繁華街のような、提灯の灯で照らされた優艶な部屋でカナヲたち仲間と一緒に迷い込んだ。


 そして只今。絶賛戦闘中だ。
 敵は二体。さっきから俺たちを血の針で攻撃している、袴を着た長身の男の鬼。
 そして、遠くからジッと戦いの様子を見物している小さなツインテールの少女の姿の鬼。


 カナヲ「花の呼吸・弐の型 御影梅!!(ビシャッ)」
 悲鳴嶼「大丈夫か………お互いこんな場所に飛ばされてしまったが……南無阿弥陀仏」
 伊之助「ヒャッホゥ! なんだこれ! 真っ暗だぜェ!」


 炭治郎「そうですね。でも、場所が変わってもやることは変わらないです!」
 無一郎「………同意。僕たちの役割は鬼を斬ることだからね」


 俺の身を案じてくれているのだろう。悲鳴嶼さんの言葉はいつもよりも優しく響いた。
 そして横で、いつもと変わらない態度で時透くんが頷く。流石柱、どんな状況においても冷静さを欠いていない。

 
 光「防御は任せろ! これでもオレは祓い屋だ。バシッと祓ってやるぜ!」
 伊黒「ふん。……貴様の程度がどれほどか分からんが、使い物になるというならやってみろ」
 光「うす!」

 
 光くんはどんな時でも前向きな姿勢を見せてくれる。
 彼の明るさが、今は何よりもみんなに元気を与えてくれる。

 
 カナヲ「……優先すべきは、女の鬼。そっちは私がやるから……炭治郎はもう一方を」
 炭治郎「えっ?」
 カナヲ「おそらく…今まで攻撃しない分能力は針の鬼よりも絶対高い。あんな余裕をかましていられるのも自分の力を過信しているから」


 確かにカナヲの言うことも一理あるな。
 鋭い観察力は、やはり継子として鍛えられているからだろうか?
 ならこちらも彼女の意見を信じ、自分の力を精一杯出すしかないな。

 カナヲ「だから私はそこを叩く。……協力してくれる? 蛇柱さんたち」
 伊黒「……チッ。食われるなよ」
 悲鳴嶼「承知した……全力で護衛に回ろう」
 カナヲ「ありがとう(ニッコリ)」


 無一郎「……じゃあ僕らは今まで通りこの針を何とかすればいいわけだね」
 伊之助「要するに倒せばいいんだなァ!」
 光「そうっすね! とっとと花火開始時間までに終わらせてしまいましょう!」

 炭治郎「鬼がチームを組むと言うことは必ず上がいると言うことだ。おそらく禰豆子たちも今の俺たちと同じような環境にいるだろう。絶対に勝ってみせるぞ、三人とも」


 禰豆子たちや他のみんなのためにも、今俺たちにできることはただ一つ。
 敵を倒し、ここから脱出して皆と合流することだ。
 

 無一郎「……柱がこの程度で勝てないなら僕は降板だ」
 光「今頃花子たちも頑張ってんだよな。なら負けていられねぇ!」
 

 ??「……与呼よっこ様。彼奴きゃつ等、かなり頭が回るらしいな」
 与呼「そうだねたまき。でもキミなら問題ないだろ?」

 与呼といわれた少女の鬼が、ツインテールを揺らしながらぞんざいな口調で言い切る。
 彼女に肯定してもらえたことが嬉しいのか、環の表情に赤みが差した。


 与呼「さあ人間ども。お前たちはこの僕を倒すと言っていたね? 倒せるなら倒してみるがいいさ。最も人間の体力の限界なんて、とうの昔に解明されているんだけれどね」


 何だこの鬼。花子くんたちの時代でいうところの「よくわからん知識をひけらかす系クソリプ」がべらべらと口から放たれたぞ。


 伊黒「よほど実力に自信があるみたいだな」
 与呼「当り前さ。なにせ僕は睦月の会の、【葬送担当】だからね」

 葬送担当……。なんておどろおどろしいあだ名なんだ。
 そんな単語を給食当番の「汁食缶担当」みたいに言わないでくれ。

 環「……それでは与呼様、くれぐれも怪我だけはご注意くださいませ」
 与呼「ぬかせ。僕は生まれてからこの方血を流したことはないよ」

 誰かと同じことを言うな。確か睦彦くんも生まれてからこの方風邪を引いたことはないと言っていたし……あ、有為ちゃんからも聞いたな。
 怪我をしていないことは健康の証だ。だがしかし相手が鬼となると意味合いも変わってくる。

 ……戦闘で怪我をしたことがないということは、この鬼は今までずっと無敗だったということだ。
 気を引き締めていかなければ、俺たちもきっと彼女に殺されてしまうだろう。

 睦月の会は元十二鬼月の集団だ。年が経っていてもその能力の力はまだ完全に衰えてはない。

 それにしても与呼は自分のことを僕と言う。感情をみせないところも有為ちゃんとそっくりだが、俺の知る有為ちゃんは決して自分の強さを公に見せつけない。


 炭治郎「俺は鬼殺隊の竈門炭治郎だ! 今からお前の頸を斬る!」
 環「……睦月の会【首切りの環】だ。……お手並み拝見させてもらうよ」



 無一郎「……(なにその『切り裂きジャック』みたいな名前!!!)」


 NEXT→それぞれの戦いはいかに。次回もお楽しみに!

 

Re: ろくきせ恋愛手帖 ( No.117 )
日時: 2021/03/25 20:20
名前: むう ◆W6/7X9lLow (ID: mkn9uRs/)

 一応現時点での戦闘状況を書いてみました。
 分かんなくなったらこのページへGО!
 前書き好きな作者のむう、今日も勉強に運動に小説に頑張ります!

 春俚チーム→伏黒、野薔薇、虎杖、五条、義勇、しのぶ、ミツバ、メイ、つかさ
 深柚チーム→善逸、禰豆子、煉獄、宇髄、もっけ
 布留&久留チーム→仁乃、睦彦、有為、花子、寧々、蜜璃、実弥
 環チーム→炭治郎、無一郎、光、伊之助
 与呼チーム→カナヲ、伊黒、悲鳴嶼

 連絡班→桜、夏彦

 ****

 〈春俚VS野薔薇side〉


 春俚「君たちにそこまで期待はしてないよ。所詮人間だ。ぼくに勝てると思っているようならそれは高望みって奴だね」
 悠仁「訳分かんねえことをべらべらと。先生、もうやっちゃっていい?」

 五条「うん、いいんじゃない?」
 悠仁「軽っ!! 目の前に鬼いんのに何その軽さ!!」
 伏黒「五条先生はこういう人間なんだよ。今までの流れで分かんだろ」
 悠仁「いや今までは呪いを相手にしてたけど、先生のその性格って鬼相手でも変わんねえんだ」

 しのぶ「ヘンなとこに感心してないで攻撃しましょうか(ニッコリ)」
 義勇「同意する」
 野薔薇「了解! アンタたち、せいぜい食われないように注意する事ね!(釘を取り出して)」

 メイ「……ご心配頂かなくてもけっこうですよぉ。ワタシは防御専門なので、攻撃は3番が」
 ミツバ「絶対僕を盾にする気で言ってたよね。まあやるけどさ。つかさくんがいるなら平気だと思うし」
 つかさ「そーかなぁ?」


 春俚「……君たちのその虚勢ごと破壊してやるよ。血鬼術・多重血根たじゅうこん

 春俚が技名を唱えると、彼が立っている地面から植物の根のような管が出現した。
 管は次々と根の本数を増やし地面を侵食していく。

 そして何よりも厄介なのは、根が寄生した地面が徐々にひび割れていっていることだ。
 何て強度してるんだよ。このままでは私たち全員地面の下に沈んじゃう!!


 メイ「みなさん早く攻撃を! こっちでフォローしますから!」
 伏黒「任せた! ……玉犬ぎょくけん!!」

 伏黒が顔をの前で手を合わせると、彼の影を媒体に白毛と黒毛の犬(式神)が出現する。
 二匹ともブンブンと尾を振り、敵を真正面に見据えている。


 伏黒「行け!!」
 玉犬「ワオォオォオォオォオォオン!!」


 地面を蹴って飛び上がる二体の犬に、春俚は一瞬面くらったようだ。自然と身体が硬直する。
 しかしそれもつかの間。


 春俚「………殺れ」


 春俚が人差し指を曲げると、地面を網目状に蔦っていた管が一気に式神の方へと向かう。
 集束した管は徐々に太く長くなり、犬の体に巻きついて横からぎゅうぎゅうに締め出した。
「クゥッ……」と苦し気にあえぐ犬たち。


 伏黒「釘崎!!」
 野薔薇「分かってる!! 芻霊呪法………かんざし!!」


 釘を放り投げ、呪力をこめた金槌を振りかぶる。
 弾き飛ばされた釘は鋭利な先端を向け、敵の身体めがけて空を切る。
 腰をひねり攻撃をかわそうとした春俚だったが、斜め後ろの方向から飛んできた一本の釘が彼の頭部を貫通していた。


 春俚「ッ………! んぐぐ……!」
 野薔薇「抜けないわよ。せいぜいのたうち回れ! シジマさん!」


 メイ「お任せくださぁい」


 丸メガネを光らせながらのんびりと告げるシジマさん。
 脇に挟んでいたスケッチブックの新しいページを開き、成功に釘の入った箱の絵を描いていく。
 そしてスケッチブックを振るような動作をすると、ポンと音を立てて実物になった絵が落ちて来た。


 メイ「野薔薇さん!!(ブンッッ)」
 野薔薇「(パシッッ)虎杖! 特級呪霊! 追い打ちをかけるわよ!」
 

 つかさ「俺はつかさだってばぁ……」
 悠仁「ままま、そこは一旦置いておこうぜ」


 不服そうな顔で頬を膨らます特級呪霊に、虎杖が同意の眼差しを向ける。
 そしてその様子を先ほどからガリガ〇君片手にニコニコ眺めている馬鹿教師。
 戦闘中にアイス食べる馬鹿がとこにいんだよ(って目の前に居るか)。

 つかさ「分かった。蹴散らせ黒杖代!!(ブンッッ)」
 野薔薇「もういっちょ!!(カキンッッ)みんな!」


 私の釘とつかさの人魂がシュッと閃光を放つ。
 その眩さに虚を突かれたのか、春俚の動きが僅かに鈍った。

 それにつられて、玉犬に巻き付いていた管が精気を失う。
 攻撃に歯を食いしばっていた式神は、絶好のチャンスを逃がすまいと春俚に食いついた。


 春俚「………このっ」


 今だ!!


 ミツバ「…………飛べぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!(マフラーの骨を悠仁の体に巻き付け)」
 悠仁「うおッッうわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 ミツバ「あとは任せ………たっっっ!!(ブンッッ)」


 マフラーの先についた骨(?)を虎杖の体に巻き付け、ミツバが体を思いっきりひねる。
 その反動で虎杖の体が宙に投げ出され、あまりに不安定な恰好に思わず悲鳴をもらす彼だったが、持ち前の運動神経であっという間に敵の頭上へ。

 あいつ……絶対前世スパイダーマンね。
 

 悠仁「…………必殺!!」



 右手の指を丸め、握りこぶしを作る虎杖は体中の呪力を指先に集中させる。
 あいつの呪法は、呪力を籠めた拳で敵を殴り、ダメージを食らわせた後に呪力で相手の体力を削る。
 でも今彼がやろうとしている攻撃は、それよりずっと強力かつ威力の大きいもの。




 悠仁「黒・閃………!!!」


 束の間、最大の呪力をこめた彼の右手が、春俚の頭部にのめりこむ。
 横からの衝撃に耐えきれず、咄嗟に管を自身の前方に展開させたことも意味なく、彼は派手に数メートル先の地面に頭から突っ込んだ。



 五条「どう? 結構強いでしょ、僕の教え子」


 どこに居ても余裕をぶっこいてる馬鹿教師が、アイス棒を振り回してのんびりと言う。
 この人の場合、イッコの攻撃で何十本の木々が焼かれるから、何もしないでいてくれた方が逆に良いのかもしれない。


 春俚「ああそうだね。お前の言う通りぼくは君たちを少し見下していたかもしれないよ。まあそれはいいよ、ぼくが悪かったってことでね。でも納得いかないよ。今ぼくが立ち上がっているからまだ負けじゃないよね。ああそうさ、能ある鷹は爪を隠すって言うし、もしかして君たちはこの程度がぼくの限界だと思ったのかな」


 よくそんな長い台詞をペラペラと話せるな。絶対アナウンサーの試験に採用するぞ。
 と私は軽口の一つ二つ、彼に言ってあげたかったのだけど、尋常じゃない春俚の負のオーラに出かけていた言葉が喉の奥にひっこんだ。


 頭から地面に着地した衝撃で割れた額を抑えながら、凶悪に表情を歪める鬼。
 見る見るうちに傷が塞がるのを見て、ああやっぱりこいつは鬼なんだ、と私の中で腑に落ちるものがあった。


 春俚「………いいかい人間。鬼って言うのは弱肉強食でね。弱いものほどすぐに死ぬし諦めも早い。そんな彼らが報われるとしたら」



 春俚が右手を高く上げる。瞬間、手の先から青白い光が発する。
 なにあれ。明らかにヤバそう。
 そう目で私がみんなに合図したのと、春俚が右手をこちらに振り下ろすのがほぼ同時だった。


 春俚「血鬼術、精神吸収」





 NEXT→一方禰豆子sideでは? 春俚の言葉のヒントは「六人の軌跡」を読めば分かるかも。次回もお楽しみに! 
 

Re: ろくきせ恋愛手帖 ( No.118 )
日時: 2021/06/15 10:22
名前: むう ◆W6/7X9lLow (ID: Wb6EMeB7)

 〈ろくきせ閲覧数10000突破記念〉

 【むうとキャラのトークショー:スランプ中でも文書きたい!!(←記念要素ゼロ)】

 今日のゲスト:仁乃、鈴幻りんげん麻百あさも


 むう「こんばんにちは! 好きなお菓子はチーズケーキ! むうですー」
 仁乃「こんにちは。わらび餅しか勝たん! お餅大好き、胡桃沢仁乃ですっ」
 
 むう「さてさて仁乃ちゃん!」
 仁乃「はい?」
 むう「日々閲覧数とかどうでもええわっ。と思っていたむうなんですが……」
 仁乃「毎回ろくきせ本編で突破記念してた人の言うセリフじゃない気がするんだけどなぁ」

 むう「今回、六人の軌跡が10000突破しましたー。いえーい」
 仁乃「前作の短編集の2倍以上ってすごいよね」
 むう「そだね。まさかここまで行くか、何をどうしたらここまでバズったのか……」
 仁乃「本当に感謝! キャラ一同に代わりお礼申し上げまーす」

 むう「さてさて、早速ですがろくきせシリーズではオリキャラがめっさ多いのですよね」
 仁乃「主要メンバーだけでも、むっくん、有為ちゃん、瀬戸山くん……といっぱいいるもんね」
 むう「敵キャラもいっぱい出て来たよね」
 仁乃「いちいち設定とか血鬼術とか考えるのホント凄いと思う」

 むう「まあ敵はね、六新鬼月はなんたって有名じゃないですか」
 仁乃「有名……だといいなぁ。一番出番も多いしね」
 むう「でも初期の当たりは皆さん記憶にないでしょ? 仁乃ちゃん覚えてる?」
 仁乃「うーん……。私が初登場したときに戦った敵も覚えてないかも」

 むう「と言うことで今回は! 仁乃ちゃんと関係のある敵さんをお呼びしました!」
 鈴幻「……急に呼ばれたと思ったら何よコレ。トークショー?」
 むう「鈴幻りんげん、短編集で登場。仁乃ちゃん初登場のシーン、彼女によって殺される」
 仁乃「てへ」

 鈴幻「ぬぁぁぁにが『てへっ』よ! アンタさえいなければ今頃私は上弦に返り咲いて……っ」
 むう「落ち着いておばあちゃん」
 鈴幻「誰がおばあちゃんよ!!」
 むう「だって数百年も生きててギネス更新してるじゃないですか」
 鈴幻「お姉さんと呼べぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


 むう「そしてそしてっ。この方もご登場でーす! ぱぱんっ」
 麻百「ぱぱんって何よ……久しぶりね、仁乃」
 仁乃「…………お、お姉ちゃん!??」
 むう「麻百。本名は麗乃れいの。鬼化した仁乃の姉。妹の仁乃によって殺される」
 鈴幻「毎回アナウンスみたいな口調に代わるの、こっちかなりきついんだけど」

 仁乃「お、おね゛え゛ちゃ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁん!!(ギュ―――ッッッ)」
 麻百「仁乃……! 会いたかった………!」
 仁乃「………お姉ちゃんっ、あのね私ねっ、実はっ」
 麻百「分かってるわよ。愛しのボーイフレンドが出来たことでしょう? あなたと彼のラブラブっぷりが強すぎて、むうさん毎回『ぁぁぁぁ』ってなるのが落ちなのよ」

 むう「仁乃姉ちゃん仁乃姉ちゃん、正論だけど今はそのことは……」
 仁乃「あの……それもだけど……実はねっ」
 鈴幻「さっさと言いなさいよ」


 仁乃「私っ、ついに身長が150に行ったんだよ!」
 麻百「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
 仁乃「いつも145だったけど……六新鬼月戦とか、鬼化とかの影響で、けっこうすくすく育って……それでもまだかまぼこ隊の中では一番低いんだけど……」


 むう「そう言えばかまぼこ隊の中のオリキャラちゃんはみんな背低いぞ?」
 鈴幻「……自分が次高1なのに151㎝なことに我慢できず、キャラ全員低身長にしたというね」
 むう「……それは違う!! 睦彦は『目立ちたがり屋は背が低い』って言う情報をもとにしてるし、有為ちゃん仁乃ちゃんは私とためだし、亜門は早くに死んじゃう設定だから……」

 仁乃「設定では145だけどこれでも伸びてるんだからねっ」
 むう「そうそう。ちゃんと誕生日が来るごとに、設定のとこの年齢も書き替えてるし」
 仁乃「まだ14歳のままなんだけど」
 むう「ごめんごめんッッ 後で直しておくから!」

 鈴幻「……誕生日と言えば、4月4日は宵宮有為の誕生日らしいわね」
 むう「うんうん。その次の日、私は高校で春期講習があります」
 麻百「突然話にリアル持ってくるのやめましょう?」


 仁乃「まあまあ、作者さんも頑張ってるってことを伝えようとね」
 鈴幻「……確かむうって、鬱になったり入院したり元不登校だったり……大変ね」
 むう「まあぼちぼちですよ。不登校でもちゃんと高校合格できたし、やればできる子なんですよ」
 麻百「しれっと自画自賛したわね」


 むう「ということでね、ろくきせでは隠れテーマとして『死、生、出会い』も扱っておりますが」
 仁乃「そんな壮大なテーマだったんだ……」
 むう「生きてりゃ色んなことがあってね。仲間が死んだりね、仲間が恋したりね、仲間が他の仲間を召喚したりね、仲間が鬼化したりね」

 麻百「……いや、最後だけはないと思うけれども」
 むう「そんなこんなで忙しいわけですが、休みの日、ろくきせはいつでもあなたを待ってます」
 仁乃「はい。好きなお話を繰り返し読んだりとか、テーマ曲を聴いてみたりとか、自分のお好きなようにろくきせを楽しんでいただければ幸いです!」


 むう「次回のゲストは、オリキャラの睦彦、そしてスペシャルゲストさんです。誰かな?」
 麻百「それでは次回もお楽しみに。短編集や恋愛手帖もよろしくね」
 鈴幻「……それじゃ、また」
 一同「ばいば―ーーーーーい!」
 

 

Re: ろくきせ恋愛手帖 ( No.119 )
日時: 2021/04/04 17:34
名前: むう ◆W6/7X9lLow (ID: mkn9uRs/)

 今日4月4日で有為ちゃんHappyBirthday!
 おめでと―――――!
 呪術廻戦とのコラボでは有為ちゃんの活躍がでかいからこれからも頑張ってね!
 近いうちにイラストアップする予定です!

Re: ろくきせ恋愛手帖 ( No.120 )
日時: 2021/04/09 21:11
名前: むう ◆W6/7X9lLow (ID: mkn9uRs/)

 〈ろくきせ閲覧数10000突破記念〉

 【むうとキャラのトークショー:スランプ中でも文書きたい!!】

 今日のゲスト:睦彦、光彦みつひこ新羅しんら


 むう「……皆さん最近どんな調子ですか? むうはあることがきっかけで今凄い怒りたい気持ち」
 睦彦「まあな。まあ怒りたい気持ちも分かるけど」
 睦彦「でもそんなことにはろくきせは負けない。て言うことでやってくぞ!」
 むう「スランプ中でも文書きたい! 二回目、始めまーす!」

 
 むう「と言うことで今日は、睦彦と関係のあるこの方をお呼びしましたー」
 光彦「チッス☆ 刻羽光彦です♪」
 むう「はい、睦彦のお兄ちゃん! 出番は少なかったけど活躍はデカいよ!」
 光彦「夢で出て来たり、過去編では弟とのやりとりもあったし、けっこう貢献してるぜ!」
 むう「そしてナニコレ、むっくんが二人いるみたい()」
 睦彦「兄ちゃんと俺を一緒にするなよ」

 光彦「おい……もう兄離れかよ。まぁ俺はお前に何もしてやれなかったししょうがねえかぁ」
 睦彦「急にしんみりするのやめろ! 泣けてくる!」
 光彦「おっ、可愛いとこあんじゃん」
 睦彦「それを言わなければ泣いてた。言われたからもう一滴も流さない」
 

 むう「むっくんあんたさぁ、本編では『最悪』とか言ってたけど兄ちゃんとめっちゃ仲いいな」
 睦彦「どこが! こんな頭良くて運動神経も良くて優しい兄貴のどこがいいんだよ!」
 むう「つまり睦彦はそんな兄ちゃんと比べられるのが嫌だから、そう言ってるってわけね」
 睦彦「………………」
 むう「沈黙は肯定とみなす。ということで、出てきていいよ――――(遠くの方へ)」

 睦彦「? ……誰…………げ」
 新羅「何その顔? ボクからすると君と関係のある人で真っ先に呼ばれないのが不思議だね」
 睦彦「もう顔も見たくないと思ってたのに」
 新羅「せっかく天国から来てあげたのに冷たいね。まぁいいさ。始めようか」

 むう「新羅。ろくきせのラスボスの一人、睦彦の足を失わせた張本人」
 新羅「言っとくけどさぁ、誠実に言うと失わせたのは作S……」
 むう「ハイ黙ろっか?(⌒∇⌒)」
 
 光彦「俺の弟を怪我させたのはお前と聞いているが」
 新羅「まあそうさ。そうでもしなきゃ睦彦の活Y」
 むう「黙ろっかぁぁ??(⌒∇⌒)」

 新羅「……分かった黙るよ。はあ、嫌だねこれだから底辺の人間は」
 むう「新羅あんた人間の底辺ってむうだと思ってるの?」
 新羅「ああ、まだ下がいたね。まあそんな奴らに比べれば君は良い人間だよ。格付けするわけじゃないけどね」

 光彦「『まだ下がいたね』って言ってる時点で確定だと思うけどな」
 睦彦「兄ちゃんの意見に一票」
 むう「新羅から始まる『敵キャラのセリフトップ5』をご存知かな?」

 睦彦「某アニメのタイトルもじって何がしたいんだお前は」
 むう「今日カウンセリングで先生に『ろくきせセリフ集』の画像を見せたんだけど」
 新羅「ああ、二日ぐらい勉強する暇も惜しんで作ってたね」
 むう「一番先生が好きなセリフ、新羅の『思い上がるなんて余裕だね』らしいよ」

 新羅「ふゥん。あの膨大なセリフからそれを拾ってくれたその先生、そしてそれをセリフ集に書いてくれた君には感謝の意を表そうか」
 光彦「面白いね。他にどんなのがあるんだ? 俺のもあるのか?」

 むう「光彦は、『カッコよく目立てよ』のセリフ使わせてもらってるよ」
 睦彦「うわ懐かしい!!」
 光彦「くぅぅぅ~! やっぱ俺いいね!」
 睦彦「そこさえなければ褒めてた……。で、俺は? 主要キャラだしけっこうセリフあるよな」
 

 〈睦彦で入れたセリフ〉

 ●この顔が大丈夫に見えるか
 ●………玉子焼き、だけど
 ●俺は強いからな


 睦彦「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
 光彦「ㇷ゚っ、いいねむうちゃん。分かってるねぇ」
 むう「でしょ? 私ら心通じ合ってるね(^▽^)/」
 睦彦「俺とは全然通じてねぇよ!! なんだよこのチョイス! 三分の二ボケだろうが!」

 新羅「分かってないね君。君はツッコミよりボケの割合が多いんだよ」
 睦彦「…………確かに!! なんかすっげえ料理失敗させられた!!」
 光彦「ところでさ。睦彦の友達の子のセリフもあるんだね」


 〈仁乃で入れたセリフ〉

 ●わらび餅しか勝たん
 ●バケモノなのも本当だし
 ●血鬼術・爆黒炎!!
 ●うわぁぁぁんやけ牛乳してやるぅぅぅぅぅ!!


 
 〈有為で入れたセリフ〉

 ●一遍死んでください
 ●絶対にあきらめない

 
 〈亜門で入れたセリフ〉

 ●なら心配いらないね
 ●大嫌いだ


 睦彦「………最後でアイツのセリフ持ってくんのやめろぉ…………」
 むう「ほらティッシュあるよ」
 睦彦「いらねえよ!!」
 光彦「あーでもむうちゃんのお母さん、恋愛手帖の一話でボロ泣きしたんだっけ」
 むう「ああはい、まあ、最後のところらへんで……」

 新羅「死を感動系として扱うのは悪趣味だと思うけどね」
 むう「……否定できない。まあ……うん、まぁ……亜門とね、睦彦、仲直りしたってことで……」
 睦彦「ペース崩すなよ……」


 むう「はい! ということで色々大変だけど、ろくきせはいつも通りやっていきたいね!」
 睦彦「また本編も折々更新するから、またチェックしてくれよな!」
 光彦「弟をこれからもよろしく! 六新鬼月の活躍は期待してないからね☆」
 新羅「それってフラグ立ててるってことかな? まあもし出るなら本気で行くけどね」

 むう「それでは次回もお楽しみに! ばいば―――い!」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。