二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 普通平凡。並でいい【ヒロアカ】
- 日時: 2016/12/10 22:45
- 名前: 紅葉 (ID: 82jPDi/1)
初めまして。もみじ、と書いてこうよう、と読みます。挨拶とかの類は苦手なのですが頑張ります。今回は原作漫画一話からずっとハマっていた、そしてアニメ化が決定し放送中の『僕のヒーローアカデミア』に挑戦させていただこうと思います。拙い文で頑張りますのでよければ閲覧よろしくお願いします。
*この小説は「僕のヒーローアカデミア」の二次創作です。苦手な方はブラウザバックしましょう
*私が爆豪くん推しなのでオチだったりなんだったりは爆豪くんになってしまうかもしれません
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- ヒーロー ( No.101 )
- 日時: 2017/04/05 17:56
- 名前: 紅葉 (ID: iNxht3Nk)
「せんせ、」
扉を開けると、そこには相澤先生が。
「あの…」
「言わなくても分かってる」
ポンッと、頭に置かれた大きなてのひら。泣きそうになってしまう
「私、どうすればいいんですか」
先生に言っても仕方がない、なんてわかっているけど、それでも誰かに聞いて欲しかった
「生で見にこない事後悔させてやるんだ、とか。かっこいいとこ見せてやる、ってやる気でいっぱいだったのに」
「なんで、」
「それがヒーローだ」
先生は私の頭に乗せていたてのひらをゆっくり下ろして私に言った
「お前、もう早退しろ」
「なっ…!まだ、やれます。まだ、できます」
と食い気味に言うと先生は溜息をつき
「無理だと思ったらやめろ、その顔で言われても説得力がないんだよ」
そんなにひどい顔してたのかな、と思いながら「はい」と言って部屋を出る。頑張るんだ、こんな事じゃ、動じないように。
「1位持って帰ってやる…!!」
- 誰と当たっても同じ ( No.102 )
- 日時: 2017/04/05 19:13
- 名前: 紅葉 (ID: fZAC/ZMy)
昼休憩も終わりと近づいて来たので戻ってみると視線はある一点に注がれていた
『どーしたA組!!?』
「何やってんだ…」
百ちゃんが峰田と上鳴に怒っている事から察するにあの2人がやらかしたんだな、と思う。大体合ってるだろ。他人のフリしよう、そうしよう
『さァさァ皆楽しく競えよレクリエーション!それが終われば最終種目、進出4チーム総勢17名からなるトーナメント形式!!一対一のガチバトルだ!』
これで、決まる。
皆がワクワクしてる中、私は拳をぐっと握る。
「それじゃあ組み合わせのくじ引きしちゃうわよ。1人はラッキーボーイ、ラッキガールになっちゃうけどね」
シード枠。皆が欲しがっているであろう枠。
そんなの、いらない。
と考えていると、尾白くんとB組の子が辞退していた。
熱いなぁ、と思いながらくじを引く
「あら、ラッキーガールは貴方ね!」
「…どうも」
貰ったくじを乱暴に投げる。
どうせ、誰と当たっても
「勝つだけだ…」
- 才能 ( No.103 )
- 日時: 2017/04/05 19:32
- 名前: 紅葉 (ID: fZAC/ZMy)
ステージ上で頑張ってるいずくんを見る。
ああ、私には眩しいほどの、努力だ
昔からそういう人だった。誰が見ているわけでもないのに夢の為に突っ走って、躓いて転んでも絶対に立ち上がって
折れることを知らないがむしゃらな少年だった
やっぱり私は、君の目を見て話すことが出来ない
「………ゆきちゃん…深雪ちゃん!」
「!梅雨ちゃん、」
「さっきから声をかけてもボーッとしていたから…どうしたの?緊張でもしているの??」
「まさか、私が緊張なんてする訳ないよ。ただ、」
「ただ?」
「私って、本当に馬鹿だなぁ、って思っただけ」
いずくんはその努力が今、報われている。
勝ったんだね。おめでとう、
言いたいことだって沢山あるのに何一つ言えない
「次勝った方が私とやんのか…」
上鳴VS塩崎
「深雪ちゃん、次勝った方と勝負なのね」
「そーなんだよねー、女の子の方とかよく分かんないから気を付けなきゃ」
なんて、思ってもないことを口にする。どっちにしろ手強いんだろーな、と思ったが
『瞬殺!!』
「………あいつ…調子乗ってんのか」
何が「この勝負、一瞬で終わるから」だ。まあ確かに一瞬で終わったけどな!!
飯田くんの試合も終わって。
「…爆豪……」
『うららかVS爆豪』だ。正直どっちも応援したくない。どっかで当たればどっちだって厄介だ。
試合が始まれば予想以上だった。
「…嘘でしょ…」
うららかも、ちゃんと、成長して。
頑張ってたんだ
なのに、
「………」
それでも。勝てない
- 響く ( No.105 )
- 日時: 2017/04/05 19:44
- 名前: 紅葉 (ID: fZAC/ZMy)
次だ、と思い立ち上がる。
「応援してるわ」
「頑張って下さいね」
梅雨ちゃんと百ちゃんにそう言われ微笑みで返す
頑張る、なんて言わないよ。だって頑張らないで勝ってくるから
『A組からは期待の女子!御門深雪!B組キレイなアレにはトゲがある!塩崎茨!』
「ごめんね、塩崎さん」
「?」
「あなたの事全く知らないけど。私の為に負けてね」
冷たい目でそう言ってきちんと向き合う。そして
『START!!』
「脚部強化」
ツルが伸びてくる前に、先生のSTARTと同時に右足で舞台を踏む
「悪いけど、今の私はすこぶる機嫌が悪い」
舞台の半分は壊れ、衝撃で塩崎さんは軽く飛ぶ。歓声が響く。
『相手に怪我も負わせず御門深雪!3回戦進出!!』
頭の中では、両親の声が響く
- やってみる ( No.106 )
- 日時: 2017/04/06 10:04
- 名前: 紅葉 (ID: fZAC/ZMy)
「すごかったわ、深雪ちゃん」
「1度の攻撃で…凄いですわ御門さん!」
「ほんと?ありがと」
次は…飯田くん。
「負けないから」
「俺だって負けないさ」
その言葉に軽く微笑む。負けない
「あ、」
廊下にて、轟くんと遭遇。
「…負けないよ。ちゃんと一位とるから」
「緑谷って、昔っからああなのか?」
「__は?」
思ってもいない質問に私は驚く
「幼馴染なんだったてな」
「ああ…。教えるのは全然構わないけど。次の対戦相手とか、興味ないの?」
「………」
「いずくんの話だっけ?昔っから。絶対負ける!とか勝てないよ!っていう状況でも前に出ちゃうのがいずくん」
敵に塩を送っちゃってるし、と笑う。轟くんは黙って聞いていた
「いずくんって、ずっと努力しても報われない子だったの。でも、その努力が今報われてるんだ。私は、人として彼を応援してる。轟くんはいずくんの何を感じたの?」
「俺は……」
わからない、と言った轟くんに笑顔を向ける。大丈夫だよ。それがいずくんだもん。
何で、って思わせるのがいずくんだもん
無意識で人のペース崩すのが
『緑谷出久』だもの。
「じゃあ、私これから勝負だから」
スッと轟くんの横を通り舞台へと向かう。セメントをいっぱい使って大変そうだ。私のせいですよね、すみません。
『ここまで勝ち進むとは思ってなかったぜ!A組御門深雪!騎馬戦の勢いを見せてくれるかA組飯田天哉!!』
「失礼だな」
悪いけど、最後まで残るって決めたんだから
『START』
「腕部強化」
強くした腕で空を切る
「ぐっ……!」
対人の為の訓練はしていないから、人は攻撃できない。そしてエンジンを使わせずに、ぐらついた間にもう一度強化したままの腕で殴る。
『飯田に個性を使わせない気かー!!』
「ごめん。対人訓練全くしてないけど」
「実験台になって」
やばいかな、と思いながらも口角が上がる。
「ちやんと受け身とって、ねっ!!」
「!?」
私は少し力を抜いて飯田くんにパンチを入れた
「やりすぎ……?」
『飯田くん場外!』
「飯田くん無事!?やりすぎた!?力加減間違えた!?大丈夫!?」
「だ、大丈夫だ…」
『御門、体育祭終わったら集合』
「おうぁぁあぁあ!!」
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